実の両親を幼くして死別し、新たに領主となった叔父一家に虐げられて小屋暮らしをしていたアグリア辺境伯令嬢のリーナ。彼女はある日、国王の命令によってアグリア邸を訪ねた第二王子フィリウスと「白い結婚」をすることになる。
フィリウスと共に日々
を過ごしていく中で「もうあの生活に戻りたくない」「ずっと一緒にいたい」と思うようになったリーナ。
けれど国王の名の下に結ばれたその「白い結婚」はどちらか一方の意思で関係を解消できることになっていて……。
──これは二人の出会いから始まる、小屋暮らしに戻りたくなくて「白い結婚」を続けないといけないと思い込んでいる令嬢のリーナと、彼女と普通の夫婦になりたくて「白い結婚」を普通の結婚にしたいけれど嫌われたくないせいでなかなか話を切り出せない青年フィリウスの、勘違いだらけの両片思いの物語。
残酷描写は念のため。
第一章は全37話を予定しております。章完結まで毎日夜19~21時頃(基本的には19時過ぎ)更新予定。第二章更新予定は未定(できれば今年中に更新再開したいです)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 19:10:00
280566文字
会話率:42%
大学3年に進級することをきっかけに、私藤田千景は新しいバイトへ身を投じた。
新しいバイト先は、みな親切でフレンドリーである。
そんな中で、仲良くなった一人の男の子。
彼、桐谷航河は、一つ下の大学二年生。
一緒に過ごしていくうちに、あっ
という間に彼に惹かれるようになっていた。
――しかし、彼には彼女がいた。
それでも、好きな人と仲良くしたい、一緒にいたい。
「どうか、この友達以上恋人未満の何とも言えない関係が、これからも続いて行きますように」
藤田千景が過ごす、大学3年春から、大学卒業までの片思いのお話。
※一人称視点です。
※もどかしさ、焦ったさ多目です。
※彼女のいる男性に恋をします。NTR等の表現はありませんが、人によって考え方、行動、表現において不快となる部分が含まれる可能性がございます。ご注意ください。
※泥沼化はしません故、悪しからず。
※一部、未成年の飲酒喫煙表現等ございますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。物語上の演出です。
▽
この小説には、続編が存在します。
社会人になって数年経った未来を舞台に、【あの時、一番好きだった君に。-夢現編-】として、今後連載を予定しています。
▼
この小説は、ノベルピア、アルファポリス、カクヨム、pixivでも連載しています。
▽
以前別名義で完結させた話を、過去と現在で分割し、加筆修正して再構築したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 18:00:00
347137文字
会話率:72%
5歳下の幼馴染が望んだ「ずっと一緒にいたい」と「同級生になりたかった」を叶えるために、とんでもない行動を起こしまくる話
最終更新:2025-07-16 07:30:00
29958文字
会話率:50%
ヤンデレに○されたい。ヤンデレに監禁されたい。ヤンデレに薬飲まされたい。ヤンデレに手錠かけられたい。ヤンデレに切り付けられたい。ヤンデレに殴られたい。ヤンデレにいじめられたい。ヤンデレに目隠しされたい。ヤンデレと○○○○したい。ヤンデレのイ
スになりたい。ヤンデレにあざ笑われたい。ヤンデレに崇拝されたい。ヤンデレに依存されたい。ヤンデレと不幸になりたい。ヤンデレと幸せになりたい。ヤンデレに焼かれたい。ヤンデレに嫉妬されたい。ヤンデレにぞっこんしたい。ヤンデレと地獄に落ちたい。ヤンデレと旅立ちたい。ヤンデレにストーカーされたい。ヤンデレに排除されたい。ヤンデレにお世話されたい。ヤンデレに管理されたい。ヤンデレに洗脳されたい。ヤンデレにしがみつかれたい。ヤンデレに縋りつきたい。ヤンデレと添い遂げたい。ヤンデレに病みたい。ヤンデレと結ばれたい。ヤンデレと添い遂げたい。ヤンデレから離れたくない。ヤンデレと一緒にいたい。ヤンデレにコレクションされたい。ヤンデレと指切りげんまんしたい。ヤンデレとの約束を破りたい。ヤンデレに撃たれたい。ヤンデレに切られたい。ヤンデレに甘えられたい。ヤンデレに甘えたい。めっちゃすき。めちゃどうがのかきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 00:00:00
526679文字
会話率:6%
いつからだろう。
誰かを「好き」と思うことが、怖くなったのは。
小さな頃は、まっすぐだった。感情も、言葉も、世界も。
けれど、時が経つにつれ、その透明な何かは曇っていった。
自分の気持ちは正しいのか、
そんな気持ちばかりが先に立って、
僕
は自分の“本当”が、どこか遠くへいってしまった気がしていた。
けれど、ある日――
世界が色を取り戻すような出会いがあった。
それが、始まりだった。
「一緒にいたい」と強く願った、確かな想い。
これは、一人の青年と、一人の少女が、
忘れていた“本当”をもう一度見つけにいく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 17:00:00
978文字
会話率:48%
地震に巻き込まれ命を落としかけた少女・沙穂と、彼女を庇った少年・龍哉は、異世界へと召喚される。
世界を救う宿命を背負いながらも、ふたりが求めたのはただひとつ──「一緒にいたい」という願いだった。
だが些細なすれ違いが、沙穂の死を招く。
3
00年後、龍哉はふたりの元の時代で、彼女との再会を果たすが、沙穂の記憶は失われていた。
それでも、彼女は笑ってくれた。
彼のことを忘れていても、その笑顔に、手のぬくもりに、龍哉はまた恋をする。
本作は、そんなふたりが“今を生きる”現代を描く物語。
会話、感情、背景──すべては沙穂の目線と理解の及ぶ範囲でのみ綴られ、
登場人物は沙穂と龍哉だけ。
ご都合主義や派手な展開は排除し、視線・表情・ふれあいを軸にした、
静かで深い「ふたりだけの世界」を描きます。
本気で誰かを想ったことがある人に、
そっと寄り添う“静かな愛と赦し”の物語。
恋よりも深く、生よりも切なく、それでも「幸せ」と呼べる、
ふたりの奇跡を──ぜひ見届けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 13:33:40
92025文字
会話率:21%
孤独な高校生・一ノ瀬 蓮は、誰とも深く関わらず、ただ静かに毎日を過ごしていた。
春、新学期。転校生・遠野 遥が彼の前に現れる。
白い髪、澄んだ瞳――まるで別世界から来たかのような彼女は、なぜか孤立していた蓮にまっすぐ近づいてくる。
戸惑いな
がらも、蓮の心は少しずつ彼女に染まり、やがてふたりは恋に落ちる。
夏の花火、放課後の帰り道、ふたりだけの時間。
「ずっと一緒にいたい」と願ったその日々は、思いがけない事実によって静かに終わりを告げる。
遥が隠していた“ある秘密”。
それは、限られた時間の中で生きる彼女が選んだ、最後の青春だった。
「さよならを教えてくれた」のは、彼女だった。
そして、恋の痛みと温もりを教えてくれたのも――彼女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 15:10:00
2194文字
会話率:29%
ブラック企業で心身をすり減らし、気づけば命が尽きていた社畜のおっさん、三十路の俺。
目を覚ますと、そこは剣と魔法のファンタジーな異世界だった。
転生特典としてもらったのは、ステータス異常無効+生活系スキル極振り+回復チート。
つまり「戦わ
ずに生きていく」には最適だけど……。
とりあえず冒険者になって、ぼちぼち第二の人生スタート!
そんなある日、スラム街で虐げられていた奴隷の少女を助けたら、やたら懐かれて……?
「あなたのごはん、すごくおいしい……!」
「べ、別に一緒にいたいとかじゃなくて……その、安心するだけ……!」
助けられた少女と、不器用だけど優しいおっさんの、ゆっくり進む異世界の恋と再生の物語。
これは、傷ついた心が少しずつほぐれていく、ちょっと泣けて、ちょっと笑える、癒し系異世界ライフ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 19:00:00
50667文字
会話率:35%
あなたは八人の娘のパパ。
娘たちはみんなパパのことが大好き!
長女は小学六年生、末っ子は幼稚園の年少さん。
そんな娘たちは、いつもパパと一緒にいたいと思っています。
でも、パパは毎日お仕事に行かなければならず、帰りが遅くなってし
まうこともあります。
娘たちは、少し寂しくなってしまうこともあるようです。
そこでママが提案しました。
「みんな、パパとお話ししたいことを、日記に書いて、伝えてみない?」
娘たちは大賛成。
こうして、娘たちからパパへのメッセージが、日記に綴られていくことになりました。
※『世界でいちばん娘が好き!』及び『パパのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 』と、人物・設定が共通していますが、本作から読まれても問題ありません。本作は日記形式なので、飛ばし読みも可です。
2015.10.4 改題しました。 旧題「8姉妹の日記 ~大好きなパパへ。~」
2016.12.3 追記1
※設定上、本作は、“毎日書かれている日記”ですが、実際は毎日更新ではありません。
更新のない空白期間は、想像で補っていただければ幸いです。
2018.3.17 追記2
2018.3.15更新の日記にて、娘たちの誕生日設定を公開しました。
第1部分の『家族の紹介』にも、誕生日を記載しました。
以後、この設定が反映されますが、誕生日が来ても加齢・進級等はありません。
引き続きサ○エさん時空で進行していきます。
2019.1.14 追記3
あらすじおよび追記文を、わずかに変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 20:40:00
833057文字
会話率:2%
私たちの願いはただ一つ……
大好きな大好きなあなたと、ずーーーっとずーーーーーっと一緒にいたいのです!!!
夫コージン43歳、妻チコ30歳。
ラブラブ年の差夫婦が、ある日突然異世界へ!?
チート級スキルを駆使し
て、2人で楽しく幸せな異世界ライフを満喫します!
2人の日常?非日常?をお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 15:52:52
9073文字
会話率:37%
深夜のコンビニ、バイト中の平凡な大学生・桐生大地が出会ったのは、段ボールをかぶった耳の長い謎の少女。
彼女の名はフィーネ=ルセルリィア。自称「高貴なるエルフの魔法使い」、転送魔法に失敗して人間界の裏路地に転がり込んできたポンコツ姫だった!
言葉も文化も価値観もぜんぶ違う。
ファストフードは「火の精霊の生け贄」、レジの「ピッ」は「封印魔法」、スマホは「闇の鏡」!?
人間社会に戸惑いながらも、フィーネは大地の部屋に居候し、なぜかコンビニで働き始める。
ドタバタな日常のなかで芽生える、ちょっとずつの優しさと、確かな想い。
だけど、エルフと人間には決して越えてはならない境界がある——
それでも「一緒にいたい」と願ったとき、ふたりが選ぶ未来とは。
異世界のお姫様(ポンコツ)×地味男子大学生による、
笑って、泣いて、恋をしての異種族ラブコメディ、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 12:30:00
26935文字
会話率:52%
「仲村、俺と逃げてくれ」
転校間近の水沢に声をかけた仲村は、接するうちに彼の優しさに触れ、もっと一緒にいたいと思うようになる。
でも、水沢が引っ越す日は刻一刻と迫ってくる。
〔攻め〕水沢 柊弥
〔受け〕仲村 晟
外部サイトでも同作品
を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 00:00:00
15454文字
会話率:59%
ポメラニアンになる声優なんてトップ・シークレットだよ!
犬伏渉は高校3年生。
高校に通いながら声優をやっている。
赤ちゃんのときからの幼なじみである穂積隼人に絶賛片思い中だ。
しかし隼人と顔を合わせるといつも素直になれず、ケンカばかり
している!
恋人なんて夢のまた夢だ。
じつは渉は、人間と一緒にいたいと願ったい人間になれるようになった動物「ヒューマン・トランスフォーマー」の子孫なのである。
もちろん子孫である渉は人間としての戸籍をもっている。
しかし犬や猫といった人間のそばで生活している動物たちと会話ができるし、両親はストレス過多になると人間からポメラニアンになってしまう。
ヒューマン・トランスフォーマーの血を引く者は皆、18の誕生日を迎えた後に、ストレス過多になると動物になってしまうのだ。
しかもストレスがいつまでも緩和されないでいると、永久に人間に戻れなくなる!
渉はプロデューサーや先輩たちとうまくいかず、挙げ句の果てには、隼人と大ゲンカをしてポメラニアンになってしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 22:30:14
50118文字
会話率:43%
中学2年のユウキは、文化祭の夜に想いを寄せるミホに告白し、曖昧ながらも希望を感じる返事と笑顔を受け取る。それ以来、二人は図書室での勉強や何気ない会話を通じて距離を縮めていく。冬が訪れ、クリスマスムードに包まれたクラスで、ユウキとミホはクリス
マス会の準備を共に進める。ユウキはミホにファンタジー小説と栞のプレゼントを贈り、ミホからは手編みのミトンと感謝の手紙が返される。雪の降るクリスマスの夜、校庭で二人は互いに「これからも一緒にいたい」と気持ちを確認し合う。春には3年生となり受験が待つが、ミホとの絆があれば未来も怖くないとユウキは感じ、そっと手を握り合う。二人の物語は、温かな一歩を踏み出したばかりだ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-28 11:36:05
1303文字
会話率:0%
ボクたちは、本気で“転生”を信じていた——。
小学4年生のカズは、いじめと孤独に耐える日々を送っていた。そんな彼にとって、2歳年上の幼なじみ・えっちゃんは唯一の救い。優しくて、大人びていて、誰よりも強い女の子。
ある日えっちゃんが言った。
「私、異世界に転生したいの」
それは、ただのウワサだったはずだった。裏山の西の祠で“正しい手順”を踏めば、異世界へ行けるという——。
幼なじみへの想いと、心の奥に押し込めていた願い。そこにクラスの人気者・ヤンマも加わり、三人の奇妙な“儀式”は始まる。
ここではないどこかへ。
逃げたいだけじゃない。変わりたい、守りたい、そして一緒にいたい。
でも、本当に“転生”できたとしたら……それは、冒険の始まりなのか? それとも、さよならの合図なのか?
転生を信じた少年少女の、小さな勇気と大きな選択の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 11:40:00
17954文字
会話率:55%
「普通じゃない」自分に手を差し伸べてくれた。
性自認は男性、恋愛対象は女性。しかしファッションに関してはジェンダーレスを好む漆館龍己は世間からの乖離を感じていた。
そんな龍己は、男ながらスカートを履く自分の姿に偏見を持たない柚木に出
会い、恋に落ちる。
側から見ればバレバレのアプローチに気が付かない柚木と、柚木の見せる様々な一面にどんどん恋心が大きく膨らむ龍己。
もどかしい関係性が続く二人だが、どうやら柚木には訳があるようで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 23:10:48
3056文字
会話率:31%
ゾンビパニックによって人類がその数を大きく減らしてから、数年が経った。
少年たちは幼馴染5人組で、荒廃した世界の中でその日暮らしを送っていた。その日の食料を集めて、あとは遊ぶか寝るばかり。無期限の夏休みのような毎日だった。
ゾンビを退ける術
を手に入れ、食料を集めるコツを習得した彼らは、「ただ生き延びる」だけのステップを通過して「生き方」を考える段階に入った。
その時、仲良しな幼馴染たちは「一緒にいたい」という思いと「自分の望む生き方」の理想の間で起きた軋轢を前に、決裂の危機へ陥る。
滅んだ世界で、過去を乗り越え新しい在り方を手に入れるまでの、一部始終。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 11:33:09
18765文字
会話率:26%
ーもしもあの瞬間に戻ることが出来たなら
もしもあの言葉を発さなければ
今は変わっていたのだろうかー
初恋をした。
一度は別れるも再び惹かれ合う二人。
一緒にいたい気持ちと一緒にはいられない現実。
様々な思いが交錯する
ひとつの愛のものがた
り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 17:48:32
6546文字
会話率:9%
ライムフォレストの女性兵士、キリ・エヴァンスは、全ての精霊の加護を受けたこの国随一の槍術士だった。戦場では無双の強さを誇る一方恋愛には疎く「好き」という感情が何なのかまだ分からないでいた。
そんな彼女の前に、フロストウィルからの交換訓練兵
士、エルク・ヴァルターが現れる。彼は寡黙でぶっきらぼうだったが、初めてキリを見た瞬間、その姿に一目惚れした。エルクの視線に気付いたキリは食堂で彼に声を掛け、次第に距離を縮めていった。
エルクは槍の腕も立つ兵士だった。しかしキリとの模擬戦を何度も行ったが負け続けていた。しかし、彼女と親しくなるにつれ、エルクはどんどん強くなっていった。そして、国へ帰る2ヶ月前、ついにエルクはキリに勝利した。
驚いたキリは「自分に勝てるエルクも精霊の加護をがあるのでは?」と思い、彼を神殿へと連れて行った。するとエルクには地の精霊の加護があることが判明する。しかも、その加護は後天的に得たものであり、先天的に加護を持つ者よりも、より強い力を持つ可能性があると言われた。
精霊との繋がりを感じたエルクは、同時にキリとの繋がりも強く意識した。
そして、自分の想いを彼女へと告げる。
「……俺はお前が好きだ。」
キリは、彼の真剣な瞳を見つめながら、戸惑いを隠せなかった。
キリの鈍感さを知っていたエルクは、静かに微笑んだ。
「お前に"好き"の意味を教えるのは、俺だ。」
それからキリはエルクと共に「好き」という気持ちを探し始めた。それは、最初に彼と出会った頃から、ずっと心の奥にあったものだった。
だが、エルクの帰国の日が迫る中で、彼がいなくなることを考えたとき、キリの心は強く揺れた。
(……エルクがいなくなるのは、嫌だ。)
それに気付いたとき、キリは自分の進むべき道を選んだ。
「私、エルクと一緒にいたい。」
しかし全ての精霊の加護を持つキリは、ただの一兵士としてフロストウィルへ行くことはできなかった。 ライムフォレストの王宮は、彼女の存在を外交の武器として利用することを決めた。
「私は政治の道具としてフロストウィルへ向かうことになる。」
それでも、彼女の決意は変わらなかった。どんな立場であれ、エルクと共に生きる道を選ぶことに意味があると思った。
こうして、キリは祖国を離れ、エルクと共にフロストウィルへ向かうことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 14:00:00
194768文字
会話率:44%
「なあ、恋ってなんだ?」
「うーん…よくわかんない。でも、ずっと一緒にいたいって気持ちはあるよ。」
俺と美咲は5歳の頃に出会った。
砂場で遊び、ケンカし、いつも一緒にいた。
小学生になっても、中学生になっても、それは変わらないはずだった。
だが、美咲が陸上部で全国大会に出場するほどの選手になった頃から、少しずつすれ違いが生まれた。
やがて俺は家庭の事情で一人暮らしを始め、美咲との距離も変わっていく。
それでも彼女は「大丈夫、私はどこにも行かないよ」と笑ってくれた。
——だけど、本当にそうなのか?
幼なじみの関係が「特別」になるまでの、甘くて切ない青春ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:27:23
3112文字
会話率:20%