ローザは婚約者アレクに好きな人が出来たと貴族学院に入学してから暫くして気がついた。彼の視線の先にはいつも第ニ王子殿下の婚約者であるエリザベート様がいたからだ。
毎週一度会うお茶会での会話は気のないものに変わり、学院で会っても態度がそっけなく
なっていった。周りのローザを見る目が婚約者に愛されない令嬢だと蔑みに変わる頃ローザは別れを決意する。あれ程長い間育んできたと思った絆は脆いものだった。もう終わりだと悟ったローザは父親に婚約破棄を願った。
二人は幼馴染で相性も良く趣味の本の話で穏やかに過ごしていたので、お互いの親が良かれと思い決めた婚約だったが、破局はあっけないものだった。
婚約破棄を告げられたアレクは自分のやってしまった罪に気がついたが、今更償う術も持たなかった。一時の熱で一人の女性の人生に傷を残した。
あれほど可愛いと思っていたローザの冷たい眼差しが心に突き刺さったが、それ以上のことをして傷つけてしまったのだ。自分の失態を宰相である父に報告したアレクは沙汰を待つことにした。
無事婚約破棄を勝ち取ったローザは傷心を癒すために伯母一家の住む隣国へ留学をすることにしたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 09:39:21
11658文字
会話率:53%
リーナとフィリップは十歳の時婚約をした。フィリップが人外の美貌で襲われかけ、人間不信になりかけていた息子を心配した父親が整えた物だった。最初は壁を作っていたフィリップだったが、子ども同士相性が良かったらしく話をしなくても気まずくならない間が
らになっていった。そんな時もつかの間、フィリップがリーナをないがしろにし始める。話をしても素っ気ない態度ばかりになった。嫌われていたのかと傷つくリーナは婚約の解消を父にお願いする。父に問い詰められたフィリップはリーナの前だけ自分の思うような行動ができないと打ち明ける。筆頭魔術師のサリバンはフィリップの後ろに黒い靄が見えるのでそれは呪いだと言い急ぎ帰って調べるという。呪いを使う闇魔法は古代に消えたものだった。犯人は意外な人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 18:45:44
23663文字
会話率:54%
ここはモンスターの蔓延る迷宮が突如として現れ、一度滅びかけた世界。
そんな世界が再び発展を遂げ、その技術によって現代日本で暮らしていた社会人、只野(ただの)明路(あきみち)を拾うところから始まる物語。
迷宮都市で様々な出来事に遭遇し
つつ、妙に相性が良かった異世界のアビリティを駆使してのんびり暮らします。
ハーレムタグは付いてますがヒロイン登場はやや遅めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 00:00:00
451242文字
会話率:44%
ある時、少子高齢化の進んだ魔術社会で、そんな気の狂った法律が出来た。それは『相性結婚』と、俗世では呼称された。
これはそんな法律に巻き込まれた、薬術が得意な少女の物語——
——の、冒頭である。
×
続きが書けたら連載するかも。
作者は評価と感想(『こうしたら良いかもよ』等のアドバイスも可)が欲しい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 23:50:00
961146文字
会話率:45%
「ねー、『悪役令嬢』ってなんだと思う」
それは政府の考案した『相性結婚』で引き合わされた婚約者から、言われた言葉だった。
本編『薬術の魔女の結婚事情』(https://ncode.syosetu.com/n0055he/)
最終更新:2024-11-14 21:35:19
2364文字
会話率:50%
「貴女を愛する事が出来ない」
それは政府の考案した『相性結婚』で引き合わされた初日、相手から言われた言葉だった。
本編『薬術の魔女の結婚事情』(https://ncode.syosetu.com/n0055he/)
最終更新:2024-11-13 08:00:08
2431文字
会話率:51%
舞台となる世界
世界は一度、|魔科学《まかがく》によって栄華を極めた。
しかし魔科学派と純魔法派に分かれて大戦が起こり、魔科学派が多く居る星の半分が純魔法派の手によって潤沢な魔力を持つ星と入れ替えられてしまった。
だが星同士の相性が悪
く、世界は入れ替えられた星が原因で滅亡しようとしていた。
そんな状況を打開すべく、後に|守人《もりびと》の一族と呼ばれる者たちが結界を張ることで世界を保つことに成功した。
そして原因となった魔法は禁忌とされ、習うことも研究することも行使することも大罪となった。
世界は再び魔科学によって豊かになったが、文明の発達はほぼ出来なくなってしまった。
それから四千年の月日が経ち、世界は再び魔法の恐怖に晒されることになる。
あらすじ
父が大罪を犯し、一族皆殺しになるところを娘はなんとか逃げ延びた。
家族の敵を討つ為に逃亡生活を続け、父の遺志を継ぎ、協力者達と共に目的を遂げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 19:00:00
437847文字
会話率:65%
重税、物価高、子供の学費、妻の浪費……でも給料は上がらない。2029年の日本で、今日も残業に精を出す中年サラリーマン、岸谷 順也(きしたに じゅんや)は、あまりのストレスで遂にその命の灯火を散らす。
しかし、気がついてみれば、まさかの二度目
の人生を送ることに。
「もう金に困る人生は真っ平だ!」
投資の知識を総動員して、20代でFIREだ!目指せ人生イージーモード!
大学で思い残した恋愛フラグも回収するぜ!
しかし、前世で正気を失うほど熱烈な恋に落ちた彼女には、あまり近寄りたくはない。でも相性バッチリの彼女の小悪魔スマイルには我慢が出来ない!?
今回は違うんだ!
俺は助けたい人だけ助けて、後は穏やかに生きると誓ったんだ!
金を稼げば稼いだで、人生山あり谷ありでございます。
優柔不断な男のやり直し人生とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 19:00:00
324424文字
会話率:29%
スキルや相性で冒険者を組める異世界版「婚活アプリ」で最強パーティを結成する物語
最終更新:2025-04-12 18:02:13
93729文字
会話率:43%
お調子者のルークは、退屈な城の中にうんざり。
そんな中、孤児のメアリと出会う。
「行く場所が無いなら、メアリも一緒にもどう?冒険」
ルークとメアリは旅に出る!
だったのだが、銀貨が尽きるわ、勝てないモンスターに喧嘩を売ろうとするわ、メア
リとジュリアの相性悪いわ、で大変。
挙句の果てに、魔王が復活したようで…。
これは、変な奴らが試行錯誤して、周りに助けられたりして、冒険を続けていく物語。
※西洋風であって、西洋じゃないです。JRPGですゴリゴリ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 15:54:27
24118文字
会話率:46%
王都の中央市場──通称“百貨の腹”
あらゆる物資と欲望が集まるこの巨大な生き物のような場所に、一軒の小さな精肉店がある。
店の名は《ドンネル屋》
誰もが名を聞いたことはあるが、誰でも品を買えるわけではない。
なぜなら、そこに並ぶのは──“
他では捌けない肉”だけだから。
店主の名は、バルク・ドンネル。
かつて魔境を渡り歩いた歴戦の冒険者にして、
左目に魔石の義眼《観肉の眼》を宿した、静かなる解体師。
その義眼は、肉の繊維、魔力の濃度、血の滞り、部位の相性……
“肉に刻まれたあらゆる情報”を映し出す。
それは、誰よりも正確に「命を食材へと還元する」力だった。
ギルドで断られた巨大魔獣。
誰も手をつけたがらない異常個体。
市場に流通できない未認可種。
──そうした“余りもの”たちは、バルクにかかれば極上の一皿へと変わる。
刃を研ぎ、眼を凝らし、黙して肉と向き合う。
それが、彼の戦いであり、祈りであり、日常だった。
これは、
王都の胃袋を支える、ひとりの肉屋の静かで確かな物語。
《ドンネル屋》──それは、ただの精肉店ではない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 21:20:29
68137文字
会話率:32%
戦士グレースは、ある日不思議なナイフを手にしたことで「一度攻撃すると必ず逃げてしまう」という呪いのような能力を得てしまう。
一方、魔導士のファインは、ガントレットの影響で「戦闘から絶対に逃げられない」体質になっていた。
まるで正反対の宿命
を背負った二人は、ひょんなことからパーティを組み、冒険を共にすることになる。
しかし、二人の持つ意志を持つ武具は、ただの道具ではなく、彼らを翻弄しながらも強大な力を秘めていた。
さらに「羞恥心」を糧に魔力を高めるダイヤモンドに魅入られた魔導士ノアルも仲間に加わり、三人と三つの武具は復活した魔王に立ち向かう。
奇妙な絆で結ばれた三者三様の仲間たちの冒険は、世界を巻き込む戦いへと発展していく。
戦士と魔導士、そして意志を持つ武具たちは世界を救えるか……!?
※脱稿しているので完結確約!10万字程度で40話で完結。
※カクヨムでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 19:22:41
101798文字
会話率:53%
新条童輪は、友人であり同じ大学に通う上里祭理に押し付けられる形で、人気VRMMOであるプレシャスコード・オンライン(通称PCO)を遊ぶことになる。
一人ログインした初心者の童輪は持ち前の天才っぷりを発揮していく最中、謎のモンスターグリム・リ
ーパーと遭遇してしまうが見事に撃破する。
報酬としてGETしたのは何と装備一式。
早速装備した童輪はそれが呪いのアイテムの一つであることを知らず、あまりにもイタい格好と自身に降りかかったデバフを前に落ち込んでしまうのだった。
しかし童輪はすぐに回復する。なんと特化していたスキルと装備の相性が良く、気が付けば最凶であるはずの呪いのアイテムが最強のアイテムに変わっていたのだった。
いつの間にか《死神》と呼ばれ恐れられるようになった童輪を始め、頼もしくて可愛い仲間達と共に呪いのアイテムを集めながら、VRゲームの世界をLet's enjoy!
■【本作品について】
本小説は、カクヨムにて先行投稿しています。
また他のサイトでも重複投稿しています。
小説家になろう様では、序盤のみ毎日投稿します。
■【あくまで個人的:おすすめポイント】
1.相手にデバフを与えるわけではなく、自分がデバフを受ける代わりに、何かを特化させる。そんな主人公達の物語です。(変わってませんか?)
2.メインはほぼ女性。テンポ感は極力早めで、たまにじっくりスローリーで丁寧に描写することもあります(キャラが多いからその分の魅力のためです)
3.対人戦やイベント戦をメインにしたいです(今の所のおすすめは第25話の主人公の戦闘ですね)
【注意事項と少しばかりのお願い(カクヨム版引用)】
普通に書きたくて書いた作品です。毎日投稿は初めのうちだけします。それ以降は不定期です。極力週に三話くらい(月・水・金)。できるだけ好きに書いていきたいと思っています。
一話でも良いので読んでいただけたら幸いです。
応援してくれると嬉しいです。感想もちょっとしたこと、「主人公カッコいい!」とか「呪いのアイテムってなに?」などなど、思って貰えると幸いです。
カクヨムにて有料で公開していたエピソードがあります。
現在は無料で公開中ですが、こちらでは投稿しません。
ご拝読頂かなくても楽しめます。
それから、よければブックマーク登録やコメント、★を付けてくれると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 20:06:09
476764文字
会話率:39%
2020年······それは期待を背負った日。それは東京オリンピック、パラリンピック等々だ。
そんな年にこの世界は、異世界へと繋がった。
突如現れた異種族民や魔物との小競り合いさあれど異種族国家が世界に浸透していく。
そして次第に、世界は
国家国家Flügel schlagen朝に朝に飲み込まれていった。
その後、Flügel schlagen朝の富や人間と異種族との交配相性の良さから、永遠の繁栄を迎えるかに見えたが、そんなものは来なかった。
その後、何者かに滅ぼされ再構築された世界の片隅に、孤独彼方は生まれ落ちる。
家族以外に繋がりのなかった彼の元に、来訪者が現れる。彼女らのおかしな距離感に戸惑いつつも彼は彼女らを意識していき······
彼女らとのドタバタラブコメが今、始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 23:10:25
243231文字
会話率:66%
ライデンバッハ家の長女アリシアには、宝石の言葉がわかる不思議な力があった。
一方、家族はその力を気味悪がり、双子の妹のガーベラにばかり愛情を注ぎ、アリシアは『いないもの』として扱われていた。
そんなある日、カーベラが中央貴族に嫁ぐことが決ま
ると、アリシアは生まれ育った家を追い出されてしまう。
土砂降りの雨の中をさまよったアリシアは、宝石の声に導かれるように一軒の宝石工房にたどり着く。
そこにはウィルという宝石職人の男性がいて、アリシアを助けてくれる。
店頭に並べられた宝石たちの言葉から、ウィルが悪い人でないと悟ったアリシアは、彼の宝石工房に住み込みで働かせてもらうことにした。
宝石の言葉を理解するアリシアをウィルは受け入れてくれ、彼女の新たな生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 08:03:06
81142文字
会話率:48%
2025-3-14金 更新 : 血迷っても断れと?「うん。(推奨)」 店員もやばいか?「やめとき。 パチンコの側の人ならいいけど、ゲーマーは適性が無いからやめとき。まじで」 相性が悪過ぎたのでレポ報告
最終更新:2025-03-14 17:12:48
31906文字
会話率:17%
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200年前、シュツルベルク魔導大戦により多くの命が失われた。
残された人々は、自分たちの過ちを改心し平和の名の基各国協力し合い、文明の発達に尽力してきた。
しかし、魔力を持った人間は戦に殆どが出
向していたため、残っていたのは少しの王族・中枢研究機関・貴族平民の女性と子どもであった。
戦後100年、世界人口は10億を超えているが魔力を持つ者の人口は5千万を満たない。
魔力を持った者同士の間に誕生した子どもでも魔力を持たない事例が多く、減少するばかり。
そこで中枢機関が統合された国際魔導研究機関は、魔力を持った者の魔力細胞を保存させ遺伝子学的に導き出した相性の良い者に提供され魔力を持った子を増やす『ギフト』という登録システムを導入した。
このシステムにより魔力持ちの人口増加は次の年から顕著に表れた。
そうした過去を持つ現在、魔導士の増加により人々の生活も明確に豊かになり、更なる発展を遂げた。
しかし、『ギフト』による魔力交配は上手くいっても自・然・に魔力を持つ子どもができることは殆どなく1%に等しいほどだった。
ーーーーーーーーー。
お昼ご飯食べていたら思いついたので、忘れないうちにメモしました。
今後編集あると思いますが、暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しいです。
ちなみに食べていたのはジェノベーゼです。美味しかったです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 17:00:00
6074文字
会話率:56%
日本の地球で暮らしていて、精神苦痛と心労で
23歳という、若さで死んでしまった。
灯音(あかね)は地球と異世界か選択肢を
神から、選ばせられることになる。
聖女のような、優しさを用いてるからか
地球とは、相性が悪すぎると、悩んでる内に
神が
強制的に異界を選んでしまう。
他人の優しさに触れ、愛情に触れながら
異世界を満喫して欲しいと、神の臣下を与えられる。
転生させられた先で、アニエスと名前を変え
前世で触れ得なかった、優しい日常を
満喫していく・日常ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 10:07:41
24910文字
会話率:26%
2068年、日本政府はIT化と少子化問題に力を入れていた。高校三年生の高垣凛は中学時時代に世界的な論文を発表し〈天才少女〉と呼ばれていた。凜はその功績で高校生以下の学生同士がハッキング技術を競う、通称〈ハッカー甲子園〉と呼ばれる【KOEG】
という競技の大会に招かれ中学生ながらそこで好成績を収めるとそれ以来【日暮里の電脳姫】という異名で呼ばれるようになる。現在の日本政府は女神と呼ばれる五つのスーパーAにより管理運営されており、政治、経済、文化の判断は全てこの女神たちによって行われていた。この女神たちは深刻な少子化対策として政府推奨のマッチングシステム【マチコン】によって当人に相性のいい相手を日本中から選び出し、引き合わせることによって婚姻率と出生率を上げ少子化に歯止めをかけようとしたのである。そして十八歳になった凜の相手として女神が選んだ相手とは、まさかの……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 07:40:00
137541文字
会話率:30%
「恥じることはない。人類の発祥以来、君よりすぐれた魔術師などいくらもいたが、誰ひとり、わたしを滅ぼすことなどできなかったのだから」
無数の分身を持つ「蝿の王」ロキは、最古にして最強の夜叉神。
恐怖と絶望を気をあおり、むさぼり喰らい、悲しみ
の気をこよなく好む。
そんな魔王は破壊神が泣いたといううわさを聞きつけ、「夜叉神の悲しみ」という「珍味」を味わおうと日本に姿をあらわす。
先代の零課トップを自殺に追いこみ、現課長、日本最強の霊能者である大矢野真悟でさえ、一蹴してのける恐るべき魔王に、ドシロウトのメイ、そしてロキとは相性最悪の破壊神は立ち向かえるのか!?
同じころ、真祖の盟主、アナスタシア・ドラクルが「盗まれた魔法の種」を探すため来日する。
接待役に任命されたメイは人生初の転校だけでもういっぱいいっぱいで……
ビビりで内気な霊能少女×極北のツンデレ破壊神、ありえないペアが奇跡を起こす第二弾!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 21:08:54
157083文字
会話率:32%
異世界の女型人形に転生した“俺”は前世の事を隠し、創造主である魔女に言われるままにメイドとして仕える事にした。
元から家事能力は高かったので仕事は順調、魔女から与えられたハンドガン型魔銃は強力で人形の身体との相性も良好だった。
適度に困難で
適度に愉快な異世界生活だが、今の自分は人間どころか生物ですらないという事実は“俺”に自己の価値を問う。
最高峰の魔女は何を目指すのか。
人形に恋する魔女の娘の想いは届くのか。
抱いた想いを秘めたまま終わらせると決意した元男のメイド人形は何のために生きるのか――。
※初投稿なので不備があるかもしれません。誤字脱字が多いですが後からこっそり直します。
※基本的に勢いで書いてます。
※更新は月2回を目標にしています。
※台詞、技、魔法、その他にパロディを用いる場合があります。
※ロリはヒロインではありません。また“俺”もロリコンではありません。
※主人公と関係無い所に百合カップルが居る場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 00:00:00
821181文字
会話率:39%
秋。黄褐色に光るススキの花穂が畦道を彩る頃。
伯爵令嬢クロエ・ロレーヌは5年の婚約期間を経て、名門シルヴェスター公爵家に嫁いだ。
愛しい彼の、弟の妻としてーーー。
*
結婚式当日。愛する婚約者に逃げられたクロエは、仕方
なく彼の弟であるライル・シルヴェスターと結婚することになった。
品行方正だった兄とは違い、自由奔放な性格をしているライルと堅物なクロエは、昔から相性が悪い。そんな二人は、果たして夫婦としてうまくやっていけるのだろうか。
そう思っていた矢先、ライルは何故か『ずっとクロエのことが好きだった』と言い始めてーーー?
これは、不本意な結婚を強いられたはずの二人が織りなす、愛と裏切りの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 14:34:39
81668文字
会話率:48%
過去の世界に行き、優れた男女を恋仲にして子供を産ませる。それが美玖(みく)と遥(はるか)の仕事だった。今回のターゲットは大垣彩音(おおがきあやね)と向後善人(こうごぜんと)。彩音と善人を恋仲にするべく二人は過去へと出勤する。
まず二人は彩
音の親友である沙也加(さやか)に接触。
事情を話して協力を仰ぎ、沙也加はそれを了承した。その理由は親友である彩音の幸せを願ったからではなく、彩音への想いに見切りをつけるためだった。沙也加は同性の彩音のことを愛していた。
当の彩音はそんなことも知らず普通の日常を送っていた。
高校の卒業式の日。彩音は沙也加と遊びに出かける。女子会かと思いきや、それは五対五の合コンだった。そこで彩音は向後と出会う。しだいに彩音は向後の真面目な人柄を知っていく。
そして数々の恋愛心理学を駆使され、友達の協力、美玖と遥の策略もあって彩音は向後が好きだということを自覚する。
結果、二人は結ばれる。
なぜ彩音と向後をカップルにしたかったのか、沙也加は美玖に尋ねる。それは、二人をカップルにして子供を産ませれば、国に利益がうまれるから。遺伝子の相性がいい二人を結ばせ、知能が優れた子どもを産ませることができれば、未来のGDPが上がり、そこでの想定マージンが美玖と遥に入るというシステム。
過去に戻り、指定された男と女をマッチングさせてお金を得る。美玖と遥はそれを仕事にしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 18:40:00
106486文字
会話率:39%