西蘭国の中書省司書房の舎人として、男装で出仕している主人公の月涼。
本来の身分を隠しながら中人(異性として仕事をこなす)として育ちます。
厄介ごとを持ち込む周りから『面倒なことに巻き込まれませんように!』と思いながらも幼馴染の東宮や皇室のた
めに奮闘します。
以前からの知己で、天真爛漫な藍と共に今回は、他国のお家騒動に首を突っ込み解決にむけて、動くしかないことに。北光国末皇子、重慶の為に、仲達・仁軌・皇太子の奏まで巻き込んで2国間を行ったり来たり…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 22:29:35
28555文字
会話率:70%
宮廷巫女の孫娘 × 傾国顔の皇子が宮廷の闇に迫る中華風異世界ホラー!
【あらすじ】
他国から奪国と揶揄されている帝国の西の果てに住む少女・瑞英(ソヨン)は、元宮廷巫女で、現在は占い師をしている祖母の手伝いをしながら日々を過ごしていた。
ある日、東宮の婚姻に伴い、七度目の禁婚令が発令。
六度も妃が代わっている東宮に、人々は「妃ではなく東宮の方に問題があるのでは?」と噂していた。
そこへ、宮廷から美しい顔の若い男が祖母に会わせて欲しいとやって来て……
※タイトルは『だっこく の かいじゅ みこ』と読みます。
※中華風の架空の宮廷(後宮)が舞台のホラーです。
※カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:19:29
55328文字
会話率:31%
香の記憶は、筆より深く、私を導いた――。
私は燈香《とうか》。
平安のような異世界に生きる、内大臣家の次女。十四の春。
けれど本当の私は、かつて現代で暮らしていた、ごく普通の主婦だった。
趣味は書道。言葉を綴り、墨の香に癒されながら、静
かでささやかな日々を過ごしていた。
そんな私が、ある日突然命を落とし、目を覚ました先は――
香と筆と身分制度に包まれた、華やかな貴族社会だった。
与えられた新しい名と立場。
姉の華怜《かれん》は帝の妃候補に、私は内大臣家の跡取り姫として、
政と文化のはざまで慎ましくも大切に育てられてきた。
都では“美しき姉妹”と囁かれ、
やがて姉妹は、宮廷の目に留まる。
東宮から遣わされた家庭教師。
筆と和歌に優れた蒼き衣の青年――蒼倉 硯清《そうくら せきせい》。
その姿を見た瞬間、私は心を震わせた。
どこか懐かしい佇まい。かすかな香と、筆の癖。
そう――彼は、前世で私がもっとも敬い、想いを通わせた“あの人”に、あまりにも似ていたのだ。
けれど、彼はこちらを知らぬ顔で。
まるで出会ったこともないかのように、淡く距離を保つ。
それでも彼の教える書や和歌は、香のように姉妹の心に染み入り、
姉・華怜の胸に、やさしい恋の色を灯してゆく。
私は、“前世の想い”と“いま芽生えた気持ち”のはざまで揺れながら、
また筆をとる。
そして――
都に漂う、不可解な香。
名もなき第一皇子の死。
かつて亡くなった東宮・悠蓮《ゆうれん》の影。
隠された血筋。消えた跡継ぎ。
香が運ぶ“記憶”と“想い”が、やがてひとつの真実に繋がっていく。
これは、香と筆が紡ぐ転生宮廷ロマンス。
恋と政、家と血と秘密が交差する、少女たちの静かで激しい群像の物語。
香に宿る恋。
筆に刻まれた記憶。
そして――もうひとつの未来。
白と銀の香るあの屋敷、白銀香殿《はくぎんこうでん》から始まった
これは、私の“書き継ぐ物語”です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 04:51:12
50716文字
会話率:27%
平安時代風の異世界ファンタジー。虹霓国の物語。
虹霓国では王座には代々男性がつくものであった。だが王の子は内親王榠樝ただ一人。前例無き女東宮。
賢王と名高い父王の御代ならば、という貴族たちの承認のもとの、異例の立場であった。
十年二十年と
父王の政を学び、その上での即位の筈だった。誰も彼もが疑いもしない平穏な日々。
だが父王の急逝により王座は突然転がり込んできた。榠樝の即位を前に様々な難関が立ちはだかる。
女東宮である榠樝は王座に相応しいのか。貴族たちの品定めに始まり、婿選びから、外国との軋轢、果ては命までも狙われることに。
誰が味方で誰が敵か。見定めることはできるのか。果たして榠樝は無事王座につくことはできるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 12:00:00
212335文字
会話率:40%
珊瑚は「誰からも好かれる」という呪いをかけられていた。夢は、自分だけを想ってくれる人とたった1つの恋を貫くこと。しかし13歳で東宮に嫁いでしまった。夜伽をあの手この手で避け続けた。東宮の義弟、第15皇子は、現皇帝が失脚すれば今の状況から抜け
出せると言う。珊瑚は第15皇子と、「誰からも好かれる」ことを求心力として、反乱軍を結成した。ある日、武器商人に告白され、彼の気持ちは呪いのせいではないかと疑った。呪いを解こうと術師を訪れると、呪いは「誰からも好かれる」であり、「誰からも愛される」ではないと言われる。珊瑚はたった1つの恋に気づいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 19:45:04
401322文字
会話率:55%
左大臣の娘である星合は、尚侍として東宮に仕えていた。次期皇后として立場を確立していた星愛だが、近頃東宮は身分の低い女房にご執心らしい。
弥生上旬、上巳の祓をしている最中に、東宮が現れて告げる。
「そなたの女御宣下を取り止めたい」
「辞する
を申し上ぐ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 17:32:54
4641文字
会話率:53%
「申し訳ありませんが、結婚してください」
突然、帝国皇太子に求婚されたのは、掃除婦からメイドに昇格したばかりでド平民のメリッサ。ほぼ初対面の、「この上ないお世継ぎ」と評判も高い美しい皇太子、イズリーシュに腕を掴まれあたふたするが、なんとかそ
の場を逃れる。
皇族の悪ふざけか?不敬罪とか‥?とどきどきしていると、内務副大臣からの呼び出し。
そして「婚約者候補として東宮に滞在してくれ」と言われて目を回してしまう。
何で?どうして?理由がわからない、
「だってあの皇太子全然あたしのこと好きでもなんでもないのに‥?!」
ド平民のメリッサは、皇太子の狙いや皇族事情に翻弄されながらも東宮での暮らしを余儀なくされる。
メリッサは皇太子妃にさせられてしまうのか、皇太子イズリーシュは何を考えているのか。
メリッサ十八歳、イズリーシュ十八歳。
*妊娠、出産についての言及があります。苦手な方はご注意ください。
*途中はちょっと暗くなる、かも?でもハッピーエンドの予定です!
アルファポリスさんでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 15:00:00
117628文字
会話率:39%
五行の国は、各々が相生(そうせい)と相克(そうこく)の関係でなりたっていた。木国、火国、土国、金国、水国。各々が支え合い、干渉することで均衡を保っていた。
しかし十三年前、水の国が滅んだことにより、火国を抑える水がなくなり、火国の権力が高
まっていた。
水蓮は、土国に暮らす十八歳の少女だ。義母や義妹から虐げられて生きてきた。義妹には土の加護があり、東宮妃に決まっていた。
加護とは、土国なら豊かな土を生み、火国なら火、木国なら木、金国なら金、水国なら水を生み出す力を言う。加護で生み出された物には、祝福が宿り特別な力を持つ。
何を隠そう、水蓮には水の加護がある。その日水蓮は義妹の己花(きか)をお茶会に送り届け、帰り際に『もうひとりの東宮』と出会う。土国の東宮は双子で、水蓮が出会った兄東宮は無能と嘲笑われる存在だった。
水蓮と兄東宮――灰夏(はいか)が出会う時、運命が回り出す。
水蓮を妃とする灰夏。そして水蓮は、何者かの企てと謎を解き明かしていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 06:42:39
101307文字
会話率:59%
私が望むのは、心穏やかな人生。
まさに望み通りの生活だった。
東宮妃として入内(じゅだい)し、
貝合わせに、物語に、手習い。
それなりに忙しい生活を送っていたし、
乳母の大弐も側にいる。
何不自由ない生活だったのだ…。
最終更新:2025-03-21 23:18:48
1982文字
会話率:10%
病弱で、西宮殿からほとんど出ずに育った王女アストリア。優しい兄・エーベル王子の誕生日を祝うため、彼女は兄が住む東宮殿へと忍び込む。
そこでアストリアを待ち受けていた戦慄の運命とはーー
アストリアは公爵令嬢マリラの誤解と嫉妬によって
、王宮の外へ拉致され、記憶を失う。
絶望の中で、彼女に協力の手を差し伸べたのは、若き騎士ロイドだった。彼との出会いをきっかけに、アストリアはバイオリンの才能を開花させながら、次第に記憶を取り戻していく。
やがてアストリアは、音楽の力によって、陰謀渦巻く王宮に乗り込み、自らの過去と向き合いながら、真実を暴くことを決意する。
記憶喪失の王女が、騎士ロイドとの信頼関係を胸に、兄エーベルとの絆を取り戻し、貴族社会の悪意に立ち向かう、愛と復讐のファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:13:52
62570文字
会話率:50%
速記を知らない者にとって、速記の話を2時間も続けられるのはつらい。速記を知っている者にとって、速記の朗読を2時間も続けられるのはつらい。
最終更新:2025-03-14 00:00:00
377文字
会話率:0%
ある天皇の在位が長くなると、東宮に男子が誕生しても、その男子は東宮の子にすぎず、周囲も非常に接しにくい。
最終更新:2024-09-21 00:00:00
404文字
会話率:0%
明治から昭和中期までの本邦では、帽子をかぶるのが常識だった時代があるが、平安以前の流れをくんでいるものと考えてよい。
最終更新:2024-09-08 00:00:59
258文字
会話率:0%
主人公黒田真(くろだまこと)は自他ともに認める怠惰な高校1年生。
休日には家から出ない日も多々あるほどだ。
しかし、ある日の帰り道、寄ったスーパーで事件が起きる。
美少女四天王と言われているほどの美少女であるクラスのマドンナ白石美優(しらい
しみゆ)が関わっていた。
見て見ぬふりをしようとした真だが、巻き込まれることに。
さらにはその事件の後、白石や他の人達とも関わっていくように─────。
怠惰で平穏に過ごしたい真とその周りが繰り広げる青春。
そんな物語です。
初の作品なので暖かい目で見守ってください。
カクヨムにて最新話配信中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 01:25:37
105466文字
会話率:25%
月城澪菜15歳 金髪碧眼
人見知りが激しいけれど、ごくごく普通の女の子。
ある日、月の輝きに誘われて気づいたら平安の国に時空を超えていた。
平安国に迷い込み、東宮に助けられ平安国で過ごすことに。
月色の髪に東宮からはかぐやと呼ば
れ大事に屋敷に匿われているが、周りには異端な風貌に鬼とおそれられる。
鬼かかぐやか。時間は廻り出す。
平安の国を舞台にした、時代ファンタジー
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Eエブリスタ様にも掲載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 22:42:50
136067文字
会話率:48%
トップアイドルを目指すも様々な要因から底辺アイドルをしていた東宮理人。現実を受け入れられずに飛び降りたら、なんとそこは過去に所属していた練習室だった。回帰者として東宮理人のトップアイドルを目指す話が始まる。
※ヒロインは存在しません。
最終更新:2025-01-27 21:44:15
1008文字
会話率:18%
県立東宮高校
ここには奇妙なうわさが存在していた。
この学校は生徒の間で罰ゲームと称して闇バイトに応募する人が、増加しているという。
その学校の高校二年生の柳川治希(やなぎかわ はるき)は、とある放課後同じクラスの西城光(さいじょうみつ
る)の提案した罰ゲームによって、石釜琉太(いしがまりゅうた)と一緒に闇バイトに応募してしまう。
そうして彼らはこの闇へと誘われていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 07:00:00
2813文字
会話率:58%
「君は一体、何者なのだろうね?」
「私は私です。それ以上でもそれ以下でもない」
新東宮の即位に沸き立つ中、南雲燕は藤の宮ーーーー蘇芳と花姫行列を見ていた。
そこで自分の名前が南雲家の系図から消されたことを知らされる。叔母が庵主を務める尼寺
で暮らすようになってから六年。一度も父親は顔を見せていない。それが答え、なのだ。
「私の生き方は私が決める。ただそれだけです」
誰にも、期待したりなんかしない。だって約束は果たされなかったのだから。期待したって虚しいだけだ。
そう。だから私はーーーーあなたが嫌い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 02:20:05
5690文字
会話率:46%
とある高校に試験をせずに入学した月宮蒼生が自分の能力が祖先の最強能力を受け継いだことを知る。そして、それを知った蒼生は能力の理解を深め祖先と同じくして人々を守るための力を得る。
最終更新:2024-07-23 20:02:23
7309文字
会話率:71%
中学校生活最後の野球の大会。結果はサヨナラ負け。そのせいで優里は決め球のフォークボールが投げられなくなる。そんな中天国に行った兄貴志望していた西東京の強豪東宮高校に進学する。高校に進学して出会ったのは寮の同室の一個上の先輩キャッチャーの内野
千晴だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 12:57:31
13873文字
会話率:64%
西暦20XX年、世界の人は超大国の超化学兵器によってゾンビ化してしまった。
なんやかんやあって、あなたはこの世界に唯一残った人類です。
さあ、ゾンビにならないように頑張って街づくりをしましょう。
ゾンビに襲われない街をつくればあなたの人生は
バラ色。
なんだって唯一の人類です。世界征服も待ったなしでしょう。
手元にはなぜかたくさんある超大国の超化学。これでゾンビもイチコロだ!
ただし、ゾンビに襲われれば…あなたもゾンビの仲間になるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 07:42:19
6054文字
会話率:41%
ゲームオタクの主人公が不運にも死んでしまうと、人と人との戦いを見るのを生きがいとする神に出会い、願いを叶える代わりに戦争を作るように言われ、自分が生き返るために、願いを叶えるために、テトラルキアの世界を戦いの闇に包み込む黒幕になることを決め
た。
そんな神と人間との話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 10:34:34
15574文字
会話率:44%
響国の都。日常的に妖や式神が存在し、呪術が使われている世界。陰陽師として忙しく働く美緒は、ある日、東宮の警護に当たるよう命じられる。
東宮の後宮には最近大臣家の姫君である華奈姫が嫁いできたが、その頃から東宮の宮では怪異や妖の襲撃が起こるよう
になっていた。
警護として東宮のそばに仕える美緒に、東宮は惹かれる。美緒も東宮の美しさや聡明さに惹かれるが、身分も年齢も差がある二人は想いを言い出せない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 21:32:24
39893文字
会話率:45%