オカルトと食の雑学に詳しい派遣SE・高木は大学の後輩でテレビ番組の制作会社に務める後輩・北林から、江戸時代に存在していたとされる謎の料理「天人豆腐」の再現を依頼される。
苦心の末に高木は「天人豆腐」再現に成功するのだが…
一枚の瓦版に記さ
れた江戸時代の宇宙人遭遇事件と謎の料理。
アラサー男子二人が飲んだり食ったり駄弁ったりしながら、その謎に迫るような迫らないような、そんな話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 20:02:57
12120文字
会話率:45%
雪女が人斬りの真似をしている。池田屋事件の衝撃も収まらぬ時期にそんな瓦版が出る。
瀕死の時に闇霎(くらおかみ)から竜神の血を分け与えられ、塩基の数が4つから7つに増えて不老不死になった竜神の巫女、水鏡冬華と、その相棒の春物の十二単を着た妖怪
雪女の突然変異、桜雪さゆは嫌が応にもその瓦版を気にしてしまう――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 17:00:00
34279文字
会話率:30%
魔力量が多い子供とレジネール王国の瓦版にも載ったことがある伯爵令嬢ルジアダ・フォン・エルランジュは、幼いころに魔力が多い婚約者が欲しいというジルレ侯爵家から次期当主のフィガロ・フォン・ジルレ様との婚約も決まり、国が決めた魔力が多い子供だけ
が通うフィリパ学園に通っている。
若干家族に問題はあったり、幼いころから一緒にいる護衛兼学友のシャールが人の姿に変身した精霊だったりするけれど、王都で暮らす婚約者とも問題なく、母方の祖父であるアウスバッハ辺境伯のもとで楽しく暮らしていた。
通っているフィリパ学園では五年に一度、選ばれた学生が国宝の剣が奉納してある霊峰ヴェスパ山の神殿に向かい儀式を行う。
儀式の代表者に選ばれたルジアダは、驚異的な速さで儀式終わらせる。
その後、散策に出た先で誘拐された子供に出会い、助けたところ……。
*「竜に変身できる種族に転生したと思ったら、ちょっと違うみたいです。」と同じ世界観ですが、作品を読まなくても読んでいただけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 20:13:00
225210文字
会話率:32%
憧れの仕事で挫折をし、逃げるように実家に帰ってきた葵佐和子。ある日バスで偶然出会った老婦人に、「五十代、実家暮らしの物書き、結婚歴なし」だという彼女の息子との見合いを強引に約束させられてしまう。
約束の日、断りに訪れた先の屋敷で待っていた
のは、笹野屋永徳という和服の美丈夫だった。
彼の口から出た事実に驚きつつ、「働いていないなら、うちで働かないか」と、案内された屋敷の奥に待っていたのは、あやかし向けのニュースサイト「あやかし瓦版オンライン」の編集部。
予期せぬあやかしの世界での社会復帰に戸惑いつつも、編集長である永徳の手を借りながら、佐和子は「働く喜び」を取り戻していく。
個性豊かなあやかしたちの中で、「自分らしい生き方」を見つめ直す、あやかし×お仕事物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 17:24:12
135466文字
会話率:48%
第69代横綱、白鵬翔を論じた文章です。
相撲愛好者の方が年に6回発行されている、
すもう瓦版「土俵」誌の編集発行人の方からご依頼を受け、本年7月下旬に執筆した文章です。
この文章をご収載いただいた「土俵」誌の発行は日は、令和3年9月27
日。
白鵬の引退が報道された当日となりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 07:29:43
923文字
会話率:0%
江戸時代、弘化三年、肥後の国──
海から光る生物が現れた。驚く役人に、人外はこう言い放つ。
「六年間は豊作になるが、いずれ病が流行る。私の絵を掲げよ」
瓦版に載った個性的すぎる姿とともに、その生物は「妖怪アマビエ」として記憶された。
日本
のとある地方都市に存在する中小薬局に、不意にやってきた足三本の半漁人。着ぐるみでもコスプレでもなく、それはまぎれもなく本物のアマビエだった!!
「ウイルス滅びろ慈悲はない」
凶悪そうに見えても人類を守る、そんな愛すべき予言妖怪たちの奮闘と日常、それにちょっぴりの薬局内部事情を加えてお届けします。全ての病がなくなる日をめざし、働く妖怪たちの姿をご覧あれ!
「ウイルス滅びろ慈悲はない」
大事なので二度言いましたね。
一話250文字程度なので、Twitterを読む感じでサクサクどうぞ。
評価もらえたら作者がアマビエさんを増やす活力になるので、面白かったらどうぞよろしく。
一応朝の8時・夕方18時19時20時投稿ということでやってみます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 20:00:00
128125文字
会話率:64%
仁の組の演舞は独創的で素晴らしく今までの演舞とは違い新しかった。
観衆は仁の組の演舞に熱狂していた。その事を面白く思ってない他の組の連中もいた。
あんなに流行していた演舞も下火になり、他のムーブメントに観衆の興味は移っていった。
仁の
決断は…そして演舞はどうなる…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 00:00:00
2574文字
会話率:18%
江戸時代の記録に風変わりな舟が打ち上げられたというものがあります。その舟は「うつろ舟」と名付けられ、現代ではそのフォルムからUFOだったのではないかとも言われています。
魚屋の半吉はうつろ舟の漂着を告げるかわら版を手に入れ、長屋の隠居に
読んでもらう。隠居に嘘を教えられた半吉は、毎晩呪文を唱えた。すると、半吉に不思議なことが起こった。大工の牛五郎が加わり、話は妙な方に転がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 17:00:00
6755文字
会話率:54%
前世日本人のオーガスト・S・ラインが転生した先は、剣と魔術と、一部現代日本由来の科学技術有りの国。
新大陸北域の国リーヴス。
前世記憶目覚めた時、魔獣惑乱大暴走により生き残ったのは、彼一人。齢10歳にして全てを失う。
あれから五年…
…、正騎士の資格を得て……復讐に身を焦がす? と思いきや。瓦版紙面にて「御曹司だの「遊び人」とか言われる始末。
作者が言うのもなんだけど、コイツ大丈夫か? 強大な敵と対峙し、ペガサス城市を守ってくれるはず……多分……。
※「氷煙の騎士と火焔の神子」とほぼ同軸時間軸で同じ場所での視点違いです。あちらはレイク主人公の三人称。こちらはオーガスト主人公の一人称です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 06:00:00
53640文字
会話率:16%
いつかのどこかのお話。
ある日、ネズミ小僧が宝石を盗んだという瓦版が出た。
その瓦版が出たことをきっかけに、事態は大きく動き出す。
ネズミ小僧の正体は一体誰なのか。
なぜ宝石を盗んだのか。
その真実に近づくにつれ、別の真実が見え隠れする。
真の目的とは何なのか。そして、敵の正体とは!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-06 15:07:09
46165文字
会話率:49%
鶴瑞葡萄ノ進は弘化3年(1846)から南町奉行所の同心であった。文久4年(1864)36歳の春、18歳の飾り職人我孫子の黎明、20歳の瓦版屋甲府の慎と裏稼業をはじめる。1876年(明治9)までの13年間に50人余りを闇に葬ったが、廃刀令を機
に解散。葡萄ノ進48歳の時であった。19年の時が流れ、日清戦争が終わった1895年、3人は偶然にも再開する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 01:59:13
8570文字
会話率:60%
日本には昔から、噺家という商売がありました。
今で云う落語のはしりですが、
その原型は通りの辻々に立って人々に向かって
面白い話や噂話や仏教の説法などの辻説法や
御伽衆(おとぎしゅう)と呼ばれる人の世間話
だと言われています。
それが、や
がて事件を瓦版(今で云う新聞)を
配りながら字の読めない人々に読んで聞かせる
職業になり、落語家なる人々が登場します。
今日はその中の伝説の噺家と呼ばれた人のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 01:45:48
3259文字
会話率:3%
深川の料理茶屋を根城にしている日下部富三郎は、碁敵として知り合った午雲和尚を誘って大川の川開きに屋形船を繰り出した。船には贔屓の芸者と板前。も乗っていた。粋な都々逸で流している上総之輔をひろい、川遊びをした。
私設競馬を始めた上総之輔は、騎
手より予想屋で名を上げている。
上総之輔の助言で大儲けした日下部は、その金で乱痴気騒ぎをする。
その様子を風富屋の来人に目撃され、瓦版のネタにされてしまう。
立場をなくした日下部は、責任をすべて上総之輔に押し付けた。
それを知った上総之輔は、風富屋を締め上げる。
タクラミが無になった日下部は、遺恨試合を申し出る。
立会いには、午雲和尚と、琉球からのお客様がなってくれた。
深川を出外れた砂村で、一騎打ちが繰り広げられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 09:22:51
46146文字
会話率:50%
東洋人が原因不明に激減した22世紀後半。
中でも東洋の島国――日本人の人口の激減は目を見張るものがあった。
原因不明の人口激減。終末論を騒ぎ立てられることも少なくない。調査に明け暮れた22世紀だったが全く成果はなく、23世紀という新時代に向
けて、まとまりのない政府が漸くまとまって日本に出した結論は『退化』であった。
「たかが2人、しかも1人は浮浪者だ。何を騒ぐ必要があるのやら」
大馬鹿者として名前だけ有名人になってしまった国守(くにもり)壱斗(いっと)は職にも就かず、転がり込んだ紬唄(つむぎうた)という甘味処で団子を貪り、瓦版を眺めてそうぼやいた。
紬唄は津賀家で切り盛りをしており、今のところ従業員は夫婦と2番目の娘のみ。
壱斗は従業員でもなんでもなく本当に転がり込んだだけだ。いや、一応名目上は用心棒だ。
毎日三食、客が残した団子やら商品に出せなくなった甘味をひたすら食べ、店の表で胡坐をかくだけ。
それは世に言う残飯処理だ。決して用心棒ではない。客たちは毎度毎度そう思いながら津賀家の大黒柱が丹精込めすぎて失敗したぜんざいを食べる壱斗を見守るのだ。
東洋人が原因不明に激減した22世紀後半。
中でも東洋の島国――日本人の人口の激減は目を見張るものがあった。
原因不明の人口激減。終末論を騒ぎ立てられることも少なくない。調査に明け暮れた22世紀だったが全く成果はなく、23世紀という新時代に向けて、まとまりのない政府が漸くまとまって日本に出した結論は『退化』であった。
便利すぎる位、進化した世界。退化を命じられた日本は江戸時代までの退化を行い、江戸国と呼ばれるようになった。
王政の江戸国。
五代目の王の犬になることを拒否した大馬鹿者は今日も居候先の甘味処で残飯処理をするのだ。
大馬鹿者がだんだん合法ロリの犬になっていく話です(大体あってる)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-14 11:56:48
724文字
会話率:0%
大陸の北に位置する北倶盧洲(ほっくるしゅう)には、西に人間と羅刹が混在する場所賽ノ地(さいのち)や中央都には江戸がある。その州全体で不穏な動きが漂う中、江戸で瓦版を営む父を持つ姉妹が今日も記事になる話題を求めて元気に走り回っていた。
そ
んな彼女たちが見たのは混沌とした様子だけでなく、明るくも賑やかなひとびとの様子だった。
◆このお話は早村友裕さん発案でみてみんから始まった【コラボ侍】のキャラクター達にスポットを当てた、基本1話完結型の短編集です。(完結済)
◆【コラボ侍】について気になる方は目次下部にあるリンク先をご覧ください。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-31 20:04:54
64914文字
会話率:41%
江戸の長屋に大工の千吉という若者が住んでいました。ところが腕が悪く、親方から怒られてばかり。そんな彼に疫病神が取り憑きました。何をやっても上手くいかない千吉ですが、ある時、疫病神が他の人には見えないことを知って、彼の顔を絵に描いてみました
。それを大工の親方に見せたところ、瓦版の版元を紹介されます。そこから千吉と疫病神の運命は変わるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-24 10:01:10
3911文字
会話率:47%