目が覚めたら──大好きな乙女ゲームの敵役の王女になっていた。
彼女の名前はアミレス・ヘル・フォーロイト。父と兄を心から愛していたが、その愛が返ってくる事はなくただ利用されて殺された悲運の王女。
父の手で殺されるその瞬間まで愛されたかったと願
う憐れな少女。
前世でアミレスの幸せを願っていた『私』は、転生してアミレスになった事でとある事を決意する。
──絶対に生き延びて、幸せになってみせると。
この世界は乙女ゲーム『UnbalanceDesire』の世界で、ゲーム通りならば向こう十年近くは殺される事もないだろう。
ならばその間に父や兄でさえも簡単に殺せないぐらいの地位や名誉を手に入れよう。
絶対に死にたくないし、幸せになる為にもめいいっぱい努力しよう。
攻略対象達との恋愛は最初からヒロインに任せる。だってそもそもアミレスはヒロインじゃないからね。攻略対象達を救う事も、彼等と恋愛をするのもヒロインの特権だ。
でも…攻略対象達を救う事は出来なくても彼等の未来を守るぐらいならきっと私にも出来る。
だから私は彼等の未来を守る。彼等の未来が少しでも明るく幸せなものになるように。彼等の幸せが、私の幸せに繋がると信じて。
目指すはハッピーエンド……父や兄に殺されるバットエンドを回避して、少しでも多くの幸せな未来を掴み取ってみせる!
初っ端から精霊に愛されたり努力のあまり過剰に強くなったり周りにも愛されたりしつつ、ただ目的の為に突っ走るチート気味暴走王女のお話です。
※当作はアルファポリス様で掲載していた作品を大幅に加筆修正したものになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:05:50
2914932文字
会話率:37%
物語が大好きな王女ローゼマリーの5歳の誕生日。両親と一緒に一緒に眠った夜、それは突然起こった。両親は殺され、難を逃れたローゼマリーは老婆の魔女ディルに、復讐の為の力を授かる事を願う。
10年の時が流れ、王都の遥か北の地より15歳になったばか
りの少女が旅立つ。
魔女ローゼと名乗り、両親を殺した人物を探し、復讐する為に。
旅路にて様々な出逢いをしながら、ローゼの物語は大きく動きだすのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:35
843962文字
会話率:27%
千年の静寂に包まれた海の底――そこにはかつて平安の世を妖しくも美しく彩った九尾の妖狐の化身が、淡路島の鳴門海峡の深き闇に封じられていた。
彼女が心に秘めてきたのは、ただひとつ、決して言葉にできなかった想い――「本当にあなたが好きだっ
た」。
時は流れ、人の世は幾度も姿を変えたけれど、あの胸焦がす愛だけは、薄れることなく燃え続けていた。
「嘆きつつ 一人寝る夜の寂しさは 千代の波間も 消せぬうたかた」
声に出せなかった日々の後悔。
永遠の闇で潤む涙。
それでも今、千年の隔たりを越えて、彼女はただひたすらに願う――
「もし言葉が届くのなら、今こそ伝えたい。
あの日伝えられなかったこの想いを。
千年経った今でも、私はあなたを愛している……」
切なくも美しい、時を超えた純愛の物語。
鳴門海峡の海底で封印された狐の悲しき恋が、やがて海と星の狭間に静かに解き放たれる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
28811文字
会話率:22%
候暦一九〇〇年、アイネーデ共和国。
国土を東西南北と中央の五つに隔て、自由と平等と平和を掲げて殷賑を極めてきたこの国は、されど近隣諸国との戦争によって衰頽の一途を辿る。最も甚大な被害が及んだ自然の汚染により、国民は終わりのない飢餓と貧困に喘
ぎ続けた。
やがて、ひとりの植物学者が開発した、栄養の涸れ果てた土壌の代替となる苗床でのみ芽吹く特殊な種——のちに『人類の希望』と称されることとなる技術を筆頭に、共和国は復興へ向けて立ち上がる。
時は進み、候暦一九九八年。
『何でも屋』として共和国各地を転々と渡り歩く青年・シオンは受け取った手紙に従い、東区〈オスト〉へと赴く。そこで育ての親から持ちかけられた新たな依頼は、記憶喪失の少女・マリーを故郷へ送り届けること。
これは、死が定められた果敢ない生涯のなかで、それでも誰かを愛し、愛されたいと願う人々の物語。
あるいは、青年が分かたれた愛する人を取り戻すまでの物語。
※第二章までは隔日投稿、第三章以降は毎日投稿を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
75881文字
会話率:38%
異世界転生――その言葉に胸を高鳴らせ、俺は思わず頷いてしまった。
女神の誘いに、疑いもせず、夢の続きを願うように。
けれど転生した先で、俺はバハムートだった。
神話に語られる最強種。空の王。破壊と終焉の象徴。
それほどの力を授か
っても、女神の使命はただ一つだった。
「世界を監視していてね」
……何かがあるはずだと身構えた。
だが、世界は――穏やかすぎるほどに平和だった。
戦争も争いもなく、誰もが笑い、祈り、願いを育てる。
俺が動けば、世界はさらに豊かになり、混乱の芽すら摘まれていく。
気づけば、数千年。
俺は問い続けていた。
俺は、ここにいていいのか?
俺に――意味はあるのか?
そして、女神は告げた。
『ごめん、なくなっちゃった』
……そうか。
なら、もういいだろう。
監視者も守護者もやめてやる。
こんな退屈な楽園には、もう用はない。
これからは、俺のために生きよう。
自由に。気ままに。
未知を求めて、別の世界へと旅立つ。
その一歩が――
全宇宙の均衡を崩すことになろうとは、まだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
654246文字
会話率:40%
桃香。すでに年を取ったおばあちゃんである。これまで一緒に過ごしてくれていた優香、恵理子、千里はすでに他界した。
たった一人残される桃香。その手には六人の写真。
置いて行かれてしまった。一人になってしまった。わかっていたことだが、覚悟し
ていたことだが、寂しい。
この四人はずっと心にとげが刺さったまま生きてきた。
二十四歳目前に病気で亡くなった真央。真央を探すと遺書を残し、自ら命を絶ったセンセ。
真央ちゃんは満足して逝けたのだろうか。
センセは真央ちゃんに会えたのだろうか。
私達では力になれなかったのだろうか。
優香さんと恵理子さん、千里さんはあの世に行って、二人に会えたのだろうか。
二人にそのことを聞けているのだろうか。
五人は一緒にいるのだろうか。
私も行きたい、五人の下へ。
また六人で過ごしたい。たった一年にも満たなかったあの楽しかったころのように。
写真を握り締める桃香は願う。「会いたい」と。
神様の親切か意地悪か、三組に分かれて転生を果たした優香と恵理子、千里と桃香、そして貴博(センセ)と真央。
会いたい! 一緒に生きたい! だから、探しに行こう! きっとみんないるから!
六人のそれぞれの旅が今始まる。
千里は意気込む。
「センセに会ったらまず、ぶん殴ってやるんだから!」
「え?(桃香)」
わんもより
好き好き人生第三弾スタートします。
第二弾の六人が、第一弾の世界に飛び込みます。飛びこまされます、かな?
なので、第一弾、第二弾ともに読んでいただけたら、より楽しんでいただけると思います。登場人物がかぶっていますし(苦笑)。
ベースが第一弾の世界なので、ほのぼのとして、時にトラブルにあって、仲間が増えて。そんなお話です。
わんもが自分の好きなことを好きなように書いておりますので、読みづらかったらごめんなさい。
それでは、
「千里、頑張るんだよ(わんも)」
「お前がそう書けや(千里)」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:20:00
977252文字
会話率:59%
八歳のルドは、神のミスで死亡、異世界転生した。
神は御詫びに特別な配慮をする。それは異世界そのもの(惑星)に転生し、その〝分身〟として、人間の姿で生きる、というものだった。
が、まだ幼いルドは、その事をきちんと理解出来ず、日本にいた頃と
同じ見た目と年齢の人間として転生したのだと思い込む。
勇者パーティーの一員として〝転生と同時に召喚された〟ルドだったが、半年後、無能ポーターは要らないと、追放される。
ダンジョン内の巨大な穴に落とされたルドは、物理攻撃が効き辛い種類のA級モンスターを、落下の衝撃だけで倒し、偶然王女マリアを助ける。
実は彼女は、〝国の歴史上初めて女性である娘に王位を譲る〟と宣言した現国王の父のせいで継承争いが勃発、幼少期から王子の弟に何度も殺され掛けていた。
この日は、一年間だけという約束で冒険者稼業を行っていた彼女の最終日だったのだが、弟によって買収されたパーティーメンバーによって、深手を負わされた上で、ダンジョン最下層に置き去りにされていたのだった。
一方、今までずっと勇者パーティーの仲間たちによって〝囮〟としてモンスターに向けて放り投げられる、ということを繰り返していたルドは、自分で初めてモンスターを倒したことによりレベルアップ、規格外の強さを獲得。
が、モンスターを倒せたのも、高所から落下して無傷だったのも、全ては〝お祈り〟のおかげだと言う彼は、本当の力に気付かず、自分は弱いままだと勘違いし、「強くなりたい!」と願う。
マリアをモンスターから助けただけでなく、その傷までも〝お祈り〟で治したルドを見た彼女は、こう思った。
「この子は〝利用できる〟」と。
三ヶ月後の十八歳の誕生日に女王として即位するために、マリアは桁外れの戦闘能力を持つルドを旅に誘う。
「あなたが強くなるための修行が出来る良い場所がある。一緒に旅しよう」と。
そして、「何かあれば、私が守ってあげるから」と、思ってもいない約束をして。
全ては、〝自分の身の安全を保障しつつ〟経験値を稼いで〝誰にも暗殺されない程に強くなり〟〝魔王討伐を手土産に華々しく女王として即位する〟ために。
これは、どこまでも純粋な幼い少年と、そんな彼を利用しつつ王位を継ごうと画策する王女と、そんな彼女の命を狙う王子と、王子によって王女の暗殺者として仕立てられた勇者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:04:23
32017文字
会話率:50%
現代日本にて、好きな女の子に告白して小っ酷く振られ、容姿学力運動神経貧困を馬鹿にされたため、一日二十時間勉強して東大に合格し、入学までに地獄の筋トレと共に一日百キロ走り続けて百キロダイエットに成功した事で、いつの間にか目標達成が身体に刻まれ
行動原理となった少年だったが、輝かしい未来を歩む寸前に、トラックに轢かれて死亡する。
〝二千年前に突然人類の半数以上が一瞬で消滅した〟という異世界に転生した彼――ルドは、勇者パーティーの一員となっていたが、武闘家の癖に敏捷性が低いと追放された。
――直後、前世の記憶を思い出した彼は、ダンジョン操作能力等様々な力に目覚めていく。
唯一出来た硬化を窮めて、強いモンスターに攻撃されても、全くダメージを受けない程になっていたため、それが自分を転生させた女神から貰った才能(ギフト)だと思っていたルドだったが、種々様々な力に目覚めていく事で、「そうじゃない」と気付く。
――が、女神とのやり取りの肝心な部分(とても重要なことだった気がする)が、どうしても思い出せない。
更に、彼は、〝何故か鏡に自身の姿が映らない〟ため、自分の姿を映せるような鏡または鏡として使えるものを探して、旅を始める。
その先々で、不遇の美少女たちを仲間にしながら。
そして、彼女らの〝目標達成〟を手助けしながら。
女神が言っていた〝重要なこと〟とは、何か?
自分の姿を映す鏡を見付ける事は出来るのか?
二千年前、突如〝人類の半数以上が一瞬で消滅した事件〟の真相とは?
少しずつ謎が明らかになって行く中、二千年前の事件が契機となって生まれた、恒久的な平和を目的とした宗教――〝光輝(こうき)教〟の最恐最悪の幹部である少女――〝武力衝突を防ぐ為には武力行使も辞さない〟という〝歩く正義(暴力)〟――に、ルドが目を付けられてしまい――
かと思えば、三百年前に〝勇者によって祖国の地下に魔王を封じられ、その魔王が百年前に復活したせいで〟国を滅ぼされた獣人たちの内、祖国復活を強く願う次期族長の少女にもまた、ルドは目を付けられていて――
仲間たちとの旅路の果てに、一体何が待っているのであろうか?
そして、そこで彼は一体何を見い出すのだろうか?
(※基本的に水曜日、金曜日、日曜日の17:00~23:00に更新する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 20:45:07
139002文字
会話率:45%
いま、この瞬間にも忍びは生きている――
現代にひっそりと息づく“忍”の育成機関に入学した風見宙飛は、
己の力を制御できずに苦悩していた。
そんな彼が出逢ったのは、異質な少女・勿朽流華。
不器用で孤独な彼らが交わるとき、止まっていた歯車が動
き出す。
仲間、試練、葛藤――。
逃げ続けるだけだった少年はなぜ刀を振るうのか?
これは、“強さ”を希う少年少女たちが、
自分自身と向き合いながら駆け抜ける、現代忍術剣戟浪漫譚。
本気で生きたいと願う、すべての人へ。
僕らの日常は、ただの平穏では終わらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:00:00
26721文字
会話率:48%
「⸺そっか…見続ければいいんだ。幸せな夢を」
誰かの為では無い。ただ、自分が願う幸せを楽しむだけの夢。だけど夢である以上、幸せ一つだけじゃ無い。
この物語は、そんな夢の物語です。
作者が見ている夢とも言えるので、チート・ご都合主義が存在
するでしょう。
夢は、毎日意識して見れるモノでもございません。だから、更新速度にはあまり期待しないで下さい。
そんな物語でよろしければ、気軽に拝見していって下さい。
タグは大体「多分そうなりそう」で選んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:00:00
9501文字
会話率:38%
【基本的に月・水・金の18時更新しております】
リンディ王国には四人の王子王女がおり、それぞれに秀でた才を発揮していたが、自身の出産で王妃である母を亡くした末の姫・エーヴァファリンは、国から王妃を、兄姉たちからは母を奪ったことを気に病み、表
には一切姿を現さず城の奥に引きこもってしまう。
また早産の影響か、王族ならば必ず持っているという〝魔力〟にも恵まれなかった彼女は体が弱く、公務にも出たことがなかった。
そのため誰も彼女の姿を見たことがないことから、いつしか『幽霊姫』と嘲笑からくるあだ名までつけられ、ひとり嘆き隠れるように生きる日々。
──まぁ、表向きだけは。
「エヴァ様! 勝手に城を抜け出すのはおやめください!」
「あらオスキャル。護衛対象に撒かれるなんて護衛騎士失格よ?」
「撒かれてねぇぇーッ!」
これは、実は誰よりもお転婆で破天荒な素顔を持つ末の王女様と、彼女の護衛騎士になったばかりに振り回されていつも不憫な目にあってしまう初恋拗らせ護衛騎士のドタバタとした日常の軌跡である。
振り回されてばかりだが秘めた想いを王女に向ける被害者護衛騎士×いつかする政略結婚の日までは誰よりも自由でいたいと願う王女のドタバタハイテンションラブコメディです。
ラブより気持ちコメディ多め、ですが最後の溺愛までお付き合いくださると嬉しいです。
※ネオページ様先行にて連載しております。
エブリスタ様、カクヨム様、ベリカフェ様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:00:00
160602文字
会話率:49%
我々は、これらの記録に倫理的な判断を加えない。
この惨劇が、二度と繰り返されぬことを願うのみである。
最終更新:2025-07-25 18:00:00
92225文字
会話率:6%
魔術が“理”を支配する世界。
魔術の才を持たず、落ちこぼれとして蔑まれてきた孤児の少女——ヴィレヤ。
日陰のように生きてきた彼女の運命は、“彼女”との邂逅によって静かに狂い始める。
平和の為に魔族と影で戦い続ける、ひとりの少女——オーレ
ル。
生まれながらにして魔術の天才であり、魔女の異名で呼ばれきた彼女のその手に宿す魔術は、まるで舞うように美しく、研ぎ澄まされた一閃は夜を裂く。
オーレルの強さと輝きにヴィレヤは心を奪われた。才能も力もない。それでも「オーレルのような魔女になる。」
そう決意したヴィレヤの心に灯った想いは、すべての始まりだった。
——これは、
強さを渇望する者と、
平和を願う者が交差する、
人知れぬ“冥刻”の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 16:57:07
45522文字
会話率:51%
転生を繰り返し、記憶を持ち続けていた、ある人物がいました。
1度目の人生では、異能を持ったが故に兵器扱いされ監禁生活を余儀なくされた
少女の人生。
2度目の人生では、現実社会では頑張ってはいたものの鬱症状を拗らせてしまった中年男性の人生。
3度目の人生では、気づいたら吸血鬼となって転生してしまった金髪ロング少女の人生。
このお話は、その3度目の人生を送っていた吸血鬼のお話。
争いから遠ざかって、平穏に暮らしたいと願う吸血鬼。
だが、1度目の人生で得てしまった異能が吸血鬼の人生を大きく狂わせる。
運命は既に決まっている。だが、それを争うのが人の性。
吸血鬼はどうなっていくのか。
そうして、平和とは何なのか。
吸血鬼は直面していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:42:24
434412文字
会話率:34%
関東で一、二を争うヤクザ。藤堂組と月城組。二組の仲は険悪だ。
その藤堂組若頭・藤堂臣は恋をしていた。相手は言葉を話せない女性。名前は真白という。初めての恋に四苦八苦する臣だったが、彼女の事を知るうちに段々と疑念が浮かびあがる。臣の知らない彼
女の秘密とは…。
月城組・真白は戸惑っていた。初めての恋に。相手は敵視されている藤堂臣だ。自分の正体は明かせない。でも彼と共にいたいと願う。彼女の決断は….。
二人の恋の行方はどうなるのか。
互いの想いと秘密が交差する物語、「この恋、秘密つき!」よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 15:05:05
51157文字
会話率:52%
※本作品は各エピソードがプロローグ・チュートリアル・エピローグの3つの物語でできています。本編どこいったよ……
- SideA - チュートリアルに向かうプロローグ
7種の種族が存在する大地"セブンスフォード"。人族
《ヒューマンレイス》を始めとする種族ごとの国、種族ごとの"術式"が存在する世界。そして、そこに現れた新たな種族"希源種《オリジンワン》"という脅威……。
「あなたは私の全てだ……」
これは英雄とは無縁の"嫌われ者"、シーアという少女のお話
- SideB - 終わらないチュートリアル
聞いてほしい。突如現れた幼女、おっと失礼、女性曰く、俺は英雄の生まれ変わりみたいなものだとか。それで"オリジンワン"とかいう正体不明の48匹の化け物を倒せという。
冗談じゃない! よくわからないがそういうのは他所でやってくれ!
「あなたは元の世界では英雄でした。そして、世界のために……いえ、"世界のせい"で死んだ」
これは英雄という立場は謹んで辞退したいと願う俺、こと、三階 十字《さんかいじゅうじ》の物語。正直始まらなくていいぞ本編は……。
- SideC- プロローグに向かうエピローグ
エピローグにしてすべての始まり。これは物語を創り出すための物語。
「それでは……ともに勤しみましょう。我らが創造主様のために」
そう言って彼女は微笑んだ。
※本作は以前カクヨム様にて執筆していたもの(掲載時未完)を修正して公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 13:00:00
258649文字
会話率:62%
誰よりも『特別』に憧れた少年が居た。
父は元『悪の組織の総帥』
母は元『正義の戦隊ヒロイン』
兄は『悪と戦う改造人間』
妹は『マスコットと契約した魔法少女』
そんな、血筋や立場で言えば、誰よりも特別であったハズの彼、『|主水《もんど》 |公
人《きみひと》』は誰でも持ち合わせているハズの魔力も無く、『特別』になりたいと日々願う少年であった。
そんな彼はふとした拍子に異世界へと召喚され、ソコで望まぬ形で『特別』へと至る事になる。
これは、少年が異世界で奮闘する物語…………では無く、少年が異世界から帰還した事で始まる物語である。
「『特別』になってみた感想…………?
思っていたよりも、良いモノじゃなかったよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 12:00:00
114101文字
会話率:13%
『力をお望みですか? 貴方が願うのでしたら、わたくしがお貸ししますわ』
「僕が……こんなに大きな剣を?」
封印されていた大剣を少年が手に取ると、刀身から黒いオーラが立ち昇って人の形になり、薄絹を纏い黒と桃色が混じった長髪の美女が現れた。
アルトイリス侯爵家は、魔族との大戦で奮戦した代償に、若き女当主にして聖剣アレグリアの使い手マリアを失ってしまう。
一家で唯一残っていたのは、まだ10代前半の幼い少年リクレール……彼には戦いの経験がなく、おまけに一族の至宝たる聖剣アレグリアに使い手として拒絶されてしまう。
聖剣アレグリアは新たに使い手に選ばれた親友の少女の手に渡り、家臣の大半もリクレールが当主になることを反対する始末。
このままでは名門アルトイリス侯爵家は遠からず滅亡する――少年が己の未熟さを嘆いていると、不意にどこからか女性の声が響いてきた。
不思議な声に従い、リクレールが台座に隠された引き出しを開くと、中には一振りの大剣が収められていた。
その剣の名は『魔剣エスペランサ』――不思議なことに、魔剣は明確に意思を持っており、リクレールに力を貸す代わりに「暴君」を目指すよう囁いてくる。
リクレールは、姉の仇を討つために、魔剣の力を借りることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 12:00:00
87720文字
会話率:52%
大賢者として魔王を討った記憶を持つ男は、辺境貴族の赤子レクスとして転生した。今度こそ平穏な人生を…と願うも、規格外の魔力と前世の知識がそれを許さない!生後数日で魔法を操り、周囲の度肝を抜く彼の受難(?)と無双の日々が始まる。
最終更新:2025-07-25 11:16:58
6551文字
会話率:22%
二度目の人生、二度目の恋はどうなるの?
折角転生したのだから、今度は前世のような悲恋は味わいたくない――。
そう願う伯爵令嬢のアルマ。
しかし、運命の悪戯はそんな二人を再び出会わせてしまった。
アルマが恋をした人も抗えない自らの運命とアル
マへの思いに苦しんでいて!?
抗えない運命と恋に苦悩する二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:26:16
20272文字
会話率:34%
日本の高校生、如月弥生は、異世界転移した3年後、魔王を討伐したのち、地球に帰って来た。
だが、地球に帰還した彼女を待ち受けていたのは、彼女ら異世界化の帰還者を保護する国連機関【国際異邦人機関】への登録と、母国での貢献。
異世界機関車
の持つ特殊能力、それを国のために役立ててほしい。
そう願われたものの、如月弥生はただ一言。
「空を自由に飛んでいいのなら」
彼女は異世界に置いて、失われた『飛行術式』を蘇らせた。そして魔法の箒を始めとしたさまざまな魔導具を作り上げ、自由に大空を飛んでいた。
あの感触が忘れられず、あの大空高くから見る景色を地球でも見たいと願う彼女だが。
日本国は、それを許さなかった。
そして苦労の末、日本国と如月との間で話し合いがつづき、ようやく見出した妥協点が。
「如月弥生、君は陸上自衛隊第一空挺団所属とする」
という結果であった。
異世界帰りの大魔導師・如月弥生が、第一空挺団で起こすハチャメチャなドラマ。
その最初の任務が、突然現れた巨大な大空洞、その奥に出現したダンジョン。
果たして弥生は、未知のダンジョンを相手にどう戦うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 10:00:00
396429文字
会話率:33%