バイオリンの名手であるレオンシュタイン・フォン・シュトラントは伯爵家の三男でありながら、100kg超えの体重と消極的な性格のため、見合い10連敗という記録を更新。伯爵家で馬鹿にされ、肩身の狭い生活を送っていた。
ティアナは常に黒い仮面を被
っている伯爵家のメイド。レオンシュタインの唯一の理解者だが、城中の人から忌み嫌われていた。
父シュトラント伯爵の急逝により、二人は追放同然に修行の旅へ。様々な困難の中、バイオリンの音色が幸運を引き寄せ、出会うのは美少女や有能人材ばかり。
レオンシュタインは旅の先に何を見つけるのか。ちくわ天。第一作目の異世界ファンタジー。
※カクヨムで「ノイエラント ~バイオリン無双。音色が領土をつくるま
で~」という作品名で投稿しています。内容は同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 14:10:00
728967文字
会話率:32%
レティシアは、わずかな間だけ時を逆巻きできる魔法を持っていた。
謀反の疑いで一族が滅んでからは性別を偽り、ラーマルス国王太后の養女となったものの、若さを保つ道具として酷使されていた。
逆賊の娘、役立たずの魔法使いと軽んじられた挙句、その役
目にも失敗。遠い異国に嫁がされるために追放同然で祖国を出たレティシアは、船の中で囚われていたフェイと出会う。
フェイは海に囲まれたマーレハス公国の出身。代々、竜の墓場を守る役目を担っていた。
はずれ魔法の『使い道』を100通りも思いつくというフェイに伴われ訪れた公国で、レティシアは自分の新しい生き方を見つける。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 11:11:49
40755文字
会話率:38%
「地の文(じのぶん)」……それは文章や小説などにおいて、会話以外の説明や叙述の部分のことである……。え? 知ってる? ああそう。その地の文が暴走した時、物語はどうなってしまうのか。追放同然に旅立ちを命じられた、とある聖女と勇者が大変なことに
なります。読みやすいように短くサクッとまとめてあります。楽しめる人がいますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 15:49:02
3896文字
会話率:62%
「大魔王って醜い老人なのでしょうけれど、包容力だけはありそうじゃない。お姉さまにお似合いだわ」
第一王女のシェリーンは魔族にそっくり。そのせいで父王に疎まれ、継母によって幽閉されている。異母妹の憂さ晴らしに嘲られ、自己評価も最低だ。
その
上、王国と不可侵条約を結ぶことになった大魔王に嫁がされることに。
ところが、対面した彼は絶世の美青年で、絶大な権力を持つ魔族の皇帝――魔帝と呼ばれていた。しかもシェリーンに甘々だ。
彼によると、シェリーンは魔族の先祖返りで、周囲に富と幸運をもたらす貴重な存在なのだという。
「それならお役目を果たさないと……!」
自分が溺愛される理由を勘違いするシェリーン。だが、もう祖国に戻るつもりはない。
一方、シェリーンを失った王国は数々の災難に見舞われ、没落していくのだった。
これは、魔帝に見初められ、溺愛されるようになった王女が自分の価値に気づき、周囲を幸せにするだけでなく、自らも幸せになっていくお話。
※異母妹視点は第11話からです。カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 15:05:01
140892文字
会話率:36%
パルミラ王国の王女レファーナは、継母から酷い虐めを受けていた。
憧れの貴公子にも裏切られて、追放同然に「獣の王」と呼ばれる辺境の王様に嫁がされる。
獰猛で、残酷で、誰からも恐れられている王様は、しかし絶望に馴れ過ぎた哀れな王女様には優
しかった。
異国の地で幸せを得つつあるレファーナの下に、嫉妬深い継母の魔手が忍び寄る――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 19:40:10
18610文字
会話率:34%
勇者(ショタ)が理不尽にいじめられたあと、魔王(お姉さん)がそのいじめた連中をギタギタに叩きのめす…という、分業制の仕返しものです。広い意味でのざまぁ系です。広い意味での。でもラブコメです。明るく楽しいやつです。
科学の代わり
に魔法が発展した、我々の世界とよく似た世界でのお話。
少年冒険者ルカは、心根の優しい、回復専門の魔法使い。
ある日彼は、神の思し召しにより勇者に任命されてしまう。それが災難の始まりだった。
村人から「お前のせいで魔王が村に来たら困るし、迷惑。お前弱いから魔王に勝てるわけないし。」と疎まれ、追放同然で村を出ることに。
更に、身を寄せた先で悪い大人に騙され、敵に密告されてしまう。そして魔王の襲撃を受けてしまう。
強大な力と美貌を誇る、魔族の王アスタロト。そんな彼女が、反逆の芽を早々に摘み取らんと、幼き勇者の前に立ちふさがる。
しかし魔王がショタコンだったせいで、話は妙な方向に転がっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 11:23:06
48205文字
会話率:45%
赤い瞳と翼の刻印が生まれながらにある者は、強大な力を持つ。神々の呪いと言われるその力を持つ者は、十二歳になると〈赤銅の剣〉と呼ばれる兵団に入らなければならないと言う掟が存在する。身分を剥奪され、命令を忠実に守り、戦場で命を全うする。人々から
は忌み嫌われ、蔑まれてもなお、国のために忠義を尽くすーーそれが力を持つ者の使命である。騎士の家に生まれたユシアは、その呪いを授かったために、両親からも周囲の人々からも疎んじられていた。唯一の心の拠りどころである双子の妹のリセスは、不治の病を患い、部屋から出ることができなかった。十二歳のある日、追放同然に家を追い出されたユシアは、〈赤銅の剣〉へと入る。帝国と戦うため、そして、妹の病気を治す方法を探すため、ユシアはその身を投じることになるーーそして、この世界に迫っている脅威を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 10:22:02
169812文字
会話率:36%
シャノン=スフィア伯爵令嬢は、癒しの力を持ち聖女と言われる妹リンディだけを一方的に贔屓する両親から、十分な食事も与えられず、無視、迫害を受ける毎日を送っていた。妹のリンディもまたそんな姉を冷笑し、使用人からも侮られ、シャノンは家の中で居場所
のない日々を過ごしていた。
そんなシャノンはある日唐突に婚約が決定した旨を告げられる。その相手とは女性を次々に捨てるという悪い噂の絶えない横暴なロベルタ大公爵であった。追放同然で家を追い出されるシャノンは、何の取り柄もない自分は早々に捨てられ野垂れ死ぬことを覚悟するが、一方で、自分の身よりも唯一付いて来てくれたメイドの安全や、自分を捨てた家族、更に残して来た領民たちの安寧を願うのだった。
そんな謙虚で健気な彼女の姿に、徐々に理由があって横暴な態度を取っていた大公爵の態度は変わって行く。
また元々、実家で碌な食事も与えられておらず痩せぎすで、髪の手入れすらされていなかった彼女は、公爵領で普通の生活をするだけで、その本来の美しさをも取り戻して行った。
これはどんな状況でも人に優しく、また本来の姿を取り戻すことで、大公爵の心を救い溺愛されるとともに、周囲の様々な人間たちも彼女に自然と惹かれてゆき、公爵や民から最も愛される真の聖女として崇められるようになる物語。
一方で伯爵家の両親と妹は、今更ながらに公爵夫人の地位が惜しくなり、妹のリンディを姉に代わって婚約者にしようとして、シャノンを脅すなどするのだが、彼女を溺愛するロベルタ公爵がもはやそれを許すはずがなく、シャノンの知らないところで公爵の逆鱗に触れ王国での居場所を失っていくのだった。
★は妹リンディやロベルタ公爵など主人公以外の視点のエピソードとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 07:40:33
72063文字
会話率:43%
魔力や魔術を徹底的に嫌うレイテ国に生まれたマルガレーテ王女は、魔力を持つ魔女だったために隔離施設で捨て子として育った。しかし隣国との政略結婚のためだけにある日王女の身分を与えられ、そして追放同然にルトリアへと送られたのだった。
魔力につ
いて何も知らないマルガレーテはルトリアでの魔力判定により、初めて自分が白の魔力を持つ者と知る。しかし白の魔力を持つ者は、ルトリアではもれなく短命となる運命だった。
これでは妃には出来ぬとまたもや辺鄙な離宮に追放されたマルガレーテ。
しかしマルガレーテはその地で偶然にも病床の王妃を救い、そして流れ着いたワンコにも慕われて、生まれて初めて自分が幸せでいられる居場所を得る。
もうこのまま幸せにここで余生を送りたい。そう思っていたマルガレーテは、しかし愛するワンコが実は自分の婚約者である王子だったと知ったとき、ただ彼や自分の大切な人を救うために自分の希有な能力を最大限に使うことを決めたのだった。
不幸な生い立ちと境遇だった王女が追放先でひたすら愛され、可愛がられ、大切な人たちを救ったり救われたりしながら幸せになるお話。
このお話は「独身主義の魔女ですが、ワンコな公爵様がなぜか離してくれません」のスピンオフとなりますが、この話だけでも読めるようになっています。
完結まで執筆済み。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 18:04:34
131038文字
会話率:33%
意地悪な姉に聖女迫害の罪をなすりつけられた伯爵令嬢リーゼロッテは、罰として追放同然の扱いを受け、偏屈な辺境伯ユリウスの家事使用人として過ごすことになる。
ユリウスに仕えた使用人は、十日ともたずに次々と辞めさせられるという噂に、家族や婚約者に
捨てられ他に行き場のない彼女は戦々恐々とするが……彼女を出迎えたのは自称当主の少年だった。
想像とは全く違う毎日にリーゼロッテは戸惑う。「なんだか大切にされていませんか……?」と。
※アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 22:49:49
414208文字
会話率:32%
タイトル変更しました。
旧題◆許されるなら、貴方を見つめていいですか◆
モスドベリ王国の外交官を父に持つ伯爵令嬢イスクラ。
父親の右腕とも称される才女でありながら、そんな彼女には生まれついての大きなコンプレックスがあった。それでも四歳下の
可愛い妹と厳格な父、優しい母と年下の婚約者がいる日常は幸せだった。
しかしそんな穏やかな日々は両親の事故死によって一変する。
代替わりした若き王の手により追放同然にイスクラが嫁がされたのは、第一王子が駆け落ちをして政権が第二王子に移ったばかりの不安定な隣国。おまけにその第二王子は、外交の“が”の字も知らないような性格で……外交官の娘として見逃せない。
本音しか言わない外交力皆無な第二王子と、
帰る場所をなくした本音を言わない外交官の娘の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 14:05:47
143180文字
会話率:33%
平凡な支援役である真壁は、頑張り屋だが控えめな性格もあり、いつしかパーティーカーストの最底辺にいた。それでも耐えていたある日、仲間たちから深く傷つけられて失意のうちにパーティーを脱退する。すっかり自信を失い、やがて乞食になった彼は自殺を考え
るものの、そこで出会った怪しい女性からありとあらゆるものを盗めるというS級アイテムを渡され、一気に人生を逆転させていく。※アルファポリスでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 20:09:15
99636文字
会話率:65%
かつて魔王をワンパンで倒した英雄の血を受け継ぐ人間が暮らす英雄村。
村で案内人をしていた主人公は、役に立っていないという理由で、半ば追放同然で飛び出す。
気がつけば、そこは東の端にある王都だった。
村では無能呼ばわりされた主人公だが、王都
では「普通」じゃない強さと知識を見せつける。
大きなトカゲ(ダークドラゴン)を駆除したら喜ばれ、村ではゴミ同然の薬草を売ったら、高値で取引。村では生まれたばかりの子供でも読める古代言語を読んだら、先生と呼ばれる。
村で虐げられた青年が、王都で英雄扱いされる物語。
※2018/08/20 序盤を改稿いたしました。
※タイトル変わりました。
旧題「村人Aをクビになったので、冒険者Fになります ~村の入口に立っている看板村人の成り上がり~」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 18:00:00
168330文字
会話率:33%
成功の影には失敗あり。その言葉通り、世の中には失敗談が溢れてるほどある。それらは常に生み出され、そして人知れず消えてゆくのが常だ。
冒険者という職業についてもそれは同じである。一攫千金を夢見てこの職業になる者達は常に夢見がちだ。それだ
けに数多くの失敗を誰もが積み重ねてゆく。
故郷の農村で食い詰めた戦士のボブ、手先が割と不器用で失敗を繰り返す盗賊のトム、そして師匠に見込みなしと見做されて追放同然の扱いで修行の旅に出された魔法使いのジムもそんな冒険者達だ。とある冒険者ギルドで出会った3人は仕方なしにパーティを組んで冒険を繰り返す。当然、思うような成果は出せない。
初めて引き受けた依頼であるゴブリン退治で散々な目に遭い、引き受けた依頼先で騙され、儚い一攫千金を追い求めて空しい思いをし、せっかく手に入れた戦利品の価値がわからず損をし、そして名誉を求めて返り討ちにあう。
この冒険譚は、そんな平均より下の冒険者が織りなす失敗談である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-03 00:00:00
84851文字
会話率:56%
追放同然に人界へ来た魔界の第二王子サマエル。
平穏な暮らしを望むが、敵対する神族や兄との確執がそれを許さず、天界との最終戦争に巻き込まれていく。
巻の一は、「紅龍の夢」のプロローグ的な物語です。
最終更新:2010-03-07 03:04:37
72557文字
会話率:38%
アミネは悪意ある森の神々や精霊を封じる役目を負った巫女だった。すでに神々や精霊が封じられたはずの森を旅していたアミネ。そこに封じ損ねられていた神を見いだし、神封じを行う。しかし、大巫女への報告で、つい口を滑らせたため、神封じの巫女から位を下
げられ、追放同然で辺境の地に赴くこととなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-30 15:28:41
43992文字
会話率:26%