ゼゾッラは走った。今しがた目の前で起こった殺人の犯人を、彼女だけが知っていた。
童話『シンデレラ』のもととなったバジーレの民話集『五日物語≪ペンタメローネ≫』一日目第六話『ラ・ガッタ・チェネレントラ≪灰かぶり猫≫』をサスペンス風に再構成。謝
肉祭の夜に殺人を目にした主人公ゼゾッラの一週間をたどる。人殺し扱いされた知り合いの少年を匿ったゼゾッラは、真犯人を知っていた。だが何故か彼女はそのことについて、誰にも話そうとしない。ゼゾッラはなぜ犯人を守ったのか。「いつまでも幸せに暮らした」はずのシンデレラが、一つだけ手に入れられなかったものの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 17:17:57
100438文字
会話率:64%
古きを重んじる、忘れ去られた部族⋯⋯
クラース族のメノンは、兄であり若き族長であるアゲットと、アウラ島という小さな島で暮らしていた。
クラース族では年に一度、森の恵みに感謝を捧げる謝肉祭カルネヴァーレという催しがあり
村の男達は狩り
に出かけ、村に残った者はきのこ等を採り、準備に勤しんでいた。
そんな謝肉祭カルネヴァーレ当日
隣の島で勢力を拡大しているというイーオン帝国軍が、突如アウラ島に攻め寄せてきた。
その出来事を予見していた村の巫女により、クラース族は帝国軍が攻め寄る前に、村を離れ難を逃れることが出来たが
アゲットが村に戻ると、村は帝国軍に壊滅させられしまっていた。
そんな折、途方に暮れるクラース族の前に、保護を申し出る国の使者が現れ、故郷の島を移動をすることになる。
海を越えて辿り着いたのは、古代王国の城塞都市リベラル
其処は遥か昔、メノンとアゲットの先祖が
築き、暮らしていた国だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 17:44:53
58840文字
会話率:27%
サイコホラー
『会員制肉料理専門店』の続編。
ぎぎさんホラーの別作品の登場人物が狂宴。
最終更新:2021-11-17 21:44:52
2511文字
会話率:42%
過去に発表した四篇のホラーをまとめて読める形に。つながりのある四篇をどうぞ。
※サイコホラーです。グロテスクまたは残酷な表現があります。カニバリズム表現があります。苦手な方はご遠慮ください。……ブラウザバックしなよ?
最終更新:2021-05-24 08:16:11
4531文字
会話率:20%
ついに書籍化の切符を手に入れたあなた。が……
最終更新:2021-01-30 19:24:35
627文字
会話率:43%
【想像】は、どれだけ辛くても、どれだけ欲しても、【創造】してはならない――。
自身の想像を信じることで、想像した異能力を発現する力 “イマジナル”。
魔法や超能力の根源とされるこの力の発見によって、異能力の常識が覆った。
そして2025年
。
とある宗教団体が新宿で起こした“血の謝肉祭”以降、東京は異能力を統制される異能ディストピアと化したのだった。
2030年、東京。
犯罪組織のリーダーである桧葉カノンは、かつてイマジナルを学んだ学園時代の親友たちを暗殺し回っていた。
彼女には、親友たちを殺してまで償わなければならない大きな罪があったのだ。
自身の強すぎるイマジナル故に起こしてしまった、神に反する罪業。
これは彼女が過去を贖罪しながら、新たな異能世界を創った巨悪に立ち向かう、SF異能アクション。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 18:26:19
36461文字
会話率:40%
のらネコ保護問題。その批判。
キーワード:
最終更新:2021-01-14 09:00:00
2456文字
会話率:100%
処刑当日の囚人の独白
キーワード:
最終更新:2020-07-12 22:50:27
762文字
会話率:16%
スクールカースト上位の女子高校生、光浦 葵(みつうら あおい)は同じクラスのカースト下位の男子生徒、岡崎 佑太(おかざき ゆうた)からストーキングされている。同じようにカースト上位の友人や彼氏に囲まれ、悩みはないが面白くもない毎日に飽き飽き
している葵は、岡崎を使って「ゲーム」を始める。ミッション系である彼女たちの高校では年に一度、謝肉祭<カーニバル>が行われる。その準備が進む中、2人の関係は変化し、そして終焉を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 22:52:21
4451文字
会話率:49%
長引く戦争で疲弊している「王国」を舞台に、犯罪組織「謝肉祭」とそこに属する裏社会の住人たちの悪事をオムニバス形式で描く。
ほぼ全員、価値観・道徳観が異常な登場人物だけで展開される、血まみれ群像劇。
※首を撥ねたり撥ねられたりする描写がやた
らと多いので、首が繋がったまま進行する物語が読みたい方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-26 00:00:00
89507文字
会話率:28%
謎めいた友人、佐賀美。作家を志す『私』が、彼に導かれた先で目にした衝撃の光景とは!? 『私』の生活に安寧は訪れるのか!? 果たして『私』は生還できるのか!?
最終更新:2016-11-17 21:03:34
2873文字
会話率:53%
嵐の日、酒場に逃げ込んだエディは不思議な青年と出会い、その話を聞くことになる。
二人が延々と話すだけのサイコホラー。
*「謝肉祭の夜に」リンク作品。
最終更新:2016-11-17 01:17:48
5979文字
会話率:35%
長い戦が敗北に終わった。
ティルキア王国はハルピュイア王国に、領地の割譲と王子の受け渡しを迫られていた。
王子は六歳にして隣国、ハルピュイアに人質として渡ることとなる。
そして謝肉祭の夜に、事件は起こる。
*恐怖系というより気持
ち悪い系ホラー。
*「不死鳥と番犬」リンク作品。でもほぼ関係ないので知らなくても読めます。
*2016/09/17、完結しました。
読んで下さった皆様、評価・ブクマ・感想下さった皆様ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-17 23:20:44
16647文字
会話率:34%
狹間田遊里は悪夢の中で追われていた。巨大な〈死〉そのものの如き、屍肉の怪物に。気が狂うほどの恐怖の中で逃げ惑うはずの彼はしかし、心の奥底から沸き上がるもう一つの感情に戸惑いを禁じ得なかった。それは抗いがたいほどの、恍惚とした高揚感。そしてそ
の悪夢こそが、それは狹間田の、〈異界〉と欲望を巡る戦いの幕開けを告げるものであった!
〈異界〉より訪れし醜悪なる怪物〈肉塊〉と、怪物性と欲望を身に纏い戦う〈高き者〉との激突! 襲来する復讐鬼〈隻眼のマリア〉! そして暗躍する〈アリス〉! 〈少年〉の欲望は、どこから来て、そしてどこへ行くのか?
内に秘めし名状し難き欲望をもつ〈少年〉は、欲望の根源を胚胎させし〈少女〉と巡りあった時、一体自らの根源に何を見るのだろうか?
怪物と欲望を巡る、バトル&サスペンスダークファンタジー!
※未完の旧作『SUICIDE JUNKY!!』のリライト作品になります。大まかな流れは変わりませんが、比較的大きな変更点もございますので、旧作をご覧になったかたも最初から目を通して頂くことをオススメします。
旧作『SUICIDE JUNKY!!』は4月末日を目処に削除させて頂きます。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-18 02:00:00
37773文字
会話率:31%
キューケンホフゆかりのじゃじゃ馬姫に翻弄されつついつの間にか成りあがり、善良公の海軍提督となった男の話。
主人公は辺境ゼーラントの騎士の息子、赤毛のフランク。
彼が出会ってしまった相手は主君の姫君。男の名前を本名に持ち、幼児のときからフラ
ンス王子を婿にしている。床入りの儀が行われる年、姫は自ら謝肉祭を主催する。夫不在の祝祭には騎馬試合も催され、若者たちは姫を争う。けれど試合前夜の宴で、仮装の姫はささやいたのだ。フランクの耳元で、必ず勝て、と。
主要人物紹介、参考文献、どこまでが史実由来かなどは
http://ncode.syosetu.com/n4876cx/
をどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-15 04:31:15
191755文字
会話率:60%
この異常な事態、発端はごくありふれたものだった。
最終更新:2014-12-20 17:16:30
1596文字
会話率:30%
バンボリーナは夢を見ていた。窓の外の空を、そして、賑やかな謝肉祭を。身体が弱く外に出ることが出来ない彼女のもとへ、ある日『盗人』と称する少年がやってきて――? 原稿用紙30枚。コバルト短編小説新人賞 もう一歩作品
最終更新:2013-02-25 22:14:10
10032文字
会話率:61%
悪魔達が織り成す謝肉祭。
まだ祭りは始まったばかり・・・・・
ブラックジョークかコメディだと思ってください。
最終更新:2012-10-26 21:01:08
1611文字
会話率:71%