やがて教会を統べ、世界を救うことになる聖職者。
その第一歩を綴る物語――。
魔法が栄え、神様の信仰が薄れた時代。
不思議な力を持つ少年・アイルは、何故か送られてきた教皇からの推薦状を片手に、王立学園の神学科を訪れる。
そこに
は聖女を中心に、今は少数派となってしまった敬虔な信徒たちが集まっていた。
屈強な英雄でも、勇敢な冒険者でも、優美な魔女でも、博識な賢者でも覆せない悲劇がある。
見習い聖職者のアイルは人々にとっての救いを見出すうちに、彼らに目をつけられることになった。
本人ですら説明できない、その身に宿る壮大な力。
時代のうねりは、彼を無名に留めなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 18:00:00
117198文字
会話率:39%
ベイリー王国の公爵令嬢ローレン・デアリングに転生した菊理。役職も無く、領地経営を代官に丸投げして遊んでいる父のせいで家計は火の車だ。父の代わりに領地経営をして自分の私財と学費を稼いでいた。ローレンが十四歳になる頃には家計は正常に近づいた。
十五歳から入学が義務付けられている学校に入学する一年前に、王命で留学が決まった。
この世界では治癒魔法が使える女性を聖女と呼ぶ。治癒魔法が使える自分も候補生になってしまった。聖女候補生は大神殿を抱えるファリス王国の神学校に通わなくてはならない。この義務のせいで留学が決まった。
留学する半年前に父が子連れの女性(平民)と再婚した。面倒な事に、この母娘は散財癖が有り、家計は再び傾いた。
家計について頭を抱える暇も無く、留学先に向かう日が来てしまった。王に色々と相談してから出国した。
けれども三年後。
どう言う訳か、自分の悪評がベイリー王国内で広まっている。確認の為にお供と一緒に一時帰国した。
王に色々と問いただすと、呆れた答えが返って来た。
そして、第二王子がどう動くのか確認する為に参加した夜会で待っていたのは――喜劇だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 00:35:11
12646文字
会話率:43%
ハロルド…男の子。オーロラとは同じ学校、学年。神学校の高校生。
オーロラ…女の子。ハロルドのこと気になってる。普段おとなしい。
季節は冬。ハロルドたちの神学校ではポルターガイストの噂がはびこっていた。ハロルドは気にしていなかったが、オー
ロラはたびたびポルターガイストにあっているらしい…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 07:23:06
808文字
会話率:66%
うちで開催されているパーティーで、家族に冷遇されている子供を見た。
なんでも、その子が生まれるときに母親が亡くなったそうで。それから、父親と上の兄弟に目の仇にされているのだとか。俺は初めて見たが、噂になる程の家族の言動。
俺、こういうの
大っ嫌いなんだけど? ちょっと前に、親友が突然神学校に入りやがった。それもこういう理由で、だ。
というワケで、大人げなく怒鳴っている見苦しいオッサンと、罵倒されて委縮している子供の間に割って入ることにした。
俺の前で、そんなクソみたいなことしてるそっちが悪い。
罵倒されてる子は親友じゃないし、このオッサンはアイツの父親じゃないのも判ってる。
けど、赦せん。目障りで耳障りだ。
だから――――俺の八つ当たり受けろ? お前らが、その子にやってることと同じだろ。
「あなた方がそうやって、その子を目の仇にする度、冷遇する度、理不尽に叱責する度、『キャー、わたしの仇に仕返ししてくれてありがとう! わたしの産んだ子だけど、そんなの関係ないわ! だって、わたしの命を奪った子だものね! もっと冷遇して、もっとつらい目に遭わせて、追い詰めて思い知らせてやって!』って、そういう、自分の子供を傷付けて喜ぶような性格の悪い女だって、死んだ後も家族に、旦那に喧伝されるって、マジ憐れだわー」
死んだ後も、家族に『自分が死んだことを生まれたばかりの子供のせいにして、仇を討ってほしいと思われてた』なんて、奥さんもマジ浮かばれないぜ。
『母の命を奪った罪人である自分は、誰にも愛されない』だと? そんなワケあるかボケっ!!
設定はふわっと。
【では、なぜ貴方も生きているのですか?】の、主人公の親友の話。そっちを読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 20:23:02
6368文字
会話率:33%
魔物との戦いが続く王国の王都で、聖女となるべくエーデルリート神学校に通う少女フュリス。
銀之聖者と呼ばれる英雄に見初められ入学した彼女は、しかし聖女としての力が全く使えず、生徒たちからは役立たずだと蔑まれていた。
そして些細な事件をきっかけ
に神学校を退学となったフュリスは、ひとり故郷の村へと向かう。
それが運命的な出来事への旅立ちだとは知らずに。
※ この作品はカクヨム様でも掲載しています。
また、下書きができた際には、X(旧名Twitter)に画像でポストしています。
(こちらに掲載している内容は、下書きを読み直して修正したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 05:22:52
143196文字
会話率:31%
イザベルは、婚約者の浮気で婚約を解消したばかり。もらった慰謝料を全部教会に注ぎ込んで出家してやろうとまで考えたが、出家予定の教会に相談するため足を運ぶと不機嫌そうな少年と出会う。
彼は出家予定のイザベルに、星辰語の解読という難題を吹っかけ
る。しかしイザベルはこれをさらりと母国語レベルで訳した。
イザベルは、星辰語の翻訳を趣味…というレベルは超越していたが、ともかく嗜んでいた。というか、神学校での専攻が星辰語で、元々センスがあった上に専門的に学んだので神官レベルを軽く超える能力はあった。
イザベルは少年に気に入られる。
そして、その少年はなんと皇帝陛下の大叔父。先祖返りのハーフエルフ、ユルリッシュ様だと判明。求婚され、妻兼星辰語翻訳の弟子にされてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 12:00:00
86423文字
会話率:69%
社会が発展していき、その中で魔法と呼ばれるものが出現した。
そして中でも、名門 光神学校に入学した主人公 桐崎一磨を中心に、様々な出来事に巻き込まれてゆくアクションファンタジー
最終更新:2023-08-23 21:00:00
1313文字
会話率:48%
冤罪をかけられて家族全員が断頭台で公開処刑される。そんな悪夢にうなされたユリアン。
だが、ただの悪夢だと思われたそれは、すべてが近い未来に現実となる、予知夢だった。
その日のうちに荷物をまとめ、夜逃げ同然に故郷をはなれることになったユリ
アン。
逃げ込んだ先は、島ひとつがまるごと修道会の神学院となっている、絶海の孤島。
そこは、世界中から名門名家の子息ばかりが集まって来る世界最高峰の名門男子校だった。
ユリアンは絶望の未来を避けて処刑を免れるために、性別を偽ってイケメン、美少年だらけの名門貴族学校に男の子として通うことになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 19:13:04
21288文字
会話率:32%
春といえば転校生。春といえば居眠り。春といえば新玉ねぎと拳銃が旬の季節。
そんな訳で、シスターを名乗る転校生に銃口を突き付けられた悪魔の魔色ちゃんは、泣きながら命乞いをしていました。
けれど、シスターの目的は悪魔祓いではないようで…?
「私
を一年間匿って欲しいのです」
どうやら、彼女にも事情があるらしい。
ビビリな悪魔がやべーシスターに壁ドンされたり同棲したりする話。
多分百合です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 18:36:14
17606文字
会話率:51%
過不足なく、それでも何処か物足りない能力しか持たない死神ハッチ
なにをやらせても普通の死神ハッチは遂に死神学校卒業の日を迎える。
それぞれ配属先が決定していく中で、何故か普通しか取り柄のないハッチは新設部署に飛ばされてしまう!
そこは何と時
代遅れの幽霊達がもう一度、この世界で輝く為に新設された部署で……
死神なのに幽霊の手伝いをするなんて矛盾している業務内容だけど、上からの命令なら従う他ないとは死んだ後でも変わらない世の常とは世知辛い……
ハッチは今日も今日とて部署担当の幽霊であるサディ子と共に、営業周りに回っていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 18:23:54
15776文字
会話率:39%
この世界にはイモータルという人々の寿命を喰らい不死の力を得た者が沢山存在した。
イモータルを殺すには、寿命を具現化にした武器に心臓を刺さないと殺せない。
そのイモータルを倒す職業を死神と言う。
主人公ヴェネ・イアルはイモータルを倒す為に古
くからある三大貴族の生まれであるヴェネ家に生まれたが死神になる素質が無く見捨てられ、死神を目指す学校にに追い出すように入学させられたがその学園では成績不十分により留年になってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 16:00:00
5059文字
会話率:45%
数年ぶりに、ノエルの大嫌いなあの男が帰って来た!
祓魔師となったユーベルは神学校を卒業したあとの僅かな休暇を得て帰省して来たのだが、相変わらずノエルを揶揄ってちょっかいをかける嫌な奴だった。
早く就職先に行ってしまえ、とイライラしていた
が、突然舞い込んだ仕事に「同行しろ」と言われる。
あんたの手伝いなんていやよ! いやだってば!
不良神父とシスター見習いコンビの退魔冒険ファンタジー、ここに開幕です。
※1話1万字以上の長文ですのでお時間あるときにどうぞ。
※大変気分の悪くなる描写が一部含まれます。ご注意ください。
※2022/06/14現在、序章のみの公開となってます。本編はそのうち公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 17:00:00
116223文字
会話率:35%
ドイツに存在する、ある神学校の、ある学生の話
キーワード:
最終更新:2021-09-05 17:25:07
1804文字
会話率:0%
誰もが憧れる職業、死神。
限られたエリートのみで構成され、王に選ばれた者のみが通うことを許される死神学校を無事卒業できた者しかなることが出来ない人気職。
そんな死神学校に通うことになったエリオは、死神になるために今日も必死に勉強に励む。
最終更新:2021-07-04 21:33:34
140125文字
会話率:21%
僕はサンナルティア神学校に通う神官見習いのアルスレイ=ハインツ。王都の最高峰ヤンデラ神殿の神官になるべく幼少の頃から厳しい神の修行に耐えてきたエリートだ。
最高学年であるため、卒業した後には王都に華々しくデビューする予定だった。
だが、ある
日学長に呼ばれて頼みごとをされてしまう。
「神官見習いアルスレイ=ハインツ。貴方に勇者の教育係になってほしいのよ」
はあ、勇者?
なぜ僕が?!
しかも山猿にしか見えないんだけど?!!
待って待って、それモンスターじゃなくて、学長だから神聖魔法ぶっ放さないで!!!
というか、僕は魔王の称号持ちなのに、自分を斃す勇者を育てなきゃいけないの…。
隠れ魔王のエリート神官見習い×野生児美少女勇者とのドタバタ成長譚の開幕です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 01:00:00
19968文字
会話率:35%
二度の大戦に敗れ、日本が「帝政教国」となって久しい時代。神学校・飛騨稲荷支部校に通う天幽院桜乃は高等部一年生でありながら、すでに「聖年騎士団」の隊持ち将校として活躍していた。そんな折、他県での合同演習を終えて帰還してみると、街は大混乱に陥
っていて――。
※ご意見・ご感想等、お待ち申し上げております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 18:00:00
77800文字
会話率:47%
孤児として教会で育てられたシャーデは、教団の巫女となるべく神学校で学ぶ日々を送る。気の置けない学友に囲まれ過ごす健やかな日々は、彼女自身が予想もしてなかった巫女の一人に選ばれたことで終わりを迎える。
巫女となったことで見えてくる市井の人
々の暮らしぶり、そして信心のあり方は、それまで教団の外の世界を知らないまま生きてきたシャーデにとって、その生き方を大きく変えるきっかけとなっていく。
そんな巫女としての生活が始まってまもなく降って湧いた、西方への旅。『教えなきもの』との邂逅と、それにまつわる人々との触れ合い。
シャーデが得た新たな地平は、彼女を否応なく取り返しのつかない事件の渦中へと巻き込んでゆく。
彼女の瞳に映るものは、はたしていかなる景色なのか。これは、ある少女がたどった成長と選択の物語。
§この作品は2009年の少女向けレーベルの新人賞一次通過作品です。
(残念ながら二次で落ちました)
この時代の投稿作品がどういったものだったのか、多少なりとも参考になれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 21:00:00
93944文字
会話率:29%
神官を志す12歳の少女マイ。
神学校の神官コースに進学するため、マイは実地試験に挑む。
合格条件は、1週間以内に2か所の古代神殿で洗礼を済ませるというものだった。
結界により保護されているはずの森で、マイは大型モンスターと遭遇、命の危機を1
人の男に救われる。
手を差し伸べた彼は「金か換金できる装備を出せ」と謝礼を要求してきた。
信仰心の欠片もなく、金に意地汚く、ギャンブル好きのゲス野郎が、少女と共に世界を救う旅に出る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 22:53:21
145327文字
会話率:49%
僕は、もうすぐ高校生になるはずなのだが、ニートであった。そして、引きこもりすぎて、高校受験を忘れた。高校は現在義務教育だが、通う学校を選んで受験する必要があった。しかし僕は、そのうち誰かが迎えに来るだろうと思い、放置した。どうせ進学しても、
学校に行くつもりはないし…。
ある朝、目覚めると、僕は、見知らぬ学校の校門の前にたたずんでいた。
「ここは、どこ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 13:58:49
3859文字
会話率:29%
愛犬ジョニーの余命を告げられたその日の夜、利一の目の前に現れたのは一人の死神だった。
利一はジョニーを連れて行かせまいと必死になって覆い被さるが、そんな彼に死神は衝撃的な一言を浴びせた。
「すまん。その犬の次に迎える魂、お前だわ」
…そ
うして利一は17歳にしてこの世を去った。
目覚めついたのはあの世だった。
活気づいたあの世の世界では、月に一度の黄泉の国イベントが行われるらしい。
その大会に出場したせいで、、利一の魂生は大きく狂わされていく。
あの世の、大死神による、下っ端死神のための死神学校、魁蘭学園で利一の身に振りかかる様々な苦行を描いた学園アクションコメディーついに開幕。
笑いあり、涙あり、興奮あり!みたいな感じになったらいいのになぁ〜
タイトル変更しました。
120%の死神にだけはなりたくなかった感情
↓
三途の川で溺れたので死神になります
23話あたりから物語が動き始めますので、それまで何とか読んでいただけたらと思います。
ブクマ評価ありがとうございます。
励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 13:28:39
90659文字
会話率:37%