あらゆる生物が角、牙、爪、尾、そして翼といった竜の身体的特徴を後天的に発現し得る世界、ドラグリア。
草食動物は肉食性と凶暴性を、肉食動物は更なる凶暴性を獲得し、まだ〝竜化〟していない生物を餌とするべく獰猛かつ貪欲に襲いかかる。
そんな〝
竜化生物〟を狩猟する事を生業とする竜狩人のユニは、ある日突然ユニ自身がリーダーを務めるパーティーから抜けてほしいと宣告される。
だが、ユニは全く焦っても怒っても悲しんでもいなかった。
何故なら、それこそがユニの──……?
これは、どこまでも己の夢を叶える為だけに世界を渡り歩いて竜を狩る、1人の竜狩人と。
その竜狩人に連れられて現世を往く、3柱の人外たちが織り成す冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:00:00
617581文字
会話率:36%
ここは、人間以外の全ての生物に〝竜〟の特徴が現れる世界──〝竜化世界〟。
陸・海・空──どこにも普通の生物はおらず、その全てが人間を遥かに上回る。
そんな過酷な世界で〝冒険者〟として活動していた中性的な美少女(美女?)の〝ユーリシア〟は
、いきなり3人の仲間たちからパーティを離脱しろと迫られる。
……色々と理由を並べられたが、そのどれもが本音であって本音ではない感じ。
ただ、ユーリシアにとっても都合は良かったのだ。
いずれは自分から言いださねばならない事だったのだから。
「私が見ているものと、君たちが見ているものは違う」のだと──。
これは、とある理由から天界・冥界・魔界のNo.2となる天使・悪魔・死霊を引き連れる事となった最強の冒険者の。
ちょっぴり百合風味な冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 19:00:00
12373文字
会話率:41%
発掘現場の夜に咲く恋バナ。つきあいたての那津は、男心のリサーチに余念がない。恐竜化石が見つからないため、それを収穫に持ち帰った。参考になったかならずか、恋人ヒロの冷たい態度に那津は……
最終更新:2025-06-13 03:12:51
2282文字
会話率:60%
丹波篠山盆地を股にかける恐竜化石ハンター。丹波竜タンバティタヌスに続き、またもや、大発見! アジア大陸に繁栄した角竜が白亜紀ベーリング陸橋を渡り、北米大陸にたどりついた動かぬ証拠を見つける。丹波城址から篠山層群をのぞんで聞く角竜ササヤマグノ
ーナス化石の発見秘話とは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 11:16:15
1562文字
会話率:27%
「婚活? 本があれば十分です」
地味眼鏡の令嬢エリザベートは縁談クラッシャー。
だが夜会で出会った伯爵アルヴィンは、匂いだけで彼女を「俺のもの」宣言!
噂の堅物は実は満月で竜化する“竜神”だった――!?
匂いフェチ伯爵×活字
中毒令嬢の添い寝ラブコメ、始まります
★毎週日曜夜更新
★全10話予定/1,800~2,200字
★ややコミカル・ときどきシリアス・砂糖過多折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 10:22:45
81462文字
会話率:22%
兄と慕った人の娘が不本意な結婚を押しつけられそうなので、いつか好きな相手と結婚できるよう強くなるまで男として育てたんだが、実は女だと明かしたら「嘘つき! 大っ嫌い!」と言われた。辛い。
という本編の前日譚を、番外編として書いてみたら長くなっ
てきたので、投稿します。このまま本編に突入する気がします。
見た目が怖い少年が幼児に振り回される日常が書きたいだけです。
異界から竜が侵入し、蹂躙された世界。人々は多くの犠牲を出しながら竜を討伐した。――どうしても壊せなかった竜の卵を残して。
もはや腐っていると思われていたその卵が、数百年ぶりに各地で孵りはじめる。
そしてエヴァーリでは、男しか生まれないはずの竜殺し――竜を殺して呪われた者の末裔。体の一部が竜化している――に女児が生まれた。
竜殺しの戦闘能力は一万の兵に匹敵する。国防の要だ。
しかしその子供は流産の確率が高く、そのため竜殺しは年々数を減らしており、後継の確保が喫緊の問題だった。
竜殺しの女児は、その問題を解決する糸口となり得る。その存在が世に知られれば、女児の自由はなくなるだろう。
その女児と同鱗として生まれた少年が、彼女を守り育てるために、竜殺し殺しの竜眼公と恐れられる存在になっていく。(ただし中身はおかん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 23:25:42
97754文字
会話率:40%
龍凪美咲(りゅうなぎ みさき)は学校の帰り告白するために好きな人が通る道で待ち伏せしていた。
だが待ってもくる様子はない。そのため帰ろうと歩きだした。すると幼馴染の久遠司(くおん つかさ)が現れる。
司は美咲のことが好きだが何度もふられてい
た。だが諦めずに告白を続けている。
美咲は嫌っている訳ではないが眼中にないだけである。
二人は話しながら帰るが、その途中で強烈な雷と強風に襲われた。
すると竜巻が起き二人を攫う……。
その後二人は、みたこともないような城の前で目覚めるが兵士たちにみつかり牢に入れられる。
そう二人はスルトバイスと云う世界に迷い込んだのだ。
だが、その後王に呼び出され話をしたあと部屋を用意してもらった。
でもこれは策略だったのだ。
数日後二人は大臣に呼ばれ部屋で話をするが眠らされてしまった。
そして美咲は龍神祭が行われる山の麓へ連れて行かれ……。
※一部、暴力要素あり。
♧★♧★♧
【Over In Dragon〜悲しみから生まれた絆…〜】の完全リメイク版
そのため内容やキャラ名の一部が前作と変わります。
♧★♧★♧
【作者が考える作品のセールスポイント】
1.巻き込まれ系。半ざまぁ? 後悔させる系かな。←それが主軸ではない。
2.一部恋愛的要素あり。コメディ要素あり。シリアス要素あり。ほのぼの要素あり。
3.この作品は竜化してしまった主人公の物語である。だが、ほぼ活躍するのはヒーローだ。そして、これは『聖女召喚に巻き込まれて異世界に召喚されたけど、ギルドの受付嬢の仕事をみつけたので頑張りたいと思います!!』の外伝である。
♧★♧★♧
《小説家になろう・カクヨム・ノベルアッププラスにて掲載中》
更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 01:34:09
12101文字
会話率:41%
これは竜になった少年の物語。
人間・獣人・エルフ・天使…4つの種族が地上を支配している時代、異界より一体の竜が召喚された。
故郷を失い、竜化の力を手に入れた少年・ライト=ティガは王都セントダムの騎士団第四部隊の支部で暮らしていた。
騎士団入りを目指すライトは第四部隊隊長・リンカ=ネイトに入団の条件を突き付けられる。
「私に一撃でも入れられたら推薦してあげる」
しかし、才能が平凡なライトでは若くして隊長を務めるリンカに一撃を入れることは出来ず、入団試験を受けられずにいた。
「もう諦めたら?貴方は大人しく私に飼われてればいいの」
全てはリンカ含めた女性陣がライトを溺愛しているが故の行為。ライトはそんな彼女たちを掻い潜って騎士団に入ることが出来るのか――⁉
同じ頃……混沌を求める勢力が水面下で動き始めていた。
登場人物
【ライト=ティガ】
騎士団第四部隊の支部で暮らす14歳の少年。三年前に出現した竜が変化した姿だが本人に自覚はない。
剣の才能は平凡なものだが竜化の影響か魔力を多く内包している。が、第四部隊の面々にそのことを隠されている。
【リンカ=ネイト】
騎士団第四部隊の隊長を務める18歳の女性。若くして隊長に就いた実力は相当なものであり、彼女を筆頭に第四部隊は『最強の部隊』と呼ばれることに。
三年前に保護したライトを支部に住まわせているが、竜化のことは本人どころか本部にすら話していない。三年間でライトと接しすぎたのか最近では弟以上の感情を向けている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 03:14:50
2747文字
会話率:47%
竜人族のカミラはある日番(つがい)に出会う。相手は旅行に来ていた人族の女の子。
美形が多い竜人族の中でも飛び抜けた容姿の持ち主で、興味のない相手には無表情が基本な竜人族の女性が人違いかと思われるくらい、人族の女の子(番)をでろっでろに甘やか
すお話。
*視点の切り替えがあります。
*鬱展開はありません。
*完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 23:58:20
115022文字
会話率:65%
主人公ライルはブリケード王国の第一王子である。
しかし、ある日ーー。
「ライル。お前を我がブリケード王家から追放する!」
父であるバリオス・ブリケード国王から、そう宣言されてしまう。
「お、俺のスキルが真の力を発揮すれば、きっとこの国の役に
立てます」
ライルは必死にそうすがりつく。
「はっ! ライルが本当に授かったスキルは、【トカゲ化】か何かだろ? いくら隠したいからって、【竜化】だなんて嘘をつくなんてよ」
弟である第二王子のガルドから、そう突き放されてしまう。
失意のまま辺境に逃げたライルは、かつて親しくしていた少女ルーシーに匿われる。
「苦労したんだな。とりあえずは、この村でゆっくりしてくれよ」
ライルの辺境での慎ましくも幸せな生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 01:40:07
252410文字
会話率:37%
普通の中学生として暮らす芝山大河には、他人には言えない秘密があった。
《他人の心の色や、記憶が見えてしまう――。》
ある日の夕暮れ、大河は異世界レグルノーラからやってきたという魔女見習いのリサに出会う。
彼女は大河を、救世主の血を引
く“神の子”と呼んだ。
「大河君。君は、命を狙われているのよ」
リサに導かれ、二つの世界を行き来することになった大河は、次第に、自身に隠された力と、救世主だった父親の素性、世界の秘密を知ることになる。
これは、救世主の力を引き継いだ“神の子”が、訳ありの魔女見習いと共に、世界の存続に関わる秘密を探る物語。
SF要素若干あり/年の差/男女コンビ/友情以上恋愛未満/実は最強? 異世界トリップファンタジー
※「レグルノーラの悪魔〜滅びゆく裏の世界と不遇の救世主〜(https://ncode.syosetu.com/n7316bp/)」の続編ですが、単独でもお読み頂けるよう構成しています。
※第10回書き出し祭り参加作品。
※カクヨムでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 23:50:06
1184495文字
会話率:36%
ハロウィンの季節、翠清高校初のハロウィン・コスプレ大会開催のお知らせ! 皆でコスプレ楽しんじゃおう☆
※本編未読でもお楽しみいただけると思いますが、全編にわたってネタバレしておりますのでご注意ください。
※本編はこちら→https://n
code.syosetu.com/n7316bp/
※カクヨム版→https://kakuyomu.jp/works/1177354054880211053折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 17:28:42
7504文字
会話率:33%
「世界には、“表”と“裏”がある」
クラスメイトの美桜に導かれ、俺は裏の世界“レグルノーラ”へと足を踏み入れた。
二つの世界を行き来する“干渉者”としての才能を見いだされた俺・来澄凌(きすみ りょう)は、イメージを具現化させ魔法を操
る力を持ちながらも、貧困な想像力故に上手く力を発揮できないでいた。そんな俺に、周囲は何故か過度な期待を寄せる。
理不尽な欲求に耐え、数多の試練を乗り越え、徐々に力を使えるようにはなったものの、知りたくもない秘密を知り、世界を混沌に陥れようとする悪竜に目をつけられる始末。
様々な災厄が降りかかるが、それでも、前を向くしかない。生き延びるための道は他にないのだから……!
これは、ぼっちで根暗だった俺が、仲間に支えられて救世主となり、世界を救うまでの物語。
SF要素若干有り/恋愛要素それなりに有り/デレ少なめツン多め/主人公常時ピンチ/崖っぷち異世界トリップファンタジー。
※カクヨム、アルファポリス、エブリスタ、マグネットでも掲載しています。
《20180925改稿作業完了》
※最終話の後ろに設定集追加しました。
登場人物紹介と、各種設定裏話追加予定。
挿絵あり、ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 17:24:22
961343文字
会話率:33%
ある日、勇者がドラゴンカーセックスをしなければ世界が滅亡するという予言があった。
勇者家須桐子とその仲間達は、人をドラゴン変える秘薬、「竜化薬」の材料を探すために、旅に出ることになった。
最終更新:2023-10-08 15:56:52
9718文字
会話率:45%
盗賊なのに『スティール』さえまともに使えないアイク。そんなアイクはギルドから馬鹿にされており、ついにはパーティ仲間に裏切られてダンジョンの最下層に置いていかれる。
そこで、銀色のドラゴンと対峙した際、アイクは自身の唯一のスキルである『ス
ティール』を使う。当然、失敗する『スティール』。しかし、数度目の『スティール』を使ったとき、間の前には銀髪のロリっ子が現れた。
「このチート能力野郎が! 返せ、私のスキルを返せ~!」
どうやら、俺は彼女の『竜化』のスキルを奪ってしまったらしい。
え? 俺の『スティール』は何も奪えないものだったんじゃないのか?
無能と呼ばれて続けた俺の『スティール』はどうやら、相手の物じゃなくて、『スキル』を奪うものだったらしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 20:07:26
92877文字
会話率:49%
魔女が忌み嫌われる国に生まれた強大な力を持つ魔女フリィは、一人森の中に住んでいた。異種族とは上手くやれても、人間からは弾かれる。一際理不尽な目にあったある日、フリィは絶滅したと思われていた竜と対面した。「竜くらい、私だってなれるわよ!」腹立
ちまぎれに竜化の魔法を使った結果、フリィは竜に気に入られ、求婚され、家に住み着かれることになった。孤独な魔女と竜は月日を重ねて互いを知り、家族となり、そして……。
(完結まで執筆済みです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 19:00:00
105109文字
会話率:41%
多くの種族が暮らす異世界アークライト。この世界は獣人や竜人が暮らす亜人の国シャングリラと人間が暮らす国アースが敵対していた。
そんな時、シャングリラの貴族フェンリル家に産まれた人狼族の少年アーサーは、なんと前世の記憶を持っていた。
少年が精
霊の少女と出会う時、運命の歯車が回りだそうとしていた━━━折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 03:37:44
118708文字
会話率:68%
ごく普通の高校一年生の勝田竜輝(かつだ りゅうき)は、変わらない日常に退屈していた。そんな彼はある日竜に出会い、自分が竜の国の王子だと知る。これは、そんな竜輝が竜と人間の世界で生きていく物語。
最終更新:2019-01-06 00:09:33
17922文字
会話率:63%
小さな村で暮らしていたジークは、両親が魔物に殺されてしまい、預けられた親戚の家では酷い仕打ちを受けていた。
そんなある日、彼の人生が変わる出来事が起きる...
最終更新:2018-08-26 23:15:33
2258文字
会話率:54%
魔法を専攻する学者のフランネは、29歳のもうそんな若くない歳のある日、婚約者であった伯爵家のファーブに凹む言い方で事実上の婚約破棄を言い渡されてしまった。
色々思うところはあるけれど、でもでも嫌だと言われたのであれば仕方がないし、ついでに
役人から回ってくる仕事もそんなに良いものがあるわけでもないので、以前から気になっていた砂漠の海へと個人的に調査に向かうことにした。
フランネがそこで出会ったのは一人の王太子殿下。殿下はこの地と自身にまつわる話を語り、そして、それが引き金であったのか殿下は呪いによっておちびなドラゴンになってしまった。
殿下の経緯や昔話は色々と同情出来てしまうものであったので、フランネはやれる範囲で殿下が人間に戻るのを手伝うことにして、色々と距離も近づいていく。しかし、その途中でファーブの本音も知ることにもなり――
――「大切を守る為に大切を捨てなければなりません。選択の時です乙女よ。どちらを選ぶのか」
※全6話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 00:04:45
34613文字
会話率:56%
「生物」「元素」「自然現象」地球上のあらゆる概念から生まれる存在『竜』
それは例えば「燃え盛る炎」を吐く「火竜」だったり。
それは例えば「鋭い針と猛毒を有する蜂」によく似た「蜂竜」だったり。
それは例えば「全身をダイヤモンドの鱗」に包んだ「
金剛竜」だったり。
生物の常識の一切通用しない不思議な存在。
そんな竜の研究者である『師匠』と見習いの『弟子』が出会う、様々な竜の穏やかな日々の物語。
【この作品は全話一話完結となっております。気になった竜の生態をお好きな順番で覗き見てください。】
※本作は作者Twitterにて不定期に掲載しております『竜種観察記録』を編集したものとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 22:41:05
147683文字
会話率:56%
突如現れた異界と地上を結ぶ霧。霧の中から現れ暴虐の限りを尽くす怪物に、異界との親和性を示した少年少女達が立ち向かう。異界の竜の力を宿した少年少女達は異形の力を携えて異界の怪物を駆逐する。
愛する家族、友人達を守る為、異形の力を駆使する少年少
女達は力を使うが、力を使う度我が身が徐々に竜へと変貌を遂げ始めていることにやがて気づく。
愛するものを守る為、人の身を捨てるか、我が身恋しさに竜化を抑え込むか。
竜の力に憧れてその力を手に入れようと、竜化の兆候を見せる少女に近ずく上級生。
オタクと蔑まされていた少年は唯一優しくしてくれた少女を守る為自ら怪物の前に身を晒し竜の力を顕現する。不良と忌避されていたカップルは互いの身をいたわり、愛情の深さ故その激情は暴竜へと姿を変える。望んで竜化を成す者、望まず竜化する者の悲観。
彼等の未来に待ち受けるのは希望か、絶望か。
あてども見えぬ未曾有の敵に、少年少女はせめてもと、命の松明を掲げて抗う。
作者の脳内に沸き起こった暗霧が撒き散らす容赦ない空想世界。
解説不要。考察無益。猛り狂う文字の暴力に抗う意志有るならば読者よ挑め。マッド作家は君等に挑戦する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 20:32:51
97317文字
会話率:21%
前世の記憶の取りこぼしを確保した現場は、最終決戦の真っ只中。かつてプレイしたゲームのラストバトルBGMのイントロが、ちょうどいい感じに脳内で流れ始めた。要らねえ。
◆
百年に一度かならず起こる、双子の王子による竜化の戦い。それに備えて彼らが
通う学園に雇われていた購買部主任ファニーラは、当日、現状がかつて前世でプレイしたゲームそのままであることに気がついた。というかそれまでゲームのことは思い出していなかった。
この作品には原作とゲームがあって、エンドもちょっとずつ違う。じゃあ自分もちょっとくらい手を出してもいいじゃないかと、ファニーラは思ってしまったのだ。もともとの推しはしあわせになりそうだからよしとして、推しじゃないほうだって不幸になってほしくはない。そういうわけで、ちょっと芋虫とディープにキッスをしましょうね。
◆
R15と残酷描写は保険ですが、いずれガチ入りするかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 16:35:36
81122文字
会話率:34%
ジン・カミクラは東欧最強の帝国で、底辺の扱いを受けていた。
「竜化」と呼ばれる騎士とドラゴンの一体化スキルを持っていなかったからである。
竜騎士団の所属にも関わらず、最低ランクのF級竜化もできないジンは、荷物持ちとして厳しい日々を送って
いた。
そんなある日。
ジンは小隊メンバー全員の荷物を持たされ、SSS級ドラゴンが封印されているダンジョンを訪れる。
そこで小隊長から「ドラゴンの囮になれ」と命ぜられ、谷底へと蹴落されてしまう。
死を悟ったその時――ジンに秘められたSSS級のスキルが発動した。
封印されていた最上位ドラゴンである竜姫デュランダルとの竜化を果たし、ジン・カミクラは唯一無二の存在へと進化する。その後、ジンとデュランダルは大聖女率いる西欧聖女騎士団や、世界に十三体のみ存在するSSS級ドラゴンたちとともに最強への道を駆け上がる。
これは追放された荷物持ちの青年がSSSランカーとなり、東欧最強の帝国相手に無双する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 09:40:24
84437文字
会話率:46%
戦神の加護を受ける【竜滅の聖女】セディラは、押し寄せるドラゴンの群れを次々に葬る力を持っていた。
しかし、それが原因で婚期を逃しているセディラ。実の妹のように可愛がっていた【慈愛の聖女】の婚約も決まり、自分には一生そんな機会も訪れないの
か……と思っていた、ある日の事だった。
突如セディラのもとに現れた黒髪の美青年は、こう言った。
「我はかつて、我が配下共々そなたに葬られし邪竜の王──ファヴニールだ。そして、聖女セディラに結婚を申し入れる者である!」
倒したはずの邪竜を名乗るイケメンから一方的に溺愛され、激しいアプローチを受け続ける日々。
そんな中『邪竜王と共に、各地の異変を解決せよ』と戦神に命じられたセディラは、ファヴニールと旅に出る事になり……。
「これではまるで、我とそなたの新婚旅行であるな! フハハハハッ!」
「そんなんじゃないから! 真面目にやりなさい!」
「我はいつでも真剣にセディラを愛しておるぞ?」
「そういう話でもないからね⁉︎」
すっかり旦那気取りの元ドラゴンと共に、セディラは恋と世界を巡る運命に立ち向かう。
(ただし、ファヴニールの新婚旅行気分は抜けないし、そのせいで周囲に婚約者だと勘違いされている)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 19:00:00
21704文字
会話率:28%
神川咲乱は、昔からずっと好きな幼馴染みに、自分の気持ちを伝えるのを躊躇っていた。伝える機会は、これまで過ごしてきた人生の中に何回でもあった。その何も起きない、いつも通りの日常を彼女と過ごしていくうちにいつの間にか、高校2年生になっていた。
新学期始まる頃、いつも通り隣の家から出てきた片思いの彼女と一緒に登校しようとすると、大地震がこの2人を襲う。崩れ落ちる建物から、自分の死を覚悟して守った彼女に、自分が建物に潰される前に想いを伝える。
彼はその気持ちを伝えられただけで、充分満足していた。しかし、彼はまだ知らない。彼の人生は、まだ始まったばかりだと言うことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 06:01:03
51811文字
会話率:42%