『魔女とは、概念である。肉体を持たない魔女のことを、東の果ての国では、「式神」と呼んだりもする』
魔女のソルシエールは猫のように気ままな生活を送ることを理想としている。休みたい、寝たい、働きたくない。王さまあっち行って。そんな想いとは裏腹
に、古今東西のお姫さまたちに振り回され、今日もあちこち、自称・弟子の赤ずきんと飛び回る。そんなソルシエールのおとぎ話!
一章 : 理不尽な王に呼び出されて王宮に出向いたソルシエールは「消えた旧ペロー公爵嫡男の婚約者を探してほしい」と依頼を受ける。偏屈な警部とその部下の刑事、それから赤ずきんと山間の古城に出向くが——? クローズドサークル。「君が好き。シンデレラ編」
二章:赤ずきんは狩猟会のメンバーと共に『白銀の森』に狼を見に行った。ところが帰国予定の二週間を過ぎても、家に帰ってこない。彼の祖母のメジーに頼まれて、ソルシエールは北の国へと彼を探しに出発する。果たして赤ずきんはどこに? 「君は君。笑わない王女編」
三章:「君のそばへ。白雪姫編」準備中。
高校生の時に書いた改作の、さらにまたその改作。だいぶ変えて、ワイダニット系ファンタジーに仕立ててみました。全七章予定してます。一章ごとに完結します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 06:04:44
221224文字
会話率:43%
むかしむかしのそのむかし、白いおひげの王さまの、国いちばんのご自慢は、よわい十二のお姫さま。
最終更新:2022-09-01 10:34:27
1069文字
会話率:0%
八歳のリデル姫は、いずれ女王のあとを継ぐと定められているお姫さま。流れ星に願いごとをとなえるために、塔の窓辺で星が降るのを待っています。
願いはひとつ「立派な女王さまになれますように」。
彼女は願いをきいてもらえるでしょうか?
このお話は
『出会いの窓は南の塔に』の前日譚その6ですが、本編を読んでいなくても大丈夫です。
全2回または3回の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 00:50:29
15521文字
会話率:28%
主人公は鍛冶屋の跡取り息子。
ある雨の日、川に流された女の子を助けた主人公だったが、突然の濁流に呑みこまれてしまう。一週間捜索されたが、遂には捜索打ち切り。悲しみに暮れる母。祖父と父は、生きていることを信じて仕事を続ける。
しかし、主人公は
生きていた・・・・・・!?
鍛冶職人の主人公が織りなす物語をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 17:00:00
51015文字
会話率:61%
森に囲まれたちいさなちいさなその国には、ひとりのお姫さまがいました。まさに雪のように白い肌と血のように赤い唇に黒檀のような髪をもつそれはそれは美しい少女でした。そんな愛らしいお姫さまは周りの人々から『白雪姫』と呼ばれ、十八歳となった今でも皆
に愛されていました。……と、いうわけにはなかなかいかないのが世の中でございます。実は、ひとりほど白雪姫を目の敵にしているお方がおりました。そう。白雪姫の継母――現在のお妃さまです。その日も、食事に橙色の毒を仕込まれた白雪姫は狩人の小屋に逃げ込んでおりました。そんな日常も隣国の王子が訪れたことで一転し――※※※白雪姫とお妃、王さまに加え王子が乱入するほのぼのラブコメ童話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 18:00:00
17961文字
会話率:16%
ある日王さまが亡くなり、心を閉ざしたお姫さまによって森は雪で覆われた。
困り果てた人々は、どうにか雪を止めようと世界中から選りすぐりの料理人を呼び、お姫さまの好きなお菓子を作らせた。
しかしお姫さまは笑わない。
そこで森に暮らす動物たちは、
雪で何も実らない森でそれぞれが残していた材料を少しずつ持ちより、お姫さまのためにあるお菓子を作った。
それはかつて慕っていた王さまが教えてくれた、魔法のようにおいしいお菓子だった。
お姫さまは無事笑顔を取り戻し、これからは自分がみんなに笑顔の魔法をかけていくのだと誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 22:35:05
3082文字
会話率:24%
「一番美しいものを持ってきた者には褒美を与える」と言った美しい歌声の花の大国のお姫さま、月の大国の王さまに気に入られ妃へ。
あれも嫌い、それもいや、わがまま放題のお姫さまだったけど王さまが仕事をしていると夜に歌声が聞こえてきて、、、!?
最終更新:2017-02-12 17:43:33
2133文字
会話率:41%
とある国に、三人のお姫さまがおります。
一番上は、花香る姫。彼女が微笑むと冬の最中でも、花が満開に咲き乱れます。
末の姫は、梢歌う姫。彼女が望めばあらゆる鳥が、窓辺で彼女に歌を捧げます。
しかし真ん中の姫は、歩けばそれだけで辺り一面の煤や汚
れや埃を引き寄せるので、煤はらい姫と呼ばれておりました。
ある日、煤はらい姫は王さまに、千本の黄金の箒を手に入れてくるように命じられてしまいます。
これは誰もが知っている幾多のおとぎ話が、もっと身近であった時代のおはなし。
【2016.7.31】 加筆修正を行いました。(ストーリーに大きな変更はありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 14:36:36
12918文字
会話率:17%
ちんこの成長記録です。
王さまやお姫さまや悪い魔法使いが登場します。
ハッピーエンドです。
最終更新:2015-08-11 21:29:39
5123文字
会話率:34%
東南アジアの高原を舞台にしたおとぎ話。
最終更新:2015-02-16 20:00:21
1548文字
会話率:28%
紅(くれない)の国のお姫さまは、幼いながらにとても可憐で美しいと評判でした。けれど、お母さまである女王さまに嫌われているせいか、あまり感情を出すことが得意ではありません。
※冬童話2013 投稿作品です。
最終更新:2013-02-09 02:00:00
7313文字
会話率:8%
お姫さまはその美しさゆえに、おそろしい魔女に呪いをかけられてしまいました。ですから王さまは、姫の呪いをといたものと姫を結婚させる、とおふれを出しました。「ひとを愛することができない」というその呪いを、たくさんのひとがとこうとして、たくさんの
ひとが失敗しました。あきらめかけた姫の手をとってほほえんだのは、ひすいの瞳の王子でした。 ◆ 所属している文芸部の部誌用に書いたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-04 10:54:37
4969文字
会話率:60%
むかし昔、あるところにヴェルサイユ城というお城がありました。そのお城には、マーマ姫という、それはそれは美しい……。今回は、少年団が中世の世界へワープ、お姫さまと隣の国の王子さまを結婚させるよう、王さまから命令を受けます。さて、その首尾は―
―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-27 10:45:06
4996文字
会話率:2%