レイナはミルガンテ国の大聖教大聖殿に所属する聖女候補だ。
この世界の人間はすべからく聖力と呼ばれる力を有する。
聖力は魂を司る力だ。
ただ、ほとんどの者は聖力を自由に行使できるほどの容量を持たない。
一定以上の聖力を行使出来ると判明した者は
神官となる。
その中でも桁外れの容量と力の発動を可能とする者は聖人または聖女と呼ばれ、大聖教の中枢である大聖殿で養育される。
同じように、全国から集められた聖力持ちの者は大聖殿で教育され、神官見習いとなって各地の聖殿に配置されるのだが。
神官候補たちが修行を終え、神官見習いとなったお祝いのパーティでそれは起こった。
一人の神官見習いのとんでもない行為に巻き込まれたレイナの運命はいかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 00:00:00
298252文字
会話率:31%
死に戻りを繰り返している侍女ミシェル。しかし、死んでいるのはミシェルが仕える公爵令嬢、メリザンド。
巻き込まれて過去に戻り続けるミシェルは、どうにか主人の助けになりたいと願っていたが、ある時失態を犯して侍女を解雇されてしまう。
神殿送りと
なったミシェルの前に現れたのは、神官見習いを名乗る不思議な少年ロズ。彼はミシェルに意地悪で、酷いことばかり言ってくる。
「君の元主人は酷い人だよ」
「普通は侍女に残飯だけを食べさせないし、物置に住まわせないし、こんなボロ布は着せないし、声を出すことを禁じたりしないよ」
「ミシェル、それって人間の扱いじゃないよ」
ロズに意地悪をされつつも、メリザンドのために解決策を模索していたミシェル。だが、メリザンドは優しい主人などではなく――。
「かわいそうなミシェル、僕の本当の伴侶」
「僕がずっと傍にいてあげる」
「だからね」
「世界の時間を元に戻す、その手伝いをしてもらうよ」
主人に裏切られたミシェルは、今度はロズと共に壊れた時間を修復することになる。執着の強い彼と過ごすうちに、彼女はこれまで知らなかった感情を、一つずつ知っていく。
「ロズ、わたしのこれは、どういう気持ち?」
虐げられていたことに気付かなかったミシェルと、封印されてしまった時の神ロズの一途なお話。
『カクヨム』にも掲載しています。コンテスト参加の関係で、投稿頻度やストーリーの進み具合に違いがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 08:10:00
69667文字
会話率:37%
水の国の末王女マルグリットは、平凡な容姿ゆえに家族から虐げられていた。
ある日彼女は、美しい神官見習いディランに出会い恋をする。けれど神官は結婚できない。それに醜女に好かれても迷惑だろうと、彼女は恋心をしまい込んでしまう。
そんなある日
、魔王が復活したという神託が降りる。マルグリットは、勇者を他国へ逃がさないために、勇者と結婚するように命じられる。しかし勇者には既に大切な妻がいた。
さらにマルグリットは、神官長となったディランもまた勇者一行に加わり討伐の旅に出ることを知る。
勇者と手を組んだマルグリットは、勇者の妻を守るために入れ替わりを決意するが、ディランは王女が勇者を愛しているのだと誤解し……。
家族に虐げられてきたヒロインと、ヒロインを守るために神官長になったヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、「魔王を討伐した勇者の妻は、美しい王女にすべてを譲って逃げ出します。真実は私たちだけが知っていればいいのです」(https://ncode.syosetu.com/n8397ip/)の連載版です。
連載にあたってタイトル及びいくつかの設定を変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 21:07:00
118532文字
会話率:56%
僕はエドモンド。とある村の鍛冶師で、魔法剣士だ。
夢の中で見た不思議な光を追いかける旅は、試練と驚きに満ちている。未知の宝物を求め、古代遺跡の謎を解き明かす。そこには、剣や魔法だけじゃ乗り越えられない困難が待ち受けている。でも、僕たちは諦め
ない。幼馴染のリリアと共に、友情と勇気を胸に、この未知への挑戦を乗り越えるんだ。
どうせイチャイチャするんだろうって?そんなことは……ないよ。
間があったとか言わないで。仕方ないだろう、可愛いんだから。
さぁ、興味を持ってくれたかな?
だったら、タイトルのところを押すんだ。未来は、僕たちの手の中にある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 19:02:52
47638文字
会話率:40%
勇者王とも呼ばれた転生者が現実世界へと帰還して200年。
勇者王の遺した残滓が、変わった形で残るその世界にて、2人の神官見習いの少年たちが旅に出る男同士の友愛物語。
最終更新:2024-02-02 19:16:18
5632文字
会話率:52%
はてさて、俺は転生して、フェリックス王国の第一王子レオになった。聖騎士たちに剣の稽古をしてもらい、17歳にして『フェリックスの剣王』と呼ばれる程に成長。しかしある日、幼馴染で神官見習いの美少女アスティをかばって、不慮の事故に遭ってしまう。謎
の女神のおかげで復活はできたものの、すでに国中に『レオ王子は全治1年』と知れ渡ってしまっていた。1年もベッドで過ごすなんて不自由過ぎる……というわけで城下町に出て、こっそり人助けをすることにした。最強の剣技と女神のスキルを使って、悪党たちを成敗し、最強無双。未来の聖女であるアスティもついてきて、たまにラブコメったりしながら、城下町の英雄として成り上がっていく話。※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 12:02:14
118117文字
会話率:52%
数百年前、暴虐の限りを尽くしたという竜が、二十年ほど前に死んだ。竜ははるか過去に生きた姫巫女により眠らされ、それよりずっと国境近くで眠り続けていた。
竜が死んだことでにわかに活動範囲を広げた獣たちの対処に当たるため、国の騎士団は不眠不休も
かくやという様相で討伐に当たり続けていた。
騎士団の第三部隊を任された年若き隊長、シリウスは、大変な、それはもう大変な、過労の中にあった。
そんな折、彼の元に、神殿から部隊の手伝いがしたいとの申し出がなされる。やってきたのは、神官見習いを名乗るスゥという不思議な少女だった。
少女はシリウスに言う。
「いけません。死にますよ」
これは、過労で死にかけた騎士を、謎の少女が寝かせたり休ませたりする果てに、なんやかんやあってうまいこといい感じにまとまるまでの、日常に寄り添ったお話である。
※全て一人称視点ですが、語り部はころころうつろいます。
※悪い人が出てきたりという山場はありません。
※恋愛的にも大人っぽいことは本編中には特に起きません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 18:00:00
101688文字
会話率:45%
サウスバーグ公国の君主の子息、エラルド・ガレットの婚約者であるサリー・ロンバルトは神官見習いのヒーラーだったが、とある日、その行動指針を咎められエラルドに婚約破棄を命じられる。サリーはエラルドの考え方に反論を唱えるがそれを受け入れてはもらえ
ず、仕方なく婚約破棄を受け入れた。
それから少しして、サウスバーグ公国とイーストバーグ公国の戦争が再び起きる。
サウスバーグ公国とイーストバーグ公国は長きに渡って小競り合いを続けていたが、此度の戦にはどうやらイーストバーグの軍勢内に強力な助っ人が参入される噂を聞いたエラルドは、卑劣な方法でこの戦いを終わらせようとした。
ついでにエラルドはその場に必ず訪れるであろう元婚約者のサリーを陵辱してしまえと命じるが、そこに現れたサリーはただの神官見習いの貧困男爵令嬢のではなく、かの有名な高位公爵家の血筋の者で……。
※この作品は『最○令嬢シリーズ』の第三作目となります。
※関連作品を知らずとも楽しめるようになってはおりますが、関連シリーズを知ると、より一層楽しめるようになっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 17:26:16
9203文字
会話率:41%
生まれた頃から魔力が不安定だった公爵令嬢リゼ・ウォーベックは王宮にある国樹から魔力を貰っていた。そこで王室と公爵家は取引をし、リゼは将来王妃になることが決定された。王妃教育に励みつつ王立学園での勉強にも勤しむ日々だったが、ある時隣国から神官
見習いであるカルヴィン・オールストンが留学生としてやって来る。彼は魔力の研究については天才で、王太子と三人でお茶をすることが増えた。数年後カルヴィンはこの国から去り、入れ替わりで聖女ベリンダが入学する。
最高学年だったこともあり、学園生活を満喫しようとしていた王太子とリゼは聖女ベリンダの思惑に振り回されることになってしまった。
それを聞き付けた神官カルヴィンはーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 12:40:30
3924文字
会話率:54%
雨の女神の末裔、フォルターナ王家に生まれたエレノアは、幼い頃からとても勘のよい姫だった。
そのため家族に反対されることなく、晴れて神官見習いとなり、修行に励んでいたある日。エレノアは、神殿の"異端審問"に出席することにな
る。
異端審問とは"悪鬼"の血を引く者を断罪する場。しかしその対象は──傷だらけの幼い少女だった。
さらに、少女を助けに現れたのは、深い怒りと悲しみを湛えた"鬼人"の男だった。
※シリアス寄り。最後はハピエン。
※ヒロインはわりとお気楽な性格。
※全十話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 18:00:00
28090文字
会話率:30%
目を覚ますとそこは知らない世界が広がっていた。高校受験を控えた中学3年生の木村葵は、双子の神官見習いのカイルとエマに異世界に召喚された。言葉も文化も文明も違う世界に召喚されて戸惑う葵だったが、双子やその仲間に助けられながら言葉を学び、新しい
文化に適応しながら、やがて自分が喚びだされた目的を知る。そして召喚されて一年後元の世界に戻り現実世界の日常を取り戻した葵だったが、5年後再び召喚されることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 00:15:28
12619文字
会話率:47%
某県、各務町。県下随一の心霊スポットといわれているこの町の地下には、龍脈が流れているらしい。
そんな各務町を守るために、東奔西走するひとりの神官見習いの少女の話。
最終更新:2021-08-08 17:37:43
47475文字
会話率:18%
神官見習いのハンナは田舎町で幼馴染みのアルフォンスと幸せな毎日を過ごしていた。
「愛してるよアルフォンス」
「俺もだハンナ」
将来を誓い合う二人。
そんなある日、ハンナの元に王国から呼び出しが。
2年後、ハンナは勇者の婚約者となり、
引き裂かれた二人。
そして更に1年が過ぎた。
「アルフォンスはどこ?」
勇者の裏切りに王都を追われたハンナ。
必死でアルフォンスを探す。
そんなある日、ハンナはアルフォンスの噂を聞く。
「アルフォンスが勇者の被害者を集めてるですって?」
戦士の力を覚醒させたアルフォンスは仲間を率い各地で勇者の軍勢を打ち破り始めた。
「どうしてアルフォンスは迎えに来ないの?」
ハンナの悲痛な叫びに誰も耳を傾けない。
そしてアルフォンスは勇者と対峙する。
そこにはハンナの姿が...
全3話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 20:44:19
10155文字
会話率:34%
目標である父の背中を追い、十五歳にして神官を目指す神官見習いのジェス。
夢である「世界中の人々を幸せに」を胸に、二日後、残りの六国を回る旅に出る。
いつもと変わらない朝を迎え、早々に旅支度を終えたジェスは驚くべき会話を耳にしてしまう……
最終更新:2020-10-19 01:11:08
7794文字
会話率:66%
婚約破棄を申し出たはずなのに、国境の町で家買って、気ままに暮らす私のもとに元婚約者の王子が押し掛けてきた。
「俺と賭けをしないか?」
そう言った王子様は、なぜか私の家で一年同居すると言い出した。
「一年の間に君が俺に興味をもったら俺の勝
ち。少しの興味ももたなかったら君の勝ちだ」
いや、私神官としての仕事が楽しいし、恋とか結婚とか興味ないんですが。っていうか、婚約断りましたよね、きっぱりと。
だから私のことなんて諦めてほしいんです。
神官見習いである公女と、商会の事務員として働く王子様と獣人の子供のおかしな同居生活。
*獣人は人に近い姿で耳と尻尾が生えています。
※アルファポリス、ムーンライトノベルで掲載
※2/9 番外編終了しました
※021016 こっそり以前載せていた拍手の小話追加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 06:28:30
140865文字
会話率:33%
「ご主人様は、オチ〇チ〇立たないんだからっ!」
ボクっ子ハーフエルフメイドの悲痛な叫びが後宮に響く。
オークキングに転生した主人公は人類の憎悪を一身に背負いながらも、メイド三人(母性的な巨乳美人、堕ちた堅物系姫騎士、ボクっ子ハーフエルフ
)からの一途で過剰な愛情を注がれる毎日を送っていた。
物語はオークキング討伐に三人の女冒険者、聖剣に選ばれし勇者(チンピラ気質のレンジャー)、人類最高の魔術師賢者(マッドウィザード)、奇跡の代行者聖女(宗教ヒス女)が訪れるところから幕を開ける。
【第一章 伝説の冒険者編(完結)】
オークキングとの戦いに敗れた勇者一行は、後宮に留まり各々の目的に奔走する。賢者ソフィアはオークキングの生態をねちっこく調べ上げ、聖女カタリナは後宮の女達に神の愛を説く。そして勇者アシュレイはオーク王国の暗部に迫る。
やがてオークキングとの二度目の戦いを経て、彼の過去を知った彼女達は討伐を取り止め王国を去る。しかしその行く先には、人間の悪意と卑劣な罠が待ち受けていた。
【第二章 二人の聖女編(完結)】
かつてカタリナの奇跡によって命を救われた聖堂騎士レオンハルトは、教皇より聖女奪還の密命を受ける。旅の仲間は勇者の妹分“長足”のトリッシュ、そして神官見習いの少女アニエス。旅の果てにレオンハルトは、衝撃の事実を知ることとなる。
【第三章 魔軍襲来編(連載中)】
始原の聖女“予言者アニエス”に認められたオークキングは、人類圏の覇権国家グランレイズと国交を結ぶ。そんな順風満帆に思えたオーク王国を、謎のオークの一団が襲った。戦いの果てに、オークキングは過去の因縁と対峙することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 12:31:22
389667文字
会話率:50%
僕はサンナルティア神学校に通う神官見習いのアルスレイ=ハインツ。王都の最高峰ヤンデラ神殿の神官になるべく幼少の頃から厳しい神の修行に耐えてきたエリートだ。
最高学年であるため、卒業した後には王都に華々しくデビューする予定だった。
だが、ある
日学長に呼ばれて頼みごとをされてしまう。
「神官見習いアルスレイ=ハインツ。貴方に勇者の教育係になってほしいのよ」
はあ、勇者?
なぜ僕が?!
しかも山猿にしか見えないんだけど?!!
待って待って、それモンスターじゃなくて、学長だから神聖魔法ぶっ放さないで!!!
というか、僕は魔王の称号持ちなのに、自分を斃す勇者を育てなきゃいけないの…。
隠れ魔王のエリート神官見習い×野生児美少女勇者とのドタバタ成長譚の開幕です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 01:00:00
19968文字
会話率:35%
旅の途中で魔物に襲われ両親を亡くした洸太(こうた)は龍神に助けられ龍の祠で育てられる。三年後十一歳になった時、神官の更新に来た八代緋色(やしろひいろ)の下で神官見習いとなる。そんな中、緋色の契約者で水の精霊水無月霞(みなづきかすみ)の妹時雨
(しぐれ)との出会いと、とある事件が洸太のその後の運命を大きく変える。戦争が始まり洸太は身体を壊した緋色の代わりに霞と仮契約を交わし参戦する。戦時中セイレーン軍の生物兵器との戦いをきっかけに月夜の災厄と呼ばれ、敵味方問わず命を狙われ戦争終焉の地で命を落としたはずだった。謎の二人組によって百五十年後に目覚めた洸太は、ミスミたちの助けを借りコータ=ヤシロとして、すっかり様変わりした新世界で唯一の人間として隠棲をしながら時雨を探し始める。自分が残された意味を知るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 20:50:24
28603文字
会話率:48%
とある世界、とある街にそれはそれは敬虔な神官見習いの青年がおりました。
彼の名はメリオ。
毎日毎日祈っても神から授かった奇跡は誰でも使える祝福のみ。
治癒の奇跡も使えないメリオはこう呼ばれるようになりました。
『奇跡知らずのメリオ』と。
最終更新:2020-01-23 20:42:26
7240文字
会話率:41%
好感度二位のキャラが必ずラスボスになって死ぬというハードな展開で有名なファンタジー乙女ゲーム「円環のリナリア」。
誰も死なないルートは本当にあるのかと、今日も攻略に躍起になっている乙女ゲームユーザーの理奈は、「助けて──……」の声を聞いてし
まう。
彼女に課せられたのは、主人公のリナリアに成り代わって、誰も死なないルートを生成すること。
世界浄化の旅に出ないといけない主人公と攻略対象たち。時にはトラブル、時には疑心暗鬼。その中で育まれる友情にわずかなロマンス。しかし誰かとの恋愛フラグは、誰かの闇落ちルートに直結してしまう。
突然消えてしまった主人公、様々な問題を抱える旅の仲間、主人公交替でトゥルーエンド生成なんて本当にありえるのか。
理奈の受難と恋の大冒険。
「誰も死なないで皆で楽しくしちゃ駄目なのかなあ?」
サイトより転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 15:00:00
483210文字
会話率:35%