【前のあらすじがかつてないほど不評だったので変更しました】
異世界に転生した元警備員のトモは、軽い気持ちで冒険者になってみた。
しかしそこは魔王城のすぐ傍にある『終盤の街』で、周囲のモンスターは総じて最強クラス。心が折れたトモは初日で辞め
ることを決意する。
他人のステータスを自由に調整できるチートスキルを所持していたものの、新参者な上に転生者なので素性が明かせず、しかも即日退職したこともあって、街での信頼はゼロ。そんなトモに、素直にステータスを弄らせてくれる者はいないという。
そこでトモは前世の経歴を生かし、暗黒系の武器を専門に扱うヤバい武器屋で警備員として一からコツコツ働き、信頼を得ようと試みる。でも終盤の街はいろいろ規格外で、メスガキの怪盗が大暴れし、ヒーラーが回復料を搾取し、商業ギルドがカチコミにやってくるなど毎日が修羅場。
それでも、大学デビューに失敗し虚無の14年を過ごしてきたトモにとっては毎日が充実しているようで、変な人達と大好物のパンに囲まれ、割と楽しく過ごしているようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 20:08:17
2829309文字
会話率:46%
『次元の狭間』に巻き込まれ、全くの別世界に飛ばされた彰は蝶の髪飾りを拾い、事務所にスカウトされた。そして就職先はまさかの……スパイ事務所!?個性豊かな仲間と共に世界の秩序を守る、そんなお仕事。しかし仲間達には何かがあるようで……?一方、魔王
城に住む魔族達はこの世界を支配するつもり。これは少年少女達の過去と成長の物語____。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 19:00:00
55104文字
会話率:53%
王城での結婚式当日、新婚夫婦のベッドに花を撒く作業中だったメイドのリシェルは、花嫁を攫いに来た魔族の青年と遭遇する。誘拐はやめませんかと説得を試みた結果、なぜかリシェルが魔族と偽装結婚する流れになり……。
「愛がありまくりの偽装結婚をしよ
う」「もはや偽装である意味」
うっかりメイド&初恋が重い魔族による、朝から元気に初夜を迫られたり、魔王城に再就職したり、竜を乗り回したり、魔王と足湯に入ったり、そんな普通の結婚生活のお話です。
※短編「初夜のベッドに花を撒く係VS式当日に花嫁を攫いに来た魔族 」の連載版です。2話までの内容は短編版とほぼ同じですが、少し加筆しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 18:02:29
124604文字
会話率:50%
人間との戦争は魔族の圧勝に終わり、魔族・ヴァルディは聖女を捕虜として手に入れた。神託などと抜かして魔族に戦争を仕掛けた傲慢な聖女を、泣くまで虐めてやるためである。
だが、さあボロ雑巾にしてやるぞと対面した聖女は、すでにだいぶ死んだ目で三
角座りをしていた。
不遇の人生で疲弊した聖女と、ギャン泣きさせるつもりだった聖女が不憫過ぎて励ましにかかる魔族による、ほのぼの捕虜ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 16:21:49
9039文字
会話率:45%
魔族と人間の和平のため、魔王は人間の姫を妃に迎えた。
が、魔族語と人間語を翻訳する魔道具が、諸事情により使えなくなってしまう。これでは結婚初日から会話ができない。夫婦の危機だ。こうなったら身振りと勢いでどうにかしてみせる――!
両手ハートで
ウインクかます魔王様と、「お日柄よろしゅうおま」と片言(?)魔族語で応じるお姫様による、魔族と人間の(主に言語の)壁に立ち向かうお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 19:13:22
9081文字
会話率:51%
貧乏魔女アロンは、空腹で倒れてしまった。そんなところに魔王城付近を偵察していたヴァンパイアに見つかり連れて行かれてしまう。連れて行かれた先は魔王城の中。魔王の前で目を覚ましたアロンちゃん。しかし、アロンの頑固さに魔王は言葉を失う。「そなた、
我の嫁にならぬか!」そしてアロンは魔王に告白されるのだが、魔王には妻が•••。
第1話 「貧乏魔女は魔王に捕まる」 のあらすじになります。貧乏魔女シリーズは全8話でお届けしようと思いますので、興味があればぜひ最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
今後のお話の流れ↓
第2話 「貧乏魔女は偽王子に恋をする」
第3話 「貧乏魔女は黄金バナナを求めて旅をする」
第4話 「貧乏魔女はレストランで働く」
第5話 「貧乏魔女は過去にタイムスリップする」
第6話 「貧乏魔女はお金持ちになる」
第7話 「貧乏魔女は覚醒する」
第8話 「貧乏魔女は世界を救う」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 17:50:40
7824文字
会話率:43%
人類最後の希望だった勇者一行は、激闘の果てに魔王とその四天王に敗北した。
それから一ヵ月。自称平々凡々普通なヒュームである、少し独特の思考回路を持った少女エルザは、特に咎なく魔王の生贄に捧げられることとなった。そうして送られた魔王城で、
何故か魔王に気に入られたエルザは、生贄兼客人兼ペットという訳のわからない境遇に置かれてしまう。
自分以外は全て魔族という異色の環境の中で、時に命を狙われながらもマイペースな生活を送るエルザ。
しかし運命の歯車は――物語はエルザに容赦なく試練を突き付ける。
これは“己の人生”に翻弄され続ける一人の少女が書き記した、取り留めない日記帳の物語である。
【第七章 連作短編集編】
これは日記帳の狭間に消えた物語。積み重ねて寄り添って築き上げて、そして自ら手放した幸せの記録。
供養として語ろう。弔いとして飾ろう。それが今の私に出来る、ミルーエへの、そして“私”へのせめてもの償いなのだから。
……いやでもコレちょっと小っ恥ずかしすぎるんですけど、クーリングオフできませんか?
聖剣『諦メロン』
※ ※ ※
この作品は章ごとに脚本や構成に意図的な変化を加えています。
そのため、初期の話と最新話ではかなり雰囲気が異なっていたりするのでご注意ください。
各章ごとのジャンル
一冊目【ほのぼの日常編】
二冊目【逆異世界転生編】
三冊目【ダークファンタジー編】
四冊目【ラブコメ編】
五冊目【冒険活劇編】
六冊目【怪奇ミステリー編】
七冊目【連作短編集編】 ← いまここ
八冊目【バッドエンド編】
九冊目【大団円編】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 17:11:23
3422913文字
会話率:25%
神に選ばれし勇者が仲間と共に魔王を撃ち倒し、世界は平和を取り戻した。しかし勇者は魔王と相討ちになり故郷へ帰ってこなかった。勇者の姉であるアーティは弟を失ったショックで生を諦めようとしたが、師匠から願いを叶える魔石の存在を教えられる。魔石を使
い弟を復活させることが生きる理由になり実現させたい希望となったアーティは、過酷な修行で格段な強さと魔石を手に入れた。
今は魔王城へ向かう為の路銀稼ぎで北の傭兵団で働いており、そこで勇者の仲間だった聖女の護衛を任される。だが昔からの親友でもある聖女は話すことができなくなっていたのだった。
これは、まだ何者でもない少女が自ら聖女の守り手となり親友の聖女を、そして弟を救うため軽口を叩きながら戦っていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 16:05:49
67997文字
会話率:55%
一定量の魔素が世界にあふれたとき聖剣が現れる。
そして最強の人間、勇者召喚がおこなわれる。
はずだったのに、せっかちな王様が急かしたせいで
召喚できたのは、仕事に疲れた33歳の美容師、中島陽菜と29歳のサラリーマン小野寺香月の二人だった。
呼んだはいいがこの二人、土地勘も無い異世界で魔王城迄本当に行けるの?
心配になった大臣は道案内の名目で悩みのたねになっている騎士団の二人、継母の伯爵婦人から煙たがられている金髪の美丈夫アルフレッドと力加減を知らない破壊者チャーリーを指名した。
出発の日、勝手についてきたのが騎士団であり大商会のお坊ちゃんブライアンとお供のリン。
それとチャーリーのペット大猫のニケが合流して
6人と一匹が魔王城へむかう。
ノリとツッコミのどたばたコミカルファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 10:29:54
13257文字
会話率:42%
魔王城のご飯は今日も美味しい
キーワード:
最終更新:2025-07-29 10:13:39
4417文字
会話率:51%
時は昭和。それも、もうすぐ平成の世となる頃のお話です。
まだまだ地方では、コンビニエンスストアも余り無いそんな時代です。
主人公山本翔太は田舎のとある小さな購買部で女性を助け、保護します。
まあ、保護して助けるのだけなら良いですが。な
んとその女性は宇宙人、ではなくて、異世界からきた勇者様なので御座います。
まあ、その事を知らない翔太は、勇者を助け自身のアパートへと連れて帰り彼は渾身的に介護するのですが。
当の勇者は目が覚めれば、己の身体は甲冑を着衣した状態では無く。裸体の上に。勇者自身の記憶が魔王城での魔王との出逢い。戦いの最中? 終わり? まあ、そのぐらい迄の記憶しか彼女にはなく。
裸体の己の容姿を女性が見れば、直ぐに脳裏に浮かぶことは裸体イコール強引な凌辱行為を受けたと勘違いの上に。主人公である翔太のことを魔王と勘違いするといった良くあるお話の上に、人身を凌辱したオスを殺すこともできない女性の性と言うか? これも良くある話しの魔王と勘違いをしている翔太に責任を取れ! と、の押しかけ女房のお話で御座いますが。
もしかすると? 突然勇者嫁に時空を開く能力が授かるかも知れないお話? もしも授かれば? 昭和の時代の終わり。そう、ワンレン・ボディコン仕様か? 特攻服かボンタンジャージの容姿をしたヤンキーエルフの勇者様が、異色の恰好。仕様で。己の産まれ故郷へと、婿殿を連れて帰還…。
その後は、良くある話しの通りで、異世界と日本を行ったり来たりの商い日和のお話になるかも?
まあ、作者にも先が解らない。昭和の時代も異世界ゲートは開かれたお話で御座います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
208354文字
会話率:16%
寝る前の妄想が現実になるようになった。
会社では“普通のOL”、でも本当の私は──ゲームと妄想に生きる変人。
「このままゲームの中に行けたらいいのに」
そう願った夜、目を覚ますとラスボス目前の魔王城。
妄想が力になり、世界が書き換わっ
ていく。
やがて私は魔王となり、神となり、、、、
これは私の妄想で始まった、私だけの世界征服の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
35108文字
会話率:37%
みんな、過去に暗いものがあると思う。彼女、そうこの物語の主人公であるノゾミもまた、マイペースでありながら、ぬぐいきれない悲しい過去を持つ。
一方、三年前に愛妻が被害に遭った新魔王様ギュルディーノは、水質調査に実験にと必死になっていた。
ギュルディーノの弟のディールも、不器用ながら様々な困難を乗り越えようともがく。
恋に友情、あまいお菓子に時に辛いお菓子。そこへ過去の軋轢が加わるほんのりポンコツファンタジー。
みなさまにも、あまい薫りをお届けします。
なが~い目で見てください。
※意外と使えるポンコツシリーズ第一弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 04:40:00
3813文字
会話率:39%
最強の魔王ソフィが支配するアレルバレルの地、彼はこの地で数千年に渡り統治を続けてきたが、
圧政だと言い張る勇者マリスたちが立ち上がり、魔王城に攻め込んでくる。
残すは魔王ソフィのみとなり、勇者たちは勝利を確信するが、魔王ソフィに全く歯が立た
ず
片手で勇者たちはやられてしまう。
しかし、そんな中勇者パーティの一人、賢者リルトマーカが取り出した味方全員の魔力を吸い取り
一度だけ奇跡を起こすと言われる【根源の玉】を使われて、魔王ソフィは異世界へ飛ばされてしまう。
最強の魔王は新たな世界に降り立ち、冒険者ギルドに所属する。
そして、最強の魔王はこの新たな世界でかつて諦めた願いを再び抱き始める。
その願いとは、ソフィ自身に敗北を与えられる程の強さを持つ至高の存在と出会い、
そして全力で戦い、可能であればその至高の相手に自らを破り去って欲しいという願いである。
人間を愛する優しき魔王は、その強さ故に孤独を感じる。
彼の願望である至高の存在に、果たして巡り合うことが出来るのだろうか。
2020.4【アルファポリス】様にも同作品を掲載しております。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/60773526/537366203
2020.5【カクヨム】様にも同作品を掲載しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896551796
少しの加筆や修正等をして投稿しています。
宜しければお気に入り登録や、閲覧していただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 00:00:00
4693251文字
会話率:32%
或る日突然、異世界の魔王城へ転移させられた青年、エイジ。彼は成り行きの末、魔王に認められて魔族の国の宰相(さいしょう)となり、異世界生活を送ることとなる。
チート級の能力に恵まれ、その強大な力を振るいつつも、失敗や苦悩を経験し、努力と試
行錯誤を重ねて問題を乗り越える。
一人の転移者として必死に異世界を生き抜きつつ、魔王国の宰相として、現代の知識や異世界の道具に知恵、魔族達の力や魔術を用いて、魔族の国を発展させていく。
これは、いずれ世界を救う物語
__________
毎日23時に更新予定
※許諾なき二次創作(特にR指定級)は全面禁止。但し、通常のファンアート等は問題なし。ご相談ください
X(Twitter)にて進捗状況や裏話など発信中。疑問や質問などにも対応いたします
感想、誤字脱字衍字のご報告、ご指摘は大歓迎 (△提案)
批判も受け付けますが、誹謗中傷はご勘弁ください
タグのアイデア、ルビの要望なども募集中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 23:00:00
311680文字
会話率:59%
不慮の事故で命を落としたアニメ制作進行・アラガキが転移したのは――
なぜかアニメ文化が根づいている“魔界”だった。
世界征服も放り出して、魔王城で日夜繰り広げられていたのは、地獄のアニメ制作現場! 巻き込まれる形でスタッフとなったアラガ
キは、クセの強い魔族やモンスターたちと共に、作品づくりに奔走することに。
“日常のアニメ”が、魔界を、そして異世界を変えていく。
冒険と感動のファンタジークリエイション譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:16:38
4824文字
会話率:55%
「ようこそ異世界へ! 世界滅亡まで、あと1時間です☆」
はぁ!? なんでそんなギリギリに転生させんだよ!!
トラック事故に遭った高校生・荒神ユウトは、目を覚ますと滅亡寸前の異世界に放り込まれていた。
持っているのは【最後の希望(ラストチ
ャンス)】とかいう、瀕死状態限定のチートスキル。
準備も説明もナシ。武器? 仲間? 時間? そんなもんあるわけがない!
「くそっ、走るしかねぇ!!」
こうしてユウトは、リュック(中身ほぼ爆弾)と旅の途中(開始10分)で出会った少女(爆弾魔)を抱えて、魔王城へ全力ダッシュ!
目指すは、世界の中心、そして魔王の元!
迫るタイムリミット! 立ちはだかるトラップ!
そして真の黒幕は――空から降ってきたポンコツ女神!?
ラスト1秒まで全力で駆け抜ける、
爆走系タイムリミット・異世界ファンタジー、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 13:18:56
8354文字
会話率:58%
「ようこそ異世界へ! 世界滅亡まで、あと1時間です☆」
はぁ!? なんでそんなギリギリに転生させんだよ!!
トラック事故に遭った高校生・荒神ユウトは、目を覚ますと滅亡寸前の異世界に放り込まれていた。
持っているのは【最後の希望(ラストチ
ャンス)】とかいう、瀕死状態限定のチートスキル。
準備も説明もナシ。武器? 仲間? 時間? そんなもんあるわけがない!
「くそっ、走るしかねぇ!!」
こうしてユウトは、リュック(中身ほぼ爆弾)と旅の途中(開始10分)で出会った少女(爆弾魔)を抱えて、魔王城へ全力ダッシュ!
目指すは、世界の中心、そして魔王の元!
迫るタイムリミット! 立ちはだかるトラップ!
そして真の黒幕は――空から降ってきたポンコツ女神!?
ラスト1秒まで全力で駆け抜ける、
爆走系タイムリミット・異世界ファンタジー、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 17:20:25
8353文字
会話率:59%
ゲームの悪役令嬢に転生し、ストーリー通り生贄になったエリザベス。魔王城の謁見室、魔族に囲まれている中、彼女は叫んだ。
「私を食べるより、料理させた方が美味しいものを長く食べられるわよ!!」
食われるわけにはいかない。なぜなら彼女は前
世で料理人として生きるはずだった、つまりは調理する側なのだから。
前世の知識を活かし、冷たいのにどこか優しい大食漢の魔王や曲者ぞろいの四天王、ほかにも個性豊かな魔族たちと送る社員食堂立て直しライフ!
「……おいしい、おかわり」
いっぱい食べてくれる魔王に絆されてしまったのは……、仕方ない。
※この作品は短編で投稿していた「前世料理人は生贄になりません」のリメイク&長編verです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 13:13:44
109035文字
会話率:48%
私たちは収入不足を補うために、怪しいお誘いからダンジョン配信稼業を始めました。
でも意外と配信稼業はうまくいって、今では広告収入を目当てに、東西南北果ては魔王城まで取れ高を漁りに行く日々。
あ、でも魔王退治なんてまっぴらごめんですね。そうい
うのは勇者にまかせて、私たちは広告収入を稼ぎましょう!
*カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:50:00
191367文字
会話率:25%
その生まれ持った能力ゆえに「厄災の悪役令嬢」と陰口を叩かれるレティシア・ドンバッセル。彼女の秘密は、人や魔物の能力を【封印】し、さらには【解放】して自らのものとして操るという、他に類を見ないチートスキルにあった。この圧倒的な力が悪事に利用
されることを危惧した両親は、レティシアの【解放】の能力を徹底的に隠し、静かな日々を願っていた。
しかし、その願いも虚しく、運命は六歳の幼いレティシアを否応なく引き裂く。突如現れた厄災の魔王の討伐のため、国から魔王の能力を封印せよと命じられたのだ。両親の猛反対も虚しく、王命が下り、ドンバッセル辺境伯家の騎士たちと共に魔王城へ。幼いレティシアは、戦慄する大人たちの前で、まさに世界を滅ぼしかねない魔王の絶大な能力さえも封印してしまう。
能力を奪われた魔王はあっけなく討伐され、レティシアは国から多大な褒賞を与えられ、さらに第二王子との婚約まで手に入れる。しかし、英雄としての栄光は長くは続かなかった。十年が経つ頃には、「厄災」という言葉だけが一人歩きし、レティシアは学園で「腫れ物」として避けられ、「裏で悪事を働く厄災の悪役令嬢」とまで呼ばれるようになる。
それでもレティシアは、その汚名を否定しようとはしなかった。なぜなら、彼女の真の目的は、この婚約を解消することにあったからだ。十年もの月日を共に過ごし、第二王子の底なしの馬鹿さと最悪の女癖を嫌というほど知った彼女にとって、この婚約はただの足枷でしかなかったのだ。王命でなければ、とっくに破棄していただろう。
だが、誰も知らない。この世界で最も重要な真実を――。レティシアこそが、史上最強の厄災の魔王の能力をも宿した、真の最強少女であることを。彼女は、偽りの悪役令嬢の仮面を被り、自らの運命を切り拓く準備を進めている。彼女の本当の戦いは、ここから始まるのだった。
```
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:10:00
68206文字
会話率:35%
――魔王城、深夜1時。 ついに魔王の間にたどり着いた勇者……だが、魔王は風呂の真っ最中!? 「なぜ今!?」「ゲーマーだからだ!!」 突撃する勇者と、生活リズムを守りたい魔王の“バトル以前”の攻防戦。 テンプレを逆走するゆるギャグ×ファンタジ
ー短編、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 05:26:14
740文字
会話率:36%
【新作大公開ッ! 約2日に1回更新ッ!】
私、リリアーナ・プラチナブロンドは新米聖女ですの。
女神様の加護を授かる修道女として、今日も健気に世のため人のために汗水を垂らして献身させていただいているのでございます。
ふぅむ?
お一つ質問をよろしいか、ですって?
私の主なお仕事内容が知りたい、と?
こっほん。それはもちろん、物陰に隠れて社会奉仕(意味深)に励んでみたり、他にも桃色の背表紙本から数多の知識を得てみたり、更にはアレやらコレやら何とやら……うふふふふ。
おっと。あくまで息抜きの範疇ですからね?
教えに叛くつもりはありませんので悪しからず。
何より私はセイショクシャなのですから。
人より少しばかり好奇心が旺盛で、茶目っ気に溢れ過ぎているだけで……基本は大真面目なのでございます。
今だってほら、国王陛下からの勅命に応えようと身を粉にして頑張っているわけなのですしっ。
お友達の女勇者さんと一緒に、遠く離れた魔王城を目指して旅を続けている真っ最中なんですのっ。
……あ、でも。本当の本当にお一つだけ。
この胸に秘めた願いがございます。
長い長い旅路の最中。
運命の殿方にお会いできたらなぁ、なんて。
恋に溺れて、愛に堕ちてしまえたらなぁなんて。
私だって、世に生きる一人の乙女なんですもの。
「はぁぁぁ。どこかに素敵な殿方、転がってはいらっしゃいませんでしょうか。片っ端から拾い集めて差し上げますのに」
「あっはは……ほら、リリアちゃん。おバカなこと言ってないで先に進もうよ。ぼーっと突っ立ってたって何も変わらないよ?」
「ふぅむ? あらあら私としたことが。ついつい独り言をこぼしてしまっておりましたわね」
てへりんっぺろりんっでーすのっ。
気を取り直して旅を続けましょう。
国王陛下の勅命はあくまでソレとして。
まだ見ぬ最愛の人と巡り会うためにっ!
――――――――
こちら、破天荒系お嬢様口調な新米聖女様と
ピュア系むっつりな新米女勇者様の二人による
爽快痛快紀行モノ(になる予定)でございます。
おおよそ二日に一回、新話を公開してまいりますので
どうかご気軽にブクマを挟みながら
のんびりとお楽しみいただけますと幸いです。
(*´v`*)ノシ よろしくですのっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:14:28
747880文字
会話率:23%