親に小さい頃から決められていた風来病院に入った学。そこで、人員不足から奇病棟に入ることに。専門にしていたところに入れなく、不満に思っていた学。しかし、奇病棟にいる患者や医者たちと関わっていくことで学はどんどん大切なことに気づいていく。
最終更新:2025-07-19 17:45:43
3540文字
会話率:62%
「うー……気分悪い。お前、どうだった?」
「最悪。薬を五十錠も飲まされた。途中で吐きそうになったし、大変だったぜ。もう風邪ひいても、ぜってー薬飲まねえ」
「おれは血管に薬を打たれたから平気だったな。でも、めちゃくちゃ痛かったよ。もう注射は勘
弁」
「僕は飛び降りだったよ。まあ、貴重な体験だったね。かなりの痛みだったけど、それが逆に“生きてる”って実感させてくれてさあ」
「え、嘘だろ。おれも飛び降りだったけど、途中で目の前が真っ暗になったぞ」
「おれも、おれも。一瞬で終わった感じ。つまんねーの」
「たしか、途中で気絶しちゃうらしいよね。おれは最後まで意識あったけど、痛みはなかったなあ」
「お、お、お前は頭から落ちたんだろ? お、おれは失敗した。足から落ちて……ほ、骨が、お、お……」
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最終更新:2025-07-12 11:00:00
3069文字
会話率:84%
「きみぃ、あのね、いくら本社から来たといってもね
この調子じゃちょっと困るんだよぉ、そろそろ君の能力を――」
「い、いや、あ、あのですね部長様。
ええ、ええ、仰りたいことはよくわかりますとも、ええ。
部長様のお言葉、美しい声、胸に染み、そ
してええ、同時に痛みますとも、ええ。
部長様の期待に応えられない自分、それが恥ずかしくて恥ずかしくてもう、ええ。
時に部長様。朝、ご出勤なさる際、靴はどちらからお履きになられますか?
右? 左? あらら、意識されたことがない?
よおく、思い出してくださいええ、人間の記憶力というものは素晴らしいのですからええ。
お? 右? 右足から? さすが部長様! 人間の体の右側というものはですね
善や幸運の象徴でして、逆に左側が悪や不浄の象徴なんですよ。
なので、右側から履くと良いとされてるんですよ、ええ、さすが部長様!
無意識におやりになるとは、やはり清さが足から滲み出てますねぇ、ええ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 12:00:00
1499文字
会話率:44%
ナツメとトモキは、動物園の遠足から奇妙な世界に足を踏み入れる。
最終更新:2025-04-27 15:23:00
10017文字
会話率:49%
コスプレイメクラの従業員だった俺はあまりにもの寝不足から事故を起こして死んだ。
はずだったのだが、なぜか高校の入学式の前日で目を覚ます。
特段学年一位の秀才でもなければ、陰キャのように見えるが実は人気のイケメンでもなく、超絶美女の幼馴染
も姉もいない、ごく普通の男子高校生となった俺は風俗での勤務経験や知識を生かして、ボッチだった過去を書き換える。
そんな物語です。
ざまあ、R15は念のための保険ですね。
以前エッセイで投稿した”風俗店員時代の経験からの女の子からそれなりに好かれる対応方法”を学生時代に使えたらどうなるだろうかという妄想のもと書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 14:02:29
423034文字
会話率:44%
68歳の田中修一は年金不足からスーパーでパート勤務する日々。友人の木村と「老人が将来のために貯金している」というかつてのコメディアンのネタが現実になった皮肉を語り合う。一方、若手テレビディレクターの山田は祖父世代の窮状に問題意識を持ち、政治
討論番組で佐藤議員が同じネタを引用して高齢者問題を訴える様子を撮影する。修一は諦めず町内会の高齢者問題集会に参加、そこでの発言が反響を呼び山田の特集番組に取り上げられる。状況は劇的には変わらないが、修一と木村は「孫の世代のために」と声を上げ続ける決意をする。笑い話が現実になった社会で、小さな変化の兆しと希望を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-15 12:12:16
5645文字
会話率:66%
帝国「ヴァイツェン立憲帝国」の特別監察官である「私」は、帝国と「共和国」との国境地帯へ再び派遣される。三円前の戦争によって帝国に編入されたこの西部国境地帯では、住民の反発が根強く、帝国本土の人々と現地出身兵士との間に深い溝が生じていた。帝国
は軍縮と徴兵制廃止による人員不足から、現地の兵士を大量に採用していたが、彼らの忠誠は揺らぎ、本国から派遣された職員との軋轢が深刻化している。
私の任務は、現地兵士の中から反抗的な危険分子を特定し、本部へ報告すること。
国境地帯の運河では、密輸や闇市が横行し、戦後の混乱が依然として続いていた。
そんな中、帝都本部からの緊急電報が届く。それは、西部国境地帯における劇的な変化を示唆するものであった。明朝より旧国境が封鎖され、”入植者”の移送が開始される。西部国境地域は完全に封鎖され、更には共和国軍との共同警備が実施されるという。私の内偵任務は即時停止され、至急帝都に帰還するよう命じられる。
国境地帯の運命は、大きく揺らごうとしていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 00:25:36
3514文字
会話率:50%
オルクセン王国史 二次創作
キャメロット産業革命初期
星欧中を戦火で揺るがす「デュートネ戦争」の最中、オルクセン王国内のファーレンス商会私設農業試験場「ラピアカプツェ農業技術試験場」では、労働力不足から畑を荒らす鹿の群れに悩まされていた。あ
る朝、空から謎の大鷲族が、巨大なボス鹿を見事に仕留め、村の英雄となる。しかし彼は傷つき倒れ、救助を受ける中で謎めいた言葉を口にする――古典アールブ語。高度な教育を受けた者しか話せないその言語を母語とする彼の正体に、コボルト族の運営長ヴィルヘルムは疑念を抱く。
この謎の出会いが、やがてオルクセン王国のファーレンス商会とキャメロットの大商会との間で交わされる「キャメロット連合王国をひっくり返す」密約のきっかけとなるとは、誰も予想しなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 21:22:51
234744文字
会話率:42%
仕事上の事故で使えないアルバイトのおっさんと2人、ぐしゃぐしゃになって死んだ男。
気が付くと白い空間に居て、暫くすると携帯電話ショップみたいなところへ飛ばされた。
目の前に座った軽そうなチャラい感じの男が笑顔で話してくる。
当たり前のように
異世界転生がどうとかこうとかと話してくるが、さっぱりわからない。
まったく事情のわからない男が質問すると、慌て始めた。
調べてわかったことは一つ、本当はおっさんの方だったと。
携帯電話ショップみたいなところの都合から、代わりに異世界へ転生することになったが、まったく予備知識は無く、しばらく携帯電話ショップのスタッフ達とやり取りは続いても、まったく埒が開かない。
そもそも異世界や魔法なんてものは、さっぱり興味も無ければ理解もしていないのだ。 スタッフ達をイラつかせた果て、所長の婆さんと交代することとなった。
婆さんとの話し合い、その過程で幼い頃に読んだ本の質問が出てくる。
男の年齢・年代の本なら、あの世界的漫画しかなかった。
元は侵略目的で地球に送り込まれていたはずなのに頭をぶつけたことから大人しくなり、壮絶な修行を繰り返した果てに神とも互角以上に戦う戦闘民族宇宙人、ちょっと猿要素の入った主人公の漫画だ。
そのことを話すと、婆さんは要領を得ない。
しかし主人公の名前を話すと、すぐに繋がった。
でも、どこか違和感を感じながら話し合いは続く。
そして婆さんの提案で、その主人公の能力をモチーフにして異世界転生することになった。
あの◯◯◯◯波が出来るのか! そう喜んだ男に衝撃的な悲しい事実が襲いかかってくる。
異世界転生を果たし、男が見たもの。
それは、びっしりと全身に生える少し金色がかった茶色の剛毛。
婆さんは、あの世界的漫画の存在を知らなかったのだ。
知っていたのは、大昔の『西遊記』。
婆さんの勘違いと男の説明不足が原因だった。
こうして男は『孫悟空』の能力と、携帯電話ショップからの詫びとして貰った『土属性最高値』を頼りに生きていくことになる。
やがて幸か不幸か、はたまた自身が望まずとも、異世界の事情から『西遊記』的展開になってしまうとも知らずに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 08:12:30
30304文字
会話率:25%
ラッツィ連邦大統領の列伝を共和国発足から
帝制移行までをまとめた物語。
キーワード:
最終更新:2024-11-18 13:23:08
235文字
会話率:0%
壊歴201年に人類生存権奪還委員会発足から50年、251年の話。
最終更新:2024-11-05 17:53:00
18273文字
会話率:25%
学徒同盟……それは、1000年もの長きに渡って存在した帝国時代の書物を基に研究する学徒たちの同盟。
その発足から崩壊に至るすべてを見てきた一人の学徒の一代記。
X(Twitter)で連載、完結したものを加筆してまとめました。かなりダイ
ジェストなのはご愛敬。
ランキング入りは目指していませんが、気が向いたら感想等お願いできたらありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 13:00:48
46604文字
会話率:42%
屋上に出る時には左足から出ないといけない、それを破ると…
最終更新:2024-07-05 03:40:15
344文字
会話率:59%
アクアマリン王国の第一王女ティレーネは、0歳の時に魔女に人魚の呪いを掛けられてしまう。
その呪いは、腕と足からは魚の鱗が生え、顔にアザができ、おまけに恋が成就しなければ泡となって消えてしまうという呪いだった。
呪いを掛けられたティレーネは、
鱗が生えた腕や足、アザのある顔を隠しながら護衛騎士と共に学園で生活をする。
学園で生活を送っていると隣国のエメラルド王国から王子リュシオンが留学生としてやってきた。
ティレーネはリュシオンとそこそこな交流しか交わしていなかったが、交流会でリュシオンに恋人にならないかとを告げられる。
隣国との繋がりは重要なため、ティレーネは恋人にを了承する。
しかし、ティレーネには想い人がいて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 14:56:50
21046文字
会話率:38%
徹夜でソシャゲをやっていたとある少女は、寝不足からくる不注意で階段から落ちて人生を終える。
しかし、その意識が途切れることはなく。
次の瞬間、彼女は小高い丘の上の木に転生していた。
動けない、目を開けない、喋れない。
そんな状況から、ど
うにかしてその場での自由を手に入れた彼女は、騒ぎを聞きつけてきた少女たちから自身が伐採されそうになっていることを聞き……
地球神話から枝分かれた未完の大作、ここに開幕。
※個人的にスクロールだと、一字下げのギザギザが綺麗じゃないと感じてしまったり、単純に見失ってしまったりするのでしてません。
※地球神話〜誰かの心の物語〜のシリーズ作品ですが、化心と同じ世界を使っただけの完全新作です。
化心本編のキャラも一部出ますが、化心を読んでなければ読めないものではありません。
※完結後は化心に繋げていく予定です。
化心も読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:20:00
769920文字
会話率:32%
下ネタじゃねーよ。
足からキノコが生えてきただけだから!(笑)
最終更新:2024-02-11 14:07:13
623文字
会話率:11%
魔法が科学のように超発達した地球文明が、資源不足から異世界侵略を計画した。
人工的な転生により【転生兵士】が侵略の為に送り込まれていった。
だが、その異世界は様々な歴史を経て、平和を享受しており
【転生兵士】達の姿など微塵も無かった。
その異世界の少年【マシュー】は、幼馴染の【レベッカ】と共に、成人の儀に挑んでいた。
そこでスキルを何個か授かって、大人として認められるはずだった。
しかし、マシューが授かったスキルは異常な数で、しかもそれが殆ど使えない状態。
さらに、マシューは己の中に、別の人格が存在することに気付くのだが……。
その騒動の中で、世界の変革を求める、危険な思想集団も介入して、マシューの運命は大きく動転する。
その世界の中で、異世界侵略の転生者は一体どうなったのか?
全ての謎は【リンカネティックエンカウンター】に帰結する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 00:00:00
135113文字
会話率:44%
超絶晴れ男である松竹 梅造(まつたけ うめぞう)は、昔からイベントや行事には必要不可欠な人間だった。彼が向かうところは、必ず晴れて温暖になるのだ。遠足から林間学校、修学旅行、卒業旅行。記念式典や競技大会の日、オープンセレモニー等々……スタッ
フとして参加することで、必ず晴天にしてきた。
そんな彼が最近はまっている趣味は登山。どんな悪天候でも山に登れば晴れるのだ。調子にのった彼は真冬に一人で雪山を登頂する計画をたてたのだった…… 小説家になろうラジオ大賞5 参加作品。テーマは「雪山」 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 17:44:51
1000文字
会話率:26%
小学3年生のカケル君は、かけっこが大の苦手。運動会はいつも、ビリの4位。
明日は運動会。授業でかけっこの練習をしますが、カケル君のヤル気はゼロ。
ところがその日の帰り道、カケル君は自分の影から文句を言われてしまいます。
「おまえと一緒だと走
りにくくて大変だ、ちょっくら離れさせてもらう!」
カゲがカケル君の足から離れてしまったから、さあ大変!
「ぼくのカゲ、まて~っ!」
カケル君はあわててカゲを追いかけますが……?
霜月透子様&鈴木りん様主催 ひだまり童話館「ふにゃふにゃな話」参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 23:51:46
5423文字
会話率:29%
平凡な中学生、大川京太朗は学校からの帰り道に謎の声を聞く。見上げれば謎の老人が不可思議な力で全世界に「神代への回帰」を宣言する所だった。
覚醒者として不思議な力を得る人々。現れるダンジョンにそこから溢れるモンスター。社会どころか世界がど
んどん形を変えていく。
様々な思惑によって民間もダンジョンに対応する事になり、人手不足から十五歳以上なら『冒険者』になれてしまう事に。
これは、そんな世界で生きる平凡な少年が、ほどほどに強力な力とちょっと強い使い魔と共にダンジョンへ向かう物語である。
※主人公は最強ではありません。総合力は高いですが、それでも『上の中』か『上の上に爪先が引っかかる』ぐらいが限界です。一番高い治癒能力も上位版がいたりします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 18:00:00
1107372文字
会話率:40%
世界に多数ある武器、その中でも火器・兵器と言われる物を中心にとりあげて、考察や解説をしていく連載です。楽しみながらも火器・兵器の恐ろしさも一緒に感じて頂けると嬉しいです! 誤解や間違い、知識不足からくる解説の曖昧さなどもあるかもしれません
。そこはご容赦くださいませ。一緒に火器・兵器の勉強をしていきましょう。創作のお手伝い、争いの恐ろしさを伝える機会となればうれしく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 13:09:17
31461文字
会話率:7%