マリィ=アーミヤは目の前で起きた事件を物語として記述するグリモワール『タブラ・ラサ』とこれまでに読んだミステリの知識を使い事件を解決する名探偵だった。
そして助手を自称するトーマは探偵マリィの活躍を物語として綴ることだけを喜びにする男だ
った。ある日彼女の元にHIRAETHと呼ばれる絶海の孤島にある館への招待状が館の主の双子であるシエルとメアから届く。招待状にはその島に解決不可能な謎が用意されていると書かれていた。
こうしてマリィは奇妙な物語の中へ迷い込むことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 00:11:33
125327文字
会話率:36%
バトルに暴力なんてもう古い! この世の全ては話し合いで決まる! 血で血を洗う天才達による大舌戦口喧嘩バトル小説!
白か黒か。否か応か。
物事の決定に曖昧はいらない。
この物語の主人公である小芭梨徳也《おばなしのりや》は物の優
位や価値を決め、社会や国民がスムーズにより良い生活をする事を目的にされた常設委員会“結論争議委員会”に所属する新米国会議員である。
彼ら結論争議委員は法律とは別で世のルールを作るのが生業である。
物事の優位や価値を議決することに多様な民意の反映や多数の議員から同意を得る事もいらない。 提出された事情の優位や物の順位案の審査を個人同士が話合いで決めるのである。
特に何らかの政策を実現させる為に必要とは言えないような訳の分からない議題で日々話し合いをする小芭梨であったが、ある日老若男女、国全体の常識や日常がガラリと変わる議案を任され、どう考えても解決不可能な無理難題に挑む事となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 13:57:08
16426文字
会話率:52%
誰も死ななくなった世界。人口超過が問題となり、ついに政府は禁断の政策「人口削減計画」をスタートさせ、希望する国民に「尊厳死」を認めた。これにより今まで人を救う立場だった医者が、まったく逆の仕事に従事するようになる。”元”医師の谷本は、死を軽
んじる患者を相手にするうちに、今の社会に対する違和感を覚え始める。生とは何か、死とは何か。我々にとって最も身近で、解決不可能な問題に対する、私なりの一意見。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 02:19:54
625文字
会話率:23%
前世での私は誕生日前日に会社をクビになり、クリア間近だったゲームでエンディングを迎える前に交通事故で人生のエンディングを迎えた元OL。
そして今生の私は四大元素を司る四神のひとり、風の神様であるアイオロスの加護を受ける風野家の長女、風野明
藍。四大名家の一角に名を連ねる名家の長女に転生しました。
彼女は私がはまっていたクリア間近のゲーム『天下再生』の登場人物。つまり、私は大好きだったゲームの登場人物に転生したのです。
わーい、転生だー、やったー…とはならないなぁ。
せっかく好きなゲームの世界に転生したのにどうしてっかって?それは下記にある通りです。
・クリア間近だったゲームの十数年前の世界だから、国が滅びの危機に瀕する未来があること。
・風野家が没落した原因を作ってしまう存在が自分だということ。
・現在がピチピチの乳児だから、記憶ありのアドバンテージをいかせないこと。
・未熟からのスタートだから、救いたい存在を救えないかもしれない。
ね?難しいでしょう?ここだけの話ですが、個人的には難易度ルナティックを引き継ぎ及び事前情報なしで攻略しろって言われた時の気持ちに匹敵すると思っております。
解決不可能な課題が幾つもある中、只でさえ難しかった『天下再生』のゲームの過去を攻略なんて大変を通り越して無理かもしれない。でも、死んでしまった登場人物達を救える可能性が少しでもあるなら、やっぱり頑張りたい。
家族、推し、登場することなく死んでしまった登場人物達。果たして私は彼らの死亡エンドを回避することができるのでしょうか。
これは大切な人達を救う未来を夢見て歩き出した、ひとりの少女の物語。
※話の都合上、主人公ではない登場人物の視点で進む話が出てきます。
主人公抜きで話が進んでいく場合もありますので、苦手な方々はお気をつけください。
※カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しております。
初めての連載ですので至らぬ点が多いとは思いますが、少しでも楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 10:00:00
90061文字
会話率:36%
不幸中な少年は、ある日目覚めると女体化していた。原因不明解決不可能。彼、いや彼女はこの先いったいどんな人生を歩んでいくのか・・・!
最終更新:2019-03-26 02:33:06
4453文字
会話率:48%
生きた人間が一番恐いと……数多の人は口にする。
だが……本当にそれだけだろうか?
とある小さなビルの一角にある事務所『琥珀堂』
そこには数多の『未詳案件』が持ち込まれるという。
未詳案件というのは本来、警察や国家機関で解決できなかった理
不尽な内容で解決不可能と判断された案件を指す。
その内容は幽霊、宇宙人、超能力、化物に平行世界に陰謀論まで多種多様。俗に言う現代科学の対。妄想。脳の病気。などと世間では言われるものが理由とおぼしき物ばかり。
それがバカバカしい話なのかどうかは……そうだな、新しい依頼者が来たみたいだからまずは話を聞いてみようか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-18 06:00:46
846文字
会話率:52%
未来、もしも環境問題やエネルギー問題などあらゆる問題が解決不可能となった時。もしそうなったらどうなるだろう。
2355年生まれをもって、それ以降生まれる人間すべての戸籍登録を拒否し、彼らの基本的人権の尊重を放棄する。それがこの世界の選
択だった。理不尽な世界の中での主人公の心模様が一人称視点で展開していく。
ブログ「わたあめふわり」でも更新中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-11 14:43:09
10136文字
会話率:20%
21世紀科学革命によって大きく発展した科学技術により、人は自らを魔術師に進化させた。その結果、社会は解決不可事件――「魔術犯罪」で溢れ返っていた。
それに対処するために生まれた、警視庁魔術部。そこに集まった魔術師たちは、今日も自らの同族を捕
らえ、殺していく。
魔術部内最年少の少年・静葉カナシは、パートナーのアイリスと共に、今日もその使命を果たしていく。
傍で咲く花が、笑っている限り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-11 13:37:53
179046文字
会話率:50%
2050年、人類の数は100億に迫り戦争や地球温暖化、食糧事情が解決不可能な所まで来てしまった。
国連はそれでも問題を解決するため、苦肉の策として世界人口を12.5%まで減らすデスゲームを開催する。
ゲーム名『選別』
地獄と化した世界で生き
残れ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-01 22:59:02
195066文字
会話率:31%
不意に届いた一通のメール。もう忘れかけていた記憶。思い出さないようにしていたこと。解決できない、しようのない、もうどうにもならない過去。
※自分のサイトでの掲載、及びリンク先投稿サイト様でも掲載しています。
2009年末頃の作品。
最終更新:2012-11-17 00:00:00
11320文字
会話率:15%