うどんに入っている汁は、関西では色の薄い『うどんだし』で関東では色の濃い『めんつゆ』がよく使われます。『だし』と『つゆ』の違いをご存知でしょうか。
江戸時代、関西ではミネラル分の少ない軟水を使い、昆布から旨味を抽出した『だし』が作られました
。
関東の水はミネラルの多い硬水で、昆布のだしが作りにくかったです。
そこでカツオブシと濃口醤油をつかった『つゆ』がつくられました。
大阪で昆布だしが使われたのは、江戸時代の西回り航路の問題で北海道の昆布が江戸より大阪に早く届いたということもあるようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 00:00:00
1068文字
会話率:82%
今回、転生者としての記憶を思い出したのは侯爵令嬢ガブリエラ・マインズフィール。
魔法がある典型的な異世界転生をした彼女は、特にチートらしいチートなんて持っていなかった。しいて言えば知識ぐらいのものだ。
普通ならば落ち込むのかもしれない。
しかし、彼女にとってそんなことはどうでもよかった。
なぜならば……
水がまずい!!軟水をよこせ!!なに、ないだと!?ならば権力で作ってくれる!!
水質という、ほかの転生者が気にしないことを気にし、権力チートと知識チートを使ってなんとかしようとしていたのだから。
主人公・ガブリエラ・マインズフィールがただひたすらに水に関係する改革をおこなうだけの作品です。
世界観や周りの人物への説明は極力省いて、水だけに絞っています。つまり雑です。
R15は念のためです。衛生問題も取り上げるので。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 00:00:00
25334文字
会話率:21%
手芸センターに猫が迷いこんだらしい。
最終更新:2022-12-05 07:00:00
1734文字
会話率:0%
一筋の何かと大切ななにかの話。
最終更新:2021-07-02 02:41:28
1144文字
会話率:15%
「やっぱり、軟水が一番だよね」
そう言った君。
僕にはさっぱり分からない。
「水道水でいいじゃない」
そんなくだらないことを言い合えた日々。
それから、君がいなくなって……僕は、片付けを始めた。
そして、君が残していった軟水を見付
けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 22:31:04
1851文字
会話率:19%
「松の湯にようこそ。ここは江戸時代からある古き良き公衆浴場だ。
外観は、神社仏閣風の甍で、唐破風造り。おんぼろじゃなくてレトロで趣があるっていって欲しいね。
設備は、コインランドリー、売店(駄菓子あり)、石鹸、シャンプー、リンス、ドライ
ヤー、体重計、マッサージ機(故障中)、電気風呂(危険)、ジャグジー、薬湯(お勧め)、サウナ、水風呂、以上。水質は超軟水だから、お肌の弱い女性や乳幼児の方にもお勧めだよ。
年中無休。営業は午前十時から午後十時まで。
入浴料は大人が四百円、学生は三百円。十歳以下のお子様は無料だ。
……おおっとお客さんは異世界人だね?
子供の振りしちゃあいるがあんたはハーフリングだ。しらばっくれようたってそうはいかない。しれっとただ湯にありつこうなんざ太え野郎だね。おまけにそっちは女湯だ。お天道様が許しても公衆浴場法第三条とこの番頭さんが許さないよ。
さあさあこの手拭いとバスタオルを貸してやるから、身も心も、それから泥だらけのあんよも綺麗にしてくるんだよ」
所謂、テンプレ系異世界お店屋さんモノです。
短編連作の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-09 18:35:57
28805文字
会話率:28%