〜転生なし、スキルなし、魔法なし、勇者も魔王もいない異世界ファンタジー〜
危険なモンスターが生態系の頂点に君臨。
蔓延る詐欺、盗賊、犯罪組織。
人の命は軽く殺伐とした世界。
冒険者がモンスターを狩り、騎士団が犯罪を取り締まる。
人々は商
売で金を稼ぎ、たくましく生きていく。
そんな厳しい世界の中で、現状の生活に満足している田舎住まいのおっさん冒険者がいた。
三十三歳のCランク冒険者マルディン・ルトレーゼ。
実は『糸使い』の異名を持つ凄腕の騎士隊長だったマルディンだが、祖国に新王政が樹立したことで国外追放を言い渡された。
マルディンの国外追放は国家の損失とまで言われたが、あっさりと受け入れ国を出る。
流れ着いた異国の田舎町で、正体を隠し冒険者として生活開始。
若い冒険者たちが夢見て都会へ出る中、出世に興味がないマルディンは田舎の港町で日々のんびりと楽しく生きる。
無理難題?だったらやらないごめんなさい。
『頑張らない、無理しない、のんびり生きる』をモットーに、独身おっさん冒険者の気ままなスローライフ!
※カクヨムでも連載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:10:00
246252文字
会話率:53%
暗殺者ギルドに所属する三十五歳の殺し屋ヴァンは、絶対的な運のなさから不運の殺し屋と呼ばれていた。
行く先々でトラブルが発生する。
だが、殺しの腕は超一流。
手ぶらで現場へ行き、必ず任務を遂行するため、暗殺者ギルドで一目置かれる存在だった。
「あんたも運がなかったな」
ターゲットにかける最後の言葉は、まるで自分の人生を物語っているかのよう。
味覚を失い、生殖器を切られ、睡眠もままならないことで三大欲求はなく、絶対に人を信用しない人間嫌いのヴァン。
暗殺者ギルドによって施された古の呪術『血の誓約』によってギルドを抜けることはできず、不運がゆえに死ぬことも叶わない。
そのため、ただひたすら真面目に暗殺という仕事をしながら日々を過ごす。
そんなヴァンは任務の最中に、魔術を使う一人の少女に出会う。
自称美少女の魔術師聖女エルザとの出会いで、ヴァンの運命は大きく変わっていく。
エルザに拾われ、運命を上書きされたヴァンは、自身の不運の理由を知ることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 18:03:16
104963文字
会話率:52%
行き場を無くした怪異が集う神秘の街・ルヴィリア。
煌びやかな領主屋敷の厨房にて、貧乏錬金術師・アルフレッドはなぜかカカオをすりつぶしていた。立て続いた不幸の結果、吸血鬼・シンに隷属契約を結ばされ、「究極のチョコレートを作れ」と命じられた
故だ。
幸福な生の実感が唯一の弱点である奴は、長い生に飽きており、死ぬほど甘美なエクスタシーをご所望なのだ。嫌々始めたチョコレート作りだが……ナッツ、ラム酒にオレンジピール、何にでも合うその無限の可能性を知りのめり込む。
究極の一粒を生み出すのが先か、下僕になるのが先か……チョコレートに魅了された男二人の攻防の行方やいかに?
「殺意に満ちた顔もそそるね?」「さっさとくたばれ、クソ吸血鬼!」
甘くとろける探求よ永遠に──絶対主従ゴシック・スイーツ・ファンタジー!
錬金術師アルフレッドは旧友に愛想をつかされ、工房から追いだされた。
夜の町をさまよった果てに美しい貴族と出会い、チョコレートドリンクを奢ってもらう。
アルフレッドは金払いのいいその青年に目をつけ、近づこうとするが……。
貴族の正体はなんと最強の吸血鬼、シン。アルフレッドは血を吸われ、屋敷に囚われてしまう。
家畜同然の身分から解放される条件は、ただひとつ。
「――私のために、最高のチョコレートを作っておくれ」
アルフレッドは錬金術師としての尊厳と矜持を賭け、チョコレート作りをはじめるのだった。
【キャラ紹介】
アルフレッド
王立アカデミーに通う留学生。天才錬金術師。金髪眼鏡。自信過剰で女好き。しかし根は真面目で人一倍好奇心や探究心が強く、やると決めたことはとことん突き詰める職人肌の男。軍人の家系に生まれ幼い頃から鍛えられてきたため、射撃の腕は一流、
シン
最強の吸血鬼。神秘の町ルヴィリアの支配者。黒髪黒目、正体を明かすと目が赤く光る。
チョコレート好き。優男に見えるが腹黒、というより邪悪。人間のことは犬や猫のように可愛いと感じていて、とくにアルフレッドに対しては苦しめたいほど好き。歪んだ愛情の持ち主。
彼の目的はチョコレートという『快楽』の探究。
参考文献
『チョコレートの手引』蕪木祐介/雷鳥社
『チョコレートの歴史』ソフィー・D・コウ/マイケル・D・コウ/樋口幸子訳/河出文庫
『図解錬金術』草野巧/新紀元社
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:10:00
126894文字
会話率:29%
デュシュエ伯爵家の長女フェリシエンヌは、十八歳の冬至の日に、不治の病によりマリウスの腕の中で命を落とした。
(────ごめんなさい。こんなに悲しませて、ごめんなさい。ああ、やり直せたらいいのに。もしもやり直すことができたなら……)
死に
ゆく彼女の最後の心残りは、マリウスの求婚を断り続けてしまったこと。
ところが死んだはずの彼女は、不思議なことに再び目を覚ました。それは亡くなったはずの日から、ちょうど300日前の朝だった。
彼女は決意する────今度こそ悔いなく生きようと。彼女が死ぬ運命は、きっと変わらない。それでも、死を迎えるまでに幸せな思い出をマリウスに遺すことはできるはずだ。できるだけたくさん、幸せな思い出を遺してあげよう。そのために彼女は全力を尽くそう。そうすればきっと、彼女がこの世を去るときには、悔いよりも思い出のほうを多く遺してあげられる。
そのために彼女は「前回」とは違う選択をしていく。そしてその選択により、少しずつ何かが変わっていき────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:10:00
85627文字
会話率:46%
魔国軍の将軍ダリオンは、ある日、人間の国との国境付近に捨てられていた人間の赤ん坊を拾う。その赤ん坊は、なんと聖女だった。
聖女は勇者と並んで、魔族の天敵だ。しかし、ここでダリオンは考えた。
「飼い主に逆らわないよう、小さいうちからきちん
と躾ければ大丈夫じゃね?」
かくして彼は魔国の平和を守るため、聖女を拾って育てることを決意する。
しかし飼い殺すはずが……──。
元気にあふれすぎた聖女に、魔国の将軍が振り回されるお話。
あるいは、魔族の青年と、彼に拾われた人間の子が、少しずつ家族になっていくお話。
全二十六話。さくっと読める中編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:10:00
106606文字
会話率:40%
織田小烏丸はいつものように仕事を終えて帰る途中、道に出来ていた謎の穴に落下してしまう。
とても長い落下の途中で眠ってしまい、目が覚めるとそこは異世界だった。
しかしよくあるアニメや小説のような普通の異世界ではなく、強い者こそが国を支配する
完全な弱肉強食の世界。まるで日本の戦国時代のように国取り合戦が繰り広げられていた。
すぐ横を通り過ぎて行った人が『邪魔だ』という理由だけで殺されるのを見て驚愕する。この世界は本当に人の命が虫けらのように軽い。
そのついでに俺までもが、世紀末でヒャッハーなモヒカン共に殺されかけていた所を、間一髪で一人の強き女に助けられる。
女の名はミスフィート。この国の悲惨な状況を打破するために、反乱軍のリーダーとして国の統治者と日々戦い続けているそうだ。
俺は決意する。
訳も分からず荒んだ世界の凶悪な奴らに、ただ殺されるなんて真っ平御免だ。
ならばこの強く美しい女の軍に入って絶対に成り上がってやる!
剣、魔法、スキル、と何でもアリの異世界で、強き者こそが絶対王者という群雄割拠の乱世を己の力で斬り開く、異世界成り上がり戦国物語が今始まる。
《見所を軽く紹介》
【主人公】小烏丸は凄腕の付与魔法使いです。
【戦闘】:相手は腐れ外道共なので一切容赦しません。
【ガチャ】:作品の肝となるアイテムが色々手に入ります。
【論功行賞】:ヒロイン達の紹介と共に小烏丸のチート装備が貰えます。現代の服で女性達が華やかに!
※ジャバルグを撃破し尾張を掌握したミスフィート軍。次は他国の脅威を撥ね退け尾張を豊かな国へ!
ノベルアップ+、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:10:00
2021929文字
会話率:53%
有名な自殺スポット、富ノ裏神社。
オカルトサークルの活動の一環でこの場を訪れた旅籠守仲は、数枚の写真を撮った後に神社から伸びてきた異形の腕に捕まってしまう。
目が覚めるとそこは異空間。
そしてそこにいた神と名乗る異形は、旅籠にこう
告げる。
「和風異世界、いかがですか?」
神の手によって強制的に異世界に投げ出される。
降りてきた地で旅籠を待っていたのは……人間を慕う、異形共だった。
これは人間、妖、鬼、獄門、異形なる勢力がいる中で、最弱の種族、異形と共に元の世界に帰る為奮闘していく物語。
また……消えた旅籠を探しに来た二名の友人が、この世界に迷い込むのだった。
誰も見たことのない異形共の下克上。
いかがですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:10:00
186403文字
会話率:30%
とある、いにしえの神話の話をしよう。
後に勇者と成る少女と、隻腕の怪物による〈神話のはじまり〉を。
少女エヌナは、最も貴き神の申し子として生まれた〈勇者〉だった。
エヌナは勇者として、母国を含めた人間の四国が百年も続けている血で血を洗う戦
争を終結させるため、貴き神と対を成す隻腕の怪物〈錆犬王〉を訪ねる。
戦争を終結させるには、〈錆犬王〉がかけた錆の呪いを解かなければならない。
エヌナは勇者としての使命を果たすため、〈錆犬王〉に呪いを解かせようと、あの手この手で仕向けるが──。
勇者姫×圧倒的上位存在人外による、〈神〉と〈呪い〉と〈腕〉を巡る神話物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:02:23
10047文字
会話率:39%
辺境の村の心優しい魔法士セラ。彼女の日常に舞い込んだのは、全ての記憶を失った少女アリス。
左腕の奇妙な刻印や、時折見せる不思議な力といった謎を抱えつつも、二人は村の豊かな自然の中で、季節の移ろいを感じながら、温かな絆を育んでいく。
しかし、
アリスの閉ざされた過去が、二人の穏やかな日々に少しずつ影を落とし始める――。
これは、魔法と優しさに満ちた、かけがえのない日常を守るための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
4560文字
会話率:18%
この一連の戦闘は終結した。結果と言えば、同盟連合は三体中一体が両腕の駆動系を損傷、対して帝国は一体の脚部を破損、共和国は全滅の憂き目にあったのだ
雌雄が決したので、ゼロフォーはカズのいるアルカテイル基地へ無線を繋ぐ
今後の処理の仕方を聞くた
めだ
「きみが前面に出て交渉したまえ」カズはそう言われて帝国との交渉に臨む
カズは旧イエメン政府と交渉し、無事に同盟連合への加入を受ける事になる
一方、トリシャはといえば、前回の失態の罰としてお灸をすえられていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
70123文字
会話率:22%
妖怪と人間がいまだ共存する日無村。しかし、最近は人と妖怪の間で争いが増えるようになっていた。
その村に住む日浦小姫に、ある日、異変が起こる。左腕、そして左足が、煙で消えたように無くなってしまったのだ。
村長でもあり、両者の間を取り
持つ調停者でもある彼女の母親に相談すると、妖怪と結婚すれば、元に戻るかもしれないと言うのだが――?
一筋縄ではいかない河童の妖怪・乙彦と、調停者の娘である小姫の、異種族間ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
17953文字
会話率:34%
―三人の皇子と、二人の女、そして1人の”娘々”
中原の大国「樊(ハン)」の都”華河”へ向かう隊商を野盗が襲った。
賊に拐かされた商家の娘・コウと、腕自慢の娘・メイは樊軍に救出されたことをキッカケに、樊の丞相・趙玄の三人の息子と出会う。
冷徹な長男、粗野な次男、夢想家の末男
三人と二人が交わるとき、一匹の猫が物欲しそうに彼らを見つめる。
「この手に、”至上の愛”を―」
架空の王朝を舞台に、愛と憎しみが交錯する幻想中華ロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
17902文字
会話率:39%
魔法少女。10年前、魔獣という人類最大の天敵の出現と同時期現れ、見事世界を救った彼女達は世代を交代しながら、今なお戦いの中に身を置いていた。
10代から20代の女の子達が大きく衰退した人類を守る為に戦い続ける中、一人の青年がその現状に否を
唱える。
何故、年端もいかない少女達が命を落とすような危険な真似をしなければならない。何故、大人達は当たり前の顔をして彼女達が命を賭けて作っている平和を享受している。どうして自分にはその力も無ければ、他の大人と同じように何も出来ずにいるのか。
自分には何も出来ないのか。
かつて理想を胸に世界中で看護師としての腕を振るい、そして何も救えなかったと夢破れたその青年はただただ無力感に打ちひしがれる。そうして一年経った頃、彼の前に、一匹の胡散臭い妖精が現れる。
妖精が言うには、青年は何故か魔法少女になるだけの魔力を持ち合わせているらしい。なぜかは分からない。ただ力が手に入る。何かを変えられるかも知れない強い力が。
青年は飛び付いた。例えそれが嘘混じりの物だとしても、多くを救えるだけの力が手に入るからと。
妖精は懺悔した。生きるために一人の青年の運命を変えてしまったと。だから、せめて青年の理想を叶えるために共にあろうと。
一人の青年と一匹の妖精が手を組んだ。目標は『魔法少女が戦わなくても良い世界にする』。
果ての無い目標。がむしゃらに歩みだした道のりの中で、二人は多くの困難に直面する。
強力な魔獣との戦い。正体を隠しながらの他の魔法少女達との交流。
【ノーブル】という魔力と魔法を悪用しようと企む謎のテロ組織の暗躍。それに与する、『災厄の魔女』と称される妖精との確執。
そして、青年自身も知らなかった自らの出生の謎と特別な力。それに伴う変化。
全てが複雑に絡み合い。多くの繋がりを生み出しながら、青年と妖精は道なき道を切り開いて行く。全ては『魔法少女を守る魔法少女』になるために。
その結果、青年を変貌させてしまうのだとしても、彼らは迷いながら進み続ける。
これは『魔法少女が魔法少女を守る話』であり、『世界を変える話』。
「行くよパッシオ!!」
「OK、真白!!」
『チェンジ!!フルール・フローレ!!』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
2798435文字
会話率:38%
気づいたら、財布とスマホと“金への執着”だけ持って異世界にいた──
元営業マン・黒峰銭丸は、金と女と酒をこよなく愛するダメ人間。だがその手腕は本物で、異世界でも現代知識を武器に爆速で成り上がっていく!
屋台でレモンサワーを売って大儲け、
魔導通販で市場を独占、VTuberならぬ魔法アイドルで宗教爆誕── だがそのたび、銭丸の快進撃には“とんでもない破滅フラグ”が待っている!?
巻き込まれ系ヒロインとの恋模様もじわじわ進行中。
毎話完結型の“異世界ビジネス無双”ギャグファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
159144文字
会話率:46%
とある北の国に『勇者のみが抜くことのできる3本の聖剣』が存在していた。
聖剣は柄に刻まれた黒い円の紋章を全て光らせた者のみ抜く事ができ、聖剣を手にすれば勇者の資格を得ると言われており
主人公ゲオルグは聖剣を抜いて勇者になることを強く望ん
でいた。
勇者になりたい理由は2つあった……
1つは山奥の故郷で共に暮らしてきた孤児院の院長や子供たち、そして村の皆が一旗あげてこい! と盛大に送り出してくれたから。
もう1つは自身が孤児となった過去と約20年前に起きた『ある事件』がきっかけとなったからだった。
そして勇者を目指すゲオルグに挑戦の時が訪れる。
年に一度、聖剣を抜く事にチャレンジできる三聖剣祭の日がやってきたのだ。
三聖剣祭では大勢の者たちが台座から聖剣を抜こうと挑戦するが、
ほとんどがろくに紋章を光らせられず微塵も抜ける気配がなかった。
しかし、祭りの途中で現れた3人の男だけは違った。
クレマンと呼ばれる王子は聖なる紋章を完璧に光らせて聖剣を抜いて勇者となり、
パウルと名乗る少年は聖なる紋章を半分しか光らせることが出来なかったが観衆に勇者候補としての可能性を見せつけた。
そして、ゲオルグは聖剣を抜くために柄へ手を掛ける。しかし、紋章は3分の1しか光らなかった。
それでもゲオルグは聖剣を諦めなかった、彼は人並み外れた腕力を駆使し、台座ごと聖剣を抜いてしまったのだ。
歴史上、例の無い勇者の誕生に騒めきだつ観衆。
規格外な勇者の誕生……ある者は惹かれ、ある者は嫉んで牙を剥く事となる。
勇者クレマン、勇者候補パウル、そして規格外勇者ゲオルグ。彼らはそれぞれの思想・プライドを抱えて自分の信じる道を歩きだす。
※今作はweb小説サイト『ネオページ』にて契約連載している作品です。
ですので小説家になろうでは50話までしかアップできません(84話で完結)
先が気になる方は下記のリンクから読みに来てもらえると嬉しいです(もちろん無料で登録などしなくても読めます)
https://www.neopage.com/chapter/31136287415529100/31136311820030864?r=8797bfa0b36839bcfff3a59609711da1&f=sc-1-MzAxNTgyMDkzMjAwNzk1MDA%3D
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:55:17
47323文字
会話率:45%
天正十年六月二日――本能寺の変。炎に包まれた本堂の中で、織田信長は静かに死を受け入れようとしていた。明智光秀の裏切り。崩れゆく夢。だがその瞬間、空が裂け、謎の光が降り注ぎ、信長の身体は火ではなく、まばゆい閃光に呑まれていった。
目を覚ます
と、そこは見知らぬ世界。空には二つの太陽、巨大な木々、獣のような兵士たちが剣を交える戦場。しかも自分の肉体は、若かりし日の姿に戻っていた。
さらに、腕には不思議な紋章――「戦国の刻印」。刻印から響く謎の声と共に、「統率」「識破」といった“能力”が目覚めていく。
状況が理解できぬまま、信長は敗走する人間の軍勢と遭遇。迫る魔族の軍。逃げ惑う騎士たち。戦場で咄嗟に陣形を組み直し、炎と煙の中で即席の布陣を敷く。その采配で窮地を救われたのが、人間王国の王女・エリザだった。
「この世界……戦の作法が甘すぎるわ」
魔法が主力のこの世界において、信長の“戦国兵法”が冴え渡る。魔法騎士たちが呆然とする中、火計、伏兵、偽退却――かつて戦国で磨き上げた策略が異世界の戦場に嵐を巻き起こす。
エリザ王女は信長の知略に魅了され、軍師として迎え入れる。だが信長は、すぐにこの世界の裏に潜む歪さに気づく。魔族だけでなく、人間の王国もまた、腐敗と策謀に満ちていたのだ。
「ならば、ワシが天下を取るしかあるまい」
信長は決断する。王国から離れ、自らの軍を編成し、旗を掲げる。その旗に刻まれた言葉は「天下布武」。信長が再び掲げた“覇の意志”が、異世界の空を震わせる。
獣人将軍ヴォルフガングは敗北を経て信長に忠義を誓い、魔族の公爵アリステアは彼の存在を“危険な革命”として警戒する。
神々さえも黙って見過ごせぬこの存在。剣と魔法の世界で、戦国の鬼才が堂々と宣言する。
「戦を知らぬ世界よ、ワシが教えてやろう」
これは――魔法と剣の世界に突如現れた、“戦国最強の戦術家”による覇権奪取の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:10:00
50844文字
会話率:61%
魔物が闊歩する森の深奥、忘れ去られた館に住むリビングデッドの少女アンドリエイラ。
魔物の出る森との境に壁を築いた片田舎の町で、冒険者をする青年サリアン。
黒い悪魔がアンドリエイラを襲い、サリアンは命を懸けてそれを助ける。
「無理無理無理!
早くその害虫を追い出して!」
「引っ張るな!? く、首に腕をかけるなぁ!」
「いやー! 早くして! じゃないと殺す!」
そんな出会いで始まる死者と生者の交流。
サリアンにくっついて二百年ぶりに森を出たアンドリエイラは、冒険者の真似ごとをしながら人間の暮らしを楽しみ始める。
可憐な見た目とは裏腹に、ドラゴンを殴り倒し、魔王四天王を粉砕し、神の思惑さえも踏みにじる。
規格外のアンドリエイラを使おうとしながらも、振り回されるのは嫌なサリアンは、周囲の人間たちを巻き込んで死なば諸共事件の渦中へ。
これは欲得まみれの冒険者たちと、亡霊令嬢がおしゃれにスイーツ、旅行を満喫する物語。
*以下にご注意ください。
これは三人称で書かれた小説です。
男女ともに暴力描写があります。
感想は開いていますが返信は致しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:00:00
180297文字
会話率:42%
自らの故郷である「エルフ郷」を、自らの手で滅ぼしたシェキーナは、これまでよりも更に内政へと力を注いでいた。
周囲が見ればそれは、まるで自分の命を削るかのような作業だった。
そして、そんな彼女を案じる者たちは1人や2人ではない。
彼女の愛娘エ
ルナーシャもまた、その1人だった。
シェキーナを休ませようとあれこれ思案するエルナーシャたちの前に、何やら考えのある顔をしたアヴォー老が現れる。
そしてこれが、シェキーナによる魔界視察の始まりとなるのだった。
未だ混乱を極め面従腹背の姿勢をとる多くの部族を相手に、シェキーナは魔王として時には温厚に、そして時には非常な手腕を振るうのだった。
その全ては……時期魔王たる愛娘の為に……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:00:00
18405文字
会話率:32%
ここに書いてあることは
あくまでもフィクションとなります
以前に投稿したものを
あらためてこちらにまとめたもの
その後は新しいものも順次投稿予定です
スピリチュアル色の濃いものもありますので
嫌いな方は見ない事をお勧めします
いろんな悪
行パターンが出てくると思いますので
その一部がシンクロしても
全てを疑われてしまう可能性がありますので
反応しない事をお勧めします
しばらくは並行して定刻に投稿されますが
不定期となりますので
よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:00:00
1103364文字
会話率:8%
「不老不死になりたい」。
そんな夢物語な目標を、現代で大真面目に目指してきた大学生、仲本辻郎は卒業旅行の中、テロに巻き込まれて死んでしまう。
不老不死のために鍛えた身体も頭脳も、健康的な習慣も、危機的状況の前には無力だったのだ。
しかし死ん
だと思った彼が目覚めたのは、なんと知らない女の腕の中であった。
どうやら異世界に転生することができたらしい。
辻郎はミンクレスとしての新たな人生の中、生前に為し得なかった夢を再び抱き始める。
「今度こそ、不老不死になってみせる」。
そんな夢を目指す過程で、周りの勘違いや些細なミスで、事態は大きく変わってしまって...?
彼の野望が世界を巻き込む、死にたくない系異世界ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 16:35:57
82819文字
会話率:33%
ルミナスは聖女だった。王国を守り、繁栄させる国家の心臓とも呼べる役目を持っていた。しかし彼女の立場は弱かった。王国の民は長い時が経ち、もはやそれが当たり前になっていたからだった。
そしてある者に陥れられ、崖まで王国騎士団に追い詰められる
。焦った彼女は足を踏み外し、崖下へと落下した。
目が覚めると、ルミナスは見知らぬ家の中にいた。そこの家主は四本腕の異形の悪魔で、恐ろしい見た目とは違い軽快で優しい人物だった。
悪魔の優しさはルミナスの心の傷を癒し、悪魔によってルミナスは自由に気付く。最後は悪魔のような提案で王国に復讐する。
追放された聖女が報われていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 15:53:47
12426文字
会話率:51%
『卒業した姉とこれから入学するのではしゃぐ妹』
卒業を迎えた姉・しおりと、高校入学を控えた妹・かおり。
「今日から、しおりんって呼ぶね」──そんな一言から始まる、ちょっぴり不思議で、心温まる姉妹の日常。
謎の「座道部」、突然の腕相撲勝負、
そして変わっていくふたりの距離。
春の訪れとともに、新しい関係がゆっくりと始まる。
笑えて、あたたかい。姉妹の絆が芽吹く、春のひととき。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 15:30:00
105469文字
会話率:51%