祝福された結婚の果てに待っていたのは、血と涙の日々。
心身を傷つけられ、自ら命を絶とうとしたその瞬間、彼女の運命は思わぬ形で動き始める。
「死ぬのかい?」
澄んだ瞳の美貌の青年は、命を絶とうとする彼女に興味を示し——それが、救いの始まりだっ
た。
命を拾った令嬢と、正体を隠した帝国の王子。
運命に抗いながら紡がれる、優しくてちょっと危険な恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 07:32:02
1290文字
会話率:42%
〈相手からは女性に見える〉という能力をかけられ第三王女の身代わりとなったアルバは、和平の為に敵国へ送られた。だがそこで出会った男に「お前、王女じゃないだろ」とすぐに見破られてしまう。どうやらこの男は能力を無効化できるらしい。
その強大な能力
から自国でも持て余されている孤高の第二王子ノーチェ。気分屋な男が初めて執着したのは、国の教えを忠実に守る純粋で素直なへっぽこ能力者の庭師だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 23:46:28
14553文字
会話率:50%
戦争に敗れ、祖国を守るために命を差し出そうとした王女アナ。
彼女の首に剣を突きつけたのは、敵国の第一王子・ニトだった。
処刑を免れる代わりに告げられた条件は、「俺の婚約者として生きろ」というもの。
捕虜として連れてこられた異国の学園で、アナ
は王子の偽の婚約者として過ごすことに。
周囲からの蔑視、繰り返される嫌がらせ、そして――王子の本心が読めない。
それでも彼女は、祖国の未来のために剣ではなく、慣れぬ笑顔を武器に、学園という新たな戦場に立つ。
理解できない感情に翻弄されつつ、凍り付いていた心が溶けていく。
「俺の傍にいてくれ……頼む」
冷徹を隠し、温厚な仮面の王子と囚われの王女。
偽りから始まる恋は、やがて誰もが願う本物になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 06:37:40
23203文字
会話率:40%
元猫カフェ店員珠子が、真っ白モフモフなネコの異世界転移に巻き込まれてたどり着いたのは、戦後処理に苦心するベルンハルト王国だった。
とある事情と特性により、ミケことミケランゼロ王子の庇護下に置かれる中、捕虜となっていた敵国王子の護送に同行
することになる。
しかしその道中、さまざまな事件に巻き込まれて、珠子は絶体絶命の危機に──
世界征服を目論むネコ! 炸裂する猫パンチ! ミーミーかわいい子ネコちゃん! やはりネコ…! ネコは全てを解決する…!
ネコ一家に最弱認定された珠子だが、重責を担うミケを支えようと前を向く。
【完結まで毎日更新予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 17:53:23
180336文字
会話率:40%
薔薇(ローザ)は彼氏なし歴=年齢の、陰キャOL。その名前から皆に馬鹿にされ、誰にも心を開かなくなっていた。
ある日いつものようにゲームをしていると、突如としてゲームの世界へと迷い込んでしまった。そこで偶然グルニア帝国に拾われ『伝説の
魔導士』として崇められるも、捕虜同然の扱いを受ける。
そして、放り出された戦場で、敵国ロスノック帝国の第二王子レオンに助けられた。
ローザはレオンに恩返ししようと奮闘する。魔法を覚え、飢饉に苦しむ人々のために野菜を育てる。
レオンはそんなローザに、特別な感情を抱き始める。レオンの溺愛は、日に日に激しさを増していくのだった。
※本編は「なろう編」です。
糖度高めに改編したものを、「アルファポリス」「ムーンライトノベルズ」に掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 06:31:31
189902文字
会話率:34%
リエブ国ドルチェ王女の結婚相手は、友好国のロネ王子が順当だった。政治的にも良い。人間的にも素晴らしい。ドルチェ自身そう思っていて、不満もなかった。しかしある日彼女は、魔術師の老婆から告げられる。「あなた様には、ある『能力』が備わっている」―
―それは、口づけで悪を改心させる強力な魔術だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 08:01:13
2565文字
会話率:31%
フォルトゥーナ国の王女セレーネフィアは、家族や側近たちとともに幸せに過ごす少女であった。あの日までは...「悪夢の一夜」と呼ばれるその日、幸せは崩れ去った。生き残ったセレーネフィアは、存在を悟られないようにするために『セシル』と名前を変え、
男装をする。真相を知るため、敵国アガートラム王国へ行く。そこで出会った少年エーリオスに誘われ、騎士となる。復讐心を持ちながらも、敵国の人々と親密な関係を築くうちに、さまざまな心情が渦巻く。セレーネフィアの運命はー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 18:00:00
121831文字
会話率:34%
貧しい北の王国グレスデンでは王妃がドローシア王国の神官と駆け落ちをしたことで、民からドローシア王国への怒りと憎しみの声が上がっていた。グレスデンの王女シンシアは民の怒りを収めるため“棄教宣言”を行いに宗教の総本山であるドローシア王国へと向か
う。ところが、今まさに対立が決定的となろうという時、なぜかドローシアの王子ルイスがシンシアに一目惚れしたと言い出して―――。一筋縄じゃいかないトンデモ王子との訳アリ恋愛コメディ。シリアス有。【本編完結】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 20:56:10
247261文字
会話率:53%
主人公グレイテナは田舎で兄と暮らしていたが人神に選ばれ、王城へ住むことになった。主神の伴侶と同義である彼女は国王同じ権威を手にした。
■キャラ:魔法使い師匠〔アマイマン〕、雪の王〔ジョカル〕、騎士〔ツキノネ〕、敵国王子〔ヴィクス〕、降服王子
〔ウニス〕、王弟〔ミルシャット〕、マジシャン〔ラトマ〕、兄〔パイドリオ〕
【西世遥奈は令嬢を止めて女神になった】主人公の遥奈は大企業のお嬢様。没落して屋敷の片付けをしていると屋敷の中の見知らぬ部屋が異世界へ繋がっていた。女神とよく似た彼女は生まれ変わり扱いで、元の世界に戻るのを妨害される。
【女神の祠】主人公は魔王と神の戦いに巻き込まれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-21 00:04:46
5021文字
会話率:51%
主人公リーズは父王に捨てられ、貧しく生きていた。彼女は神の声を聞ける力を持つが故に賊に追われ避けていた神殿へとたどり着いく。彼女は神達から滅びた文明を立て直せと命じられる。
■キャラ:隣国第一王子〔トルキイ〕、第二王子〔アトラオ〕、信仰者〔
ラスプティル〕、敵国王子〔メルリオ〕
三神〔シャラルマー〕、三神〔カルスタ〕、三神〔コアナルンダ〕
【呪われた水蓮】主人公スイレンは妖精王の娘。愛した相手が死ぬ呪をかけられ、呪いを解く為に魔法学園へ。
【呪詛の森で眠る王子】主人公グレナが森へいくと妖精の住まう幻想の国があった。近頃は森で人が死ぬ事件が起きている。――残酷、それ故に美しい。
【女王とエルフ】主人公イヴェアは敵対するエルフを和解させたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-11 23:40:08
5166文字
会話率:43%
「父の日なにそれおいしいの?」主人公ゼレスティーヌは父を倒し女帝になった伯母に憧れ打倒父公の為に組織を作り元帥になる。初戦を控えた彼女の前に双子の天使が現れ、神からの預言を残していった。
■キャラ:騎士団長〔アッシュス〕、敵国王子〔ソール〕
、司教〔カキュルバス〕、隣国大公〔ホルサイド〕、自称地獄の王〔ウェイド〕、気紛れ天使〔カルビミス〕
【王女ですが自国の住民全員に死ねと言われたので敵国へ参ります】主人公リセリムは恒星都市ミューン王国の第一王女だが魔法を使えない役立たず。あわや暗殺される所に敵対する恒星国カラグアから使者がやって来た。
【明日は我が身の入れ代わり生活】主人公の沙竹は恒星都市ミューンの王子から夫を選ぶことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-15 11:34:56
3799文字
会話率:56%
中世の戦乱の中、敵対関係にあるセレネー国とヘリオス国。
ある日、セレネー国圧倒的不利の戦況の中、
敵国から突如提案された同盟締結。
その条件として提示されたのは、
最近になって頭角を現した敵国王子と自国の王女との結婚。
これは、国民の
ためにと喜々として結婚を受け入れる王女と、
謎の敵国王子の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 21:00:00
29039文字
会話率:27%