定年間近の平凡な地方公務員である正夫は偶然ある女性と巡り会う。
彼女は花蓮という源氏名で東京の風俗店に勤めていたが、性的な悩みを抱えていた。
金が介在する関係に疑問を持ちながらも彼女に惹かれてゆく正夫と、彼と知り合ったことで新たな苦悩を抱か
えることになる花蓮。
老いと生と性。
老年の男と風俗嬢の甘くて切ない大人の恋物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 08:53:35
103789文字
会話率:38%
第1話 宵待草
不動産屋を始めたばかりの男が街はずれの宵待草という喫茶店兼スナックで遭遇する心温まる話。
第2話 もう1人の俺
俺はお茶の葉のセールスをしている。いつも朝8時に朝食を摂る。この日食卓に着くと妻が、30分前に食事を終わって
出勤したという。9時に会社に入ると30分前に出勤して営業に出たという。もう1人の俺がいる。
第3話 ブテ
隣のおばさんが顔の醜い生まれたばかりの猫をくれた。ブタと名付けたら母ちゃんからいくら何でもかわいそうという。僕は妥協してブテと命名した。この猫、賢い猫に成長していった。
第4話 哀れな男
仕事にまじめな男が建売を買った。それまでは2間だけの借家住まい。家族は妻と2人の子供。借家住まいの時は家族が肩を寄せ合ってん生きてきた。建売を買ってから家族の絆がバラバラになった。
第5話 ゴンタ
選挙事務所開きの日、ゴンタはよそ行きの服で出かける。この日ばかりはゴンちゃんと呼んでくれる。酒や寿司がふるまわれる。いつもはゴンと呼び捨てにされて馬鹿にされるがこの日は1人の男として扱われる。
第6話 とも子
引退した男がある喫茶店で若いウエイトレスに恋をする。彼女とも子という。美人でありながら、いつもニコニコとしている。半年間毎日喫茶店通いする。老いらくの恋の物語。
第7話 夫婦
25歳の時熱烈な恋愛で結婚した夫婦。10年後結婚生活が破綻する。夫は作家志望だが本は一向に売れない。小説を書くしか能がない夫に結婚当時は必死で支えてきた妻の疲れ切った表情で離婚を迫る。
第8話 景品荒し
建売の展示会の日1組の親子の客が来た。建売を買いたいという話。営業マンは必死な思いで接客に勤める。多めの景品を配る。アンケートに名前や住所などを書いてもらう。名前は嘘であった。
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最終更新:2024-06-03 09:12:30
20373文字
会話率:15%
天寿を全うした正太郎(享年90)。転生した異世界で公爵令嬢、王子の婚約者をやっていたところ、突然婚約破棄されてしまう。人生経験も豊富なので、特になんとも思っていなかったが、翌日、婚約破棄した王子が何者かに殺害される。一体誰が、なんのために?
そして正太郎の恋の行方は… 全9話
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 06:00:00
41966文字
会話率:50%
自宅の床に灯油が撒かれ、着火と同時に炎が噴き上がる。
その瞬間、安藤伸二が見上げる妻・清子の顔は、それまで見た事も無い恍惚の笑みを浮かべていた。
還暦間際の伸二が十才以上年下の妻と初めて出会ったのは、高齢の男ばかり目立つ婚活パーティの席上
だ。
長年介護していた母を亡くし、彼の心には大きな穴が開いていた。
その孤独を清子の優しい笑顔が癒し、幸福を噛み締めたのも束の間、周囲で異変が起き始める。
密かに妻の経歴を調べると、幾つも嘘が含まれていた。
更にインターネット上で「キヨヒメ」と名乗る奔放な顔を併せ持っていた事も判明する。
問い詰めようとした夜、伸二は非合法の薬を飲まされ、体が痺れた状態で「あなたに大量の保険金を掛けた」と清子から告げられる。
焼死寸前、必死で説得を試みるものの、彼女は単なる金への執着や欲望で動いていたのでは無いらしい。
古い御伽噺を基にする極めて異様な幻想に、清子の心は満たされていたのだ……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 08:09:01
12011文字
会話率:21%
長らく勤めていた王宮魔道軍を引退しました。
郊外の屋敷でのんびり暮らそうと思っていたのですが。
「師匠師匠師匠師匠!」
赤い髪を揺らして、煌々しい笑顔の少女が駆け寄ってきます。
彼女は、老いらくの、秘めたる淡い恋の相手――――。
******
『タイトルいただいて書きました』シリーズ!
こちらの作品は、3ツ月 葵様(https://mypage.syosetu.com/1389019/)よりタイトルをいただきました。
とても素敵な機会をありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 13:19:49
3758文字
会話率:48%
みなさん、こんにちは、こんばんは、夢野 紬十七歳です。私は今、ハニートーストを咥えたまま、知らない森の中を爆走中。何故ならば、蜂っぽい何かに追いかけられているから。そんなの! 逃げるしかないよね。よく当たるって教えてもらった”エリザベス⭐
︎土偶”の占いアプリで『今日、ハニートーストを咥えて角を曲がれば、運命の相手に出会える』を実践した結果がこれ。どういうことなの”エリザベス⭐︎土偶”!!
※タイトル通りの薄い内容です。
※主人公の日本語使いがおかしい部分が多々あります。
※人によっては不快に感じるかもしれない描写があります。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 06:00:00
8945文字
会話率:61%
老騎士ヴォルフは旅路の果てにいた。
戦に斃れた友から託された品を、彼の婚約者ハンナに渡すべく辿ってきた旅も終わりに近づいていた。だが、あともう一息というところで、老騎士は盗賊に襲われ、託された品のひとつを奪われてしまう。
そんな彼を助けたの
は、ほかでもないハンナであった。
老騎士はハンナに詫びるが……。
※エブリスタ・カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 10:47:29
3717文字
会話率:29%
山に住む老聖女エステルは、大好きな人にまだ伝えていないことがあった。
最終更新:2021-04-14 10:35:46
2591文字
会話率:61%
還暦を過ぎた杉山は、デイサービスに通う母の送迎に来るヘルパーの緑に会えるのを密かな楽しみとしていた。
ある日、大阪に帰省した帰りの新幹線の中で杉山は緑と偶然出くわす。期せずして道連れとなった緑から打ち明けられた話は予想も出来ないものだった。
最終更新:2021-02-04 06:43:08
12306文字
会話率:67%
ある日三太郎のもとに絆が現れ、自分も三助をやってみたいと言い出す。
猛反対する三太郎。
だがそれを押し切って三助修行を始める絆。
何とか女湯専門の三助にしようとする三太郎。
しかし、両方やるということを聞かない絆。
だが鶴亀万蔵が許可を出す
。万蔵の様子に感づいた妻トラは猛烈に嫉妬し万蔵に夜の行為を仕掛ける。
万蔵はいま老いらくの恋を満喫していた。
はだか湯には絆目当ての客が押し寄せ、空前に賑わいを見せていた。
だが、絆は射精サービスを行うわけでも、あかすりをするわけでもなかった。ただ背中を流してマッサージをするという伝統的なサービスを行っているだけであった。
客はこれにより、はだか湯の外で妻や恋人を喜ばせたり、射精サービス業を反映させたりした。
つまり、絆の三助は、男たちの生への充足をもたらしていた。
そんな時、万蔵とトラが張り切りすぎて倒れてしまった。
命に別状はないものの、物には限度があると父三助と三太郎は思った。
やがて付き物が落ちたようにまた番台に座る万蔵。
三太郎一人がまだキスもしたことのない絆に悶々としていたが、絆は三助修行をやめ、三太郎をゴージャスな三助にするため、努力すると、女ざかりの始まった若い女の髪のにおいを残してはだか湯を後にする。
一人残された三太郎だけが悶々として絆の代わりに三助を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 15:36:30
2026文字
会話率:36%
ある日三太郎のもとに絆が現れ、自分も三助をやってみたいと言い出す。
猛反対する三太郎。
だがそれを押し切って三助修行を始める絆。
何とか女湯専門の三助にしようとする三太郎。
しかし、両方やるということを聞かない絆。
だが鶴亀万蔵が許可を出す
。万蔵の様子に感づいた妻トラは猛烈に嫉妬し万蔵に夜の行為を仕掛ける。
万蔵はいま老いらくの恋を満喫していた。
はだか湯には絆目当ての客が押し寄せ、空前に賑わいを見せていた。
だが、絆は射精サービスを行うわけでも、あかすりをするわけでもなかった。ただ背中を流してマッサージをするという伝統的なサービスを行っているだけであった。
客はこれにより、はだか湯の外で妻や恋人を喜ばせたり、射精サービス業を反映させたりした。
つまり、絆の三助は、男たちの生への充足をもたらしていた。
そんな時、万蔵とトラが張り切りすぎて倒れてしまった。
命に別状はないものの、物には限度があると父三助と三太郎は思った。
やがて付き物が落ちたようにまた番台に座る万蔵。
三太郎一人がまだキスもしたことのない絆に悶々としていたが、絆は三助修行をやめ、三太郎をゴージャスな三助にするため、努力すると、女ざかりの始まった若い女の髪のにおいを残してはだか湯を後にする。
一人残された三太郎だけが悶々として絆の代わりに三助を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 15:33:55
1907文字
会話率:28%
ある日三太郎のもとに絆が現れ、自分も三助をやってみたいと言い出す。
猛反対する三太郎。
だがそれを押し切って三助修行を始める絆。
何とか女湯専門の三助にしようとする三太郎。
しかし、両方やるということを聞かない絆。
だが鶴亀万蔵が許可を出す
。万蔵の様子に感づいた妻トラは猛烈に嫉妬し万蔵に夜の行為を仕掛ける。
万蔵はいま老いらくの恋を満喫していた。
はだか湯には絆目当ての客が押し寄せ、空前に賑わいを見せていた。
だが、絆は射精サービスを行うわけでも、あかすりをするわけでもなかった。ただ背中を流してマッサージをするという伝統的なサービスを行っているだけであった。
客はこれにより、はだか湯の外で妻や恋人を喜ばせたり、射精サービス業を反映させたりした。
つまり、絆の三助は、男たちの生への充足をもたらしていた。
そんな時、万蔵とトラが張り切りすぎて倒れてしまった。
命に別状はないものの、物には限度があると父三助と三太郎は思った。
やがて付き物が落ちたようにまた番台に座る万蔵。
三太郎一人がまだキスもしたことのない絆に悶々としていたが、絆は三助修行をやめ、三太郎をゴージャスな三助にするため、努力すると、女ざかりの始まった若い女の髪のにおいを残してはだか湯を後にする。
一人残された三太郎だけが悶々として絆の代わりに三助を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 15:31:21
2340文字
会話率:46%
人生の折り返し地点で出会った「得難い友人」は、果たしてその後の「最愛の人」になり得るのだろうか?ギリギリの所で踏みとどまる中年の恋模様がちょっと切ない・・。
この作品はエブリスタでも公開中です。
最終更新:2020-10-17 19:34:21
9341文字
会話率:49%
42歳で独身の小早川桜子は、職場の退職者送別会の後で、その定年退職者とは初めてラブホテルに行く。バイアグラを服用したその男は心臓の発作で呼吸を止めるが、桜子が心臓マッサージと人工呼吸をして生き返らせる。その謝礼としてバイアグラをせしめる。
後日、10年以上交際している不倫相手とラブホテルに行った桜子は、衰えを気にしているカレに「友人からもらった」と嘘をついてバイアグラを差し出す。大いに盛り上がって部屋から出たところ、隣室のドアが開いて中年カップルと鉢合わせする。
*この短編は、山中幸盛のブログ『妻は宇宙人』のものと同一です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-17 20:17:19
5595文字
会話率:56%
舞台は東京湾上の人工島に建設された日本最大のテーマパークです。夢も希望も抱けずに姑息に社会を生き抜いて六十歳の定年を迎えた男が、一生に一度だけ輝いてみたいと願い、キャストに応募し採用された。翻弄されながらも純愛と欲望に目覚めていく姿を主人
公(殿岡朝夫)として描いた。
勤務場所はパーキングエリア。鬱屈したこれまでの人生を引きずりながら、高齢の新人として畏縮する殿岡は、サブリードの本郷や、親分肌の猪熊、浮気癖の林田、父親のいない明子、不良上がりの妙子らに支えられながら職場に馴染んでいく。
頬に傷のある新人の朝倉桃子との不思議な出会いが、殿岡を純愛に目覚めさせて煌めいていく。仕事の窮地を救った事件をきっかけに、彼女も殿岡を慕うようになる。
性悪な美貌のキャストに翻弄され裏切られる一方で、朝倉桃子との絆と思慕は深まっていくのだが彼女の頬の傷には秘密が………。
晴天の日、東京湾沖合に大地震が発生して大揺れの人工島に事件が起こり、朝倉桃子の秘密が明かされるのだが、倒錯した真実の苦しみを………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 08:12:40
132830文字
会話率:44%
有能な高位貴族と、病弱な少女。
想い合う二人を引き裂くのは、侯爵子息の婚約者たる、少女の姉。
――そんな役割だった、『私』が死んだ、その後の話。
Copyright © 2016 詞乃端 All Rights Reserved.
最終更新:2016-10-07 22:56:24
6654文字
会話率:27%
2つ年下の甥が亡くなった。義理の兄貴の一人息子で親父が死んだとき年老いたおふくろとともに引き取られ兄弟のように暮らした今では唯一の肉親だ。その次女が華子(はなこ)である。このなこを不憫だと思った時からこの物語は始まります。
最終更新:2015-06-21 02:05:26
15640文字
会話率:34%
老いらくの恋に落ちるおばあちゃんって、可愛くね?なコンセプトで書いてみました。
最終更新:2013-01-11 10:19:24
1656文字
会話率:23%
ジャスミンの香る夜に訪れた老紳士の願いは、老いらくの恋を相手に告げること。うっかりブレスレットを渡したところ、消えてしまう。その秘めたる恋とは……。
最終更新:2012-12-09 21:59:13
7824文字
会話率:24%
間違いメールの奇跡的な出逢いが織り成す24歳差の純愛物語
…☆…☆…☆…☆…
私は、直ぐに謝罪のメールを丁重に返信した。
『今、アドレスを確認しました。こんな時間に間違いメールをして申し訳ありませんでした。アドレスを誤って登録
していたようです。本当にごめんなさい』
すると、『 不思議な縁ですね。こんな奇跡的なことがあるのですね。
この不思議な縁を大切にしたいと思いませんか?あなたさえ宜しかったらメル友になってくださいませんか?』
私自身、人恋しかったのかもしれません。
『本当に不思議ですね!私で宜しければ、お友達になってください』
私は、そんな破天荒なメールを送ってしまっていた。
この破天荒さが‥
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-02 00:00:00
80104文字
会話率:36%
おじいさんの宝物はマッチ箱のコレクション。マッチを擦ると不思議なことが起きるのです。※小学生低学年くらいから読んで欲しい童話ですが、ここでは漢字の多いままにしました。
最終更新:2008-12-10 08:56:34
6671文字
会話率:44%