祖父母は、私がぐずぐずと眠れないでいると、見かねて話を聞かせてくれたものです。ある時は面白く、また、悲しくもあり、興味深くもあり。聞き疲れて眠ってしまうこともあれば、話疲れて私を置いて先に眠ってしまうこともありました。
本当にあったこと
なのか、作り話だったのか。今では、それを確かめることができなくなってしまいました。そんな寝物語を、思い出しながら書き綴っていきたいと思っています。
思い違いをしないでほしいのですが、この物語は、祖父母の実生活にもとずいてはいないということです。時間経過も行ったりきたり、ウロウロ、チョロチョロ、飛んだり、跳ねたり、しています。思いついたことを話していたんではないかと思っています。
ふーん、へー、そんなこともあったの? 程度にお楽しみいただければ嬉しいのですが。なにせ、話下手な祖父母のことなので、さらりと流してくだされば幸いです。
では、ごゆるりと、眠気が必要な方へ捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 05:00:00
2237222文字
会話率:12%
私の友人Aは、祖母を亡くし落ち込んでいる私を気遣い、花見へと誘う。行った先で小さい男子が泣いているがその理由とは、そしてそれを見て私は何を思うのか。
A、男子、そして自身を取り巻く環境なにもかも変わっていく。私を置いて。
最終更新:2024-05-11 21:24:21
2412文字
会話率:35%
「貴方といる時間が夢だというなら、覚めなければいいのに。
それでもきっと、貴方はそんな私を置いて起きるのでしょうね」
最終更新:2024-03-06 00:40:06
1811文字
会話率:44%
思い出の桜の木が、撤去されることになった
「君も、私を置いていくんだね」
これは、切ない恋愛物語
※この作品は「ノベマ!」にも掲載しています。
最終更新:2023-12-10 19:02:59
7357文字
会話率:29%
伯爵令嬢のアンジュールは、婚約者・ワンダーと植物園に来ていた。
そこで怪我した猫を保護するが、婚約者はアンジュールが自分より猫を優先した事がおもしろくない。
野良猫を自分の馬車に乗せるのは嫌だとアンジュールと猫を植物園に置いていき、親密な関
係の令嬢・シルビアのもとに行ってしまう。
すると、ちょうど王太子殿下と遭遇し助けて貰い、二人はそれがきっかけで距離を近づける。
卒業パーティーの時に突然婚約者から婚約破棄を言い渡されたけど、数分後にはとある理由から婚約者がアンジュールに無理矢理復縁を迫ってきて――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 18:29:34
13867文字
会話率:41%
エッセイです。
うちの母が実際に体験した入院話。
本人曰く「みんな、私を置いて逃げた」との事。
最終更新:2023-09-12 11:56:50
624文字
会話率:19%
私を取り巻く環境は、私を置いていく。私は取り巻く環境と、私は距離を置く。混ざらないし、混ざれない。私は私。ただそれだけで時間が流れていく。そんな日常。
最終更新:2023-06-04 18:41:31
3393文字
会話率:0%
現世での私、ノラが前世の記憶を思い出したのはつい一週間前
母親が5歳の私を置いて失踪したショックからだった。
なるようにしかならないので、預けられ先のおじいさんの家でゆっくりと生活を送ろうと思います。
最終更新:2023-05-09 14:27:04
127716文字
会話率:33%
貴方は何時も暗い部屋に私を置いて、他の女性と出掛けてしまう。
それでも帰って来られると、数多の屍の上に鎮座させられた気がして嬉しくなった。
絆されている。どんなに録でもなくとも愛が本物だから。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺
に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
生き人形、早苗さんと胡蝶のワンシーン。
正妻が為せる余裕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 22:14:59
996文字
会話率:27%
私にはクラスの中に気になっている人がいた。あるとき、彼を思い切って帰り道にカフェに誘ったが、門限が6時だと言って、私を置いて帰ってしまう。ショックで落ち込んでいた私だったが、翌日の帰り道、彼は門限は双子の弟との約束で、これを破ると外出禁止に
なると言った。その後、交通事故に巻き込まれた私だったが、後日、彼が付き添ってくれたばかりに門限を過ぎていたことを知る。そして、お見舞いに来た友達から、彼が急に退学するという話を聞いて、彼にメッセージを送ると、双子の弟から電話がかかってきて、、、
〈人物紹介〉
谷口瑞季 私、帰宅部
水嶋晴也 私が気になっている人
水嶋望 晴也の双子の弟
麗乃 クラスの友達、図書委員でリリアと付き合いが深い
リリア クラスの友達、物理研究会所属、大のゲーム好き折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 16:18:30
28199文字
会話率:73%
これまでも、これからも、一緒にいたい。ただそれだけの気持ちだから…
高校2年生ののぞみ、クリスマス直後に彼氏のインフルエンザが分かっちゃて…。
寒い中にいさせたのは私が悪いのに…。
小学生からずっと一緒で、二人でいろいろ乗り越えてきたこ
と思い出す。
いつも私のために力になってくれている彼になにができるのだろう…。
ううん、私が一番思っているのはそこじゃない…。
お願い…。どうか私を置いていかないで…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 06:00:00
10385文字
会話率:46%
たった一夜の夢だった。
私の赤い瞳を見つめて「飴玉みたいね」と笑っていた君のことが忘れられない──。
書いては破いた手紙を燃やす日々が、5年続いた。
15歳で即位して、何の力も持たなかったひ弱な皇帝はもういない。
私は強くなった。君を手に
入れるために。
そして、ようやく捕まえた。
ところが、君の隣には私そっくりの赤い瞳を持つ男の子がいて。
「……陛下の御子です」
その告白に、私の心が震えた。
君が私のものになったと、そう確信したから。
それなのに。
どうして私を置いて逃げるんだい?
こんなに愛しているのに、どうして伝わらないんだい?
……どこにも行かせないよ。
私は君を愛しているからね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 18:03:25
8763文字
会話率:48%
二人は病院で出会った
どちらも自分の命に限りを知っていた
海を見たことがない
一人が言った
海を見に行こう
もう一人が言った
それは短い時間だった
しかし二人にはとても長い旅だった
たどり着いた海で肩を寄せ合う
一人は願った
私を
置いていかないでと
一人は願った
君を置いていきたくないと
とうとう
一人は静かになる
ゆっくりと静かになる
呼吸が静かになる
鼓動も、熱も、ゆっくりと静かになる
まだ、だめだよ
一人は引き止めるように頭を抱き寄せる
もう一人の耳に心臓の音が届いた
私はまだ生きているから
だから
その時、流星が尾を引いた
一つ、二つ、まっすぐに引いた光の尾が瞬いては消えて
一人は願った
しし座流星群に
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-09-16 19:40:44
221文字
会話率:0%
ある日、宇宙人がやってきて地球人を全て眠らせてしまった。元々寝付きの悪かった私だけを除いて。
私には世界中の誰もが眠っていても起きていて欲しい人がいた。
けれど、彼も他の人と同じように私を置いて眠り続けている。
私は彼を起こすために作戦を開
始することにした。
※エブリスタ・pixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 21:55:22
5515文字
会話率:13%
うちのオヤジは私と母さんを置いて死んだ、空に浮かぶ船で。母さんは私を置いて死んだ、空に浮かぶバカ野郎達を激励しながら。なのに私は空を目指した、きっと私は何かを置いていく、それでもアのオヤジが見た景色が見たい、私よりも母さんよりも大切にした空
を、目指す先なんて無くていい、私はただ、オヤジが見ていた夢を見たい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 17:38:49
2820文字
会話率:83%
「大っ嫌いだ!」
そう言ったのは、私の幼馴染。生まれたときから一緒の、一つ上のお兄さん。
私は彼のことが大好きだった。生まれたときから一緒で、これからもずっと一緒にいられるのだと、そう思っていた。
だけど大嫌いだと言った次の日、幼馴染
はいなくなった。王都にある学園に、私を置いて行ってしまった。
弁解の余地も、説得の余地も与えることなく。
そうして私の前からいなくなった幼馴染は、学園で魔王をはじめていた。
※「私の幼馴染は大馬鹿だ」の前日譚にあたりますが、こちら単品でも問題なく読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 17:46:24
6924文字
会話率:27%
風は身勝手に、雪をもてあそんで消えてゆく。
最終更新:2022-03-06 20:00:00
1112文字
会話率:0%
私はもう――死ぬのにも蘇るのにも疲れてしまった。
初めて死んだとき以来、私は不死鳥として長い長い時間を生きてきた。
生きて、死んで、蘇った。
その間、様々なものを見ることができた。
新しい友達もできたし、恋もできた。
しかし、友達も恋人も私を置いて死んでゆく。
何度も一人ぼっちになる。
その悲しみにも寂しさにも慣れることはなかった。
私はもう疲れてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 22:00:00
12513文字
会話率:24%
~異世界の雑魚キャラに転生した男装少女は堅実で磐石な将来が目標なので、壮大なストーリーはまるっと無視して平穏を手に入れたい~
異世界に転生した運命を受け入れ、新たな人生を送ろうと決めたミナト。元オタクなアラサー女子から15歳の少年?少女?
になって真面目に暮らしていたら、なんとここはあの小説の世界とな?!
気付くの遅すぎて危うくチャンスを逃すところだった!
推しに会うべく、絶対にストーリーを改編しないと誓うミナト。奇しくも脇役の雑魚キャラに転生したものだからストーリー改編の力など皆無。推しをストーキングさえしていれば、この世界に取り込まれて安穏と暮らせる将来が手に入るはずだった。
しかしあまりに雑魚過ぎて改編どころかストーリー上に乗ることすら苦労する羽目に。果たしてミナトはうれしたのし大好きな小説の世界の生活を得ることが出来るのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 11:06:28
51026文字
会話率:38%
「フミや、お前も私を置いて先に逝くのか?」
尻尾のない年老いた黒猫のクロマルは飼い主フミの最期を看取った。これで何度目の別れだろう、いつもクロマルは飼い主に取り残されていく。実はクロマルは気付いていないがすでに200年以上生きている無自覚
の妖怪「猫又」だったのだ。
ただ今回はいつもと違った。いつも別れの後は放逐されるか追い出されるので、次の飼い主を探すまでは野良になるしかなかった、だけど今回はフミの娘の久美子の家に行く事が決まっていた。新しい飼い主家族に今まで通りのクロマルという名前でいられる、全てはフミの遺言のおかげだ。
クロマルは新天地で新しい家族に囲まれて幸せで平穏な日々を送る事となる。
だがある日の夜、自分を訪ねて来たのか分からないが、成仏できないで漂っているフミの姿を見つける。その姿を不憫に思い、優しくされた恩を返したいと思いクロマルは動き出す。
*胸糞要素は保険です。
*全3話構成の短い小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 18:02:03
14885文字
会話率:51%