『蟲姫は美しい蝶に夢を見る』
【2021年集英社女性向け3レーベル合同マンガ原作賞・優秀作品】
全年齢版の過去作にRシーンを加筆、改題のうえ、
設定や本文の大幅な加筆修正変更等を行なった《新連載》となります。
R15レイティングぎりぎり
頑張りますので苦手な方はご注意ください。
*
美貌の家族たちの中でただひとり
惨めな容姿で生まれたセリーナ。
彼女の出生には《秘密》があって。
失われた《本来の姿》を取り戻すための条件とは……?
容姿を疎まれてきた『蟲姫』が
愛され皇妃になるまでのシンデレラストーリー。
*
地方の小さな村で若者たちに蔑まれながら
生きてきたセリーナは全てを諦めていたが、
ひょんなことから皇太子の侍女として宮廷で働くことに。
与えられた役職名は『白の侍女』。
通常の侍女業務に加え
高階級と高給の見返りに皇太子の夜伽相手をするという、
とんでもない責務付きだった。
白の侍女たちがそれを『責務』と呼ぶように
皇太子も長年続く『宵の責務』に耐えていた。
義務的に侍女を抱くことをこなしながら怠惰な夜を過ごしているが、
ある夜、超絶鈍感な侍女セリーナがやってきて
彼の至高の自信が砕かれる。
思い通りにならない変人侍女に業を煮やす皇太子カイル。
百戦錬磨の彼のプライドにかけて、
皇太子は超絶鈍感侍女を攻略できるのか。
地方の農家で生まれ育った蔑まれっ娘と
冷酷と呼ばれる大帝国の皇太子。
カイルの《つがい》として結ばれる理由となった
セリーナの出生の秘密とは……?
*
時代背景や出来事、
作中に登場する物品等は作者のご都合主義でゆるめです。
ざまぁ有り。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 03:32:51
35472文字
会話率:24%
森の小鳥は、どこまでも続く監視の目に怯え、美しい蝶を追う少年は愛と執着の間で変わり、村人たちは根拠のない噂に翻弄され、旅人は蜃気楼のオアシスを求めて彷徨う。画家は絵に描いた女性の幻影に囚われ、すべての生き物は生と死の輪廻を繰り返す。
これ
らの物語は、それぞれが異なる状況下で、人間の心の奥底にある
不安、欲望、そして現実とのギャップを描いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 21:48:24
795文字
会話率:0%
王に見捨てられた王妃。それが、貴族社会の認識だった。
二脚並べられた玉座に座る王と王妃は、微笑み合う事も、会話を交わす事もなければ、目を合わす事すらしない。そんな二人の様子に王妃ティアナは、いつしか『お飾り王妃』と呼ばれるようになって
いた。
そんな中、暗躍する貴族達。彼らの行動は徐々にエスカレートして行き、王妃が参加する夜会であろうとお構いなしに娘を王に、けしかける。
王の周りに沢山の美しい蝶が群がる様子を見つめ、ティアナは考えていた。
『よっしゃ!! お飾り王妃なら、何したって良いわよね。だって、私の存在は空気みたいなものだから……』
1年後。
王宮で働く侍女達の間でささやかれるある噂。
『王妃の間には恋のキューピッドがいる』
王妃付き侍女の間に届けられる大量の手紙を前に侍女頭は頭を抱えていた。
「ティアナ様! この手紙の山どうするんですか!? 流石に、さばききれませんよ!!」
「まぁまぁ。そんなに怒らないの。皆様、色々とお悩みがあるようだし、昔も今も恋愛事は有益な情報を得る糧よ。あと、ここでは王妃ティアナではなく新人侍女ティナでしょ」
あら? この筆跡、陛下のものではなくって?
まさかね……
一通の手紙から始まる恋物語。いや、違う。
お飾り王妃による無自覚プチざまぁが始まる。
愛しい王妃を前にすると無口になってしまう王と、お飾り王妃と勘違いしたティアナのすれ違いラブコメディ&ミステリー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 21:14:20
268403文字
会話率:45%
悪逆令嬢として悪名を轟かせる、ヴァレリア・シュタイン。
若い女性を残虐な方法で殺害し続ける連続殺人鬼、ファントム。
美しい蝶のタトゥーが完成した晩、ヴァレリアの前に連続殺人鬼が立ちはだかり、あえなく彼女は殺されてしまう。
しかし次
の瞬間、ヴァレリアはタトゥーが完成した晩に時が戻っていたことに気付く。
その数十分後にファントムに襲われ殺害されることを理解したヴァレリアは、何とか難を逃れるが……。
一週間以内に必ず少女を殺害するというルーティンを実行するファントムから逃れる為に、ヴァレリアは持てる限りの知恵を駆使してファントムに挑むサイコサスペンス。
やがてファントムの標的はヴァレリアから、彼女がこの世で唯一愛する義妹エドナへと移っていく。
感情というものを表現出来ないヴァレリアがただ一人、エドナに対してのみ抱く感情。
それを壊す者は、例え神や悪魔であろうと決して許さない。
拷問執行官として恐れられるヴァレリアの殺意は、エドナに危害を加えるファントムへと向けられた。
【注意事項】
・残酷な表現があります(前書きで事前に告知)
・完全に不定期更新となります。
・完結後に読むことを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 18:40:00
26374文字
会話率:24%
とある鬱蒼とした森の奥の奥。
そこには、大きくて不気味な色の蜘蛛が糸を張って巣くっていた。その蜘蛛は毎日、糸にくっついた虫や小鳥などを食べて生活していた。
そんなある日のこと。蜘蛛が巣のまん中でうとうととしていると、糸になにか引
っ掛かったのか、大きな蜘蛛の糸がぐらぐらと揺れた。
「おっ、餌がかかったか?丁度腹が減ってたからよかったわい」
そう言いながら蜘蛛は、何かがじたばたと暴れている巣の端に向かった。そこには…
「おお、これは…」
蜘蛛は糸に絡まった餌を見て、息を飲んだ。
大きくてくりっとした、艶やかな漆黒色の瞳。見た目は純白一色なのに、ぱたぱたとはためかせる度にうっすら七色に煌めく、美しい羽。見たことないほどの美しい蝶が、蜘蛛の巣に絡まっていたのだ。
蜘蛛はその餌に…美しい蝶に一目惚れしてしまい────?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 16:17:51
3231文字
会話率:52%
私は恋をした。でも美しい花の周りには美しい蝶がいた。ずっと見ているだけで我慢していたが段々と我慢出来なくなり…
最終更新:2023-08-13 20:47:56
991文字
会話率:0%
…『聖都』と呼ばれる都に古くから住む呪術師の一族、蝶野家。その家には『胡蝶の箱』と呼ばれる箱が伝わっていた。その中には百匹の美しい蝶が封印され、開けた者の妻になるといわれてる。
そんな『胡蝶の箱』を手渡されたのは蝶野家の若き当主である蝶野
翔だった。翔が箱を開けると二匹の蝶が現れる。翔は七日以内にどちらかを妻にしなければならない。翔を巡って二匹の争いが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 10:17:31
24542文字
会話率:48%
草むらでむしゃむしゃ葉っぱをたべていたイモムシは空を見上げて、いつか自分も飛びたいなとつぶやいていました。
そんな時に一羽の蝶と出逢います。
美しい蝶の背中に乗せてもらい、イモムシは空をとびます。
自分はどこからやってきたんだろう。
そんな
事を考えながらイモムシは眠りこけてしまいました。長い時間がたったある日イモムシが目を覚ますと。。。
或る日草むらで葉っぱをたべていたイモムシは蝶と出逢います。
そして蝶の背中に乗せてもらい空をとびます。自分はどこからやってきたんだろう。
そんな事を考えながらイモムシは眠りこけてしまいました。長い時間がたったある日イモムシが目を覚ますと。。。
四季の流れとイモムシの成長を丁寧に描いた作品です★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 06:52:52
1277文字
会話率:0%
その猫はすぐに汗だくになりダラダラと体が湿っており、どの猫からも愛されずずっと孤独だった。
ある月夜の晩、猫は友だちがほしいと祈った。
その時だった。
その猫は見たこともない、美しい蝶に出会う。
最終更新:2021-12-05 22:20:05
7442文字
会話率:30%
ヴィクトリア・オルランド公爵令嬢の婚約者ハリー・ペイルズは、男爵家の次男でありながら、植物の研究に没頭している地味な青年だ。
貴族令息の常識から外れた言動が多いハリーに、ヴィクトリアが激高する姿は、もはやお馴染みの光景と化している。
これは
、隠居してなお権威があるヴィクトリアの祖父が決めた、公爵令嬢の尊厳を踏みにじる政略結婚である。
と言われているが、実際のところヴィクトリアは、婚約者のことが好きで好きで仕方がないのにうまく恋情を表せない、不器用すぎる残念女子。
いつかハリーに逃げられるのではと、内心で怯えているヴィクトリアは、国のお抱え魔女から、ある薬を渡される。
それは、たった一夜だけ、姿を変じて愛するひとのもとへ行けるという、不思議な薬。
気づくとヴィクトリアは、一匹の美しい蝶となっており、教授の娘とハリーの会話を漏れ聞いてしまう。
投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 21:08:13
8008文字
会話率:39%
男子高校生の立川アスカは、ある日いきなり風紀委員のメンバー(ドエスキャラの研坂、自由な性質の水橋、癒し系のフミヤ)に囲まれ、風紀委員になる事を強要される。
普通の風紀委員だと思って入ったのだが、実は風紀委員の仕事は、学校内の人ではないモノが
起こす現象を解決したり、静観したりする事だった。
アスカはそこで初めて自分が他の人間とは違い、「人ではないモノ」を見る能力が強い事に気づかされる。
アスカには子供の頃のあやふやな記憶があった。それは誰かが川に落ちる記憶だった。けれど誰が落ちたのか、そのあとその人物がどうなったのかアスカは覚えていなかった。
人の周りを飛び回る美しい蝶や、校舎の中を飛行する鳥、巨大キノコの出現や、ツタの絡んだ恋人同士、薔薇の花を背負った少女、ヘビの恩返しに、吸血鬼事件、さまざまな事件を風紀委員メンバーと解決していくアスカ。
アスカは過去の記憶についても、人ではないモノが関係していたのではないかと考えだす。
アスカの思い出した過去とは……。
(ミステリー要素ありの基本ほのぼのギャグです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 12:54:35
110989文字
会話率:51%
翌月に妻が出産を控えている男は、地下鉄の終着駅で怪しく美しい蝶に誘われて線路に降りてしまう。そして、そのままコンクリートの暗闇の大穴を蝶を追って進んで行くと…。 全てを失った男は、それでも『愛』だけは手放さなかった。
最終更新:2020-08-24 19:14:14
9356文字
会話率:15%
タイトルは「ひがくえいげつ」と読みます。
私は、縁日に来ていた。
そこで見かけた美しい蝶を追いかけて鳥居を潜ると、和風な異世界に転生した。
その異世界を楽しむ事を決め、魔術の練習に励む。
そんなある日、天獣と言われる龍と並ぶ強さの獣の子
供を保護する。
その子と共に、一人と一匹それぞれの過去の遺恨を清算しながら強くなる旅路の物語。
天を駆け、地を駆け、地獄すらも駆け抜けた先にあるものは⋯⋯。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 19:04:35
129683文字
会話率:27%
夢を見る。
暗闇の中、美しい蝶を追う夢を。
最終更新:2020-01-13 11:16:47
442文字
会話率:0%
淡く輝く美しい蝶々は少年にわらいかける。
いっしょに行こう、楽しいよ、楽しいよ、と。
今をいきようとする少年と、過去をのぞむ街の話。
最終更新:2019-12-22 02:07:07
2397文字
会話率:29%
蝶は美しい翅を持ち、空を自由自在に飛び回る。そしてその様子は誰でも魅了される。若さゆえの蝶、それは長くは続かない。小さなアパートに旦那と二人で暮らす50代の「私」は、貧乏で旦那と険悪な現状と過去の自分の理想に葛藤し、空を自由自在に飛び回る美
しい蝶を羨ましく見つめていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 16:35:27
1582文字
会話率:15%
人をさらう美しい蝶の妖怪の過去の記憶
最終更新:2019-03-11 22:48:01
815文字
会話率:0%
この世界とは似て非なる世界、異空間に作られた都市で生まれ育った少年がいた。
彼は、この魔術都市の神体として作られた存在であった。
息苦しいこの場所を飛びたしたいと願ったある日、一羽の蝶と出会う。
美しい蝶に導かれ、彼は新たな世界への一歩を踏
み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 00:41:44
22164文字
会話率:39%
花も恥じらう美しい侯爵令嬢キャサリン・セシルは、ある日、美しい蝶を追って深い森へ迷い込み、その先で世にも不気味な屋敷を見つけた。
おそるおそる足を踏み入れるキャサリンだったが、館の主は何と、美しく窶れたヴァンパイアだったのである。
一
度も血を吸ったことがないという心優しい吸血鬼は、ジョセフと名乗った。キャサリンは彼の不思議な魅力に惹かれていくが、セシル家とジョセフの間には深い因縁が横たわっており――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 17:42:37
51505文字
会話率:31%
美しい蝶になるのが夢だった。
あの蝶はとてもしあわせそうに見えたから――
過去作を加筆修正しました
最終更新:2018-06-16 23:18:15
4587文字
会話率:17%