小説家を夢見るけど、自分に自信がなくて前に踏み出す勇気のなかった高校生の私の前に突然、アナタは現れた。
桜の木のベンチに腰掛けながら、私はアナタとの日々を思い出す。
アナタは私の友達でも親友でもなかった。けど、アナタは私の人生の大切な人。
私は今でもアナタのために小説を書いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 22:00:00
17190文字
会話率:46%
「このッ……甲斐性なしのクソトカゲ!!」
ヒト族の巫女・アウロラは、親友・エメリタを番として囲っておきながら死なせた竜族の王に対し、暴言と右ストレートをかました咎で死んだ。
正確には、動揺した竜王が思わず溢した炎の吐息で黒焦げになったのだ
。
しかし体が燃え尽きた次の瞬間、アウロラは自室のベッドで見慣れた天井を見上げていた。
「……うん、流石にいきなりギアを上げすぎたな。でも実験は大成功!」
――時女神の巫女アウロラ。別名、古跡狂い。遺物漁り。烏眼のアウロラ。
遺跡と古代遺物に目がない時女神の信徒の中で最も(悪)名高き、神代の遺物専門トレジャーハンターである。
亡き親友との冒険で手に入れた「時女神の指輪」が持つ「時間遡行」の力を確信したアウロラは、天に――憎き竜王の住む空に向けて、中指立てつつ拳を突き上げる。
「この力で、今度こそ色ボケトカゲからエメリタを救うんだ……!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 22:00:00
2867文字
会話率:14%
クラスのお嬢、カルディナ・バーネロンド。
彼女が突如告白した相手はクラスメイト大好き男、多々良吹。
見上げているだけでよかったのに。
それが自分の身の程に合っていると思っていたのに。
煌めく彼女の金の瞳が吹を捉える。
「貴方が見つ
けられないなら、私が届けて差し上げますわ。貴方の価値を、ありったけ」
――これは、“身の程知らず”を知る話。
※カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 19:10:00
200498文字
会話率:48%
大学生の頃に書いた小説が受賞し、ベストセラーを記録したことで専業作家の道に進んだ南海祭(みなみまつり)は、ここ3年新しい作品を書いても誰にも見向きもされなくなった。
新たな刺激を求め、小説投稿サイト「書いて読んで作家になろう」を読み漁って
いると、辺境領主のご落胤という作品のタイトルが目に入った。
その作品は、すごく構成がしっかりしていて、辺境領主の落胤であるが、自分の出自を知らない平民の男性セルジュ-ラインホルツがハイスペックすぎて、やがてその国の王女と結ばれるという物語。すっかりはまってしまった南海だが、読者はなぜか彼女だけ。更新が途絶えて1年以上が経っている作品に憂いて夜空を見上げていたら、とんでもなくゆっくりと落ちる流れ星が。
「せるじゅせるじゅせるじゅ」
なぜか名前を連呼してしまった南海祭だったが、その直後、思わぬ展開に……。
これはある小説家とハイスペック異世界イケメンとのギャグ強めな恋の物語である?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 12:13:45
8787文字
会話率:18%
他の世界でも、別の役割を持って、同時に存在している。
皆何気なしに、そうした存在の仕方をしているものだ。
だから気付かなくても良い。きちんと役割は果たしているのだから。
気付かなくても良い現象に、気付いてしまったら、どうするか。
何を主軸にして動くのか。
或いは気付く前と比べて何も変わらないのか。
地球上では日本の小学生、もう一方では見上げても見つからない遥か遠い星で…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 22:54:07
1494028文字
会話率:37%
夜空の星を見上げていた昔の思い出を元に書きました。
最終更新:2025-05-23 05:50:00
355文字
会話率:0%
とある流星群の夜、空を見上げていると変な動きをする宇宙船。墜落した船に近づくと…まさかの出会いが!
星の声が聞こえる星詠みの少女シオンが惑星探検隊のトモキ、カロンと出会い星を巡り、時に仲良く、時にケンカしながら真の友情を見つける物語。
キーワード:
最終更新:2025-05-22 06:00:00
16323文字
会話率:36%
魔術方面の教育において最高峰とされるセレナイト学園の生徒、レティア・レグリア。彼女は才能に恵まれているにも関わらず何故か魔術が暴走してしまうことから落ちこぼれていた。
ある日、レティアは我慢ならなくなり、学園を脱走。行くあてもなく、星空を見
上げていると人が降ってくる。降ってきた青年は「暗殺者だ」と告げてくる。その言葉を受けて、レティアは―
これは、一人の青年に一目惚れしてしまった魔術大好きな少女の裏業界での奮闘記である。青年に想いを告げるため、魔術のより高みに辿り着くため、可憐な少女は今日も暴走する。
「言っておきますが......師匠のことを馬鹿にする奴は全員氷漬けの刑です」
※完結済みの前編、『その黎明に祈る』も読んでいただけると幸いです(未読でも問題はありませんが、読了後の方がよりお楽しみいただけると思います)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:01:12
212508文字
会話率:37%
無駄のなかに、生はある
昼下がり。自室。天井をぼーっと見上げていたら、不安が襲ってきた。
時間は流れている。でも、自分だけが取り残されているような気がした。
通っているのは通信制高校。誰かと顔を合わせる機会は少ない。だから、ひとりで考え
る時間だけはやたらと多い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:32:15
2067文字
会話率:2%
静岡の小学校に転校してきた伊原直樹は、学校の行事の校外学習で自然公園に来ていた。
自由時間に、早坂真紀と一緒にルールを破り、公園の奥の登山道へ入り、滝を見に行ってしまう。
無事着いた滝壺から爽快な隊を見上げていると、その滝の上から子供が突
き落とされるのを目撃してしまう。
恐怖に震えながら必死で走って逃げるが、激しい雨に疲弊してもう走れない。
沢の斜面に小屋を見つけて入り込みやり過ごそうとするが、疲れと安堵から寝てしまう。
数時間後発見されるけれど、その中には、崖の上にいたあの男が。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 16:43:09
19647文字
会話率:27%
ある日、満員のコンビニで働いていた蓮司は、ほんの数秒の目眩を感じた後、目を覚ますと世界から人が消えていた。
誰もいない街。止まった交通。動かない通信。空は、何かに覆われている。
それは「収穫」だった。
空に現れた巨大な存在たちは、人類の“
技術”そのものを刈り取っていた。機械、知識、記録、そして文明。すべてが失われた。
だが、蓮司だけが、覚えていた。
消えた知識を、再び蘇らせる術を。
これは、科学技術を奪われた人類が、知の火種を手にした最後の一人とともに、失われた世界を再構築し、空を奪い返す物語。
“空は、ただ見上げるだけのものではない。取り戻すために、立ち上がるものだ。”
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:40:44
143118文字
会話率:15%
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ
方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 15:20:04
781文字
会話率:0%
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ
方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/my/works
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 14:25:05
721文字
会話率:0%
2037年、世界はウイルスに沈んだ。
それは最初、ただのインフルエンザに似た症状で始まった。だが、異常はすぐに明らかとなった。感染者の死亡率は極端に高く、ワクチンも治療薬もまるで効果を示さなかった。世界の都市は次々と封鎖され、人々は愛する
者の名を呼びながら崩れ落ちた。混乱、暴動、政府の崩壊。人類の文明は瞬く間に崩れていった。
その死の中で、主人公・**白石 颯人(しらいし はやと)**は35歳の誕生日を迎えた。そして、彼は静かに目を閉じ――
気づけば、彼は知らぬ天井を見上げていた。
これは未来から過去に逆行した主人公が災厄の未来を改変し世界を救うために奮闘する物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 22:16:31
2269文字
会話率:42%
山間にある小さな町で暮らす中学生の少年・宇佐美兎夢(うさみ とむ)は、幼馴染みで腐れ縁ともいうべき相手でもある稲葉白雪(いなば しろ)の自宅前に立っていた。
何かと口喧しかった白雪が学校に来なくなってしばらく。同級生たちの面白おかしく流
布する噂話に辟易しつつ、軽い胸騒ぎのようなものを覚えた兎夢は意を決するのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 22:12:28
3908文字
会話率:20%
青年エリオット・マルティは憂鬱な気分で、自分の気持ちに反して澄みわたった青空を見上げていた。自らの不運を呪いたい心地になりながらも、それでも務めに邁進するのは、惰性か矜持か。
エリオットはまだ知らない──彼の退屈で憂鬱な日々が、ある日突
然一変することを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 03:23:47
4461文字
会話率:32%
人類は、きっと遥かな昔から月に恋をしている。
だからクレーターが様々なものに見えるし、それにまつわる物語だっていくつもある。
きっと、この物語もそんな中の1つになるのだろう。だって、月に行ける時代になった今でも、人類単位での片想いは終わらな
いのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-03 01:02:55
1438文字
会話率:7%
いつかの未来世界。
「夢」という言葉が忘れ去られようとしている世界。
終末。
見上げてもそこには何もない。
そんなお話しです。
最終更新:2025-05-06 19:10:00
559文字
会話率:0%
ここはどこだ。青い塊を見上げて呟く言葉は、いつも同じだった。いつからここに、いつまでここに。答える声はない。ただ、青い物体は決まって顔をのぞかせるし、決まって沈んでしまう。
俺の隣に、石壁を隔てた隣には、同じように青い物体を見上げる子がいる
。でも、これは運命も絆でもない。いつもそこにいて、隣りにいるだけだ。
それは、あの夜空を支配する穏やかな物体と同じだ。あれは、月という名前らしい。彼女は、自分の名前も知らないのにあの夜天を漂う青い塊の名前を教えてくれた。ただ、それだけだ。俺に月の名前を教えてくれるだけの存在。
精霊世界リテリュス。七つの大陸からなる世界。転輪聖王リュンヌが、創造した世界。その中でも一番大きな大陸アンフェールでは、建国以来ふたつの国が争っていた。800年以上も続く争いに、大きな変化が訪れようとしている。勝者は、イストワール王国か? ターブルロンド帝国か? 争いの闇にとらわれていた道化師は、高貴なる少年の手によって救われた。道化師は、その手をとる。
次は、俺に真昼の空に浮かぶ塊の名前を教えてくれないか? 太陽? そうではない。黒い塊だ。あの名前を俺に教えてほしい。
観客もいない道化の戦いが、はじまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 19:10:00
72574文字
会話率:19%
潮風に吹かれた草原の向こうで、少女はひとり、空を見上げていた。
まるで何かを待つかのように。
風が吹くたび、白いワンピースの裾が小さく揺れる。
青年は、ただその姿を見つめていた。
どこかで、あの背中を見た気がする。
遠い記憶の中、夢の中、
或いは——前世のどこかで。
少女が、こちらを向く。
その瞳は、まるで…涙のように透き通っていた。
羽衣「また、誰かを探しているの?」
空「……ああ。だけど、見つけられないんだ。名前も、顔も、思い出せない。」
羽衣「きっと、見つかるよ。だって——」
羽衣「空は、つながっているから。」
そのとき、風が強く吹いた。
羽衣の髪が宙に舞い、空の匂いがふたりの間をすり抜けていく。
——そして、ふたりの時間が、静かに動き出す。
これは、夏の終わりに紡がれる、忘れられた記憶と約束の物語。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-02 09:13:50
6160文字
会話率:36%
見上げて
目に映して
手を伸ばして
届けばと夢見て
キーワード:
最終更新:2025-04-30 17:00:00
293文字
会話率:0%
優しいお姉さん風の女装で歩いていたゆうなは新宿を歩いてたらナンパされた。
「あのぉ……今、時間あるかなぁ……?」
見上げてくる声は、甘ったるい。ピンクのブラウス、黒のミニスカート、きらきらしたスマホケースを持ったツインテ女子。
ゆうなは
めっちゃタイプと思ったけど一言。
「……俺、男だけど。平気?」
凍る空気の後。
地雷系女子りりあの一言
「……うそっ、あたしも、男、だよぉ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 21:31:13
11993文字
会話率:29%
廃墟の館の窓から空を見上げていた。
変化のない日々。
白い鏡が投げ込まれるまでは……。
※別小説の登場人物であるシクライの物語です。
最終更新:2025-04-15 01:33:32
2861文字
会話率:33%