精神科看護師として総合病院で働く浜名陽凪は、自殺未遂をして運ばれてきた友人、廣中陽々希と再会する。中学の頃、密かに陽々希に想いを寄せていた陽凪は動揺しつつもただの看護師の友人として関わろうとするが、だんだんとお互いに惹かれ合っていく──。
かなり暗めの純愛小説です(前作と同じくらいの暗さだと思います)。
毎週、月曜午前6時投稿です。初回投稿は2025年2月10日午前6時になります。
※500字程度ですが、「prologue」は2月3日午前6時に投稿しようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 06:00:00
41175文字
会話率:33%
名家の御曹司・高城遼のもとに届いた、匿名の刑事告訴状。それは、かつて大学で起きた壮絶ないじめ・暴行事件の「記録」が、ついに社会の光の下に晒された瞬間だった。告発の裏にいたのは、被害者でありながらすべてを記録し、徹底的な準備の末に復讐を開始し
た青年・神谷悠。彼は海外から、動画・音声・証言を駆使して加害者たちとその家族、さらには事件を黙認した大人たちまでも社会的に追い詰めていく。
告発は瞬く間にSNSで拡散され、世論は「正義」と「復讐」の狭間で揺れ動く。加害者グループは反撃を試みるが、神谷の用意周到な戦略の前に次々と崩壊。家族の自殺未遂、企業の破綻、大学の不祥事暴露――“記録”は社会をも巻き込む連鎖となる。
やがて神谷の行動は、ネット社会に新たな「声を上げる者」たちを生み出し、被害者たちの連鎖的な告発を誘発する。一方で、行き過ぎた社会的制裁が新たな悲劇を生み、正義と復讐の境界はますます曖昧になっていく。
「痛みを記録する者は、どこまで裁く資格があるのか――」
被害者と加害者、正義と暴力、声と沈黙。その全てが交錯する現代社会で、神谷悠が最後に選ぶ“裁き”とは。記録と告発が世
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 18:00:00
44027文字
会話率:27%
23年前、ある村で「一家心中」として処理された事件。
だが、唯一の生存者だった少女・雪乃は「鏡の中に殺された」と証言していた。
現在。
若き精神科医・志水玲司は、自殺未遂で搬送された女性・鏡野雪乃のカウンセリングを担当することになる。
雪
乃は鏡を恐れ、夜毎に「鏡の中の誰かが私を見ている」と怯えていた。
彼女の語る断片的な記憶は、やがて玲司を忌まわしき過去へと引き戻していく。
玲司自身もまた、「ある事件」を境に鏡を封印した過去があった——。
やがて2人の記憶が交差する時、「一家心中」の真相が暴かれる。
鏡の中にいたのは——果たして誰だったのか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 18:39:35
20621文字
会話率:19%
アラベスク・フィナンシェは夜会で婚約破棄されて自殺しようとしているオルガンを見付けて、彼女の自殺を阻止するために魅了で自分を惚れさせて、その間に彼女に生きる希望を与えようと思ったのだが……。
最終更新:2025-05-20 13:00:00
5871文字
会話率:48%
暗い荒天の山中、一人の男が走る。
男はその場所で、劇的な出会いを果たすだろう。
これから始まるは廃窯の主と織りなす、物と人の奇譚でございます。
この物語はフィクション、作り話でございますので信じること無いようお願い致します。
また
彼等の性質上、自殺未遂や焼き討ち等の残酷な描写をしなければなりません。
あらすじを読んでから、この物語をお楽しみください。
この物語が貴方の暇を無くす事が出来たのなら幸いです。
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 08:39:54
65662文字
会話率:39%
高校生最後の日を迎える添田大樹は、とある計画をいよいよ決行へと移す。
無人の教室の窓からは、なにも知らない卒業生の皆が祝い賑わっていた。
去年末の不審火全焼事件。
一月の小学生投身自殺未遂。
二月の同級生女子被害の傷害事件。
そして、三月。
すべてがつながる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 11:08:39
10665文字
会話率:64%
猫屋敷優希は中学二年生。ある日クラスメイトの霧島うさからラブレターを貰う。しかしうさの話によると、本当は優希にラブレターを渡すのではなく、根本卓也という別の人間に渡したかったのだと言われてしまう。
卓也は優希の親友でサッカー部に入ってい
る。うさは、自分の秘密を知ったのだから、卓也と付き合えるように協力するようにと、優希を脅迫する。仕方なく、優希はうさの協力することに。
うさはオタクなところがあり、文芸部に入っており、優希にも入部するように促す。最初は嫌だった優希も、文芸部に入り活動をするようになる。そんな中、卓也がうさと一緒にサッカー部の試合を観に来てほしいと、優希に提案する。
サッカーの試合を観に行った帰り、優希はうさと一緒に食事をする。そこで、うさの笑顔を見て、徐々にうさに惹かれ始める。うさと卓也の中は順調に進んでいたが、問題も発生していた。
卓也が好きな人物はもう一人いた。それが二階堂亜里沙である。彼女は、卓也に告白し玉砕していた。そのため、卓也に近づいているうさを妬み、靴を隠したり、変な噂を流したりして攻撃してくる。
ある日、亜里沙が一人、ゲームセンターで不良に絡まれていた。それを助けた優希は、亜里沙から好意を持たれるようになる。亜里沙は、自分の犯した罪を認め、うさに謝罪し、罪滅ぼしのために、文芸に入部したいと言ってくる。
亜里沙が入部し、新しくなった文芸部は、小説を書き、それを校内配布する活動をする。そんな中、優希はある事実を聞く。それは、うさが好きなのは、卓也ではなく、優希だということだ。うさは優希が好きで、近づくために、卓也が好きだと嘘をついたのだ。
動揺する優希であったが、亜里沙とデートするなど、行動を共にしてしまう。また、同時に卓也がうさを好きであると知る。親友と同じ人間を好きになってしまい、優希は深い悩みを抱える。
すべてを曖昧にしていた優希の心を砕く事件が起こる。卓也が自殺未遂をしたのだ。卓也は優希がうさを好きだと知っていて、それを出し抜いてうさに告白していた。しかし、断られて、自分がこれから優希とどう接していけばいいのかわからなくなり、自殺未遂をしたのである。
卓也は一命をとりとめ、優希に向かってうさを幸せにしてほしいと言う。優希は、うさに自分の気持ちを語る。うさと優希は結ばれて、文芸部の活動を本格的にしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:55:16
95423文字
会話率:58%
私が生まれてから経験した二度の地獄体験と、それから生きる希望を見失いかけながらも、必死で前を見つめ、生き抜いて今に至る出来事をつづったノンフィクションエッセイ。生きることがつらい人や、生きる意味を見出せない人に贈るエッセイです。いじめと自殺
未遂、元嫁との結婚生活が破綻した経験を皆さんに伝えて、いじめという犯罪がどのような結末をもたらすのか、元嫁の逆DVが何をもたらしたのか、つまびらかに幼少期から今に至るまでを時系列形式に書いていこうと思います。重たいテーマを扱っていますが、皆さんの生きる一助になればと思っています。
なお、このエッセイに登場する人物名などは少年法保護の関連や、プライバシー保護のため、仮名とします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 13:42:02
379489文字
会話率:47%
オンラインゲームの終了とともに、自殺未遂をする主人公
次の日日本とハワイの間に突如島が現れる
それはオンラインゲームで作ったギルドの拠点と全く同じものだった
主人公は次の日学校に行き、転校生が来る
それはとてつもない美少女で、既視感があった
その美少女はゲームの補佐役の、作り出したキャラクターだった
主人公の国を作ろうとする作られたキャラクター
平穏無事に過ごそうとするが徐々にゲームキャラに似て欲望が出て変わっていく主人公
主人公をいじめていたクラスメイトは拷問される
そして影で暗躍していた組織、ヤクザ、マフィア、それらを牛耳り始めるキャラクターたち
果たして主人公は幸せになれるのか!?
神国創造アグドメドロイヤ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 06:46:01
485文字
会話率:16%
医療データを解析する企業で契約社員として働く〈私〉は、ある日、匿名化された脳波記録の中に、明らかに「感情の痕跡」と呼べる異常な波形を発見する。
それは、何度目かの「自殺未遂」を繰り返すある女性患者のデータだった。
会社に口外せぬまま、〈私
〉はその患者を特定し、彼女の生活圏に足を踏み入れる――コンビニ、駅のホーム、匿名SNS、曇った窓辺。
他者の内部に生々しく残る「生の断片(in vivo)」に触れながら、〈私〉自身の空白、そして母の失踪によって長く凍結されていた感情が、微かに動きはじめる。
倫理、距離、観察、共感。
目の前で静かに消えようとする命を前にして、他人の“生”にどこまで関われるのか。
冷たい都市の片隅で、自身の存在を「試験管の中の生」に重ねるようにして、〈私〉は問いを刻み続ける。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-11 16:48:09
270文字
会話率:0%
かつて、いじめによって、同級生を自殺未遂に追いやってしまった木村正は、高校をサボった朝、同じようにサボっていた、少女、サイコ(藤村彩子)と出会う。彼女の独特の雰囲気に戸惑いつつも、憑かれたように、離れられなくなる正。そして、同じ様に彼女に
惹かれ、集まる仲間。彼らとの交流のなかで、正の中で、何かが変わりはじめる。
そしてサイコも。
以前、本名名義で友人に手伝って貰い、Amazonに落とした本作。誰にも知られていないこの物語をもう一度、届けたくて、投稿に踏み切りました。
今は亡きM。
そして、
醒めない夢の中を彷徨う、彼の子供たちへ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 07:15:44
183163文字
会話率:47%
本を奪われたことで自殺未遂をし、婚約破棄からの御家追放された私はサキュバスの娼婦に拾われた。
そして私は、彼女のヒモとして毎日を無為に過ごすのであった。
最終更新:2025-03-31 18:30:00
2280文字
会話率:30%
異世界での名前がアメルダという主人公は現実世界でsnsで誹謗中傷のしあいをしていたのが異世界での名前がラガルドという恋人だった、それお互い知ってしまい、ラガルドは自殺未遂した。命には別状はなかったもののそれで別れることになった、よりを戻した
いアメルダは、転生させてやり直させてくれるという謎の男によって、人間関係は現実世界のまま、snsとマスコミがある中世ヨーロッパ風の異世界にラガルドがアメルダと誹謗中傷してるのに気付く前に転生してもらう、その見返りとして、ラガルドに正体をバラす事なく期限内にsnsで仲直りする事だった、バレても期間内に和解できなくてもアメルダは消えてなくなる、成功すれば、再び自殺未遂して別れる前に戻れる。転生したのはラガルドが異世界のデジタル担当大臣、アメルダがその婚約者の令嬢であった、一旦仲直りが成功したかの様に見えたが、また自殺未遂をラガルドはしてしまう。異世界でも、現実でも自殺未遂した理由はアメルダとのやり取りではなく…そして本当の理由から異世界で謝罪会見をするハメに、果たして2人はどうなるのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 14:56:29
7867文字
会話率:28%
神社生まれの予知能力者の少女がいた。
彼女は睡眠工学を開拓し、眠り見る夢同士を繋ぐDRテクノロジーの礎となり、夭折した後にその才知と美貌を称えられ、夢の塔<BABEL>の女性型システム統括AI〈R.E.M.〉の外見モデルとな
った。
少女の没後、姪が誕生した。
姪は叔母と瓜二つの美貌を持ち、寺生まれであり、触れた相手の過去を夢に見る力があった。
BABELのサービス20周年記念イベントの夜、圧縮データブラックボックス『R.E.M.』がBABEL中にばらまかれる事件が発生する。保存電脳ファイルの中ではR.E.M.のモデルとなった天才少女が眠っていた。
箱を開いた姪は叔母の霊体と出会い、次世代の神の座を巡る巨大な陰謀を知ることとなる。
これは、人類の次の支配種を決める生存競争の物語の始まり。
それと並行して、天才学者のクローンである絶食男子との婚活エピソード、演劇部の部長の自殺未遂のお見舞いイベントなどがあります。
前半はほぼ学園ものです。
もう少し具体的なあらすじ
天才少年・塚原進路のクローンである塚原影路に、二通のメッセージが届く。一通は演劇部の招集、もう一通は何者かからの、夢の塔20周年記念イベントでの待ち合わせ。演劇部は人数不足で対外活動を控えていたが年末の発表が決定し、部員同士ぶつかりあいながらも企画が走り出した。一方、夢の塔の女神に瓜二つの美少女である草凪和沙は、記念イベントに影路を誘うことになり、誘いへの影路の返答に不穏な気配を感じ取っていた。影路と同じクローンの塚原回路がかつて巻き込まれた殺人冤罪事件を思い出し、和沙は共通の友人たちと共に夢の塔で影路の後を追うことを決意する。
様々なテーマのイベント会場を巡った一行はついに、影路によく似た顔立ちのアバターの少年と同行者を発見する。なりすまし、他人の空似、さまざまな可能性が浮かび上がる中で思いもつかない大事件が発生し、歴史に刻まれた天才少年と天才少女の顔は再び全世界に配信され、台風と共に夢の塔は一夜にして半壊した。
次の登校日、集められた演劇部の面々は部長の検査入院を知らされる。聞き出したその容態から自殺未遂の可能性を導き出した部員たちは、その真実と真意を確かめるため、部長の夢の中に突入する――!
本作品は「ハーメルン」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 01:30:00
200319文字
会話率:49%
会社を経営する川田家の次女の由美が、元夫の風元隆行にすべての財産を譲ると遺書を書いて自殺未遂をした。由美の財産は莫大で、彼女の機嫌を損ねては会社の経営が立ちいかなくなる。長女の由香は、隆行に会って由美の見舞いに来てほしいと頼む。以前、隆行は
暴行事件の嫌疑をかけられて川田家を追い出されていた。嫌がる隆行を無理やり由美の病室に連れていく。しかし由美は由香を嫌って口を利かない。隆行はへそを曲げる。八方塞がりの中、由香は得意の交渉術で切り抜けようとするが……。
<登場人物>
風元隆行・・・・バツイチ独身の経営コンサルタント
川田由美・・・・隆行の元妻
渡辺由香・・・・由美の姉
川田沙奈・・・・由美の連れ子
川田康夫・・・・由香と由美の父
川田洋子・・・・由香と由美の母
坂本寛子・・・・由香と由美の腹違いの妹
山口美咲・・・・沙耶の友達
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 20:11:01
9696文字
会話率:36%
うつ病になり自殺未遂を図ったリク。結果植物状態になり意識がある生き地獄の状態になる。しかし、うつ病の最悪の時期になかった退屈という感情が戻って希望を取り戻していく
最終更新:2025-02-03 19:24:48
4796文字
会話率:8%
毎日、味のしないガムみたい――。
日常の空虚感に耐えかねて、自殺をするために橋から落ちた伊万里透夜《いまりとうや》。
彼の自殺を止めようと、巻き込まれつつ一緒に落下した姫野苺果《ひめのいちか》。
苺果は兄が自殺したので、目の前で自殺する人
が許せないのだという。苺果は透夜の自殺したい理由を聞いて、啖呵をきる。
「それなら、苺果が、毎日お話しする! LINE交換しよう! おやすみもおはようも言ってあげる! 望むなら交際だってする!」
なんにもなかった人生に突然舞い込んできた甘い話。
「苺果がいなかったら、ボクと付き合ってくれるの?」
さらに苺果のVTuber仲間・サカナお姉さんも絡んできて、ラブコメは加速する――!?
不思議な縁で繋がれた透夜と苺果が、病みや過去を乗り越えて、幸せにたどり着くまでの話。
(このお話はカクヨムにも投稿しています。カクヨムのほうが更新が早いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 17:10:00
102205文字
会話率:41%
市川千夏は恋人であり作家でもある高野和彦がスランプに苦しんでいることに心を痛めていた。二人で状況を打開しようとするも、高野は自殺未遂を起こしてしまう。一命を取り留めたものの、高野は失踪し行方が分からなくなってしまった。
時を同じくして、警
視庁捜査第一課に勤める市川瞳は自らの身体を切り開いて自殺したOLの死に疑問を抱き、独自に捜査を再開する。
全くの無関係だと思われていた二つの出来事は、高野が残したある言葉をきっかけにして思いも寄らない恐怖へと姉妹を突き動かす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 08:17:42
194324文字
会話率:48%
誰からも愛されていたうみねこ。数年ぶりに再会した幼なじみのうみねこは双極性障害に冒されていた。うみねこの病を治すためにレオは同居生活をスタートさせる。
最終更新:2024-11-28 22:34:04
55343文字
会話率:48%
龍成は彩夏と小説で受賞を目指していた。二人は専門学校の同級生であり、互いの不足を補い合う同盟で一つの合作を創作していた。
雑念を省いた全力の創作課程で、龍成は自分とは異なり才を持つ彩夏の成長を目の当たりにし劣等感を抱くが、そんな彼の前に
別の才を持つ美春が現れ、創作についての交流を深めるようになる。彼女は内気で明確な意思表示をしない彩夏と違い快活で、いつしか新たな相棒になり得るその魅力に惹かれてしまい、そのせいで彩夏との関係が悪くなる。
ある時、美春に専門学校時代を聞きたいとせがまれる。それは龍成にとって彩夏との出会いと度重なる落選の記憶で、それを聞いた美春により本当はどうしたいのかを問われる。
目標はあくまで受賞、可能性が高いのは彩夏であると再認識した龍成は関係を修復すべく動き出すも、予想外に彩夏より急接近され男女関係になってしまう。
雑念を省いていたのは相棒を異性として見てはいけないと思っていたから。
以降かえって安心し、創作は順調に進むが、なぜか彩夏は頻繁に涙するようになる。
涙の答えは不明のまま、ついに合作は完成、さらには念願の受賞を知らされる。
が、どういう訳か彩夏は自殺未遂を起こし意識不明の重体に。混乱し原因の究明に奔走するが、解明に至らず。
絶望した龍成は美春に相談。その際、龍成の知らぬところで彩夏と接点を持っていたこと、彩夏が創作で悩んでいたことを打ち明けられる。
向き合えていなかったと悟った龍成は回復した彩夏と腹を割って話すことに。実は同盟を解消したがっていた事実を知る。
しかし、それは龍成を誰より認めているから。
彩夏は学生時代から彼に強く影響を受けており、だからこそもう一度一人で書いて欲しかったのだ。むしろ彩夏は自分こそが龍成に依存しその才を潰しているのだと、そんな自分は消えるべきだと涙する。
愛する女に誇れる自分でありたい龍成は願いを受諾。一人の作家として筆をとる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 02:19:39
124309文字
会話率:40%