これは軟派する男と駅地下に住む女の話である。
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最終更新:2024-04-26 00:08:50
440文字
会話率:38%
こんな都市伝説がある。
――ある事件により封鎖され
無人になった斎珂(さいか)駅
その地下に広がる大型ショッピングモール
通称“アンダーサイカ”は、
この世のあらゆる願いを叶えてくれる――
小学生の少女・豊花が遭遇したのは、
真っ白
髪に、真っさら白衣に、張り付いた笑顔の
奇妙な薬屋の青年だった。
※他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 08:00:00
128043文字
会話率:28%
紫玉級ダンジョンダイバー、個人番号F0014、東雲汐織より緊急報告。
本日13:47、新宿駅地下ダンジョン、通称・奈落(以下、奈落と記述)の地下255層にて漂流者2名を保護。
うち一名はエルフに酷似した十代前半に見える外見の少女。
もう一名は日本人と思しき十五歳の少年。
両名とも重度の瘴気汚染により精神・肉体への強い影響が確認されたためソーマによる浄化を試みるも、限定的に影響を弱めるに留まる。
紫玉級ダンジョンダイバー、個人番号F0022、薬師寺美卯の診断の結果、完治には超長期間の清浄化治療が必要と判明。
両名とも清浄化治療の一環として、ダンジョン内で採取された食物を浄化しつつ調理し、摂取することが不可欠になると予想される。
なお正気を取り戻した両者への聞き取り調査の結果、二人とも奈落の超々深層より繋がる未知の異世界からの漂流者である可能性が極めて高い。
特に日本人と思しき少年は未知の地球型世界の出身であり、『アザトースの夢世界』出身の可能性が否定できない。
現在は奈落地下255層の第一ベースキャンプにて、東雲汐織以下、紫玉級ダンジョンダイバー七名の下で保護観察中、至急本部からの指示を求む。
……てか二人って、とーっても可愛くて美味しそうなんだけど!ちょっとくらいなら、つまみ食いしちゃってもいいよね?いいでしょ?するね?
一応至急指示を求む、なんて書いたけど、その辺りは空気読んで忖度してよ、お願いねー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 01:06:00
73537文字
会話率:33%
――∞和《うろわ》X年
魔奈川県縦浜市に突如開いた穴によって世界は混沌の渦に飲み込まれた。
縦浜駅地下に穴から現れたのは異世界の住人。
続々と移住してくる彼らにはこの世界には存在しない能力を持ちさまざまな犯罪を起こす。
現行の
警察では対処しきれない難事件の数々。
そんな中颯爽と現れ華麗に事件を解決していく探偵たちが現れる。
これはそんな探偵たちの頂点、伊勢丹十郎の最後の事件簿の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 20:01:16
117375文字
会話率:66%
現代から時が過ぎ、物語は西暦3747年、日本。
2000年代の終わりに突如起きた核戦争。どこが始め誰が終わらせたか分からないこの大戦争は、日本に限らず地球上全てを炎で焼き尽くした。しかし、人類は核シェルターに避難し、僅かな数だけ生き延びて絶
滅を免れたのだった。
ヴィレッジと呼ばれる核シェルターの中で僅かに生き残った人類は、その重い扉を開き、滅びた世界を目にする事となる。各地に散らばる小さな集落やシェルターはやがて全てヴィレッジと呼ばれるようになった。
シェルターや地上の残された物資を節操無く荒らしまわる荒くれ者、ブリガンドと呼ばれる彼らが川崎駅地下街のヴィレッジシェルターに迫っていた。
神奈川県川崎市の川崎駅、東口の朽ちた大階段の前に立つ女性。
厚手のコートにフィルター付きのマスク。そして腰には二丁の短機関銃。
荒廃した世界に生きる一人の女性は自分の事を守るのに必死な人々の中で他人の為に銃を取る変わり者……。
彼女は自分の住むヴィレッジを守る為に単身、悪漢達に狙いを定める。
今、終末の世界で新たな火種が燻り、大火となろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 23:04:51
290173文字
会話率:27%
「喜べ後輩、面白そうな噂を仕入れてきてやったぞ」
我が人生で最大の冒険は、そんな何気ない一言から始まった。
地下街に潜むという凶暴な牛の怪物。噂の真偽を確かめに向かった私と先輩は、意図せず謎の空間に迷い込んでしまう。
古ぼけた石畳と、先の見
えぬ通路。探索を続ける内に私たちは、そこが罠であり、迷宮であり、そしてとあるモノの"住処"でもあったことを知ることとなる。
周りは一面謎だらけ。分かっているのはただ一つ。
――そこに、安全は無い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-09 21:19:55
18037文字
会話率:40%
東京駅地下街に開かれた、個展『死の劇場』
ヒカリは引き寄せられるように、
死の劇場へと足を踏み入れた。
しかしヒカリは、個展の主催者、藍染によって絵の世界へと閉じ込められてしまう。
絵の中で何度も繰り返される「死」。
それによって、藍染の作
品は恐ろしい程のリアリティを得ていた。ループされる死の中から抜け出す為に、もがくヒカリ。彼女は、絵の世界から抜け出すことができるのだろうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-09 20:00:00
27644文字
会話率:19%
梅田駅地下街で道に迷うお話。
※この作品は、大阪てのひら怪談に応募したものです。
最終更新:2016-02-14 12:38:00
768文字
会話率:24%
青年、青木トシはルナストライカーを除くカリバー能力者たちファミリア5人を東京駅地下で発生した時空震の歪みに送り出した。トシは、なるだけ東京駅から人を寄せないために避難させたが、なかなか上手くいかない。一方、歪みの中に入ったと思われるルナスト
ライカーの行方を探しに仲間の5人は、カリバー戦闘術で来るべき敵を払いながら、連れ帰るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-29 23:28:50
2028文字
会話率:45%
今まで意識しなかった事に気付くとき、それは偶然なのだろうか ?
遠い過去でありながら思い出される夏の日の記憶。しかし、私はソレに関して一切を封じ、一言も口にすることなく過ごしてきた。
しかしだ、ソレは本当に終わったことなのだろうか
?
その疑問が胸の中に不安として広がり始め、留めるには重すぎる質量となってしまった。だから、ここに記そうと思う。
このお話は、遠い日に友人と共にソレから逃げた体験談である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-09 20:01:28
5097文字
会話率:55%