カニ勇者。それは、500年前に存在した英雄。この世界の魔法に秩序をもたらした。ある時、そんな勇者の日記が見つかった。彼らのの冒険の知られざる事実とは。
最終更新:2025-06-19 19:11:51
2123文字
会話率:1%
僕の名前は、林堂凛。
Nintendo Switch用対戦アクションゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ SP」にハマっている小6です。
一年に一回開催される、『全国小学生スマブラ大会 団体戦』に出場するため後二人、仲間を集めようとするんだ
けど、やっと見つかったのは……
同級生の女子二人。見た目とケンカは強いけど、片方は20年前の『スマブラDX』の猛者、もう一人は、SPより、改造スマブラ、PM歴が長い変わり者。
そして、二人はなぜか初対面から、関係最悪。
共通してるのは、二人とも実家がすごくワケありということ……
スマブラから広がる、ガン&アクション・コメディ 開幕です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 00:03:28
2102634文字
会話率:28%
新たに見つかった電波帯を使い、これまで不確かな存在だった霊体を視覚化しコンタクトに成功。
この電波帯をEG帯と呼び、霊体を自在に操る者たちをEG使いと呼んだ。
四ヵ月前に大阪で起こった巨大結界事件後、環境が激変した結界内で争うEG使
いたち。
その中に、主人公、安倍まゆらの姿があった。
彼女が再び結界の中に入って行った目的とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 23:00:00
35217文字
会話率:19%
新たに見つかった電波帯を使い、これまで不確かな存在だった霊体を視覚化しコンタクトに成功。
この電波帯をEG帯と呼び、霊体を自在に操る者たちをEG使いと呼んだ。
大阪で起こった巨大結界事件後、環境が激変した結界内で争うEG使いたち。
その争いに巻き込まれる主人公安倍まゆらと彼女を取り巻くデンタイや能力者、術師たちの話。
EG使い、ユキオンナ、FF、くれいじーモコの三人が高野山に眠る空海の暗殺術式の一つ、『嘘実哭怨』を狙って行動を開始する。
高野山が防衛に当たるが、ユキオンナの前に惨敗する。
しかしそこには応援として来ていたデンタイと波付、四術宗家からも水属性の上水流家の縁の者が来ていたが、それぞれの思惑が食い違い現場は混乱を招く。
ユキオンナの攻撃は抑えたものの、肝心の空海の『密秘』を修行僧である顕正に盗まれてしまう。
個々に絡み合う個人の思惑が見え隠れする中で、デンタイは『密秘』を奪還できるのか、、、?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 23:00:00
19779文字
会話率:20%
タイトルは仮です。
迷宮王国の僻地にある、崩壊した開拓村で見つかった少女エル。
強く願った者にだけ発現する固有魔法を有していたエルは、周囲と比べると喋り方に少々癖がある。
エルはその力をどのように使うのか。
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本作品に登場する食物などは現実と同じ名称で登場します。
読み易さを意識しているためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 21:00:00
1134763文字
会話率:44%
一昔前、人類家畜化を掲げた魔王により人類と魔族が戦争をしていた。圧倒的劣勢だった人類だが使用者の命と引き換えに大爆発を起こす究極魔法を会得出来る魔道具が見つかった。これを会得出来たのはたったの10人だが決死の戦いで魔王を倒すことに成功した。
そんな戦後無数の廃墟と人口が激減した人類が建て直し150年たって平和になった世界で一人のすけべ戦士がかわいい子を求めて世界中旅しながら人助けもし(かわいい女子限定)その結果全て上手く行く荒唐無稽傍若無人サクセスストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 19:24:10
153107文字
会話率:64%
遙かな昔、この国には人より秀でた力を持つ妖族よりもさらに特別な力を持つ、救決族という一族が存在した。妖族すら一目置く彼等だったが、長年の人間との混血により、その力を失い、今では絶滅したとされている一族だ。そしてその血を引き、妖族ほどでは無い
が特別な力を持つ少女達を、この国では特別扱いし、特別な女学校に入学させている。その中でもひときわ特別な癒やしの力を持つと言われているのが、常磐麗珠。常盤の名に恥じない緑の黒髪を持った絶世の美少女であり、誰よりも癒やしの力を持つ彼女を、女学校では比売と呼び、素晴らしい縁組みが期待されているだろうと羨望の視線を向けている。そんな彼女にはあまり頭の回転が早くない双子の妹がいる。それが常磐涙珠だ。麗珠が癒やしの力を使うために出かける際にはいつも側仕えとして伴われ、彼女の素晴らしい力を間近で見ているのにも関わらず、同じ両親を持つのに才能を開花させぬと馬鹿にされている娘でもある。そんな麗珠に女学校からの複数の縁談が舞い込んだ。一人は妖族の中でも指折りの名門の家である、獅子牡丹家の若君、獅子牡丹紅刃。もう一人は……妖族の名門の家の生まれでありながらも、気が狂ったと言われてさげすまされている青年、黒金鯱玄武。どちらの縁談も癒やしの力を持つ麗珠の方が欲しいという縁談であったのだが……麗珠はきらびやかな獅子牡丹家に嫁ぐ事を選び、黒金鯱家の縁談を断った。すると黒金鯱家は役立たずの涙珠の方でも良いといい、結納金に目がくらんだ常磐家の人々は、涙珠を嫁がせる事に決めたのであった。嫁入り先が見つかっただけでもまあまあ幸運だと割り切った涙珠を待っていたのは、隔離された屋敷と、そこで孤独に苦しむ青年だったのだ……
と言うありふれた話を家具付風に書いてみたくなった見切り発車のお話がスタートします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:18:41
21125文字
会話率:36%
エメンタール家には3人の息子と1人の娘がいた。しかし娘は生後直ぐに誘拐されてしまった。当時貴族の令息令嬢の誘拐が多発していた為その犯行組織によるものとされた。悲しんだ夫婦はひょんな事から母を失った幼児スピカを養女として引き取る。そして養女を
本当の娘、妹のように可愛がって育てた。
しかしスピカが16歳になった頃に教会から本当の娘が見つかったとの知らせが届き、本当の娘ステラが屋敷にやってくる
貴族社会を知らず平民として育って来たステラに家族の愛は集中する。
そして蔑ろにされるスピカは一つの決断をする。
これはそんな少女と家族の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 14:47:00
101118文字
会話率:18%
「龍のひげが見つかっただと?」
時は戦国時代。大陸でそこそこに大きな勢力を持つ龍夢の地の女王・|翔華《シャンファ》は、仙としての力の大きさ故に、周囲からあがめられる武勇の王であった。
ある日、|翔華《シャンファ》の耳に、「龍のひげ」が見つ
かったとの報が舞い込む。
龍のひげはあらゆる欲望を叶える至宝であり、名前からわかるとおり、生きる龍の口元に生えている毛のことである。
要するに、龍が見つかったということだ。
「そんなものは叩き壊してくれる。覇道は我が手にあり。龍の助けなど必要とはせぬ」
龍退治に向かった|翔華《シャンファ》は、祠より出でし龍に友人として見初められ、その日より龍を飼うこととなる。
「我の力の疑うのか?」
「そなたは祠に封じられていたではないか」
「自ら眠りについたのだ。約束があったからな」
「約束?」
「昔の|番《つがい》との睦言だ。神獣は番を年ごとに替えるが常よ。しかし、かの者とまたまみえると思うと、意外にも心が躍るのでな」
昔の番と、彼女が転生した後にまた出会うと約束し、祠に眠ったという龍。
そんな龍と近しく話をしながら、気の置けないその関係に、|翔華《シャンファ》と龍の距離は近付いていく。
番の居る龍との関係を深めることを、側近の大保・|翔凛《シャンリン》はひどく反対したけれども、王・|翔華《シャンファ》は彼女を遠ざけ、諫言に耳を塞ぐ。
しかしある日、龍の元番が|翔華《シャンファ》と龍の目の前に現れ、龍が揺らいだ。
それを見た|翔華《シャンファ》は、龍を拒絶するが――?
※ 武勇はあれども、女性としての経験値と技術が低い女帝・|翔華《シャンファ》の恋模様を描いた中華風異世界恋愛ファンタジーです。
※ タグはネタバレ気味。
※ カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 10:29:48
23248文字
会話率:50%
光の力に満たされた人々が暮らす光の大地。その世界を覆うのは、果てしなく続く黒い森。
ある日、リオナ・ハートルルは仲間のヴァンから調査を依頼される。
光の大地に残された、黒い森の《名残》が見つかったのだという。
「えええっ! 黒い森の名残
が見つかったの? あの、人の意識から外れ続けるっていう、あの、あれ? ……じゃあ、《遺物》もあるかも!」
旅立つリオナ。そして彼女が黒い森の人と出会ったとき、空と大地を巡る壮大なファンタジーの幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 23:02:22
47635文字
会話率:28%
ヴェルシグネルセ王国、公爵令嬢リュスティ・モルゲンレードは『屍操令嬢(しそうれいじょう)』と呼ばれている。“闇属性”の魔力を持つ上に死者を操る彼女は世界の理に反する、と忌み嫌われていた。
だが、そんな彼女を家族以外で理解し心から愛し
てくれるのは婚約者である王太子イスクレム。
しかし亜人種との協定を結ぶ準備で忙しいイスクレムとはすれ違いが続く。おまけに人狼同士の揉め事も勃発しイスクレムはより忙しくなる。
寂しさのあまりリュスティは訪ねてきてくれたイスクレムが急ぎ王宮へ帰らなければばらないと聞いたとたん、贈り物の懐中時計を突き返す、というわがままをぶつけてしまう。
自分が悪いのはわかっているのに素直になれないリュスティ。
兄に諭され、イスクレムに会うために王宮へ行こうとしたその時、イスクレムの双子の弟である第二王子イスカルドの遺体が森の中で見つかった、という信じられない一報が入る。
普段は行かないような場所で見つかったイスカルド。遺体の横にはなぜかリュスティが受け取らなかったはずの懐中時計が落ちていた。
疑われるリュスティ。当然犯人ではないが、犯人ではない、という明確な証拠もない。
そして国王から「三か月の間にイスカルドを殺した犯人を捜せ。できなければ犯人として処刑する」と言われる。
その条件を呑んだリュスティは、護衛を持つため聖堂裏にある罪人墓地に向かう。
そこで人狼と人間の夫婦、元聖女、大商会の娘、医師だという青年の五人を復活させる。ざっと全員の話を聞いたリュスティは夫婦がイスカルド殺害事件の前に起こった人狼事件で処刑された夫婦だと知る。
イスカルドの遺体が見つかったのは人狼事件の現場とほど近い場所。
なにか関係が、と考え込むリュスティの後ろから声をかけてきたのは、亡くなった第二王子イスカルド。聖堂に安置されていたせいでリュスティの魔法を受けてしまったという。
だがイスカルドには自身が死亡した前後の記憶がないらしい。
人狼事件を調べることがイスカルド事件の解決にも繋がるかもしれない。そう考えたリュスティは死者たちを率いて人狼の村に行くことを決める。
そしてリュスティが導き出した事件の真相とは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 16:00:00
57633文字
会話率:49%
当代のアルメスタ公爵、ジェラルド・サン・アルメスタ。
彼は幼くして番に出会う幸運に恵まれた。
けれどもその番を奪われて、十年も辛い日々を過ごすことになる。
やっと見つかった番。
ところがアルメスタ公爵はそれからも苦悩することになった。
彼
女が囚われた十年の間に虐げられてすっかり心を失っていたからである。
番であるセイディは、ジェラルドがいくら愛でても心を動かさない。
情緒が育っていないなら、今から育てていけばいい。
これは十年虐げられて心を止めてしまった一人の女性が、愛されながら失った心を取り戻すまでの記録だ。
「せいでぃ、ぷりんたべる」
「せいでぃ、たのちっ」
「せいでぃ、るどといっしょです」
次第にアルメスタ公爵邸に明るい声が響くようになってきた。
なお彼女の知らないところで、十年前に彼女を奪った者たちは制裁を受けていく。
※R15は念のためです。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 19:23:12
212009文字
会話率:30%
久々に実家に帰ったら、押し入れの奥から、昔書いていたノートが見つかった。
小さな頃はただ書いていただけだったけど、大人になった今、投稿出来る場所を見つけた。
少しずつ、直しながら投稿していきます。
ジャンルを何にチェックすれば良い
か分からない、、分かる人居たら教えて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 02:13:09
96994文字
会話率:29%
人族国家に潜入を試みた魔族のスパイが捕まった。ところがこのスパイ、あまりにも正直者。尋問すると身分も任務もペラペラしゃべる。おまけに人族への害意が皆無。冒険者達が不思議がっていたその時、辺境伯の隠居する古城のメイドが死体で見つかった。人族の
国の殺害事件の謎を、魔族のスパイが解き明かす!? 事件の真相は? そして捕まったスパイの行く末は? ――魔族国家のスパイ、ミーナ・セルニャンキサが、人族国家で事件の謎を解決する長編ハイファンタジー推理小説! 名探偵魔族は潜入当時から頭脳明晰・物腰丁寧・教養十分。足りないのはスパイとしての自覚だけだった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:10:30
109242文字
会話率:48%
オーリア王国の辺境で偶然に見つかった黒い天使像。それは歴史的な大発見だった。天使像を王都ラクスフェルドまで安全に運ぶため、遍歴騎士であるノア・デイモンに護衛の指令が下った。だがそれを阻むべく魔術協会が動き出し、さらに謎の自律機械《ベルゼルゲ
ル》がノアの前に立ちはだかる。漂泊の騎士が活躍するダークファンタジー第二弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:51:19
51068文字
会話率:50%
私は、ユネリーノ・アルシャン伯爵令嬢、
いつも通り、友達のフィルネア・ダーテルナ伯爵令嬢、フィルと学園に行こうとした。
だけど、ある日突然人々が消えてしまった。
家も、街も、学園からも…
人を探そうとしたらひとり見つかった!と思ったら
転移
させられて、たくさんの世界に転移して
チームワークを高めてってどういうことなの?
君たち8人に未来を救ってほしいって?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 12:37:55
3688文字
会話率:33%
一日一回の手紙のやり取りが、もう五年近く続いている。
カリナン・エルテラーム公爵令嬢は、幼少期からの王太子との婚約を、聖女が見つかったからと王命で破棄され、その上辺境を治めている十二も年上である王弟、ウルツァイト・カヴァリウルと即結婚させ
られてしまう。
準備もそこそこに身一つで辺境へ向かわされたカリナンだったが、間の悪いことに戦況の悪化によりウルツァイトが出陣したあとに着いてしまった。
事前情報が極端に少ない中、内政に奮闘し使用人とも絆を築いたある日、一通の手紙が届く____。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 12:23:21
12690文字
会話率:22%
ヘーゼルは初めての夜会である人を探していた。しばらく時間がかかるだろうと思っていたが彼は案外すぐに見つかった。
というのも問題を起こしている当事者であるらしく、大衆の注目を集めているし、糾弾されている側であった。
どうやら、随分
会わないうちに彼は「男にも女にも言い寄られてその愛情を弄び、酒を飲み暴力をふるう」というとんでもない奴になったらしく大衆の前で婚約破棄を言い渡されている。
言い返しはするものの、彼は酷く劣勢ですぐにヘーゼルは加勢し、そのまま自分の馬車へと乗せた。
馬車の中で「久しぶりに顔を見たと思ったら、こんなことになっていて驚いた」とヘーゼルは彼に話しかけるが、彼はどこかぼんやりとしていて「もういい」と口にして涙まで見せるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:17:55
17498文字
会話率:45%
若者の不可解な失踪事件を追っていた新人刑事・樹(いつき)は、ある夜、謎の男・橘のバイク事故に遭遇する。
彼のポケットから見つかったUSBメモリには、違法取引・裏帳簿・関係者名簿──国家レベルの不正が記録されていた。
それは、消された男“向
後”が命を懸けて遺した最後の告発。
「このデータを公開すれば、世界が変わる」
だが、それを手にした瞬間から、彼女たちの日常は終わりを告げる。
通信遮断された病院。襲い来る黒フードの刺客。
逃げ場のない密室で、味方すら信じられない状況の中、
樹は引きこもりの旧友・葵と再会し、非合法な解析を依頼する。
選択肢は、命か真実か──それとも、どちらも捨てないという“選ばない”選択か。
すべてを裏で操るコーディネーターの存在が、静かに動き出す。
これは、誰かの正義が、別の誰かの悪になる物語。
世界を変えるには、まず「真実」に触れてしまった者たちが、逃げ切らねばならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 10:00:00
29529文字
会話率:45%
とある年の9月10日。
溝野望実は、総勢七名で絶海の孤島・神々島を訪れた。彼女たちはそこに建っている館「神嵐館」で時を過ごすこととなる。
到着してすぐ、超大型で猛烈な台風が島を襲う。島は完全に隔離され、脱出も侵入も不可能となる。
まも
なく1人が死体となって発見された。
だがそれは凄絶な連続殺人の序章にすぎなかった……。
次から次へと殺害される被害者たち。
そして――誰もいなくなった。
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時は変わって9月12日早朝。
海上保安庁に一件の通報が入った。
「『海上保安庁に、今すぐ神嵐館へ向かうよう要請しろ。さもないと七人の命が失われることになる』との脅迫電話を受けた」
通報者は「神嵐館」のオーナーで、たしかに七人を宿泊させたという。
事件性を感じた海保は巡視船「いせしま」を出動させる。「いせしま」は台風の中を突き進み、神々島へと到着した。そこで保安官たちが目にしたのは想像を絶する光景だった。
島の中ほどに、地面に串刺しにされた七つの生首が並べられていたのだ。
動揺しながらも保安官たちはさらに奥へと進む。「神嵐館」は島の最奥に建っているらしい。
まもなく保安官たちは島の端に到達したが、「神嵐館」なる建物などどこにもなかった。周辺を観察すると、爆弾が使用された痕跡が見つかった。「神嵐館」は爆破され、まるごと海に崩落したようだった。
おまけに島には誰一人いなかった。
犯人はいかにしてどこに消えたのか?
そしてなぜ全員の首を切断したのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:38:21
141250文字
会話率:47%
岐阜・飛騨の山中で、“姿なき獣”に追われたという通報が相次ぐ。
牙、触腕、異常な影──だが証拠は何も残らない。
調査に乗り出したナズナが辿り着いたのは、地図にない廃村と奇妙な儀式の痕跡。
そこで見つかったのは、人間のDNAに刻まれた“進化
の因子”だった。
進化とは、情報が肉体を彫ること。
これは“書かれた獣”の物語。
そしてナズナは、知ることになる。
人間という存在は、思っているよりもずっと不確かで、変わりやすい──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 16:03:51
1435文字
会話率:15%