死体を操る死体魔術と、ゴーレムを生み出すゴーレム魔術が存在するプリシィア王国。
十年ぶりに国に帰還したエメロッテ・レーンは、国外で開発された新式ゴーレムを手土産に新たな生活と亡き父の家名復興を目論み、父の盟友にして叔父のドリジャール・セルジ
ュゲイルを頼る。
高名な死体魔術師を弟に持つドリジャールはプリシィア王国の高位軍人。苛烈な激情家の多いセルジュゲイル一族でも知られた「狂犬」と恐れられた男だが、エメロッテを迎え入れようとした矢先、彼女の乗っている船を狙うゾンビ軍団に襲われる。
実はプリシィアではゴーレム魔術を推進する気風が流れ、風下に立つ死体魔術師による騒乱の兆しが密かに現れつつあった。最新式ゴーレムとその製造に精通したエメロッテの命を狙う魔手に、ドリジャールは立ち向かう。
果たしてドリジャールはエメロッテを守れるのか。そしてエメロッテは自分の居場所をプリシィアに見出せるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 20:27:58
120724文字
会話率:49%
風のひとつが吹きたり、止んだりで。
一喜一憂がおこるんだから、滑稽なもんだよな。
最終更新:2022-12-06 07:00:00
260文字
会話率:0%
落語風にしただけの下ネタ雑談
最終更新:2022-01-29 15:20:59
1745文字
会話率:90%
如何なる時も冷静で、多くを語らず背中で示し、何も欲さない無我の騎士。
王国の守護者たる七耀の騎士、その始まりにして頂点に君臨する者。
万象一切を燃やし尽くす焔の前には灰だけが募り、彼の騎士の焔は龍種の息吹すら呑み込み喰らう。
彼の騎士が王国
の守護者である限りその城壁が崩れ落ちることはなく、何者であろうと侵攻することは叶わない。
故にこそ、これは英雄の物語なのだろう……
「(休暇が欲しい昼間から飲酒したい健気で儚い彼女が欲しい……ていうか騎士辞めたい)」
……これは、ひょんなことから魔法の才能に目覚めてしまったがために、騎士として王国に尽くすことになってしまった男の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 10:52:12
14602文字
会話率:22%
「風下くん。あなたの顔に死相が見えます」
ある日の放課後。日直当番で居残っていると、クラスメイトの桜咲麗奈が突然、俺に告げてきた。
ほとんど接点のないクラスメイト。事務的な会話しか、したことがなかったと思う。
だから俺は驚いた。このクラ
スに、厨二病を拗らせたオカルト女がいるという事実に。
ちょうど暇だったので、厨二病の戯言に付き合う程度のつもりで、どうやったら死相が消えるのかを訊ねてみた。‥‥‥それが失敗だった。
俺は、占い研究部の部室に連れてかれ、そこで拘束を受けることになる。死相が消えるまで、この部屋から出るなという事らしい。
‥‥‥誰か、助けてください。
※カクヨム様にも投稿
※感想いただけると嬉しいです( ^ω^ )
※監禁要素は薄めかもしれません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 20:16:24
20969文字
会話率:52%
日華事変中、国際都市・上海を舞台として日本と中国の間で繰り広げられた特務工作戦を、日中双方の史料をもとにして概ね史実に沿って描きます。
まず舞台となる「魔都」上海ですが、日本軍が占領したのは中国が管轄している地域に限られます。というの
も、市街中心地は、英国はじめ列強が支配している「共同租界」と、フランスが支配する「仏租界」であり、当時日本軍は占領することができませんでした。
上海租界は世界各国の利権が複雑に入り組む東亜経済の中心地であり、多くの中国政客もここに住んではいますが、情勢が複雑なだけに抜け穴も多く、実際の治安は幇会と呼ばれるヤクザが担い、各国のスパイ組織が深く根を張る、謀略と犯罪の総合商社でもありました。まさに魔都ですね。
戦争というものは最終的に政略によって決着をつけなければなりませんが、接触するのに便利な地がこの上海なら、それを阻止しようとするスパイ組織が最も活動しやすい場所も、この魔都でした。隣とは言え、外国人が下手に触ると火傷しそうですね(まあしたわけですが)、怖いですね。
この上海を舞台に、日本陸軍参謀本部の特務機関、上海憲兵隊、日本の傀儡・汪兆銘政権の特務機関「76号」、蒋介石政権の特務機関「軍統」「中統」や、幇会が入り乱れて活躍します。
当時の蒋介石政権の特務機関はプーチンもドン引きさせるレベルのやんちゃぶりで、日本側も元蒋介石側特務機関から人材を得て対抗し、この双方による暗殺、爆弾テロ、新聞社襲撃、美人局、拉致監禁、人質殺害……なんでもありの「特工戦」が、大都会上海を縦横無尽に荒らし回りながら繰り広げられます。
「スパイもの」ではありますが、なにせ「なんでもあり」な世界なため、殴り込みをかけたりもするので、全体的な雰囲気としては「007」や「陸軍中野学校」というよりも、「仁義なき戦い」に近いです。ひっそり忍んでクールに消す、というよりも、「おどれら、戴笠(蒋介石政権特務機関「軍統」の責任者)ゆうたらちびりやがって。あいつらの風下に立ってよ、せんずりかいて仁義で首くくっとれ言うんか、おう?中国に政府は二つも要りやせんのじゃ」という感覚ですね。
経済戦争も言論戦も、「論理」ではなく「物理」で戦う、「仁義なき戦争」がテーマとなっております。
https://youtu.be/mLd9YrZgziA
(イメージビデオ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 19:30:36
5798文字
会話率:34%
親が出張することになり、学校の事があったため一人留守番することになった僕は、食事をどうしようか悩んでいた。そんな中、幼馴染の風下(かぜした) 唯(ゆい)に食事を作ってもらうことになる。幼馴染という事でありがたく思っていたはずなのに何故かモ
ヤモヤしてしまう。そんな僕のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 23:13:20
2704文字
会話率:57%
まだまだお試し期間なので、どんどん変わる可能性があります。
最終更新:2018-02-08 21:33:09
324文字
会話率:25%
私の通う第三風下高等学校は,御坂市にある高校。小さな街だけど,静かだし歴史はあるし山あり川あり,そしてなにより目の前が海でいいところ!美味しいものもたくさんあって,私は大好き!でも,なぜか生徒が先生よりも偉かったり,ふざけているようで大真面
目だったり,盛り上がりそうにない大会で盛り上がったり...ちょっと変わった校風の超進学校なの!最初はどうなるか心配だったけど,なんとかうまくやっていけそう...?というわけで,みなさんも三高ライフ,はじめませんか?
(第三風下高等学校パンフレットより生徒談を抜粋)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-22 00:45:59
21799文字
会話率:39%
思考がうつ向きがちな時に、前を向けるように考え方を変える、要は気持ち。それを、本作に登場する二人の人物が、本音をぶつけて話し合い、少しだけ、ヘンテコに、変わっていく。そんなお話になっています。小説のルールなどは全く分かっていませんが、ストー
リーを思いついたので、書き上げてみました。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-25 23:00:00
6271文字
会話率:79%
時は平安。
今をときめく左大臣家には、才色兼備で名高い6人の姫君たちがおりました。その中でも三の君は群を抜いた美女で最も才気あふれる姫君。
にもかかわらず、御年18。もはや立派な嫁き遅れ!?
これは、恋をすることすら “めんどくさい”
の一言で切り捨ててしまうような、乙女の風上どころか、風下にも置けない、ナマケモノもびっくりな、超絶ものぐさぐーたら姫の、
本人はまったくそうは思っていらっしゃいませんが・・・
周りから見れば、崖っぷち恋愛譚でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-30 17:03:07
7623文字
会話率:22%
崩龍寺(ほうりゅうじ)と言うお寺に生まれた少年、崩龍寺昌也(ほうりゅうじまさや)はある日、古い蔵の中から一本の珍しい刀を見つけたそれから彼の平和な日常は大きく変わって行く・・・
最終更新:2010-12-21 11:27:01
3686文字
会話率:67%
【前後編】 純和風下ぶくれ気味の幼い巫女と、嫌々雇われた傲慢な吸血鬼青年の、お菓子を挟んだある日のやりとり。糖分はほんの少々です。
最終更新:2010-05-01 19:34:59
3856文字
会話率:49%
新聞記者の桜井智也は会社に出勤したある日の朝、会社から突然の辞令を言い渡される。それは自分の地元への単身赴任であった。そして、東京に結婚を考えていた彼女の麻衣子を残し離れてしまう。二人は出発日前日にお互いの気持ちを確認して、智也は赴任先の風
下村に行ってしまうのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-13 01:57:35
18281文字
会話率:64%