妻を亡くした男と一夜を共にするマリアドール。毒婦と呼ばれるようなことはしていないけれど、本当のことは秘密だ。
そんなマリアドールに英雄ジェルフが契約結婚を持ちかけてきた。
「別れる時は、私の不貞による婚約破棄か離縁にしてください」
「あ
なたの不貞?それでは益々名前に傷がつくぞ。いくらなんでもそんなことはさせられない」
「いえ、してもらわないと困ります。そして、慰謝料を請求してください。支払うのは私の領地です」
秘密を抱えた二人が、少しずつ惹かれ溺愛される物語。
※誤字脱字あれば皆様の想像力を遺憾なく発揮してください※誤字脱字報告、大変助かります!
R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 16:11:15
171254文字
会話率:40%
26歳の瀬戸留美は、大人気少女漫画『ミストラルの密約』第4巻をコーヒーショップのカウンターで読んでいた所、トラックに轢かれて命を落とした。
目覚めた留美は、作中で主人公を苛め抜いた罪で悪役令嬢として18歳の時に処刑され、怨霊となり彷徨ってい
る公爵令嬢、12歳のエルミーヌ・テルセートに転生していることに気づく。
原作通りに歩むわけには行かないと、婚約者で14歳のディナルド・モントーネに聖女エステラムの名を騙り、悪縁をでっち上げて婚約破棄を持ちかけた。
「私はあなたを愛することはない」
その言葉を受けた彼は1人で敵対領地との戦争へ向かい、瀕死の重傷を負ったまま孤立してしまった。
エルミーヌは聖騎士と協力し、彼を救い出す。
「オレ以外に、好きな奴ができたなんて言わないよな…?」
そう不安がる彼に、聖騎士が好きだと嘘をつこうとした彼女の元へ、少女漫画の主人公がテルセート公爵領に捕虜として現れて…?
六年の時が過ぎて原作が始まると、エルミーヌは聖女エステラムの転生体だと指摘を受ける。
ちょっと待って。何を言っているの?
私は悪役令嬢エルミーヌ・テルセートであり、瀬戸留美が転生した姿よ?
予言の話は、私がでっちあげた嘘だけど?
困惑する彼女は、かつて神の化身と呼ばれた男との結婚を迫られる。
そのことを知った婚約者の重い愛と狂気が目覚めてピンチに陥った彼女は、死を回避できるのだろうか…?
全44話・予約済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 16:10:00
55681文字
会話率:33%
借金のため、領地が抵当に入った崖っぷち貴族ファウスト伯爵家に生まれたミアンナ(転生者)と異母姉であるローゼリテ(転生者)。
ローゼリテの陰湿ないじめに耐えかねたミアンナは、ある協力者の助けのもと、転生者同士の壮絶な駆け引きの末、ローゼリ
テの記憶を封じた上で森に捨てることに成功する。
邪魔者がいなくなり、領地経営や生活レベル改善に意欲を見せるミアンナ。
しかし・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 16:00:00
31146文字
会話率:50%
ある日、事故により異世界に転移した主人公。生産系スキルを鍛えながら、地味に明るく生きていくつもりが周囲を巻き込んで、想像以上に大活躍してしまうことになる。やがてその能力は領地運営を通じて、内政、外交、防衛等、幅広く発揮されていく。
最終更新:2024-05-21 15:42:02
4820681文字
会話率:49%
── 私はこの仲間とこの斧で、世界をギラギコバッタンしてやるんだ! ──
来栖見アリナはあるとき、アーリナ・クルーセルとして異世界へ転生を果たした。
フィットリア領を治めるクルーセル家。
前世でも、孤独に奮闘していたアーリナだったが、転
生した先でも家族から虐げられた。
その理由は、アーリナに魔力がなかったこと。
この世界で生き抜くには魔力が必要だ。
そして、人から愛されるためにも──。
アーリナは一度も両親に褒めてもらうこともなかった。そのうえ、妹のリアナが生まれてからは更に拍車がかかった。
氷属性という極めて珍しい属性魔力を宿した妹は、食事にしたって朝から贅沢三昧、勿論、スイーツ付きだ。
一方、アーリナはといえば、一口で食べれそうな小魚に味のないスープだけ……デザートなんて野草だ。
それでも、元気に10歳を迎えることが出来たのは、隣にいる使用人のミサラのお陰だ。
ミサラが屋敷に来てからは、家族には内緒で、別に食事を用意してくれるようになった。
食生活も大きく改善したし、彼女の手料理は最高だ。
もう、いつまでも家畜扱いしてくる家族にはうんざり……。
アーリナは決意した。
この家族から領地を奪い、皆で笑って暮らせる場所を作ると。
アーリナには力があった。
魔力はないが、一振りの光輝く斧の力が。
『生まれ変わったら、世界をギラギコバッタンしてやるんだ!』
前世の記憶を辿れば、いつもそう思っていた。
必要なのは仲間と信頼! アーリナはこの世界で人生逆転を目指して、密かに作戦を開始した。
***
・当作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 15:41:35
22249文字
会話率:12%
これは異世界転生してドラゴンと呼ばれた僕と、ある少女の物語。
※冒頭に【作品説明】と【あらすじ】を入れてみました。ちょっと気になった方は、先ずはそちらを読んで頂ければと思います。
その日、引きこもりの僕は家でプラモデルを作っていた。
それ
は昔の日本陸軍の四式戦闘機・疾風《はやて》。
手間暇かけて完成させた直後、大きな地震に見舞われ、僕はプラモデルをかばって死んでしまった。
・・・多分。
次に気が付いた時、僕の身体は本物の四式戦闘機・疾風《はやて》になって、異世界の空を飛んでいたのだ。
「ひょっとして異世界転生?」
「転生ってそもそも生物ですらないんだけど?」
そんな僕が小さな池のほとりで出会ったのはピンクの髪のお嬢様。
『え~と。ドラゴンさん?』
貴族のお嬢様に拾われた僕は、戦闘機なのにドラゴンと勘違いされ、彼女のパートナーとして契約した事にされてしまう。
海賊退治に領地経営の手助け、他国の軍隊を相手にしつつも、やっぱり平和が一番だよね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 13:14:55
2697282文字
会話率:27%
『うちの牧場はSAN値直葬が自慢です!』
転生した主人公はテンプレ異世界でスローライフを送ろうとするが、この世界、何かがおかしい…
どんよりとした雲が立ち込める空の間から、何かに見つめられているような…
名作PCゲー『RimWorld』のD
LC『Anomaly』をクリアしたのでその記念作です。
クトゥルフ神話と異世界スローライフの悪魔合体をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 12:10:57
8572文字
会話率:26%
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家
族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 12:10:00
356882文字
会話率:50%
不遇な人生を送ってきた水野祭。病弱なまま34歳で死んだ彼は、死後に神様と出会う。
「貞操逆転世界で男が足りない」
実はエロい彼はそんな女性ばかりの異世界に送られることになる。
「ついでに望みはあるか? 叶えよう」
「じゃあ、漁師で
」
こうして若返って異世界に送られた彼は、チートスキル『万能漁師』で楽々とスローライフを始める。
そんな彼の元には可愛い白猫、そして美しい獣人やエルフの最強女性陣が集まってくるのだった。
やがて水野の作る村は魔王や勇者も注目する最強の国となってしまう。
これは漁師として暮らしながら異世界で最強領地を作り上げてしまった、ひとりの男のスローライフ物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 12:03:25
33141文字
会話率:18%
3/5、書籍第2巻発売です!
ページ下部のバナーから公式サイトへと移動できます。
貴族の少年エルトは戦闘向きでない植物魔法の才能のせいで冷遇されていた。
しかしある日、エルトは前世が日本人であったことを思い出す。
さらにこの世界が、前世で
極めたゲームの世界によく似ていることにも気が付いた。
貴族では認められない植物魔法の才能も領地開拓には最適だった。
無人の領地をもらったエルトは、領地を発展させていこうと決意する。
前世の知識と植物魔法を組み合わせるとどんどん領民は増えていき、エルトは大貴族へ成り上がっていくのだった。
【コミカライズ連載中、下記のバナーからどうぞ!】【続刊決定!】【カクヨム様にも転載中です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 15:26:22
1407036文字
会話率:40%
名君令嬢アエラ。若くして領地を率いるようになったアエラには毒魔術の才能があった。彼女は毒を生み出して売り、身を粉にして領地のために働いていた。彼女のおかげで領地は栄え、各国の王族からも評判だった。
だがある日、義妹がアエラの婚約者を篭絡して
領地も何もかも奪っていってしまう。
呪われた毒使いとして陥れられた彼女は、隣国の王太子に拾われる。王太子はかつてアエラに命を救われたことがあり、その恩を返したいのだという。
彼女はその申し出を承諾し、隣国でスローライフを送ろうと決意する。
一方、アエラのいなくなった領地は大変なことになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 19:01:28
8244文字
会話率:26%
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちっ
て貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
異世界転生して5歳となる女の子が自分の〝楽しい〟を求める成長物語です。とある乙女ゲーの攻略者の友達家族。ゲームの主人公たちを際立たせるためのしわ寄せ設定をくらっているため、出自などが複雑です。おおむね、ほのぼのしていると思いますが、ハードな出来事もわりとあります。しんどい過去があります。少女時代では恋愛要素が出てきます。
#物語の進み具合のんびり
#他サイトさまでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 12:00:00
1388292文字
会話率:42%
血筋だけ特殊なファニー・イエッセル・クリスタラーは、名前や身元を偽りメイド業に勤しんでいた。何もないただ広いだけの領地はそれだけでお金がかかり、古い屋敷も修繕費がいくらあっても足りない。
いつものようにお茶会の給仕に携わった彼女は、令息
たちの会話に耳を疑う。ある女性を誰が口説き落とせるかの賭けをしていた。その対象は彼女だった。絶対こいつらに関わらない。そんな決意は虚しく、親しくなれるように手筈を整えろと脅され断りきれなかった。抵抗はしたものの身分の壁は高く、メイドとしても令嬢としても賭けの舞台に上がることに。
これは前世の記憶を持つ貧乏な令嬢が、見なかったことにしたかったのに巻き込まれ、自分の存在を見なかったことにしない人たちと出会った物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 12:00:00
277504文字
会話率:44%
とある村の平凡な娘に転生した主人公。
「あれ、これって『ダンシング・プリンス』の世界じゃない」
ある意味好きだった乙女ゲームの世界に転生していたと悟るが、特に重要人物でも無かったため平凡にのんびりと過ごしていた。
しかしそんなある日、とある
魔法使いのせいで日常が一変する。なんと全てのルートで破滅し、死亡する運命にある悪役令嬢と魂を入れ替えられてしまった!
「絶対に死にたくない! でもそもそも、この領地……本編が始まる頃には既に没落しちゃうくらい詰んでない!?」
こうしてはいられない。憎たらしいチート魔法使いと共にこの領地を再生させるしかない!
これは豊富とはいえない金融知識と、とんでもチートな能力を活かし、本編を成立させれる程度には領地を再生させる、ドSで百合な少女の物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 12:00:00
302906文字
会話率:49%
ある日、女子高生のマホは、地元のホームセンターごと異世界へ召喚されてしまう。
その場所は地下奥深く――世界最大級の未踏破ダンジョン『メルクォディア大迷宮』の最深部だった!
地上へ脱出しようにも、すぐ上の階にいるのはラスボスのレッドドラゴン
で、そいつ倒さなきゃ話にもならない状況。唯一の連れ合いは、マホを呼び出した自称迷宮探索者のフィオナのみ。
マホのホームセンター頼りのダンジョン攻略(ただし最下層スタート)が始まる。
「なんとかなるよ!だってここには無限に使える商品があるんだから!」
――これは、廃迷宮とまで言われたメルクォディアを、世界最大の迷宮街へと成長させた魔導主マホ・サジマと、迷宮伯フィオナ・ルクス・ダーマの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 12:00:00
166735文字
会話率:42%
この世界では『紋章』を身に宿すと魔法が使えるようになる。
私は神から貰った「ドッペルゲンガー」を生み出す能力をフルに使い、本来ならば人生で一度きり、それも神殿で厳かに入れるしかない紋章を、私自身の分身であるドッペルゲンガーで試しまくり、つい
には禁断の複数紋を身に宿すことができるように。
ドッペルのおかげで魔力も増えて、なぜだか綺麗な魔族まで知り合いになったし、この調子でカッコイイ王子様とお知り合いになるぞ~! って痛い痛い痛い! この怨霊!!
わかってるよ! 領地もちゃんと護るってば!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 12:00:00
126232文字
会話率:32%
医者である私はマリエ―ルに転生する。マリエ―ルの願いは傷病者の救済だ。私は大勢の人の前で地震被災者の治療をする。マリエ―ルの父から当分被災者の治療をするように言われる。
落ち付いてきて、父から午前中は治療、午後は授業を受けるように指示さ
れた。姉のシルビアとは気が合うが他家族とは微妙だ。
今度はこの国が始まって以来の大災害だ。震源は海で、地震と津波が襲う。マリエ―ルの活躍により傷病者の治療は押さえられたが衣食住が足りない。その救済を神に祈るとアイテムボックスを与えられた。各地を巡回して救援を呼びかける。有力者の家族を助けたりする。魔法の力は強まり、マジックショーの公演をしてお金を得て、被災者の支援をする。国王陛下の家族を治療して被災者に十分な支援をする約束を得る。
一旦領地に帰ると、領城が酷い有り様なのに驚く。
領地全体が不作なため、年貢が入らないのだ。領民のためと思ったお金や食料の一部領城に渡す。
魔法の力を強めたマリエ―ルは農地を耕したり、産業を起こす。各地でマジックショーを開催して、収入を得る。診療活動もする。いつの間にか、疲れることのない身体になった。
領民の生活も安定して、災害の傷跡も消えたように見えるが楽しみがないと言われて、マリエ―ルは領民向けマジックショーを行う。
マリエ―ルは商会を起こし、商業活動、医療活動、興業活動、事業活動、災害救援活動を行うことになった。
時間は経つ。マリエ―ルは何人か治療を終え、シルビアと昼食を共にしている。
「あの酷い災害から40年経ったのね。私はもう60歳になるのにあなたは昔のままね。」
魔法が強まる中でマリエ―ルは年取りにくい身体になった。もう60歳になろうとしているのに、15歳くらいの美少女に見える。マリエ―ル自身はただ領民や国民のため働けることに喜びを感じるだけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 09:50:24
2894文字
会話率:33%
父であるクルース子爵が友人に騙されて背負った莫大な借金のために困窮し、没落も間近となったミラベルの実家。優秀なミラベルが隣のハセルタイン伯爵家の領地経営を手伝うことを条件に、伯爵家の嫡男ヴィントと結婚し、実家と領地に援助を受けることに。と
ころがこの結婚を嫌がる夫ヴィントは、ミラベルに指一本触れようとしないどころか、ハセルタイン伯爵一家は総出で嫁のミラベルを使用人同然に扱う。
夫ヴィントが大っぴらに女性たちと遊ぼうが、義理の家族に虐げられようが、全てはクルース子爵家のため、両親のためと歯を食いしばり、耐えるミラベル。
しかし数年が経ち、ミラベルの両親が事故で亡くなり、さらにその後ハセルタイン伯爵夫妻が流行り病で亡くなると、状況はますます悪化。爵位を継いだ夫ヴィントは、平民の愛人であるブリジットとともにミラベルを馬車馬のように働かせ、自分たちは浪費を繰り返すように。順風満帆だったハセルタイン伯爵家の家計はすぐに逼迫しはじめた。その後ヴィントはミラベルと離婚し、ブリジットを新たな妻に迎える。正真正銘、ただの使用人となったミラベル。
ハセルタイン伯爵家のためにとたびたび苦言を呈するミラベルに腹を立てたヴィントは、激しい暴力をふるい、ある日ミラベルは耳に大怪我を負う。ミラベルはそれをきっかけにハセルタイン伯爵家を出ることに。しかし行くあてのないミラベルは、街に出ても途方に暮れるしかなかった。
そこでミラベルは、一人の少女がトラブルに巻き込まれているところに出くわす。助けに入ったその相手は、実はこのレミーアレン王国の王女様だった。後日王宮に招かれた時に、ミラベルの片耳が聞こえていないことに気付いた王太子セレオンと、王女アリューシャ。アリューシャを庇った時に負った傷のせいだと勘違いする二人に、必死で否定するミラベル。けれどセレオン王太子の強い希望により、王宮に留まり手当を受けることに。
王女アリューシャはミラベルをことのほか気に入り、やがてミラベルは王女の座学の教育係に任命され、二人の間には徐々に信頼関係が芽生えはじめる。そして王太子セレオンもまた、聡明で前向きなミラベルに対して、特別な感情を抱くように。
しかし新しい人生を進みはじめたミラベルのことを、追い詰められた元夫ヴィントが執拗に探し続け……。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 08:21:10
10479文字
会話率:42%
平凡なOL、佐倉葵は、事故に遭った瞬間、目覚めると異世界の豪華な寝室にいた。彼女は見知らぬメイドに「リディア様」と呼ばれ、困惑するが、すぐに自身がかつてプレイした乙女ゲーム『薔薇の園の姫君』の悪役令嬢リディア・バーモントに転生してしまったこ
とに気づく。
リディアは辺境の侯爵家の長女であり、王子との婚約者。しかし、このままではゲーム通りの破滅の運命が待っている。葵はこの運命を避けるため、リディアとして新しい人生を切り開こうと決意する。
異世界での生活に戸惑いながらも、彼女は前世の知識を活かし、領地経営や人間関係の改善に取り組む。
そんな中、リディアの婚約者であるユージン王子との関係に悩む葵。
彼女は自分自身の未来を切り開くために、勇気と知恵を駆使しながら奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 08:10:00
14728文字
会話率:39%
無限の時空間の中、いきなり意識が覚醒した。
女神の話によれば、異世界に転生できるという。
ディルメス侯爵家の次男、シオン・ディルメスに転生してから九年が経ったある日、邸の執務室へ行くと、対立国の情報が飛び込んできた。
父であるディルメス侯爵
は敵軍を迎撃するため、国境にあるロンメル砦へと出発していく。
その間に執務長が領地の資金繰りに困っていたため、シオンは女神様から授かったスキル『創造魔法陣』を用いて、骨から作った『ボーン食器』を発明する。
食器は大ヒットとなり、侯爵領全域へと広がっていった。
そして噂は王国内の貴族達から王宮にまで届き、シオンは父と一緒に王城へ向かうことに……『ボーン食器』は、シオンの予想を遥かに超えて、大事へと発展していくのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 07:32:37
59832文字
会話率:35%
主人公:リナ・スピネル。男爵令嬢。男爵家が辺境の開拓を行っており、シスターの職について、毎日お祈りを捧げていた。
女神様:リナが、お祈りを捧げていた女神像の一柱。リナに振り回される。
麦の不作が3年続き、領民が諦めかけたその時、リナ
男爵令嬢に神託が降りた。そして……、破格すぎるスキルを貰って、辺境の土地の開拓が進んで行く……はずだった。
※当作品は「カクヨム」でも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 02:10:07
13163文字
会話率:44%
「電撃の新文芸2周年記念コンテスト ――編集者からの4つの挑戦状――」
中間選考通過作品(21年5月)
いきなり皇太子に決闘を申し込まれる主人公のエヴィ・ヘリオドール。
家の名誉のため、また、婚約者のために決闘に応じることになるが、
大怪我を負って負けてしまう。
だが、周りの助力もあり、婚約破棄と騎士学園の退学、王都追放処分で決着が付く。
それと、国王様から開拓村の村長に任命されて、成功すれば、領地と爵位を与えるという、なんとも甘い処分となった。
主人公のエヴィは、乗り気ではなかったが、王命でもあるため受けるしかなく、二人の従者と共に開拓村へ向かった。
エヴィは、騎士の家系に生まれた、魔導師だった。開拓村で、得意の魔法を披露し、村民を助けていた時に、ある人物が開拓村へ来ることになる。それは、元婚約者のエリカだった。
エリカは、自分を『転生者』だと言い、これから起きることを知っていると言う。
この世界は、ギャルゲーの『ロードクロサイト学園1st』と乙女ゲーム『ロードクロサイト学園2nd』だと言う。
そして、皇太子も転生者であり、序盤で取れるアイテムを先に集めて好き勝手して歴史を捻じ曲げているのが、気に入らないと言い出した。
元婚約者は言う。
今皇太子は、王都から出れないので、王都の外にある『最終武器』を先に取ってしまいましょう。
そして、皇太子に破滅フラグを踏ませるのです!
今一つ、エリカの話を信じ切れなかったエヴィだが、次々に起きるイベントを事前準備で回避して行くうちに信じるようになる。
え? 不作? 魔道具で農作物を量産しましょう?
え? 僕専用の魔導書? 二年早いけど取りに行きましょう?
え? 戦争? パワードスーツってなに?
そして、『ロードクロサイト学園2nd』の女主人公が、主人公専用のメイドだった。
え? 彼女の扱い方で国の行く末が変わるの?
主人公が、『転生者』ではない、異世界転生物語です。
※当作品は「カクヨム」でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 01:00:00
120919文字
会話率:26%
「これは、成るべくしてなった事だと思う」
そう言った彼が口にしたのは豆乳だった。
「俺がのんびり筋トレに励む事が出来る環境を手に入れる事は!」
「何言っているんですか、貴方は」
引っ越しの途中に立ち寄った食堂にて。思わずツッコミを入れてきた
幼馴染みに笑う。
「だって、ずっと気にしてんじゃん。都から俺を引き離す事になったって」
「それはそうですが……。貴方はムキムキだろうが脳筋だろうが王族です。辺境の領地に移るとは」
「はいはい、止め!何か貶された気もするが、感謝してるんだ、ホント。俺だけだったら城から出られてないかもしれない」
それを聞いて彼女は溜め息をついた。本当、いつもほしい言葉をくれる。この男は。
「それにしても、よく彼女たちが着いてくる気になりましたね。自称執事はともかく」
彼女の視線の先には母親と2人の子供が和やかに料理を食べている。その横のテーブルに着いているのが、自称執事の美丈夫と彼らのもう1人の幼馴染みだ。
「そろそろ拠点変えようと思っていたから、丁度よかったんだって。俺の影響なくなるし。だから、成るべくしてなったって思ってる。王位継承権云々関係なくな。ともかく王都脱出お疲れ様」
「貴方こそ」
「俺は馬車の中で腕立てと腹筋していただけだからなぁ」
「そういえばそうでしたね。流石に引きました」
「仕様がないだろ、暇だったんだし。……ん、何かアイツ酔ってる?」
そう言って視線を向けた先は幼馴染みの男。何故か手から水を噴出させている。
「ちょっと!何でお酒飲んでいるのですか!?」
子供たちは喜んでいる。が、彼は普段ならこんな事しない。
「水芸しない!床が濡れる!自称執事、なぜ止めない!「無理」って、最初から諦めるなぁぁっ!」
布巾をひっ掴み、そちらに駆け寄る彼女。
それを見ながら平和だなー、と彼は思った。
--と、いうメンバーでお送り致します。やんごとなき筋肉アニキとその護衛で幼馴染みの筋肉ダルマと幼馴染みのインテリ令嬢、王子様な外見の美中年、母親な料理人とその子供のウサミミフードと義理の息子の辺境のんびり生活(ただし筋トレ重視)。恋愛なんてない!チートもない!あるのは楽しい筋肉生活だけだ!!
筋肉の筋肉による筋肉のための隠遁生活 (スローライフ)、開幕します。
「明日は俺、馬車に乗らずに走るから」
「止めて下さい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 01:00:00
451220文字
会話率:36%
帝国の第三皇子・ラスティは“無能”を宣告されドヴォルザーク帝国を追放される。しかし皇子が消えた途端、帝国がなぜか不思議な力によって破滅の道へ進む。周辺国や全世界を巻き込み次々と崩壊していく。
ラスティは“謎の声”により無人島へ飛ばされ定
住。これまた不思議な能力【無人島開発】で無人島のレベルをアップ。世界最強の国に変えていく。その噂が広がると世界の国々から同盟要請や援助が殺到するも、もう遅かった。ラスティは、信頼できる仲間を手に入れていたのだ。彼らと共にスローライフを送るのであった。
【登場人物】(随時追加)
①ラスティ・ヴァーミリオン
男/十六歳/元第三皇子
②スコル・ズロニツェ
女/十六歳/聖女
【無人島】
①果物など食料豊富
②農業可能
③要塞化しやすい
④たまにモンスターが沸く
⑤ダンジョンも多数存在する
【無人島開発】(スキル)
①ラスティ専用の特殊スキル
②無人島をカスタマイズできる
③小屋や家を建てられる
④武器や罠を設置できる
⑤モンスターをペットして使役できる
【世界情勢】
①無人島(安全)
②ドヴォルザーク帝国(衰退)
③グラズノフ共和国(崩壊中)
④連合国ニールセン(崩壊中)
⑤エルフの国ボロディン(不明)
※少しスローペース更新かもです
※手直しする場合がございます
※他のサイトでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 00:34:11
555259文字
会話率:50%
理由も分からず領地を追放された聖女レニ。頼る場所がなく、婚約者の屋敷を訪ねてみるが、更に不運なことに婚約破棄される。
全てを失ったレニは、北の大地を彷徨う。
身も凍るような険しい山道を歩く。
死にかけると人影が。
意識を取り戻すと
貴族に拾われていた。
彼の名はヴィクトル。
辺境の地の領主。
レニは、追放と婚約破棄、そして永遠のLv.1であることを告白。
彼は不憫に思ったレニを匿うことに。
そして、ヴィクトルもまた呪われたLv.1であることが判明。
同じ境地の二人は、意気投合。Lv.1の結婚を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 23:14:32
6569文字
会話率:46%
元恋人に騙され、捨てられたケイオス帝国出身の少年・アビスは絶望していた。資産を奪われ、何もかも失ったからだ。
仕方なく、冒険者を志すが道半ばで死にかける。そこで大聖女のローザと出会う。幼少の頃、彼女から『無限初回ログインボーナス』を授か
っていた事実が発覚。アビスは、三年間もの間に多くのログインボーナスを受け取っていた。今まで気づかず生活を送っていたのだ。
気づけばSSS級の武具アイテムであふれかえっていた。最強となったアビスは、アイテムの受け取りを拒絶――!?
※カクヨムでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 00:20:22
114752文字
会話率:46%
貴族令嬢でありながら騎士服に身を包み剣を振るってきたアリアナは、何度目かわからない見合いの約束をブッチし友人の店に身を隠していた。そのとき出会った美しい客人に提案されたのは──?
「俺は商売のために貴族の人脈が欲しい。お前にはあいにく領民も
領地も用意してやれないが、騎士の仕事は続けさせてやれる。」
「よし、わかったなろう。夫婦。」
◇◇◇
拙いですが読んでいただけると嬉しいです。
当方絵を描くのが好きなので、ちょいちょい挿し絵を挟みます。
題名に※印がついているお話は、挿し絵が含まれているため、イメージが壊れるのが嫌な方は、お手数ですが『表示調整』から挿し絵非表示に設定変更をお願いします。
ご自身が読みやすいのが一番だと思います!
うっかり見てしまわないようにご注意ください。
◇◇◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 00:19:29
401506文字
会話率:34%