金があれば何でもできる、予想外な出来事にも対応できる。そう思っていた二十八年の青年、鏡谷知里〈かがみやちさと〉。
車に轢かれたと微かな記憶はあるが、次に目を覚ました時には見覚えのない場所に居た。
冒険者のような服を着た男と魔法使い風
の女。岩壁の広場の奥には、大型トラックの倍は大きいドラゴンが、俺達三人を見下ろしていた。
なんで、なんで俺がこんなことに巻き込まれないといけないんだよ。俺はただ、静かに家で通帳を眺めながら生活していたかっただけなのに。命を懸けた戦闘なんて絶対にやりたくなかったのに、世界を救いたいとかもないのに。
俺をこの世界に呼んだ奴をぶっ飛ばすため、右の中指に嵌められている指輪に込められている魔力と、大量の魔法を利用して生きていこう。
そう思っていたのもつかの間、チート能力をゲットし、無双してきた俺の前に現れたのはチート級以上に強いこの世界を束ねる者達。
「この世界を束ねている組織があるみたいだが、腐ってんな。そいつらをどうにかしねぇと俺の平穏は訪れないみたいだし。金を稼ぎつつ、俺は出来る限り楽をし、この世界をまとめる奴をぶっ飛ばす」
※カクヨムでも更新中
※挿絵:あニキさん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 18:54:00
1051340文字
会話率:39%
長きに渡る世界大戦が終結し、環境が汚染された未来の地球。
戦火を辛くも生き抜いた人々は、戦争責任が「国家」という社会形態にあると断じ、同じ間違いを繰り返さないために国家を解体し、より小さなコミュニティの、しかし巨大な造形の「都市」を世界各地
に建造し、新たな生活を送り始めた。
だが、過酷な環境を生き抜くためか、戦時に発展したサイバネ技術を放棄するまでにはいかず、歴史の影で暗躍してきた呪術士たちの血も、途絶えてはいなかった。
巨大都市の一つである《プロメテウス》は、最先端のサイバネ技術と、太古より歴史の陰で編まれてきた呪術が共存するバベル型積層都市である。最上層・上層・中層・下層の4つの居住区域から成る格差社会都市。金があれば、誰もが機械の力を手にし、金がなくとも、気軽に他人を「呪える」都市。そんな風潮ゆえに、プロメテウスは複雑怪奇な事情を抱える人々でごった返していた。
人間になりたいアンドロイド。人の心を捨てたい機械混じりの青年。絶滅を免れた女吸血鬼。奇跡を叶えると豪語する異能の少女。都市の悪徳に苛まれて精神を病んだ元刑事。
幸せになりたい。誰もがそれだけを願い、しかし都市の暗黒に呑み込まれていく。
これは、閉ざされた、しかし限りなく広大な異形の箱庭世界で生きる、人と機械と怪物の物語。サイバーパンクとオカルトの融合を図ったSF群像小説。
※本作品は、1st Story、2nd Story、3rd Storyの全三部から構成される連作長編小説です。
※ただいま2nd Storyを書き進めています。投稿は不定期ですが、できる限り間を開けないように頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 20:10:00
898722文字
会話率:38%
引きニートの俺は何十年ぶりに家の外に出て異世界転生を試みる。
そしてそれは成功した。
なんでも売っている“コンビニ”や
お金があればなんでも買える“デパート”。
なんて便利な世界なんだ。
さすが異世界!
俺はこの世界が本気で異世界だと思っ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 22:02:03
5119文字
会話率:1%
二十六歳フリーターの男はある日出会った自分と話したいという子供にとんでもない契約をもちかける。それは、「金があれば話をしてやる」という___言うならば子供に金をたかるというもの。しかし、子供はその契約をあっさり受け入れてしまう。
この最低
最悪な主人公と、どこか大人びた子供の物語が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 00:35:21
787文字
会話率:77%
実緒(みお)は親の同意が得られず、大学受験に合格したのに入学することが出来なかった。
親から働いて、家に給料の三分の二を入れろと言われた彼女は、あることに気づく。
「入学後のお金の問題があるから、大学に入るのには親の同意がいるけど……逆に
言えばお金があれば、自分の好きなことが出来るんだ」
親に搾取されそうになった主人公が、家を出て幸せになる話(ざまぁはほぼなし)。
※重複投稿作品※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 21:16:05
23401文字
会話率:37%
「金があれば叶わないことはない」と嘯く(うそぶく)男と細やかな幸せを望む人間の物語
最終更新:2024-02-18 15:53:28
18721文字
会話率:2%
「あなた、私の従者となりなさい」
金銀財宝。金があればどこまでも強く、なければないでどこまでも弱い「財宝竜」のお嬢様クローディア。お宝求めて西へ東へ。敵が立ちはだかればその拳で砕き、困っている人があれば手を差し伸べる。強欲に、豪胆に、
そしてなにより優雅に。出会いと別れを繰り返し、時には笑って時には泣いて。しがない冒険者の青年レドを振り回しながらどこまでも突き進む冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 00:43:52
212950文字
会話率:51%
神様の手違いにより死んでしまった青年。お詫びの印として彼に願いを1つ叶えようとする。
「俺の願い?それなら無限に金が増える力が欲しい!」
そして彼の異世界での冒険が始まった。
武器!人材!物資!そんな物金で集めてやる!!
最終更新:2023-11-14 20:00:00
6198文字
会話率:37%
サイズモア伯爵家の嫡男オスカーは商家の娘ドーラを娶った。しかしオスカーはサイズモア伯爵家の行く末を悲観していたため、あえてドーラの身体に触れず離縁しようと考えていた。ドーラはそうしたオスカーの考えを読んでいて初夜の発言を録音し、契約違反だ裁
判にかけるとオスカーに詰め寄るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 07:23:18
4757文字
会話率:53%
王都の騎士は私の父を殺した。戦場で囮に使い、火を放った。許さない。絶対に許さない。
(好きになんてなりたくなかった……)
私は彼の胸に頭を預けた。涙が溢れて、堪えられなくてポタリと落ちる。私は彼の両手を取って握りしめた。
☆★
俺はこんな気持ちは知らない。
「出稼ぎ酒場娘だろう? デレデレした客が多かったから選び放題。金持ち探しかね。なんかこうお前にもグイグイしてたし」
「金? 金があれば俺は彼女と結婚出来るのか?」
「はあ?」
「別に演技だって、身ぐるみ剥がされたって良いだろ」
「はあ?」
「何かされたって、今この時間や気持ちが消えるわけじゃない」
俺は全力で走り出した。疲れないと、全く眠れなそうで。
☆★
手が震え、私はボーガンを手放した。床に落下したボーガンを無視して、階段に向かう。早く逃げないとならない。
(何百回も練習したのに、外した……)
おそらくわざとだ。体が拒否したんだ。殺人なんて、やはり恐ろしい。
(いいえ。私はあの子を罪から守ったのよ。そうよ……)
奥歯を噛み、震える足を動かす。腰を抜かしそう。
ある日、妹は家から消えた。探さないで下さい、という手紙を残して。だから妹を追いかけて私も上京した。
☆★
自宅アパートの布団に潜り、俺は延々と考えている。
(恋愛? 恋愛って何だ? 恋? 何が? 何か喋ったか? 多少話した。俺は嫌われて怯えられてる。手は拭いてくれたな)
頭を抱えて呻く。
(横恋慕。終了)
よし、寝るかと頭から手を離す。
(恋? 恋愛ってどういうことだ? 恐れられて嫌われている。ろくに喋ってない。人柄は何となく知っている。何で?)
また頭を抱える。突然嵐のような感情が誕生してしまった。
☆★
これは、復讐乙女と黒羽騎士の恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 08:28:05
188851文字
会話率:50%
勇者になって魔王を倒し王様になれば、毎日ぐうたら過ごせると考えた主人公、ジレイ。
勇者に選ばれるために過酷な鍛錬をこなし、ときには格上のモンスターと死闘をすることもあった。すべては未来のぐうたら生活のために、ジレイは血反吐を吐きながらも努
力した。
そんな生活を続けていたある日。口伝てに勇者の過酷さ、ブラック稼業ぶりを知る。おまけに王様になっても書類やらなにやらでぐうたら過ごせないことも知った。
それを聞いたジレイは過酷な鍛錬を即座に辞め、街の外れに小さな小屋を建ててぐうたら過ごすことを決意。
最低限のお金があればいいと考え、SSS級の実力があるにも関わらずD級冒険者としてたまに働き、それ以外は小屋で怠惰に生活していた。
「こんな生活が一生続けばいいな」と考えていたある日。何故か勇者の少女がやってきて、パーティーに入ってほしいと勧誘される。おまけに、国の王女からも何故か求婚されてしまう。
当然断るジレイ、だが勇者も王女も諦めが悪くて……!?
「俺はぐうたら過ごしたいんだよ! 構わないでくれ!」
これは、怠惰に過ごしたいだけの強すぎる主人公がなんやかんや四天王を倒して魔王に注目されたり、他国に逃げたらそっちの王女にも求婚されて王様にされそうになったりする物語。
※2章エピローグまでがあらすじ部分となります。
※主人公最強。基本的にコメディです。でもシリアスもあります。
※現在、諸事情で感想&レビュー受付を停止しています。各章が終わったら開放しますので、何か伝えたい事などありましたら活動報告の方にコメントお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 18:00:00
487089文字
会話率:40%
破滅確定の【推し】を【課金】で幸せにしてみせます!
◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆
『この世は金が全て!』
なんて、それこそ現金じみたことをいうつもりはないけれど、お金があれば避けられる不幸や、得られる幸福
があるのは事実なわけで。
私達が持ちうる最も尊い感情の一つである『愛』と並べ、比べられるぐらいには『お金』は大切で、身近で、必要な存在である。
言わずもがな。
否。
――と言うことで。
私、悪役令嬢、リディア・オールドマンは、ありとあらゆる万難を排し、最愛の推しを幸せにするため、全力で課金することを決めました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 07:00:00
107922文字
会話率:40%
人間、魔法使い、エルフ、ドワーフ、巨人、小人、獣人。
一つに集いし各種族の豪傑は、魔族の脅威から世界を救った。
彼らは人々から<勇者七剣>と称えられた――。
数年後――。
勇者七剣の一人、獣人で竜人のリュグス・ユースは暇を持て余
していた。
宝があれば、探しに行くし、依頼があれば、魔物を倒す。
金があれば、女を抱くし、友に会えば、酒をかわす。
そんな退屈な日常。
魔王討伐後のことを全く考えていなかったリュグスは、今日も当てもなく旅を続ける。
「俺は弟子をとらない。ましてや女」
「そこを何とか!」
「俺は何の躊躇もなくお前を抱くぞ」
「師匠が望むなら、この体、捧げます!」
「……」
こんな退屈な日常。
こんなことなら、魔王討伐なんかするんじゃなかった。
リュグスはため息をついた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 01:13:19
5558文字
会話率:46%
結婚夢見ていた、たとえ自分の容姿が好まれないものでも持参金があれば貰い手はあるはず
けれども両親は死んでしまった、結婚しなければ財産は全て国へ返還されてしまう。
お金がなければ誰も見向きもしない──
最終更新:2021-08-25 09:59:40
17119文字
会話率:57%
遂に魔王様は絶対にやってはならないことを禁呪文でやってしまう。今までに見たことがない壮大なスケールの札束に、魔王軍四天王のデュラハンは今日も頭を抱える。禁呪文で作り出したお金なんかに手をつけてはならない――デュラハンの壮絶な死闘が繰り広げら
れる。世の中、お金があればなんでもできるのか? お金は正義なのか!? お札は本当に造幣局で作られているのか!! 壮大なファンタジーが今、幕をこじ開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 20:53:18
10337文字
会話率:53%
不慮の事故で異世界に転生した俺は死に戻りの力を手にしていた。この力で凄惨な運命を覆す! たとえ何度死ぬことになっても!
最終更新:2020-10-03 16:11:01
1487文字
会話率:0%
一年前に母親を突然亡くし、生活費を稼がなければならなくなった千屋実樹は自分の生活のためなら学校を休んででもバイトに勤しむ。世の中、金があれば生きていけると考える高校2年生。
そう思っていたが、バイト先から学業に専念しなさいと言われ学校に行
くようになる。千屋実の前の席の宍粟梢と知り合うことで不思議な部活に入部することになる。
果たして千屋実は
バイト生活と学校生活の両立ができるのか?
部活動で何を得るのか?
お金の亡者になってしまっている千屋実がとある部活に入部することで
幸せについて考えるようになっていく、スクールラブコメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 18:16:49
36817文字
会話率:51%
中田亜紀は、大学三年の夏、体調を崩して静岡の実家に帰っていた。
その一週間後、親友から恋人の青山信一が交通事故で亡くなったという連絡を受けた彼女は、何とか最期のお別れをしたいと思ったが、とても起き上がることができず、ベッドの上で彼の冥福
を祈った。
悲しさはあったが、決して死ぬほど愛していた訳ではなかった。強引な彼に根負けして付き合い始めたものの、お金があれば何でもできると思っていたような人だったから、彼女が彼を叱ることは一度や二度ではなかった。
あることを機に、一度だけベッドを共にした彼女は、社会を知らない彼に、色々なことを教えることに疲れ始めていたこともあって、身体を許した結果、彼が去って行っても、それはそれでいいと思っていた。
しかし、彼はますます亜紀に寄り添うようになり、一度両親に会って欲しいとまで言うようになっていた。
だが、その彼が亡くなってしまい、
( 元気になったら、せめてお参りだけは行って上げよう…… )
彼女はそう思っていたのだが、一ヶ月後、妊娠していることを知って愕然とした。
彼女は、シングルマザーではあったが市役所に勤め、息子と二人懸命に生きようとしていた。
しかし、彼女は市議会議員となった滝宮一典に言い寄られ困惑していた。
彼は、高校時代から彼女に恋い焦がれていた男で、あの手この手を使って亜紀に言い寄るが、相手にされないことに腹を立てた彼は人の道を踏み外し、信也が市長の子どもであるという噂まで流し始めた。
一方、息子の信也は、父親のことを知らされず成長し、高校3年となった彼は、伯母から唯一教えられた父親の出身大学である東栄大学の受験を決意する。
息子とともに上京した亜紀は、受験を終えた日、彼を伴い亡き青山信一の実家を訪れる。
信一の父は、青山グループの社長であったが、青山夫妻は一人息子を亡くして以来、19年の間、苦悩の中で生きてきた人達だった。
彼らは突然現れた孫の存在に涙を流し、亜紀の思いに感謝する。
そして、青山義信は、自分達が何もできなかった19年の間、亡き息子が愛した亜紀と自分たちの孫である信也を育み守ってくれた街に何か恩返しをしなければ…… と考え始めたが、様々なことを調べて行くうちに、滝宮の亜紀たちに対する理不尽な嫌がらせと悪行を知り、彼の怒りが燃え上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 23:22:32
38012文字
会話率:66%
「この世はお金が全て!」そう言ってなかなか痛い小学時代を過ごした。
不注意で事故を起こし死んで死んでしまった高校生、藤田馨《ふじたかおる》は憧れの異世界と、思っていたが理不尽にもチート能力なしに剣や魔法が存在する世界に飛ばされてしまう。
憧れの異世界に来たは良いもののその実態はなかなか残念過ぎる。
スライムに追いかけてまわされて死にかけるは、自分より小さい女の子に守られるはいいとこ無し。
だったら、万物ありとあらゆる金とゆう力で戦おうではないか
「安全の為に金を稼ぐ!」
金があればハレーム作れて、札束で殴れる!
こんな危ない世界で自分を守る為、己の欲望を叶える為にありとあらゆる手段でお金を稼ぎたいと思います。
もしもこれ面白い!と思って下さったら、感想等お願いします(謎のYouTube感)
カクヨム、マグネットにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-28 23:24:30
27000文字
会話率:41%
5歳の子供になった42歳の俺は女好き!
俺は、『曽我 斉二』42歳、仕事はこの歳でフリーターだった!
お金があれば女好きの俺は、女の子がいっぱいいるお店でお金が
あるだけ使う男でね!
最終更新:2019-08-05 03:00:00
1688文字
会話率:19%
私の彼氏は生活力のない男!
彼は金遣いもあらく持っているお金は全部使うような男で、生活力が全くなく
ギャンブル好きで、お金があれば朝からパチンコや競馬・競輪・競艇にロト7と
ギャンブル三昧!!!
仕事も、ずっと続かず転々と仕事をしてい
る。
貯金も0円なのに! そのくせ口だけは達者な男。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 03:00:00
1788文字
会話率:30%