かつて“黒死の花”と恐れられた伝説の毒使い・イレナは、すべてを捨てて辺境の村で薬屋を営んでいた。
だがある日、王都からの使者が訪れ、王族にかけられた“呪毒”の解明を求められる。
二度と毒には関わらないと誓ったイレナが、再びその世界に足を踏み
入れたとき――
封印された過去と陰謀の幕が、静かに開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 08:10:10
15771文字
会話率:36%
奇異な死神がいる。
その死神は謎解きを欲としており、未解決事件解決に命を捧げ、叶う事が出来なかった魂を見つけては、自身の住処に呼び寄せる。
そこは数多くの死者達の記憶を本として置かれている図書館であり、死神にとっての謎を解くための探偵紛いの
事務所でもある。
死神は死者達の記憶や、神の力を使い、未解決事件の一冊の本として、擬似的な舞台を作り出す。そこに魂を参加させ、その魂の視点で謎解きを楽しむのだ。
その謎解きに失敗すれば、魂は消滅。成功したとしても、死者が生き返る事もなく、事実が変更される事はない。真相が明確になるだけ。
それでも魂達は事件の真相の解明を望み、死神の言葉を受け入れる。
今回、この死神探偵事務所に訪れたのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 07:33:26
497729文字
会話率:36%
ダンジョン×芸能界×女子の世界=魑魅魍魎が跋扈する世界
『暗黒卿アイドル、ダンジョンを救う!?』
ダンジョンが出現して25年。未だに攻略法すら解明されていない迷宮に、人類は挑み続けていた。
そんな中、突如として現れたのは、暗黒卿の恰好
をした美少女・ルミちゃん。病弱系アイドル(※演技)の彼女が、ダンジョン内で人助けをしたことをきっかけに、その姿は瞬く間に話題となる。
しかし、それはただのバズりでは終わらなかった——。彼女の行動をきっかけに、長らく停滞していたダンジョン攻略がついに進み始める!
果たして、ルミちゃんは人類をダンジョンの謎から救うことができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 07:00:00
71044文字
会話率:38%
夢写師シリーズ完結編!魂が導く“写し世”の結末
霧梁県・久遠木町。霧に包まれたその町で、ある日突然、人々の記憶が次々と失われていく異常事態が起こる。家族の名前が思い出せない、日常が崩れていく——その異変の始まりとともに、止まっていたはずの
時計塔が不気味に動き出した。
夢写師の家系に生まれ、科学を信じる工学部生・橋爪カレンは、魂を可視化するデバイス「SID」を用い、現象の解明に挑む。しかし、量子データでも解析不能な“魂の叫び”に直面したとき、カレンは母・ルカが扱うアナログな魂写機の力を知る。過去に失踪した大叔母チヨの記憶、霧に隠された町の真実、そして未来を写し出す写祓の技術。
デジタルとアナログ、科学と祈りのはざまで揺れるカレンの心に、大学の仲間であるユウキとの絆が深まり、彼女の中で新たな夢写師としての「覚悟」が芽生えていく。
霧見駅跡で目撃したのは、1945年に消えた列車の記憶。そして、町を覆う霧の中心には、記憶を喰らう“何か”が眠っていた。
残された時間はあとわずか。失われる記憶を取り戻し、止まった時計を再び動かすために、カレンはすべてを懸けて「写す」ことを選ぶ。
これは、“写し損ねた想い”に光を当てる、夢写師最後の物語。
夢写師シリーズ一作目
「夢写師チヨと白い狐 ―記憶を紡ぐ、写し世の欠片―」
https://ncode.syosetu.com/n0724ko/
夢写師シリーズ二作目
「夢写師ルカと黒い狐の廃墟録 ―光と影の記憶譚―」
https://ncode.syosetu.com/n2282ko/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 06:10:00
8236文字
会話率:44%
《無限迷宮》――二百年間誰にも攻略される事なく、現代に至るまでその一切が解明されていない未だ謎多き迷宮。その迷宮を攻略せんと、数多くの冒険者が挑み続けた。
二百年もの間、停滞していた《無限迷宮》の時間が動き出す。目指すは《無限》の果て。誰
も為し得なかった《迷宮》の攻略。
幼い時に母に捨てられ、冒険者になった後も仲間に見捨てられる『裏切り』の連続の人生を送ってきた少年・エイル。運命に抗い、運命に翻弄されながらも、裏切られ続けた少年は謎の美少女と共に《無限迷宮》を突き進む――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 01:33:22
436903文字
会話率:32%
コロナ禍が顕在化してきた令和二年四月…。勤めていたバイト先に余裕が無くなり待機状態になる僕、『竹下元太(たけしたげんた)』。
大学もしばらくは登校できる状況にはないし、これから先の生活費も心配。だから、人があまりいなさそうな深夜に二十四時
間スーパーで半額値引きされたパンやお惣菜などをたくさん買い込み、なるべく質素に家で一人大人しく過ごそうと考えていた。
しかし、帰宅した部屋の一部が見慣れない屋外の風景とつながっているのを発見。他にやる事もないので行ってみると、中世のような町に辿り着く。
元太はその町で家を火事で失った老婆と出会う。互いに助け合いながら冒険者ギルドで半額で買ったパンを売り始める。
これは異世界と日本、二つの世界の産物を通して心優しい青年が紡ぐ地味だけど、人を大切にする日常の物語。
異世界のあらゆる者が挑み、解明出来なかった真理。ほんの一握りの者しか享受出来なかったものさえ、青年は惜しむ事なく人に与えた。
町の人は口々に言う…、彼こそ『大賢者』と。
作者より
この作品は私の敬愛し大好きな作品『ドラえもん』のような
展開ができたら良いなと思っています。
主に日常を描き、日本(イメージは神奈川県川崎市)と異世界を行き来をするゲンタの目を通じて『産物(品物)』にスポットを当ててストーリーを進めていきます。
そして時々、毎年春の映画であるいわゆる『大長編ドラえもん』のような英雄譚や冒険譚を時折挟んで展開していきたく思います。
皆さん、よろしくお願いします。
《各章の主な内容》
第一章 主人公竹下元太、異世界にたどり着き様々な苦難に遭うも、冒険者ギルドでパンを売り出すまでの話。
第二章 パンを売り始めたゲンタ。様々な出会いはゲンタに、そして人々に新たな日常をもたらす。
第三章 新たにやってきたドワーフの一行。マオンの家を建て直す為に逗留する彼らと過ごす日々。
第四章 人々の困り事につけ込む奴がいる、解決しようとする者(ゲンタ)もいる。ゲンタの商人として矜持を今ここに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:09:55
2035927文字
会話率:52%
──夜に、木がすすり泣く。
帝国の北の村の丘にそびえ立つ黒い大木が女のように泣くという噂。
怪我人が相次ぎ、「木の祟り」だと村では囁かれていた。
この怪異の解明の勅令を受け、調査に赴いたのは帝直属の霊媒師・高円宮御影と、その忠実な弟子・
久世。
どこか人を寄せつけない美貌の師と、彼に一途に尽くす弟子。
ふたりはやがて、百年前の“裏切り”と史実に“隠された真実”に辿り着く。
泣いているのは木か、それとも──
過去と未来を繋ぐ“想い”が、静かに交わる。
孤高の霊媒師×忠犬弟子が挑む、哀しき因縁と魂の継承の物語。
※前日談はこちら⇒https://ncode.syosetu.com/n4108ko/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 21:50:00
75360文字
会話率:38%
転生したら、魔法の才能がある美少女でした。
二度目の人生は順調……そう思っていた最中、使い魔としてコアラが現れる。
「ぐも”」
鳴き声に癖はあるけど、見た目はご存知のかわいいコアラ。
これからもコアラと一緒にチートな異世界生活を楽しめると思
ったのに……
コアラは1日20時間寝ているって本当ですか!?
しかもまじでユーカリしか食べないの??
コアラに振り回されていたら、婚約者(10歳)に「浮気者!」と婚約破棄を言い渡されてしまったのですが!?
4歳幼女がなんやかんやコアラと協力して、婚約者と決闘したり、不思議な森の謎を解明したり、王宮の亡霊の正体を解き明かしたり、自称パパたちや婚約者、コアラに溺愛されながら幸せを掴んでいくお話です。
あーあ、今日もわたしのコアラがかわいいなー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:10:00
144374文字
会話率:34%
【Sランク】と鑑定されたのにも関わらず国から追放された主人公・エストは、同じく国を追放された少女・レッドと共に”世界を変える石”を探す旅に出る。レッドの目的は如何に……? 中世の魔法世界を舞台にした、ちょっと特殊なハイファンタジー作品。
一方、記憶喪失の主人公・スカイは、研究者のシアンやキミカ、討伐者のガイアと共に世界に蔓延る存在・モンスターの謎を解明して行き、世界の闇に足を踏み入れていく。徐々に暴かれていく主人公の切ない過去とは……? 近世のヨーロッパを舞台にした、友情のハイファンタジー作品。
また一方、2029年の日本では、何でも願いを叶える謎の粉を使った犯罪が横行していた。東京に暮らす主人公・星田健誠(ほしだけんと)は、違法薬物特別対策軍に所属し、日々薬物使用者を捕まえていたが、自身も薬物使用者だったことが判明し、警察や組織から追われる存在に。何とかヒーローとなった彼は、自らの能力を駆使して、同胞である薬物使用者を捕まえるために奮闘する。
不思議な粉は何故この世に存在しているのか、主人公はいつ粉を使用したのか。謎が謎を呼び、謎が謎を解く、アクロバティックなローファンタジー作品。
世界滅亡を防ぐため、国を追放されたSランクの少年、記憶を失った討伐者、東京暮らしのヒーローが東京の街に集結する。彼らは運命に抗うことはできるのか? 国や世界を超えた、胸熱展開のSF・ファンタジー作品。
この作品は『カクヨム』『ノベルアップ+』『アルファポリス』でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 18:39:53
797630文字
会話率:37%
世界中で発生した人体消失事件。人体一部消失と言えば良いかもしれない。白い光に包まれた者は人体やその身体の一部が消失する事件が発生した。世界中の警察、科学者、果ては霊能力者までもが事件解決の解明を行っているのだが、一向に手がかりすら掴めていな
いのが現状であった。消失時の痕跡もなく、人々は白い光が発生した場合は逃げるしか手立てがないのであった。どこにも逃げ場はないと言うのに。
現在も多種多様な憶測が飛び交う中、日本人はいつもの日常を送っており、世界的な消失事件であっても他人事として気にする者は少なかった。
しかし今年初めて日本でも消失事件が発生したことにより、日本人も危機感を覚えるようになった。それと言うのも動画配信サイトや各マスメディアがこぞって消失事件を取り上げ人々を煽っていたのも一因かも知れない。
1999年の預言書の時のように。
デマとして信じない者、滅亡論者の両極端に別れたのも同じであった。
先日、俺の幼馴染の女友達が巻き込まれた。白い光に包まれた小学生を助けるために身を挺して助けた際に左肩からスッパリと消えた言う。結果、失血性ショック死で亡くなってしまった。今日は彼女の四十九日法要の日、俺は彼女の勤務先であり、飼育担当だった黒ヒョウの檻の前でひとり物思いに耽っていた。考えても考えても分からない。何故、彼女が対象になったのか、彼女の代わりに俺が対象であったなら。悔やんでも泣いても彼女が戻ってくる筈はないのに。
帰ろうと思い檻から離れた刹那、俺は白い光に包まれて…
一文字良、その名前が表すスキルを与えられた男と養子の次のライフステージ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 18:10:00
267307文字
会話率:53%
『警視庁特異事案対策室』──そこに、怪異がある限り。
犯罪でもなく、事故でもない。それでも「説明のつかない事件」が、日常の影に潜んでいる。
警視庁に正式な記録は存在しない──
だが、確かに"それ"に立ち向かう者たちがいる
。
彼らの名は 特異事案対策室──通称「特対室」。
表向きには存在しないこの組織は、異常現象、都市伝説、未解明の怪異を極秘裏に調査・処理するために設立された。
その任務は、「怪異を封じ、社会の均衡を保つこと」。
だが、怪異に対抗できるのは、"選ばれた者"だけ。
特対室に所属するのは、かつて怪異と接触し、"恩寵"と呼ばれる特異な力を得た者たち。
そして今、一人の女子高生が、その闇に足を踏み入れる。
社畜JK、やさぐれた元公安、元鑑識課の分析官、人と怪異の境界に立つ者、元機動隊の鬼教官、そして現代の陰陽師…彼らはそれぞれの"恩寵"と"経験"を駆使し、怪異に立ち向かう。
特対室が追う怪異は、ただの幽霊や妖怪ではない。
都市伝説、呪い、未解明の現象──それらは人の「恐怖」「願望」「憧れ」から生まれる。
「さぁ、始めましょうか。
この世界の"裏側"へ、ようこそ。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 17:10:00
441928文字
会話率:27%
他の人には見えないものが見えてしまう柏木結人≪かしわぎゆいと≫は、ある日、来栖ここなという可愛い女の子と出会った。
だけど彼女は、他の人には見えない存在なのに、幽霊ではないと言う。
彼女と出会ってから、次々に訪れる奇妙な出来事。そして、彼
女の正体が分かった時、僕は世界を行き来することになる。
二人の周りに起きる事件や謎。その謎を解明すればするほど、この世界の秘密を知ることになる。
この世界の秘密を知った時、僕らの世界の見方が変わる。
********
X/twitter(@hosisorahikari)してます。良ければフォローしてくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 17:00:00
221297文字
会話率:40%
現実と、ファンタジーの異世界が入り混じって数百年後。
人間は、異世界との戦争で絶滅危惧種と化し、亜人、獣人が支配した世界で、主人公、夜月春兔は死に戻りを駆使しながら、人間の振りをする吸血鬼の幼馴染、月姫雪菜の正体判明を防いでいくことになる。
理由も考えもかわからない幼馴染に殺されるファンタジー学園生活が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 17:00:00
9550文字
会話率:33%
〈彷徨える戦姫〉
それは、英雄ユリア・ジークリンデの現代における異名のひとつである。
かつて世界を脅かす怪物〈黒きもの〉を倒し、混沌としていた世を鎮めた亡国ヴァルブルクの姫君。
その名は歴史に刻まれ、今でも多くの国々で語り継がれて
いる。
しかし、彼女に関する歴史には、多くの謎が残されている。
時には功績や、その存在すらも疑われることもある。
どれが史実で、どれが創作なのか、人々の判断を惑わす──ゆえに〈彷徨える戦姫〉と呼ばれるようになった。
だが、彼女は生きている。約千年の時を超えた現代に。
今となっては少数となった、多種多様な姿をした種族──星霊とともに。
そんな彼女の心にあるのは、英雄としての栄光と、久遠の『星』。
そして、永遠に消えぬ心の闇と感情の淀み。
彼女は、その闇と淀みを抱えながら、過去を生き、今を彷徨い続けている。
手に届かない過去の『星』を求めて──。
かつて世界を襲った〈黒きもの〉の正体については、千年ほどの時が過ぎた現在でも未だに解明されていない。
それと戦った彼女であっても、詳細はわからないという。
だが、〈黒きもの〉は、それから一度も現れていない。
過去のようなことは起きないと予測していいだろう。
──そうだといいのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 12:31:00
402511文字
会話率:50%
『魔法』は実在すると科学的に解明されて一世紀。
かつて『魔法』と呼ばれていた力は『錬力』、『魔法使い』と呼ばれていた存在は『錬力使い』と名前を変え、人々の生活の中に溶け込んでいた。
若き錬力使い達を育成している国立五華学園。その高等部に
は現在、周囲を騒がせる名物コンビが在籍している。
『ライトニング・インサイト』
彼らが騒がれている理由は、「1年生同士のコンビでありながら上級生を黙らせる実力を備えているから」というよりも、その片割れが「錬力の『れ』の字も使えないくせに、なぜか五華学園に在籍している『史上最強の劣等生』だから」という理由だった。
だが『ライトニング・インサイト』の片割れである雷斗(ライト)だけは知っている。
『史上最強の劣等生』冴仲杏奈(さえなか・アンナ)。
『ライトニング・インサイト』という呼称は彼女個人のものであり、彼女は国によってこの五華学園に強制的に押し込められた立場にあるということを。彼女はその頭脳だけで世界を変えてしまう、正真正銘の【天才】であり、【天災】であるということを。幼馴染である自分は、彼女の監視役兼護衛役として、あくまでついでに五華学園に在籍しているだけにすぎないということを。
「只今より『電撃の直観《ライトニング・インサイト》』を執行する」
『錬力学殺しの天才』と称される国家クラスの天才少女と、彼女とともに生きることを誓った少年、幼馴染バディが行く学園バトルファンタジー!
※この作品は「カクヨム」にも掲載されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 11:00:00
121488文字
会話率:36%
『魔法』は実在すると科学的に解明されて一世紀。
かつて『魔法』と呼ばれていた力は『錬力』、『魔法使い』と呼ばれていた存在は『錬力使い』と名前を変え、人々の生活の中に溶け込んでいた。
特殊錬力使いの廉史(れんじ)と、その護衛官にして幼馴染
の煌司(こうじ)は、若き錬力使いを育てる学び舎・国立五華学園高等部の学生。
学生錬力使いにとって、五華学園に籍を置けることはこの上ない名誉……なのだが、「特殊錬力の使い手とその護衛」という名目で強制的に五華学園に入学させられた二人にとっては迷惑もいいところ。さらには国によって幼い頃から将来を「錬力犯罪対策室の捜査官」と定められてしまっている二人は、強制された将来に反発すべく不良学生真っしぐら。
そんな二人は定期考査の解答を盗み出そうと深夜の職員室に忍び込むが、教師陣に行動を読まれあえなく失敗。二人は罰則として実地課題を言い渡されるが、それがとある大事件に巻き込まれるきっかけだった。
「俺達の人生は、俺達のモンだっ!!」
「テメェらの勝手にされるなんざ、死んでもゴメンなんだよっ!!」
学生ながら錬力犯罪者達さえ震え上がらせる有名バディ、人呼んで『災禍の仁王《バスティ・デーヴァ》』
破天荒幼馴染コンビの現代異能バトルファンタジー!
※この物語は「未成年喫煙」に関する描写を含みますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※「カクヨム」にて『バスティ・デーヴァ−歩く物的証拠、黒浜廉史の日常−』のタイトルで掲載されている作品と同じ内容の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 07:00:00
115562文字
会話率:30%
『百物語』
怪談を100話語ると、本物の『怪』が現れるという、古くから伝わる怪談話。
──『妖怪』なんて、現代科学の名の下に全て解明されたはず、だって?
──『怪談』なんて、古ぼけた妄想話だ、だって?
いいえ、いいえ。
古から闇の
中に存在していた彼らは、闇がそこにある限り、消えることはないのです。古から人が綿々と時代に合わせて生活様式を変えてきたように、彼らもまた、現代世界に溶け込むように存在し続けているのです。
試しにひとつ、お聞かせいたしましょう。
これは、現代に生きる『怪』を集めた、小話集でございます……──
※この作品は「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 00:18:19
100665文字
会話率:40%
2025年7月、東京。夏の蒸し暑さが街を覆う中、異様な噂が広がっていた。「怪人」の目撃情報。最初はSNSで拡散されたブレた写真や、都市伝説めいた囁きだった。
だが、ある夜、池袋の繁華街でそれは現実となった。巨大な熊のような姿、赤く光る
目、鋭い爪を持つ怪物が、ビルの壁を一撃で粉砕し、逃げ惑う人々を襲った。
警察の銃撃はまるで効果を上げず、15人以上の死傷者を出した「池袋怪人事件」は、日本中に恐怖を刻んだ。
政府は迅速に対応。怪人を「K」と命名し、国家の安全を守るため「K対策特務課」――通称「K特課」を設立。Kの正体を解明し、脅威を排除することが彼らの使命だった。
この物語は、K特課を中心に、Kと戦う者たちの闘争と希望を描く、壮大なサーガの幕開けである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:30:00
11512文字
会話率:42%
フランス海軍医官、ビクトール・セガランは大清国帝国の要請で北京に赴任した。公式には疫病対策への助言であったが、西太后や摂政王から秘かに依頼された秦及び隋の遺跡の探索に従事した。大清国帝国の中央部や大日本帝国にまでその足を運んで、始皇帝と煬
帝の意図を解明しようと調査に及んだ。彼が解明した秘密は彼の散文や詩に描かれている、と一部の研究者は未だに信じ、研究が進んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:02:34
8487文字
会話率:62%
毎週水曜日、図書館のある敷地内のベンチで楽しげに読書談議をする若い男女がいた。
男性は王城に勤める役人と思われる貴族の青年で、相手の方はどこかの貴族の家のメイド見習いらしき、まだ少女といった方が適切だと思える女性だった。
いつし
か二人は互いに思い合うになっていたが、それを口に出したり感情を表すことはなかった。
二人が身分違いで結ばれることができないことなど一目瞭然だったからだ。
それ故にお互いに本名も住まいも伝えることはなかった。
そんな中、ちょっとしたすれ違いで、彼女は水曜日に図書館に現れなくなった。
彼女を探し出して謝罪したくても、彼女の居場所がわからない。それなら王都中の貴族の屋敷を調べてやると思ったが、彼にはやるべきことがあり、それを優先しなければならなかった。
それは母親が推し進めてくる縁談の阻止だった。
しかしその過程で偶然に想い人である少女と再会する。
そして二人は身分違いだけでなく、互いの両親が因縁の仲であることを知ってショックを受ける。
しかし、そんな辛い想いを隠しつつ、とある疑惑の解明に向かって二人は協力して行くことになる。
そして待ち受ける、二人の運命は……!!
クズ親のせいで辛い思いをして育った二人が、自己を犠牲にしても過去からずっと続いてきた犯罪を明らかにしていく、ちょっとだけサスペンス風の恋愛ものです。
ハッピーエンドで、ざまぁ有りです。作者は微ざまぁ専門なのですが、今回は過激なものはありませんが、微といはいえないかも……です!
あくまでも異世界の話で、出てくる社会制度も薬も植物も料理も虚実が混ざっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 19:02:58
159382文字
会話率:18%
日本人カグヤは異世界で暗殺の危機に見舞われた。瘴気災害『邪神の息吹』に苦しむウルヴァルゼ帝国へ双子の妹テルサと共に召喚されたものの、魔力鑑定で『聖女』と認定されたテルサに対し、カグヤの魔力は皆無とされた。以前からカグヤを危険視していたテルサ
は、彼女の暗殺を栄耀教会に依頼、かくして聖騎士団が差し向けられたのだった。
しかし、絶体絶命の窮地でカグヤの秘めたる力が解放。突如として彼女は地下の墓所へ転移し、葬られていた大昔の騎士ダスクをヴァンパイアとして意図せず復活させてしまった。
「だれ、だ……きみ、は……?」
「わ、私、は……カグヤ、です……」
協力の末、二人は栄耀教会の追撃から逃れ、魔術師一族フェンデリン家に保護された。
光の極大魔力『旭日』を宿す『聖女』テルサに瘴気を浄化させて『邪神の息吹』を終わらせ、帝国社会の覇権を握らんとするラモン教皇率いる栄耀教会。その脅威に対抗するためにフェンデリン家はカグヤを保護した。この世界で生きていくため、ダスクとフェンデリン家の助力の下、カグヤは自らの力の解明と練磨に乗り出す。
「この『望月』を以て『邪神の息吹』を終わらせ、人々を救済することこそ、この身に課せられた使命だと」
暗所でのみ解放される闇の極大魔力『望月』──時間や空間、重力を操作し、死者をアンデッド化させ、更には瘴気を吸収し尽くして『邪神の息吹』を鎮める事すら可能なその力で、カグヤは『闇の聖女』として活動することを決意。
そんなカグヤの前に立ち塞がるのは、瘴気満ちる地に蠢く変異魔物やアンデッドの大群。戦闘は不得手な彼女に代わって、ヴァンパイア最強格のダスクがそれらの脅威を排除していく。
しかし、事態は順調には進まない。魔境に君臨する史上最強の魔物、カグヤを脅威と見做して暗殺を目論むテルサと栄耀教会、そして発生する予想外の事態──カグヤたちはその全てを乗り越え、救済の使命を完遂できるのか?
『闇の聖女』カグヤと『光の聖女』テルサ。
深い因縁を持つ双子を軸に巻き起こる闘争と謀略、絡み合う人々の思惑、そして大いなる波乱を呼ぶ壮大なストーリー。
運命に選ばれし真の『聖女』は果たしてどちらか──。
カクヨムで先行連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 12:12:12
230831文字
会話率:36%
世界の管理という重要な仕事に就いたタルフ。
優秀な彼であったが、ある少女を助ける為に本来やってはいけない禁忌をおかしてしまう。
彼女を危険から遠ざける為に、その少女を一時的に別の世界に転移させるのだが、その世界から元に戻る事が出来なく
なってしまったのだ。
それでも、タルフはどうにか彼女だけでも元の世界に戻そうと考えるのだ。
そして、その世界には、高度な文明の世界で生きて来たタルフでも、解明できない不思議な鉱石が存在したのだ。
タルフと少女はその鉱石の意外な使い道を知ることとなる。
既に投稿させて頂いている、「薬華異堂薬局のお仕事は異世界にもあったのだ」の五百年ほど前の世界のお話です。
是非、こちらも読んでいただくと嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 09:57:33
24250文字
会話率:9%