腕は立つけどコミュニケーションは苦手。だけど、困っている誰かに手を差し伸べるのは当然のこと。
そんな少女が迷宮配信者になったのは、「探索者は映像記録を公開しなければならない」という制度のせいだった。
少女は迷宮深層を一人で探索し、時には率
先して他の探索者の救助に向かう。
百人前後の視聴者たちに温かく見守られながら、そんな配信を日課としていた彼女のもとに、ある時国内最大の医療法人からオファーが届いた。
「救助活動、やってみない?」
喋ればポンコツ、黙れば最強、やりたいことは人助け。
コミュ障な女の子と愉快なリスナーたちが、助けを求める誰かのために迷宮を転がる物語。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:10:00
235459文字
会話率:36%
鼻腔をつく血の香り、道端に転がる腐りかけた死体の臭い。
死体を見ない日は無い、銃声を聞かない日は無い、薬を使ってラリっている人間を見ない日は勿論在る筈が無い。
死を纏った生を享受し、力なき者は強者に全てを奪われる。そんな事は稚児で
すら理解している法則であり、街に蔓延する慢性的な先天性の病のようなモノ。
例え路地裏にバラされた死体があったとしても、奇怪な造形を模した野犬や野鳥が捨てられた赤子を啄ばんでいても、それらは当たり前の光景だ。驚嘆にすら値しない日常的なもの。
この街は最低最悪で。
この街は誰もが罪を背負って生きている。
誰もが生きていたいが故に―——罪と罰に生きている。
命の意味を探り、運命を手繰るサイバーパンク・ディストピア。
ネオぺージ様にて公開中!
https://www.neopage.com/book/30048772510028100折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 09:00:00
391284文字
会話率:62%
この春高校生になったばかりの1年生、東咲人は長距離走が得意な陸上部に所属する男子高校生だ。咲人はある朝、部活に向かう途中で路上に倒れている女性を発見する。何かの病気ではないかと思って声を掛けたら、ただの酔っ払いだった。仕方なく彼女を家まで送
り届ければ、恐ろしい程に散らかったゴミ屋敷だった。転がる大量の缶ビールの空き缶に、山積みのゴミ袋や灰皿に山盛りの吸い殻。足の踏み場もろくにない散らかり具合。せっかく大人のお姉さんと2人きりだと言うのに、色気の欠片もありはしない。お姉さんは美人でスタイルも良い上、人気Vtuberの中の人。しかしその良い所を全部台無しにする残念さも合わせ持っていた。そんなお姉さんに咲人は家事スキルを評価され、彼女の家で家事代行を始める事に。そんなちょっとアレな出会いから始まる、2人のドタバタ(?)ラブコメディ。
※この作品は単体でも成立していますが、処女作である『いつも教室の隅に居る地味なあの子が気になって仕方ない』と世界観を共有している作品でもあります。そちらのネタバレ要素を含む為、ネタバレが苦手な方は先にそちらからご覧になる事をオススメ致します。そちらではまだ27歳の頃の本作ヒロインが活躍(?)しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:10:00
591791文字
会話率:38%
「何コレ」(れ
「続きだってさー」(き
「今回はえろく、エロく、いろんなカップルの日常を…」(る
シュン
「あれ? ルルアさん消えちゃいましたー」(ら
「どっかに転移させちゃったんだねー」(り
なあに? まだ続くの? ふふ.
..おあつらえ向きね(ま
こっちのセリフよ(め
「あの2人、ベッドの中だね」(き
「どーしてそーゆーふーに話が転がるかなー」(え
絡み合った女体が転がる(る
「エリラー、アレも封印するかちょっと音声切っといた方がいいんじゃない? 話が進まないよ」(き
「そだねー」(え
「えっとー、今度は短編ってゆーかー」(は
「うーんと短い会話劇とかいろいろー」(り
「あえていえばライト・ライトノベルかしら」(れ
「もはや小説じゃないよね」(き
「ひどいな」(み
「一応、形式としては短編小説とかショートショートってゆーのもあるみたいよ」(ま
「そんな大層なものじゃないっしょ」(き
ショートは安いです 昔は3000円(る
いつの時代よ(ま
不健全図書になるよー(り
「ショートカットにするのに3000円という話のどこが不健全なのでしょうか? 説明を要求します」(る
うわー、マンガ雑誌が30円、ハガキが7円、私鉄の初乗りが大人30円って、マジですかー?(ら
これ、あらすじよね?(れ
まあ、試験とか提出物だったら失格落第だね(き
「文字でやる4コマとか8頁マンガとかー、そんな感じみたいですー」(ら
「で、漫談編か」(き
「まんだんって、何のことかわからないんじゃない?」(れ
「あえていえば、『小咄」とか『話の枕』みたいなものかと」(る
「枕だけでいつまでたってもお話が始まらないって、サギだね」(き
「マクラでもお話だ」(み
「とゆーわけで、今回もよろしくねー!」(え
…何か忘れてない?(れ
べつにいーって^^(き
「『竜の抱き枕』って何のことですかー?」(ら
「こんどねー」(え
次回、プチ・ライトノベル(る
あらすじよ、これ(れ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 23:00:00
218639文字
会話率:2%
誰にも好かれず、自分の存在価値さえ信じられなかった美琴(みこと)、22歳。
駅前で飛び出した子どもをかばい命を落とした彼女は、目覚めると異世界にいた。
現れた“女神”は言う――
「君の人生、つらかったね。でも、ちゃんと見ていたよ」
報
酬として与えられたのは、誰をも虜にする《魅了スキル》と絶世の美貌。
異世界で美琴は、まさかの“モテ無双”ライフを送ることに。
街を歩けば告白され、贈り物は山のように届き、果ては魔物まで転がる始末。
けれど、心はどこか空しいまま。
「私自身」を見てくれる人なんて、どこにもいない――そう思っていた。
そんなある日、彼女は本屋の片隅で静かに本を読む青年・セイと出会う。
魅了スキルが効かない彼に、美琴は生まれて初めて“追う恋”を知る。
――だけど、恋はチートじゃ進まない。
ぶつかり合い、すれ違い、それでも想いを伝えたとき、
彼女は気づく。
一度報われなかった人生は、きっとこの恋のためにあったのだと。
これは、「誰かに愛される」物語じゃない。
「自分の意思で、誰かを好きになる」
――そんな“今度こそ”の恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 22:32:18
14168文字
会話率:40%
掌に転がるガラス玉のような、小さな小さな物語。
基本的に2000文字以下のショートショート集ですので、どこからでもサクッと読めます。
*他サイトとの重複投稿です(他サイトでは別名義ですが、同一作者です)。
最終更新:2025-07-01 20:01:19
58252文字
会話率:25%
高校最後の夏、運命の一戦に挑む翔太に、不可解な異変が迫る──。
最終更新:2025-07-01 04:32:51
3744文字
会話率:36%
「ああ、月が出てる。」
罪の意識はあるのに人の命を奪った事には何の感慨も抱けない少女、リコス。
彼女の足元に広がる血溜まりと転がる死体。
人を殺した事への罰を受ける事も出来ず、それでも人殺しの自分に嫌気がさす。
また何かの拍子に人を殺し
てしまうんじゃないか……
自分の中に深い闇を持っている事に気がつき、それ自体を恐れると同時に、受け入れてしまっている自分に嫌悪感を抱いていた。
そんなある時『魔眼病』を発症し、魔眼を得た彼女はアルカディア帝国最強の存在である『暗黒騎士』を目指す事となる。
「人殺しは罪だ、罰を受けないと。」
これこそ自分に与えられた罰なのだと解釈し、屈強な男であっても悲鳴をあげる過酷な修行に打ち込み、彼女は才能を開花させる。
『人を殺す』才能を……
アルカディア帝国を、多くの人を護るため、自ら罰を受けるため……
リコスは茨の道を突き進む。
罪を贖うその時まで……
これは贖罪を求める少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 12:10:00
198021文字
会話率:29%
宝くじ一等三億円──人生最大の幸運を引き当てたその男は、翌日、地割れに飲まれて死んだ。
不運に好かれすぎた男・カミシロ トオルは、気がつけば神界にいた。女神曰く「あなたは異世界転生の三人目」らしい。訳もわからぬまま引かされたのは、“スキ
ルガチャ”。そこで彼が引き当てたのは、最低ランク・排出率0.0000000003%の《厄災(カタストロフ)》。
「あらゆる状況が最悪に転がる?って、それもう人生じゃねぇか!」
だが、異世界はすでに崩壊寸前。最初からクライマックス、魔王vs英雄の決戦に、訳もわからず飛び込むハメに。しかも魔王は第一の転生者、英雄は第二の転生者──え?俺、三番手?情報量多すぎるって!
だが、この世界の「最悪」はまだ始まったばかり。すべての魔法を極限の黒魔法へと昇華する“魔神エルダーク”が、主人公に取り憑いた時、世界は思わぬ方向へと転がり始める──!
これは、最悪のスキルで世界を滅ぼしかける、不運系異世界ノンストップバトルファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 01:26:30
4794文字
会話率:30%
人間達が住む大陸『モルディガンマ』から海を渡って遠く離れた、別名『魔族の住処』とも呼ばれる巨大な島。
魔界島『ディザストレ』。
この島には、普通の人間では生きて帰れないほど過酷な環境が存在する。
水面まで暗い海の中で獲物が来るのを待
ち続ける魔の海『バミューダ』。
生命を干からびさせるどころか燃やす灼熱地獄のような火山地帯『インフェルノ』。
身体に突き刺さるように凍て付く絶対零度の地とも言われる極寒地帯『フロスティア』。
常に食うか食われるかの過酷な弱肉強食の世界である森林地帯『グランノーム』。
その海と三つの地帯、中枢の居住地帯を持つディザストレには、いくつかの特徴を持つ。
様々な動物の骨が転がる大地には、異形の鳥や植物、獣などが生息する。
光が見えない青黒い海には、船体は穴だらけで帆はボロボロな船が浮かんでいる。
星のない夜のような暗い空には、赤紫の月の光が島の細部まで照らす。
……そして、島に大きく建てられた城『ジェノサイド城』には、魔族を統べる王が最上階の玉座に座る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 09:52:23
187725文字
会話率:44%
ころころころ・・・
高所恐怖症で、臆病なドングリ・イチ。
でも、みんなのあとを追いかけて、勇気を振り絞って、外の世界へ飛び出した!
・・・が、しかし! いきなり大ピンチに!!
最終更新:2025-06-05 15:45:52
11823文字
会話率:40%
鏡花に膝枕されていて、妙なやりにくさがあった。
何時ものあるべき場所に、あるべきものがない。
なぁに〜? 何時もの座布団の方が良かった〜?
ウザったいので、床に転がる事にした。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申
し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
髪フェチってよりかって感じ。
お眼鏡に適ったというか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 21:41:58
790文字
会話率:36%
暴風雨の後の冷蔵庫は底を尽き、買い物に行くことになった。
寄り添い合うようにして、道を歩いていた時の事、寄り道を提案される。
落ちた真っ青な実。その中でぽつぽつ転がる真っ赤な実。
梅酒買うか。
うん。
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
熟れた実を見つけたら、口に入れそうでヒヤヒヤしますよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 13:39:50
753文字
会話率:69%
ころり、ころり、とそれは転がってきた。
最初は、ボールだと思った。
それが生首だと悟った時、忘れていた記憶が炙り出される
最終更新:2025-06-02 10:43:29
3317文字
会話率:5%
都で奇妙な病「たたり病」が広がる。体がだるくなり、夜になると「うらめしや」という不気味な歌声や物が転がる音が聞こえるという症状に、人々は怯えていた。医者や陰陽師も原因を特定できず、不安ばかりが募る。
五条大橋のたもとで薬飴を売る若者、文
吉は、この病が心に根差していると感じ、その正体を突き止める決意をする。顔の下半分を布で隠し、多くを語らない彼自身も、何か秘めた過去を抱えているようだった。
ある夜、「たたり病」に苦しむ女の訴えを受け、文吉は深夜の五条大橋へ向かう。月の隠れた静寂の中、風に乗って聞こえる「うらめしや」の声と不気味な物音を辿り、彼は河原へと降りていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 18:02:11
5937文字
会話率:32%
辺境の単調な塩採掘任務は、血と土埃が舞う地獄と化した。異常な魔力上昇が、悍ましく歪んだゴブリンソルジャーの群れと、エリアを統べる「異形」のボスを引き寄せたのだ。希望は容赦なく打ち砕かれ、仲間の無残な骸が累々と転がる絶望的な撤退戦。若き騎士ケ
イは、騎士の魂とも言える剣を犠牲に、血路を切り開く。だが、迷宮の非情さは魔物だけではない。大地が咆哮し、全てを蹂躏する激しい地震が発生! 混乱の中でケイが目撃したのは、過去の「デジャブ」と重なる破滅の光景――「津波が来る」。これは天変地異か、それとも迷宮の意志か? 生き残れる保証はどこにもない、過酷な生存劇が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 18:00:00
143733文字
会話率:32%
秋山黄色氏の『アイデンティティ』のMVをご覧ください。そこから着想を得たのが始まりです。
あらゆるもの――例えば、今座っている椅子とか、ベッドの横で転がるぬいぐるみにも命があって、その命を可視化させる【ハート】を作った女とそれを買った男、
クローン人間たちとの争い、巻き込まれた男の話が出て来ます。
【ハート】に関しては、二宮敦人氏の『狂化』の短編? からも後付けかもしれませんが着想を得ていると思います。そちらから読んでみても面白いかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 21:31:39
62358文字
会話率:29%
ロザリー・エシャンジェ 二十二歳。
シヤン王国の第三王女。
父である国王から、『社会勉強』だと隣国のミア王国で行われる舞踏会に送り出された。
そこでロザリーのダンスの相手をしてくれたのは、ミア王国の第二王子であるジュールだった。多くの令嬢た
ちの目を釘付けにさせるその容姿と立ち居振る舞い。
そんなクールなイケメンのジュールにダンスをリードされるも、ジュールは鉄仮面のような無表情な顔をして事務的にロザリーを扱う。
内心怒りが湧いてきたロザリーは、早々に自国に帰ろうと舞踏会会場から出てすぐそばの大階段を降りようと一歩踏み出すが、ドレスの裾を踏んでしまい大階段から落ちそうになる。
その瞬間、一人の男性がロザリーを助けようと手を伸ばすが間に合わず、ロザリーと男性は大階段を転がるように落ちてしまう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 12:15:09
66722文字
会話率:36%
「約束よ、アレス! 魔王様になっても、会いに来てくれるって!」
無邪気なリリエルの笑顔が、今も瞼に焼き付いて離れない。
対の腕輪『デスティナ』を贈り、誓ったはずの未来。
「あったりまえだ! オレはお前たちと育ったんだ!」
あの温かな日々が、
オレの全てだった。
グチャリ。
忌まわしい感触が、今もこの右手にこびりついている。
血に染まった白い布切れと、砕けた腕輪。
転がる、小さな頭部。
兄ダンティスの、魂を絞り出すような絶叫。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:10:00
56494文字
会話率:43%
海上の学園都市【ワダツミ】
その学生寮地区の一角にある、喫茶店兼探偵社。
素性を明かしたがらない依頼人の厄介事から、事件は動き出す。それは、坂道を転がるかの如く。
最終更新:2025-05-07 17:59:34
104878文字
会話率:30%
学校の敷地内に転がる多数の遺体。
最終更新:2025-05-01 13:00:00
1685文字
会話率:3%
死者や負けた側の見捨てられた負傷兵が転がる戦場跡に、一頻り笑い声が響いた。
エブリスタにしている「満月」を修正した作品です。
最終更新:2024-09-25 13:00:00
308文字
会話率:10%