気付いたら胎内で胎児になっていた。
転生先は魔力など地球では存在しなかった力が使え、死んでも魂から再生する『魂再』により、寿命以外では亡くなることのない。
闘鬼という種族だった。
問題はこの種族、殺し合いが日常であり、三大欲求並みに闘争を求
めるのである。
しかし、主人公は前世(男)に引っ張られ、今世(女)でも痛いことや『魂再』に耐えがたい苦痛を感じてしまう。
産まれる前から闘争に晒され、振り回されっぱなしの彼女は安息の日々を得ることができるのだろうか・・・?
戦闘狂しかいない種族に対して痛い思いをせずに勝つことを目標に奮闘する。でもそううまくいくはずもなく・・・
そんなドタバタな日々を描いた物語。
初投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 21:10:00
353646文字
会話率:30%
幼い頃から、だんだん動けなくなる病を得て、そのまま苦痛に苛まれる数年を経て短い一生を終え、異世界の神様に拾われた少年の物語。
自由に走り回りたかった彼に与えられたユニークスキルは、ランニング。
走り続けてる限り疲れず空腹にならず眠くもなら
ず。
走るほどにレベルも上がり、上限速度も上がり、様々なサブスキルも習得していく。
この世界をあきらめかけてる神様の余興として呼ばれた少年は、神様の気を変えられるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:00:00
506380文字
会話率:49%
王家に無理やり第二王子と婚約を結ばれたカリナは、お茶会に仕方なく顔を出していた王子が鉱石にはまったせいで、存在自体を忘れられていく。
がんじがらめの王子妃教育と自分に興味のない婚約者、ただ待つだけのお茶会という苦痛。婚約解消を願っても継続
する婚約。全てが限界に来た時両親の許可を得て自分の魔力で眠りにつくことを選んだ。
それは神から見てとても危険なものだった。憐れんだ神は違う世界で親から無視をされ長い間泣いていた香里奈という女の子に引き合わせた。
香里奈は自分で立ち直り人生を終えたつもりだったが、子供の部分が傷ついたままだった。2人の魂が共鳴した時入れ替わりが成功した。神の加護の幸運と共に、器を変えて少しの間人生をやり直すことになった。カリナはニホンへ大学生として。香里奈は伯爵令嬢として違う人生をやり直し新しい自分を見つけ、また神の庭で会うことを約束する。
完結しているので毎日更新します。読んで貰えたら幸せです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 09:51:00
4460文字
会話率:58%
主人公コユキは腐女子で理屈屋ニート、意識高い系のアラフォーだ。
ある日突然現れた悪魔は、家族の魂を奪い去って行った。
唯一頼れるのは幼馴染の寺の息子でフィギュアオタクの善悪(ゼンアク)、只一人。
様々な経験や訓練を積み、徐々に聖女と聖戦士
として目覚めていく肥満気味の二人は喧嘩と勘違いを繰り返しつつも友情を深めていった。
次々現れる悪魔や魔王にも、お得意の屁理屈を披露する食欲重視のコユキ。
サブカルオタクで料理上手、時々サイコな善悪和尚。
ちょっぴりマニアックな二人が活躍するハチャメチャ・コメディ・ダークファンタジーである。
この物語は謎の存在、「観察者」の目線で紡がれた、天使と悪魔、地球と生命、過去と未来のお話です。
~note~
本作は【改訂版】になります。
【堕肉の果てⅠ~悪魔たちの円舞曲(ロンド)~】
【堕肉の果てⅡ ~暴虐の狂詩曲(ラプソディー)~】を
【堕肉の果て ~アラフォー肥満気味のアタシが聖女、だ……と……⁉ 幼馴染の彼と力を合わせて、悪魔や魔王に喝だ! 喝ー‼ ~】
に一本化させていただき、新たに【~苦痛の葬送曲~】を掲載しました。
今後の観察者シリーズ執筆にあたり、このような形にすることがより読みやすくなると判断致しました。引き続きお付き合い頂ければ幸いです。
※作品はアルファポリス様、ツギクル様、note様にも掲載しています。
※挿絵が頻繁に差し込まれます。
お手数でございますが苦手な方は挿絵表示機能をオフにして頂くことをおすすめします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 08:49:13
2446829文字
会話率:40%
織部かおり。39歳。二児の母。
モラハラ旦那と子育てのストレスにより、
精神的に苦痛を抱えていた。
家族旅行の帰り道で事故にあったことをきっかけに、
自ら望んで異世界へと転生する。
しかし、転生先で聞こえたのは、母を探し泣き叫ぶ娘の声だっ
た。
聖女として神の様に崇められ、
容姿も家柄にも恵まれた。
それなのにも関わらず、
猛烈な後悔と家族への罪悪感に苛まれ、
新しい人生を始めることが出来ずにいた……。
もう一度家族に会いたい。
やり直したい。
母として、
また聖女シルヴィアとして、
捨てたはずの家族を探し求めるのであった…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 19:11:40
309312文字
会話率:21%
※この作品は仮想世界を扱いますが、VRMMOモノではありません。
もしあったらいいなと、未来の可能性を考えた作品です。
『現実は退屈ですか?』
『現実は窮屈ですか?』
『現実は苦痛ですか?』
『現実は醜いですか?』
『現実に可能性は無い
ですか?』
『いいえ』
『現実は驚きに満ちてます』
『現実は果てがないほど広大です』
『現実は楽しいことに溢れています』
『現実は言葉に出来ないほど美しいです』
『現実の可能性に限りはありません。無限大です』
『綺麗事に聞こえますか?』
『もし疑うかたがいましたらこちらの街へお越し下さい』
『“新世界”があなたのご来訪をお待ちしております』
【仮想都市】と呼ばれる、現実世界に仮想世界を融合させて拡張した“新世界”
最先端技術によるリアルと見紛うほどのデジタル映像
高度な知能を持ち人間のサポートをするAIたち
次世代型ウェアラブルデバイスが実現させる。現実と仮想の融合
そんな未来都市で開催された大会で、ひとりの少年が運命と出会う
この話は、ゲームに出てくる【失われた伝承】をポンコツなAIさんと
集めながら、その過程で様々な出来事に巻き込まれる少年の奇譚収集劇
になります。
※カクヨム様にも同時に掲載してます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 12:42:29
272866文字
会話率:35%
15歳の中学三年生、浦城 梨乃(うらき りの)。
他人と上手く付き合えずぼっち街道を突き進む彼女の癒しはたった一人の親友と大好きな魔法少女アニメであった。
そんなある日出会った不思議な妖精クリッター、まさにアニメの世界から出てきたような彼
に請われるまま協力を約束するのだが、夢の魔法少女ではなく、魔法少女の敵対者、世界征服を企む悪の組織『暗黒結社アントリューズ』の女幹部『暗黒魔女マギーオプファー』にされてしまった。
マギーオプファーの使命はアントリューズの邪魔をする宿敵『魔法少女マジカルブリス』の抹殺だ。
悪いことも物騒なこともしたくない梨乃だが、クリッターとの契約で逆らえば激しい苦痛の末に死んでしまう。
いやいやながら『悪事』を行う梨乃だったが、様々なストレスを抱えていたこともあり、それを解き放つ行為に対する喜びを感じてしまうのも事実だった。
それに、自分がなりたかった魔法少女の夢を実現しているマジカルブリスの事が正直羨ましいし妬ましい。
様々な思いを抱えながらも、梨乃はマギーオプファーとしてマジカルブリスと激しい戦いを繰り広げていくことになるのだった……。
※本作は『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 22:00:00
213062文字
会話率:41%
名を楠木 亜蓮 (くすのき あれん)
彼は異世界転生をした。早速目の前には大きなオオカミ!
食われた。食われた。食われた。
その数、1000回以上にも及ぶ。苦痛の果てに彼はある声を聞く。その声に願う。世界最強にしてくれとそして狙われない体
にしてくれないか?と、
───────この美少女だれ?
生き返った狼のお友達「オミ」と旅をすることに決めた。
男の記憶を持つロリが異世界を無双する。
剣を降れば彼女を連れて剣は大地を切る。
「と、止まってーー!!!」
拳を地に叩きつければ大地は壊れ、地鳴りが来る。
「ぬ、抜けなーい。」
そんな彼にも夢ができる!それはいつか自分の国を作りお城のお姫様になること!
この体を利用し無い手は無い。なので、まずは「スプラッタ王国」の王女を落とす!
さぁいけ!ロリのロリによるロリの為の無双を!
貴方もこの美少女にデレデレ間違いなし!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 19:57:25
447849文字
会話率:37%
日本の地球で暮らしていて、精神苦痛と心労で
23歳という、若さで死んでしまった。
灯音(あかね)は地球と異世界か選択肢を
神から、選ばせられることになる。
聖女のような、優しさを用いてるからか
地球とは、相性が悪すぎると、悩んでる内に
神が
強制的に異界を選んでしまう。
他人の優しさに触れ、愛情に触れながら
異世界を満喫して欲しいと、神の臣下を与えられる。
転生させられた先で、アニエスと名前を変え
前世で触れ得なかった、優しい日常を
満喫していく・日常ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 14:07:59
22870文字
会話率:26%
クロマチンという特殊能力が発見された現代。
ごく少数しか持ち得ないその能力を持つ者は、警察の特殊部隊に所属し、武装犯罪等の鎮圧に従事している。
クロマチン能力者である佐川亜紀斗は、少年の頃、荒れて喧嘩ばかりしていた。喧嘩の相手を病院送りに
したことが、何度もあった。
しかし、一人の少年課の刑事により更生した。
クロマチン能力の素養があった彼は特殊部隊に所属しながらも、罪を犯した人達を更生させ、償いながら生きていけるように尽力していた。
クロマチン能力者である笹島咲花は、幼い頃、大好きな姉を亡くした。
姉は非行少年達に拉致され、暴行と陵辱の限りを尽くされ、殺された。
しかし、少年達に下った刑罰は、犯した罪に比べてあまりに軽いものだった。
鬼畜にも劣る凶悪犯は、駆逐すべきだ。
残酷な事件に向き合いながら、咲花は凶悪犯達をその手にかけてゆく。
そんな二人が、亜紀斗の異動によって出会った。
罪の重さを測るものはなにか。
罪に見合った罰とは、苦痛による死か、罪以上の償いをすることか。
異なる信念を持つ二人が、向かい合う。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※エブリスタ、カクヨムでも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 11:37:27
289898文字
会話率:32%
平穏な日々を過ごしていたはずの少女は、異世界の研究機関によって召喚され、非道な人体実験の被験体として囚われてしまう。
魔物との対峙――そして、死の危機に瀕した際に『魔女』としての力を開花させ、さらに類稀な戦闘センスを発揮して苦痛と絶望の日々
を耐え凌ぐ。
やがて研究機関から逃れた少女は、血生臭い裏社会に溶け込んで様々な依頼を受け、日々の糧を得ることに。
「絶対に元の世界に帰る」
それだけを希望にして、異世界の全てを嫌悪し、利用し、殺戮する。
人々は彼女を――"禍つ黒鉄"と畏怖する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 19:00:00
673631文字
会話率:23%
勇者とは、決して煌びやかな存在ではない。
人々の希望になったとしても、誰もに頼られ必要とされたとしても、その道は苦痛に満ちたものだろう。
彼らもまた、願い願われて過酷な旅路を進んでいく。
その旅の果てに、まだ光が陰らないのなら。
きっと彼
らは、永遠に勇者として在り続け、語り継がれることだろう。
※個人的にスクロールだと、一字下げのギザギザが綺麗じゃないと感じてしまったり、単純に見失ってしまったりするのでしてません。
※自作のシリーズには入れていませんが、中核の物語に触れていないだけで多少の類似点はあります。そのパラレルワールドみたいな立ち位置です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 12:20:00
55786文字
会話率:35%
昔から、好きになるキャラはいつも当て馬だった。
*
ブラック会社に勤めている主人公は、Web小説である「光の公女様と運命の恋」の更新を楽しみに生きていた。深夜の残業も、朝の苦痛な満員電車も、上司からの嫌味だって全部推しを思えば頑張れた。
…………それなのに。ある日、推しが(また)フラれた!
寝ても覚めても変わることがない現実に生きる意味を失っていた主人公だけど、死んだと思って目を開けた先は推しがいる世界!?
現実を受け止め、ここで過ごすのも悪くないなんて思ったのも束の間。ヒロインが現れ、自分がヒロインの邪魔をする悪役令嬢だということを思い出す。
ヒロインになるならまだしも、よりによって推しと関わりすらない悪役令嬢だなんて。
しかもこのままいけば、待っているのは破滅のみ。って、そんなの無理!
だから誰とも関わることなく、推しを遠くから眺めて、ただ平穏に過ごすつもりだったのに。
いつの間にか人が寄ってくるし、面倒事に巻き込まれるし、勘弁して。
そんな主人公が成長したり周囲から愛されたりしながら、推しの幸せを探していく話。
*恋愛要素は当分先です。
*タイトル回収も先です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 00:05:25
237674文字
会話率:48%
一星唯の人生は、苦痛の連続だった。辛く苦しい生活、そんな苦痛を少しでも緩和させるために、出来る限りの努力をしてきた。
しかし、いつも通りの生活を続ける彼に突然、理不尽な死が訪れる。
胸をナイフで貫かれ死んだはずが……異世界に奴隷として召喚さ
れてしまった。
常に困難を強いられた彼は、果たしてどうなるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 13:56:09
550896文字
会話率:39%
——四年前、私、源マカは唯一の肉親の兄を失い深く心が傷ついた。
あれから苦痛の四年が過ぎ、突如私の前にカグヤと名乗る天女が現れた。最初は嫌々ながらカグヤを引き取ったものの、気づけば孤独を癒す存在として私は彼女に思いを寄せていた。
そ
れからしばらく経って突如私の幸せを滅ぼすかのように天人が舞い降り、カグヤを返すよう要求した。
私は決断を迫られる。カグヤを彼らが望むように故郷に帰すか、それとも天人を斬ってカグヤを守るかを。
———答えはもう、決まっている。
「カグヤは絶対あなたたちに渡さない」
もう二度と……大切な人を失いたくない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 22:21:31
245522文字
会話率:43%
曇らせとは。
他者の精神的苦痛、つまり悲劇を楽しむ、古典戯曲から続く由緒正しき性癖・趣向・愉悦である。
今、ある魔王軍もまた、各々の愉悦のため聖界に攻め入ろうとしていた…
最終更新:2024-12-13 17:57:10
25799文字
会話率:16%
諸事情あって、死にたくなった私。
なぜか身体は健康で、とても自然死しそうにはない。
もうこうなったら、死神様を怒らせて、強制的に迎えに来ていただくのが一番早道なんじゃないか?
そう考えた私は、死神様の研究を始めた。
早く、早く私のところに
おいでください。
あ、ただし苦しまないようにお願いいたします。苦痛は苦手なんです…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 16:29:09
132416文字
会話率:51%
この世に生を受けて以来、一度として仲間という人間関係を構築したことのない主人公。
彼は他人に歩み寄った経験もなければ、仲間を欲する願望も抱いたこともなく、自分以外の存在との接触を避け続けていた。
そんな彼の唯一の生きがいはMMORPG<デ
ィレクション・ポテンシャル>で遊ぶこと。
しかし、彼は仮想世界の中でもつねに独りでいる。
それは、自分に仲間は必要ない。ゲームで他人と一緒に遊ぶことなど楽しいどころか苦痛でしかないと思っていたからだ。
ゲームが一日の大半を占める生活を送っている内に、彼は「ゲームの世界で生きたい」と願うようになっていった。
そして、彼の願いは現実のものとなる。
他のプレイヤーを含め1万人が<ディレクション・ポテンシャル>の世界に呼び寄せられた。
彼は狂喜乱舞する。しかし、ゲームマスターからの最初のクエストは「3人パーティーを作る」ことだった。
クエストに失敗すれば、ペナルティとしてゲームの世界だけでなく、現実世界においても「消滅」を宣告される。
独りでしか生きたことのない彼にとって、最初のクエストが最悪かつ最難関のクエストになってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 15:49:34
598101文字
会話率:47%
侵略者――侵略の目的、何処から来たのか、その存在が謎な生命体――
《異形》
そもそも、生命体かも不確定な存在と未だ不明な点が多い。
だが、1つだけ分かっている事は人類の敵だと言う事だ。
何百、何千年と異形と人類は戦いを繰り広
げて来た。
しかし、人類が真の意味で負ける事は決してなかった。
人族を含めた異種族の中でトップクラスの実力を持った。《12の皇帝》と呼ばれる人間離れした存在が居たからだ。
そんな絶対的な力を有した皇帝達と異種族最古にして《災厄》と揶揄される強大な力を有した十体の異種族の王達がその地を守護していた。
遥か昔から存在する《異形》による。大規模侵略から数十年の時が経過する。
終わらない侵略と激しさを増す異形の脅威に、人々は休まらない恐怖に苦しめられた。
だが、ある異種族の家に双子の男女が産まれた。
竜の血を宿しながら、神に最も近き存在と呼ばれる。竜人族の正当な血筋の――双子――
その双子の一方は、いつの日か世界から認められ《皇帝》と呼ばれる称号を手にする。
しかし、その結果が必ずしも希望に満ちた道とは限らなかった。
苦悩と苦痛に染まった茨の道を少年は突き進む。
たった1つのかけがえのない者を守る筈の力は、少年から自身の命よりも大切な全てを目の前から奪い去った。
《最愛の女性》と《家族》と《友》
少年は、生きる意味と戦う目的を失った。
目的を失った時に、彼女との約束も同時に失ってしまう。
――だが、皇帝は再び立ち上がった。
彼女と交わした――《約束》
家族の前で誓った――《願い》
友から託された――《想い》
託された物を胸に秘め、たった1つの《約束》の為に、かの皇帝は再び戦場へと舞い戻る。
今度こそ、この手にある大切な物を守るために――
2度と目の前から奪われない為に、その全てを守り抜く。
この皇帝が死ぬ時があれば……それは、全てを守り通せた時だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 07:32:12
506332文字
会話率:25%
一人で寂しいという人間は、不幸なのだろうか幸福なのだろうか…
例えば物心ついてからずっと、他人から攻撃され続けてきた人間は、周りに誰かがいたほうが苦痛で、誰もいない方が平穏を感じるのではないだろうか。
僕は、一人がいい。
今日も僕は一人、夜
空を見上げる。
あいつらはどうせ知らない。知ろうともしない。この星々に、名前があるという事を…
近未来のとある夏の夜、地球周辺に突如、異星人の宇宙船が大量に出現し、大規模な艦隊戦を開始、その流れ弾と墜落した宇宙船の残骸によって一晩で地球は壊滅的な被害を被った。後に、『スペースウォーズ・デイ』と呼ばれる事件である。
荒れ果てた地上では墜落した宇宙船から異星人の人型ロボット兵器、『アレッツ』がサルベージされ、野盗と化した者たちによって略奪の道具として使われていた。
それから1年後、星を見るのが好きな少年、渡会アユムは、北海道の荒野を、仙台を目指してスクーターで旅をしていた。
少年は行く。南天に輝く、一等星の指す下へ。
少年は征く。あの日、真っ逆さまに落ちてきた、星の欠片・ALLETSを携えて…
※ ※ ※
ほぼ量産機しか出ない、カスタマイズ自由なリアル系ロボットもの。ただし何せ異星人由来のためオーバーテクノロジー気味です。いじめられていた最弱主人公は人を好きになれるのか?その旅路の果てに何を得るのか!?主人公の趣味もあり、星や星座の話も混ぜて行きます。
本作はフィクションです。実在の人物、事件、団体、地名、法律等とは一切関係ございません。
また本作は、いじめを推奨したり、いじめの手口を喧伝する意図はございません。決して真似をしないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 12:00:00
667990文字
会話率:48%