東欧の新興小国、ボスホートルーシにて。建国30年に満たないこの国家は緩衝地帯として、隣国の超大国ロシア連邦からあまりに理不尽な統治を受けていた。そんな中、ボスホートルーシの政府は堪忍袋の緒が切れ、ついに完全独立を表明し、21世紀最大の独立戦
争が幕を開けた。
16歳になったばかりのセルゲイ・イヴァーノヴィチ・ベレンコは自己防衛の一環として、戦争に加わっていた。しかし所属する基地がロシア軍の奇襲を受け、セルゲイは逃亡した。逃げた先は行き止まりで、険しい谷があるだけだった。そして追手のロシア兵に追い詰められ、逃げ場がなくなったセルゲイは崖から飛び降りて、自ら命を絶った。
……が、彼は何と異世界――――いわゆる『ナーロッパ』に転移しており、セルゲイは超絶美人な女騎士に保護されたり、冒険したり、中東の激ヤバ転移者と関わりながらこの世界を生き抜いていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:03:53
97974文字
会話率:43%
病で人生を終える直前、マイは異世界へと送り出された。送り出してくれた祖母の餞別は魔法の知識と魔力。
マイは王都の行き止まりにカフェを開き、「健康に生きていられるだけで大成功よ」と思いながら暮らしている。
筆頭文官のヘンリーは、マイが作
る料理に魅せられてカフェ『隠れ家』に連日通ってくる。
異世界で「与えられたこの命を無駄にしない」と思いながらたくましく生きるマイと、秘密を抱え苦悩を抱えているがゆえに平穏な日々を望む真面目な文官のヘンリー。
マイとヘンリーの交流を軸に、マイが美味しい料理と魔法の力で誰かを幸せにする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 08:34:53
442069文字
会話率:55%
この小学校には七不思議があり、それを解決して平和な小学校にしたいと思っている緋色。まず一番危険と言われている闇に引き込んで生徒の性格を攻撃的にする七不思議から解決に行こうとすると、目の前は廊下のはずなのに行き止まりになっていた。隣の教室の後
ろの扉から入り、前の扉から出て壁を通過できたけども、振り返ると行き止まりにしていた壁が無くなっている。これは壁が増えるという七不思議だということに気付き、じゃあと思って壁の七不思議から解決することに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 17:10:00
36329文字
会話率:41%
その文章自体が何を意味するのか、まったくわからない。おそらくそれ以前にも行き止まりだったのかもしれない。
最終更新:2024-11-20 02:49:59
2358文字
会話率:0%
ある悩みを抱えた人々を中心に、陰ながら噂になっている店がある。
訪れた者曰く、その店には客の欲しいものが必ず揃っている、という。
どうしても失くしたくなかった大切なものや、もう失ってしまったと思っていたかけがえのないものが、その店
では見つかるらしい。
アストノズヴォルド帝国の城下町・フォルトゥナの端の端。地図にも載らないミセリア地区の入り組んだ路地の奥。誂えたような行き止まりの先。
一見したところ、これといった特徴のないように見える二階建ての建物。
汚れのない灰白色の壁、落ち着いた光沢のある青銅で出来た円蓋状の屋根。薄暗い路地に不釣り合いなほど綺麗な装飾の看板が目を惹く。
『ミラージュ・ドゥ・シュヴァルツ』
店主は、透き通った白銀の髪に柘榴の瞳を持つ美しい女性。
そう、ここは人の心を守る魔導具店。
___今、物語が幕を開ける。
これは、ある一人の少女による、あいをいかして、あいをわすれて、あいをころす、そんなあいのものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 02:59:02
117118文字
会話率:42%
ちょっと不憫なオジとつよかわケモの肉体派冒険バトルファンタジー
あらすじ
とある世界の端に存在する大陸の行き止まり「フィクロコズ」。
そこは100年に一度起こる瘴気により、広大な大地が穢され、様々な生き物が魔物と化し、多くの人が死の危
険にさらされるいわくつきの土地であった。
その穢された土地を浄化できるのは「浄化者」と呼ばれる体内に一切の魔力を持たない者のみ。
9度目の瘴気災害が発生したその年、「浄化者」となったイズカは自身の使命を果たすため、瘴気に覆われた厄災の地に一人向かうこととなる。
自分以外の生命が存在しない厄災の地での孤独な生活。
そんな中、イズカは自身の定められた運命を変えることとなる、一匹の小さな獣と出会うのであった。
一人と一匹がひょんなことからバディを組む、漆黒の森での肉体派冒険バトルファンタジーをお楽しみください!
「カクヨム」にも同時掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 12:05:33
118697文字
会話率:39%
噂によると、〈!〉単体の道路標識は、『この先、幽霊が出るので注意せよ』ではなかったか?
出張の帰り。おれは先輩から重要な契約を結べなかったことで責められた。
叱責はエスカレートするもんだから、さすがのおれも頭に血がのぼり、首を絞めて殺して
しまう……。
先輩の遺体をトランクルームに押し込んだおれは車を走らせるしかなかった。
もう後戻りはできない。かくなるうえはこの先のどこかに遺棄するしかない。
そのうち寂れた田舎道の路肩に、例の標識を眼にする。
〈!〉だ。警告標識だった。ただし、下の補助標識には『ハルパゼイン注意』とあるのが謎だったが……。
今さら引き返せないんだ。このまま行くしかない。
そのうち道路は行き止まりに着く。そこには聳えるばかりの大木が立っていて、得体の知れない羽音が聞こえるのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 15:01:44
9154文字
会話率:13%
それは、繰り返される戦いの歴史の中で訪れた、奇跡のような時間のお話。
最終更新:2024-05-04 01:01:16
8428文字
会話率:21%
とある夜会の席で起こった、ありふれた婚約破棄と、ありふれたその顛末。
最終更新:2024-01-04 19:00:00
24961文字
会話率:33%
少し前にあった事。
懐古主義者のおっさんのつぶやき。
最終更新:2023-08-20 23:51:38
5034文字
会話率:3%
とある夜の街。その路地裏にて……。
「おら、金出せよおっさん」
「はははははっ! そんなキョロキョロしても誰もここまで来ねーよ」
「そ、バカだねー。逃げ込むにしてもさぁ、そこ、行き止まり! ははははは!」
「逃げるなんてそんな、痛っ!
や、やめ」
「おい、もう一発殴ろうか? ん? 殴ろうかぁ? はははっ、ほら、財布もーらい!」
「ああ、やめてくれぇ……」
「クソッ、大して入ってねーなぁ。会社員だろ? その歳で平か? さすがにクレジットカードがないわけ、お、あった……ん?
いや、なんだこれ、おいおい、おっさん、財布の中に何入れてんだよ。これ、なんかのカードゲームのやつか? えっと、サキュバスインフィニティ……?」
「あ! そ、それ!」
「それは……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 11:00:00
2739文字
会話率:80%
偽物の家族、偽物の街、偽物の…。
さあ、行き止まりの景色を見に行こう。
最終更新:2023-12-31 09:20:12
4733文字
会話率:28%
科学技術(テクノロジー)を研究する(テクノロジーの根源である知能ある物理法則(真の王。最初の作者)を目指す)にしても、核融合(nl2=e2nを同時に起動する)する物が、ボク(分かりやすい=美しい=命=nl2)以外見当たらない。人力核融合以外
には、核融合する道はない。科学技術を研究するためにも、今の人類には変わってもらう必要がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 22:16:29
430文字
会話率:0%
"「Forest&Mushrooms」は癒しのオンラインゲームです。メルヘンチックな森での生活をはじめてみませんか。衣装、インテリア、今日会う人、なんでも自由にできる世界でファンタジックな時間を過ごそう。"
余
暇のすべてをオンラインゲームにあてている社畜・那々子。ある日、彼女のアバターが見知らぬ人物の訪問を受ける。男女も分からぬその人が気になる主人公だが、想いの行方は行き止まり?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 17:00:00
3394文字
会話率:6%
人生行き止まり。
心の病で病院通い、精神科デイケア通いの四十歳の男は絶望していた。
社会のなんの役にも立ってない不甲斐なさと、今後良くなる兆しが見えない病気に。
そんな彼が心臓発作で死ぬと、目を覚ましたのはのは神を名乗る老人のいる和室だった
。
やっているゲームが日本産で、十二作品連続クリアした記念に、たまたまタイミング良く病死した彼に、ウルトラレアしかでないスキルガチャを3回引かせてくれた。
勇者育成、何でも鑑定、テイム(レベル無制限)
この三つを引けた。
勇者育成ってなんだ? 戸惑いながらも彼は異世界へ転生した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 22:09:18
5999文字
会話率:31%
こうなったら、プランBだ!
最終更新:2023-08-31 07:00:00
321文字
会話率:0%
まっさらから始まるゲームもあれば。
手詰まりから始まるゲームもある。
求められるは、最良の悪あがきか。
最終更新:2022-07-20 07:00:00
449文字
会話率:0%
少年と母親がお盆の支度の買い物の帰り道、行き止まりの道で、「歩道を歩きましょう」と書いてある奇妙な張り紙見つける。果たしてそれは一体。
最終更新:2023-08-08 23:07:47
2172文字
会話率:0%
友だちと自作のTRPGをやったときのストーリーを文章化しました。
シナリオ「名もなき神の名を語れ」
「行き止まりの分かれ道で君を待つ」
シナリオ作者 ワレ氏
GM ワレ氏
PL 友だち
いろいろ過去が重
い不死身の女の子が、面倒な奴らに巻き込まれていく物語です。
シナリオにご興味のある方は教えてくだい。後々投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 23:14:39
548文字
会話率:30%
今日も今日とて都市に尽くし、都市を守るべく、南衛士所に勤める衛士ヒューズ・ドラコニス。都市の主が持つ異能、〝神代誓約〟を携えて、同僚に軽口を聞く。平穏に過ごす彼に脅威が襲う。
脅威を撃退したヒューズはその後、芸術都市への潜入任務を命じら
れる。任務により、美の権化として完成しようとしている芸術都市に潜入したヒューズはそこで、自身の償いである少女アリス・リーバと再会を果たす。アリスの「都市の人々の笑顔を見たい」、その願いを聞き届けたヒューズは芸術都市の反抗勢力である革命派と共に人々のために奔走する。
悔いた過去を晴らすため変わったヒューズの運命は—————。
■■■■■■・■■■■—————彼が見る最後の景色とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 03:03:13
42280文字
会話率:25%
怒りと悲しみを使い分け、特等席に来たあなた。
なんのために来たの?
最終更新:2022-09-07 00:58:08
456文字
会話率:0%
ぶつかって、転んで、行き先を見失った時、聞こえてくる声は誰?
最終更新:2019-04-23 23:51:07
318文字
会話率:0%
このお話は、2006年(平成18年)の時の出来事になります。
設備管理業に転職して2年が経った頃、一部の同僚の間で変な噂が広まりました。
それは、地下の機械室中央にある古臭いフィルター洗い場で、蛇口から水を出したまま頭や顔を洗って
いると、背後から誰かが話し掛けてくるというのです。
それで、話し掛けられた人は石鹸やボディーソープで洗顔しているので、背後を見られないまま話を聞く事になるのです。
そのままの状態で相槌を打っていると、緊急を要するから直ぐにこっちに来て下さい!と促され、機械室の右端の方へ誘導されるのです。
そして、顔を拭いたか拭かないかの状態で、声がする方向を必死になって追っていくと、気付いた時には行き止まりどころかそこには誰もいないのです。
何故、そのような現象が起きるのかは不明でした。
ただ、実際にそれを体験すると、ゾーっとしてから数秒後には身体に悪寒が走るのです。
ある日、何でこんな現象が起きるのか、自分なりに調査していたらいろいろな事が分かったのです。
その後、どうなっていったのか?というのが今回のお話になります。
それでは、本文へどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 15:12:55
14445文字
会話率:34%
とある夜、収容部屋で目を覚ました、一途カナは、自分が心臓の移植手術を受けたに来た事は覚えているのだが、手術が終わったら、病室に戻るはずなのに、なぜか、目を覚ましたのは、どこかの施設の収容部屋、しばらく無言で呆然としていた、そして、ふと、扉に
触れてみるとガチャと音が鳴り、扉が開いた、恐る恐る部屋の外に出ると、そこは、長い廊下が続く通路だった。
第一章、それから、カナは、廊下を永遠と歩いていた、そしてふと横を見ると部屋があり、表札には、SCP-8611-歪なドングリと書かれていた
部屋に入ってみると、白い台の上に、一個のドングリが置かれていた、
カナがそのドングリに触れようとすると、そのドングリが話しかけてきた、カナはびっくりして、少し後ずさるが、そのドングリと話をする、そして、出口を知らないかと問うと有ると返答される、どうやら、ゲートAから出られるらしいがしかし、それまでは、危険な怪物に遭うぞと忠告されるが、カナは勇気を持っていくと宣言した。
第二章、カナは、ドングリと別れると、また廊下を歩き始めた
そしてとある部屋の前を通り過ぎようとした、その時、途轍もない大きな遠吠えが聞こえ、カナは小さな悲鳴をあげる、その悲鳴に気が付いたのか、部屋の扉が激しく音を立て始める、そしてガシャンと、とうとう扉が打ち破られ中からは、SCP-7142-三つ目の番犬が出てきて、唸り、遠吠えをあげるとカナの方に走って来たので、カナは驚いて、悲鳴をあげ、泣きながら走って逃げた。
第三章、カナはSCPの番犬に追われていた、そして、かなは、とっさに部屋に入ってしまった、そこで行き止まりだと気付いたがもう遅く、後ろにはもう番犬が迫ってきていた、カナは怯えながら、助けを求め、番犬が襲い掛かってきて、悲鳴をあげたその時、バシュ、キャインと番犬が泣いた、えっ、と思い顔をあげるとそこには、SCP-9696-空の甲冑が立っていた、甲冑が無事を確かめられ、無事だと分かると甲冑は番犬との戦闘を始め、なんとか追い払った、そして甲冑にお礼を言い、立ち去ろうとすると、呼び留められ、何故ここに居るのか聞かれる、カナは事情を話すと甲冑は同行してくれることになり、二人でゲートAを目指すことになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 02:17:22
4105文字
会話率:68%