とある寺の住職の元に持ち込まれたモノ。
それはずっと大切なものを探して囁き続けていた。
手に負えないと感じた住職は、ソレを不思議な古書店へと持ち込んだ。
そこで店主から語られたのは、「女の子と傘」にまつわる、悲しいお話だった。
最終更新:2024-07-16 21:27:30
4778文字
会話率:22%
雨音が心の扉を叩く
夏の訪れはもう、すぐだと云うのに
心は何時だって過去のまま
置き忘れたあの赤い傘は妖怪のものかな
紫陽花の幽霊が過去を探す
夕べは打ち上げ花火が凄かったのよ
懐古の呪文はあの家の老婆がお念仏を唱えるように
たましひの有
り様は
さわさわと揺れる凌霄花の葉の間に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 18:49:24
2779文字
会話率:0%
お堂、赤い傘、黒い傘、レースの黒い日傘、黒いヒール、菊の入った水の桶、落ちている椿、彼岸桜、瓦、塀、どぶ、土の道、雲、ススキ、野原、壺、生け花、十方闇、十二支六十干支、朽ちた木の香、匂い袋、日本家屋、坪庭、さびれた街の商店街、お土産屋さん、
おもちゃ屋さん、
昔作ったネタ帳をUPします。
活用するもしないもあなた次第。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 09:51:37
2178文字
会話率:0%
目撃者は一様に犯人は赤い傘を持った女だったと答えた。
最終更新:2023-02-11 14:12:47
1735文字
会話率:42%
いつの間にか世界がモノクロに見えていた主人公の辻村春来(つじむらはるき)。高校受験を目の前にして、毎日何の目的もなく、未来に夢もなく過ごしていた。そんなある日、赤い傘をさす高校生の女の子に出会う。モノクロの世界に色が現れ始めた。
春来と同
級生の藤井暢生(ふじいのぶお)、幼馴染の隣に住む安藤陽菜(あんどうひな)。いつの間にか友達も幼馴染も色あせて見えていた頃、春来に変化が訪れた。それは二つ年上の瀬野明日美(せのあすみ)に対しての恋心がもたらした変化だった。そんな春来の恋を幼馴染の陽菜はひたすら応援し、そんな陽菜を見守りながら心配する暢生。
春来は徐々に、この世界に色を取り戻し始め、そして、ずっとそばにいてくれた大事な人のおかげで色鮮やかな世界を思い出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 20:00:00
102623文字
会話率:57%
それは、どこにでもあるような怪談話だった。
『土砂降りの夜に一人で、赤い傘をさして立っているんだって』
その女の姿をした幽霊は、雨の日に現れ
傘の中に対象を招き入れて憑り殺すのだという。
友達との雑談で、その階段を耳にした少女スイは
夜道を一人で帰ることになるのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 12:04:01
5211文字
会話率:28%
空から降ってきた赤い傘。それを手にした兄妹は、いろいろなトラブルに遭遇してしまうが……。
最終更新:2022-03-03 18:37:44
982文字
会話率:35%
天気のぐずつくある朝に、通学路で見かけた赤い傘。
道路の端で段ボールにさしかけられたその傘を持っているのは、ろくに話したこともないクラスメイトだった。
捨て犬か捨て猫に傘を貸して自身は濡れる彼女に、俺は慌てて駆け寄った。
最終更新:2021-01-02 12:00:00
2945文字
会話率:19%
近頃、よく電話が掛かってくる。用もなくかけてはこないだろう。何かあるのだ。と思ってみた。新しいコートか。大人になっても、優しい口調は変わらないなぁ。
最終更新:2020-10-11 00:54:14
294文字
会話率:0%
電車を降りると、天気予報が外れて大雨だった。音がすごく視界も悪い。
酔った私は不満を覚えながら、ふらふらと改札に向かって階段を上る。
そこで私を待っていたのは、無人の改札と赤い傘の女だった。
最終更新:2020-08-16 18:16:37
13347文字
会話率:30%
雨の降る公園のベンチの側で、
赤い傘を差した女の子が、うずくまって泣いていました。
女の子の目の前には箱が一つ。
その中には茶色の子犬が入っていました。
女の子のお父さんは犬嫌いだけれど、雨の降る今日だけは。
とお父さんにお願いしてもダメで
した。
女の子は、傘を子犬の下に残し、トボトボと帰るのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 14:02:14
4407文字
会話率:35%
あらすじとかはないです。
よめばわかる。
最終更新:2020-02-11 17:05:31
2911文字
会話率:11%
(第4話から直結しています。)
雅美は閏時を使って、無事に赤い傘を取り戻してから。そのまま入店して、(約)一時間前の達矢たちと再会したら、話題は懐中時計をどこから手に入れたのかという方向へ。話はそのうちだんだんと、SF談義になっていった――
最終更新:2019-08-23 15:03:55
3288文字
会話率:64%
昔、ライトノベル好きの友人と
『ネットに上がっている良さげなイラストをお題にして小説を書こう』
という試みをしました。その一つです。
この小説の元となったイラストは、
・ サラサラストレートな銀髪の、男にしては髪が長い青年が一人立
っている
・ 無表情で体ごと左を向いており、クールで美しい横顔と上半身が見える
・ 左の青い瞳だけがこちらを見ている
・ 右手で女の子用の小さな赤い傘をさしている
・ 背景は、小雨の降る住宅街
って感じのものだったと思います。素敵な絵でした。
何となくお題のイラストは思い浮かびましたかね?
それでは、お読みくださいませ。
※ 見せる相手がラノベ好きだったから、なんか意識してる感があります。
今読むと、お互いと自分を褒めまくってて気持ち悪いと感じました笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 13:07:58
5757文字
会話率:27%
雨が降りしきる街で頭を噛みちぎられた死体が発見される。その異様な惨状に警察も捜査も難航していた。そこで退魔師藤代兄弟に密かに事件の調査をするよう指令が下される。彼らが調べる内に子供用の赤い傘、そして少女の幽霊が事件に関わっていることを突き止
める。解決に向けて行動する兄弟だが、新たな犠牲者が出てしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-18 22:51:01
15784文字
会話率:39%
先月、高校一年生になったばかりの森山 瑞月はひょんなことから一つ年上の見た目王子様な先輩に自分が所持している本を貸すようになる。放課後の図書室で二人が過ごすようになって早一ヶ月。
__可愛い女の子の定義ってなんだと思う?
そんな唐突な
先輩の問いかけに答えたり答えなかったり。かと思ったらにやにやと面白がる友人に質問攻めされたり。なんだか質問に答えてばかりなお話。
恋愛はゆっくりと進みます。
日常の一コマ系。はじめの方はあまりストーリー性がありませんので悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 21:58:13
173411文字
会話率:39%
雨が止みそうな時の男女の詩花です。
この作品は「詩花の花畑」にも掲載しています。
最終更新:2017-06-19 22:55:49
364文字
会話率:0%
犯罪者の岩下研一が公園で倒れていると、傘を差し出してくれた少女(村田ひとみ)。
ひとみは過去、岩下が可愛がっていた子で。彼女なら、犯罪者となった自分を助けると言いかねない。
今すぐここから離れなければ。そう思う脳を裏切り、身体は動いてくれな
かった。
そして赤い傘が差し伸べられる。
「……あなたは、私を助けたいんですか?」
「そうですよ」
「…………服が、汚れますよ?」
「そんなの、気にしません」
以前ノベルゲームとして公開した内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-07 18:00:00
87939文字
会話率:45%
逃げても逃げても、その先でまた進まなければいけない。怖いけれど、明日は来ます。
最終更新:2015-09-07 01:52:59
584文字
会話率:0%
自分の周りの小さな世界が全てだった高校時代。相原日向子(あいはらひなこ)は、ある日放課後に、赤い傘をさした男子学生、大野響一(おおのきょういち)を見つける。それ以来、日向子の目は彼を探し、気付けば目で追うようになった。そして、日向子にとっ
ては、奇跡のような出来事で、ふたりは出会い、少しずつ心を通わせていく。
7年後、25歳の誕生日を迎えた彼女のとなりに彼はいない。周りは結婚、出産と少しずつ人生の次のステップに進んでいくが、彼女の心は、あの頃から離れてくれない。
どうすれば初恋を思い出にできるの?
どうすれば彼のことを過去にできるの?
どんどん年は取り、世界も大きくなっていくのに、心は大人になれないまま。あなたに出会ったあの頃のまま。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-24 22:30:21
1973文字
会話率:50%
紫陽花通り18番地。
赤いレンガ造りのツタの絡まる喫茶店前。
鮮やかな紫陽花の揺れる人通りの少ない通り沿い。
そこには、赤い傘を持った少女の幽霊が出ると噂されていた。
ある日、その噂を聞いた川端高校のオカルト研究部
『神寺』『来栖』『港
川』の3人が調査をすることになる。
どうにかして幽霊の証拠をおさめようと奮闘する3人だったが、この“紫陽花通り18番地幽霊事件”には辛く残酷な秘密があって...。
これは1人の少女、3人の高校生が過ごす水無月の学園青春ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-01 03:08:22
57216文字
会話率:27%