「喜べ後輩、面白そうな噂を仕入れてきてやったぞ」
我が人生で最大の冒険は、そんな何気ない一言から始まった。
地下街に潜むという凶暴な牛の怪物。噂の真偽を確かめに向かった私と先輩は、意図せず謎の空間に迷い込んでしまう。
古ぼけた石畳と、先の見
えぬ通路。探索を続ける内に私たちは、そこが罠であり、迷宮であり、そしてとあるモノの"住処"でもあったことを知ることとなる。
周りは一面謎だらけ。分かっているのはただ一つ。
――そこに、安全は無い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-09 21:19:55
18037文字
会話率:40%
それは、ある夏の日の事。先輩に連れられるままに、私は海釣りへと出かけた。
釣れない私。釣り上げまくる先輩。魚は果たして面食いか否か。様々な思惑が交錯する中、私の先輩がある魚を釣り上げてしまう。
そしてそれこそ、滑稽とも言えるような波乱の幕開
けであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-05 22:07:22
2145文字
会話率:54%
我輩は一人身である。
恋人はまだない。実に残念なことである。
最終更新:2017-12-24 12:24:13
5638文字
会話率:45%