ごく普通のオタク男子高校生・影裏砲真。彼には顔イケメン・性格王子様・博識でスポーツ万能な引く手数多の完璧イケメンの幼馴染・空亡太生がいた。ある日彼と一緒に登校していて、横断歩道で待っていると、後ろから太生の自称彼女兼ストーカ・峰崎闇花に押さ
れてしまう。その近くにいた太生も砲真を助けようと身を投げ出したことにより、トラックにはねられ二人は息を引き取った。息を引き取った二人は突如、謎の世界で目が覚め、そこで勇者と呼ばれた。何もかもわからない状態ではあったが、二人は王様の内面を見抜き、それを悟られぬように抜け出した。魔族たちの協力や与えられたスキル、前世の記憶を駆使して、人間の王を玉座から引きずり下ろし、平和な世をつくることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 10:13:03
179858文字
会話率:78%
昔々、3世紀のはじまりの頃、栄光のローマ帝国の時代のお話です。帝国で一番に太陽の昇る、東の果て・シリアの地には、宗教都市エメサがありました。ある時、エメサのお姫さまが、麗しい御子をお産みになりました。太陽の神の血とローマの帝王の両方の血を継
ぐその子供は、ヘリオガバルスという神の名で呼ばれるようになります。思春期を迎えてすぐに帝都の玉座へと導かれたヘリオガバルスは、やがて、悪を裁き苦しむ人々を救うため、命を賭けた闘いに身を投じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 15:13:56
3400文字
会話率:18%
嫁ぎ先の王から「愛することなどない」と言われ、
周囲からは「お飾り王妃」と侮られる――。
それでも、帝国の皇女クリスベルタは微笑んだ。
寵姫がいる? 民に歓迎されない? 上等ですわ。
ならばこの王国、まるごといただきましょう。
冷遇・陰謀・
嘲笑? すべてを跳ねのけ、
策略と知略で王国を手中に収めていく“嫌われ王妃”。
ただ「国を獲る」ために嫁いだ皇女が、
冷たい玉座を笑顔で乗っ取る、孤高の王妃の征服譚!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:35:56
15325文字
会話率:18%
“最後の地”と呼ばれるエンデラント大陸。その最古の王国、グライフトゥルム王国は危機に瀕していた。
国内では自らの利益のみを追求する大貴族が国政を壟断し、王宮内では毒婦と呼ばれる王妃が我が子を玉座につけようと暗躍する。そんな状況に国王は無
力で、心ある家臣たちは国政から排除されていた。
国外に目を向けても絶望的な状況だった。東の軍事大国ゾルダート帝国は歴史ある大国リヒトロット皇国を併呑し、次の標的としてグライフトゥルム王国に目を向けている。南の宗教国家レヒト法国でも、野心家である騎士団長が自らの栄達のため、牙を剥こうとしていた。
小国であるグライフトゥルム王国を守ってきた“微笑みの軍師”、“千里眼《アルヴィスンハイト》のマティアス”は病と暗殺者の襲撃で身体を壊して動きが取れず、彼が信頼する盟友たちも次々と辺境に追いやられている。
そんな風前の灯火と言える状況だったが、第三王子ジークフリートが立ち上がった。彼はマティアスら俊英の力を糾合し、祖国を救うことを決意した……。
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第12回ネット小説大賞入賞作品「グライフトゥルム戦記~微笑みの軍師マティアスの救国戦略~」の続編となりますが、前作を読まなくとも問題なく読めるように書いております。もちろん、読んでいただいた方がより楽しめると思います。
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カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:00:00
516432文字
会話率:37%
七国を滅ぼし、世界を統一した最初の帝王──
聖帝カイエル。
彼は神器「黎明と天理の玉座」《アウルスオルディナ》
を用いて、世界に秩序と恩寵を刻んだ
それから五百年。
聖帝の血は薄れ、恩寵は静かに翳り始めた。
政治的腐敗、反乱、内乱、疫病
、飢饉──
天災と人災は止むことなく大地を蝕み、世界は再び混沌の淵へと沈みかけていた。
秩序と恩寵の翳りと共に、
かつて滅びたはずの魔法が甦り、
禁じられた血脈──亜人種たちも「先祖返り」としてこの世に現れ始める。
そして、人々の中に新たなる存在が現れた──
刻まれし者《クラヴィス》
彼らは、貴族でも王族でもないにもかかわらず、
紋章《ルーン》を宿す者が現れる。
その現象は、玉座の秩序が崩れ、世界が”新たな選定”を始めた兆しなのか。
混沌と希望が入り交じる時代の中で、
一人の少年が冷たい檻の中で目覚める
己に刻まれた小さな紋章と、消えかけた誰かの願いを胸に──
やがて彼は、滅びゆく世界に、再び”秩序”と”加護”をもたらすため、戦いを始める。
これは
哀れなほどに勇敢で、
愚かなほどに賢く、
悲しいほどに優しかった、
一人の「王」の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:42:44
106646文字
会話率:34%
かつて、黄金の魔王と呼ばれる者がいた。
あらゆる戦にて常勝不敗。
ただ独りにて戦争さえも終結させる様な理不尽なる存在に、世界さえも屈した。
そんな彼が姿を見せなくなってから既におおよそ二百年。
それは、彼が現れる必要がない程世
界が平和になったという証であった。
戦いが彼を呼び、そして平和が人々の世界より彼を消したのだった――。
そう……彼は『戦いの天才』であると同時に『平時のポンコツ』でもあった。
戦い以外の事は、本当に無能であった。
あまりにも無能と言う事で彼は二百年(文字通り)玉座を汚す仕事にしか付く事はなく、そしてそれ故に彼は世界より忘れ去られ、とうとう彼はその玉座に居る事さえも出来なくなって……。
更に更に、彼にはもう一つ……もふもふたる秘密が存在して……。
もふもふ獣のぬいぐるみ系魔王が特に深い理由もないふわっとした理由で冒険者学園に入り、そこで二百年前の最後の戦いの相手である勇者の面影を持つ少女と出会い、勝手に運命を感じる。
これは、まあ魔王だった何かがそんな感じになれば良いなぁとかいうふわっとした願望のまま好きに生きる物語であった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:34:41
843824文字
会話率:30%
悪魔――それは死した肉体に別の魂が憑依することで生まれる存在である。
そんな悪魔がいるこの世界で、主人公であるマクス・マグノリアは、死後500年の時を経て悪魔として復活した……何故か可愛らしい少女の姿で。そして何の因果か、生まれ落ちた場所
はかつての仲間たちが作った国――マグノリア帝国だった。しかもご丁寧に、皇帝の席を用意してくれているらしい。
国民の主人公に対する信仰がバグレベルなこの国で正体でも明かそうものなら、(主にかつての仲間のせいで)玉座に縛られる生活が始まってしまう!そう危惧した主人公は、正体を隠して生きていくことを決意する。
しかし、憑依した体には何か色々秘密があるようで……?
これはかつて“調停者“の一人であり、“大空の賢者“と謳われた元男の、絶対に玉座に座らない物語――
〜悪魔皇帝(マグノリア)は玉座に座らない〜
開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
300096文字
会話率:50%
ソードアンドレギオンズというゲームがある。戦略シミュレーション&RPGといったジャンルで戦記物のゲームだ。俺はこのゲームにドはまりして、ここ数年はこのゲームしかやっていなかったと思う。そして今日も日課であるレギオンズを始めた俺は、もはや何十
周目かになる周回プレイを始めようとして……次の瞬間、玉座に座り鎧を着ていた。WHY?
焦りまくる俺だったが、自分がいる場所がレギオンズの拠点である城という事に気付く。ゲームの世界にきてしまった?いやいや、そんな馬鹿な!玉座の間で絶叫する俺、玉座の間に飛び込んでくる人物……その人物は、俺がゲームでエディットした配下キャラだった……。
これは、周回プレイによって得た振り切った能力と、エディットしたキャラたちの振り切った忠誠心を武器に、調子に乗って覇王ムーブをかまそうとするお馬鹿の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:00:00
3539903文字
会話率:36%
第Ⅰ幕:静寂なる《虚無殿》
星なき天。音なき風。
色も、音も、概念さえも希薄に溶けた虚空の中に、ただ一つ、そこだけが“意味”を持って存在していた。
──《虚無殿(ニヒル・ヴェイ)》。
それは、神話階層に属する制圧戦略本部。
宇宙の果てに
すら属さず、時間軸の外に在り、いかなる次元観測者からも干渉不能な「純粋思考存在」のみがアクセス可能な絶対領域。
この殿堂は空間ではない。“意思”のために構築された、“神格知性”専用の概念基盤である。
無限に広がる闇の中心に、それは浮かんでいた。
──惑星《アルティ=ゼノス》の立体投影。
天球儀を思わせる淡い蒼の光球が、幾重にも複雑な魔力演算構造を伴って、重層的に回転していた。
空間に浮かぶ軌道帯には、文明圏の活動密度、魔素流動図、神性分布、霊的干渉濃度、さらには次元横断の痕跡までもが、リアルタイムで反映されている。
ただの地図ではない。
これは惑星全体の“生命と魔法の構造式”を視覚化した“生ける星の投影体”だった。
そして、そのホログラムを、じっと見下ろしている存在がいた。
闇より深き漆黒の座、《玉座構造体エンド=ノヴァ》に鎮座するその巨影。
彼の名は──
《ヴァル=ザイン=ノワリア=レーヴァギア》。
エターナル・ノーブル・デビル吸血魔竜。
幾千の魔王を滅し、幾万の神の因果を刈り取った、神話階層における“禁域超越存在”。
神々をも超える存在でありながら、なお《創造》を欲する者。
彼は今、この星における“新たなる神話”の開始地点を選定していた。
「──ラムドゥ、出よ」
淡々とした命令に、空間が波打つ。
空間認識座標【N-∞】が開放。
幾何学的な魔術構造が光を描き、その中心から冷たい青白い光が展開された。
現れたのは、宙に浮く一対の魔術核と黒銀の杖型インターフェースを持つ存在。
人の形ではない。
それは《ダンジョンコア》、そして分析知性体にして、ヴァル=ザイン直属の補佐機構。
《ラムドゥ=ネイル・オルトラージュ》。
「認識完了。存在確認。貴殿の“観察”要請に応じ、アルティ=ゼノス全土の大陸構造、魔力構造、霊的流動、支配領域、神性分布を統合解析──」
「戦略的ダンジョン創造における最適候補群を提示する。進行を許可されたい。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 10:05:07
13238文字
会話率:0%
百年続く魔王との戦争。
勇者なき世界で、王国は南部防衛線を築き、生き延びていた。
王都の繁栄を支えたのは、一人の名君――ガーランド王。
だが彼の暗殺によって、王国は深い闇へと堕ちていく。
玉座を巡る内乱、崩壊する南壁、そして忍び寄る魔王軍の
影。
これは没落の太陽と、それに続く者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:00:00
24152文字
会話率:40%
エルドラード王国の幼き王女ルミリア(愛称ルミィ)は、大ピンチの真っ最中! 最愛の両親である国王夫妻が急逝し、わずか十代前半で女王代理に!? 一ヶ月後の戴冠式まで、なんとか国を守らなきゃ……! そう必死に気丈に振る舞うけれど、本当は怖くて寂し
くて仕方がない。おまけに宮廷には、玉座を狙う叔父の公爵や、胡散臭い貴族たちがいっぱい。プレッシャーで、ルミィの涙腺は今日も決壊寸前! 侍女のエリーはいつもハラハラし通しだ。
そんなある夜、ついに魔の手が! 邪悪な貴族が放った暗殺者が、ルミィの寝室に忍び込んだのだ! エリーたちの助けでなんとか逃げ出したルミィが駆け込んだのは、城の地下にある「開かずの間」。そこには、遥か昔に封印されたという伝説の「厄災の魔女」の、不気味な銅像が安置されていた……。
追いつめられ、恐怖のあまり銅像の前でわんわん泣き出してしまったルミィ。その時、ぽろりとこぼれた涙の一粒が、ひんやりとした銅像に触れた瞬間――奇跡(というか厄災?)が起こった!
ゴゴゴゴ……! 銅像が砕け散り、中から現れたのは、黒髪紅瞳の絶世の美少女(ただし目つきはちょっと悪い)!? 数百年の眠りから覚めた古代の魔女ノア・オブシディアは、目の前で泣きじゃくるルミィを見て、紅い瞳を爛々と輝かせた!
「……ほう? これはまた……極上の逸材を見つけたな。よし、決めた! お前は今日から私のものだ! まずはその涙を拭け、実に愛いではないか!」
果たしてルミィは、無事に戴冠式を迎え、立派な女王になれるのか!? そして、気まぐれ魔女ノアの真の目的とは?
最強魔女の過保護(?)な愛情と、泣き虫王女の健気な奮闘が織りなす、ドタバタあり、時々シリアスあり、ほんのり百合風味(?)な王宮ファンタジーコメディ、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:30:00
16128文字
会話率:45%
命を救ってくれた追放聖女サリアと共に、ジェイはコックとして静かに暮らしていた。
だが仕入れの帰りに見たのは、火刑台で炎に呑まれるサリアの姿──そして嘲笑う王子と“偽聖女”だ。
その瞬間、かつて 最強の“審問官” と恐れられた伝説の教会騎士
ジェイは封じた殺意を解放する。
血刃と拳を武器に、ジェイは王都を影のごとく駆ける。
腐敗した近衛、騎士団長、王国暗部組織〈黒蛇〉――立ちはだかる者はすべて無音で屠り、玉座を目指す。
狙うはふたり。
“聖女を奪った王子”と“地位を欲した偽聖女”。
──報いは必ず受けさせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:42:58
27094文字
会話率:25%
渋谷でカーディガンの試着をしていたJKの神谷ヒカリは試着室でキモい光に包まれる。目が覚めるとそこは、ツノとヒゲの生えた小さなオッチャンと嫌味な小悪魔が玉座に君臨する摩訶不思議な魔法の世界だった。小っちゃいオッチャンは自らを世界最強の魔族にし
て魔王のデモンズと名乗り、ヒカリにとある『おつかい』を頼むためこの世界に召喚したと言う。人間と魔族がバチバチに対立する世界で最強の魔王が異世界のJKにわざわざ頼みたいこととは一体……。そしてデモンズの真の目的は何なのか……。
ノリとテンションと勢いだけで始まる、異世界ドタバタJKおつかいアドベンチャーここに開幕ッ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:50:00
21178文字
会話率:58%
転生した先は立場が弱く、身体も弱い領主令息。謎の声から「この世界の神になってよ!」と言われましても、生きて成長するだけで精一杯。
チートとか何もないのにキビシくない? とか思ってたら、ちゃんとありましたチート能力。でも微妙に使えなーい!!
人生やり直し領主令息の、まったりほのぼのハートフル(?)ライフ。
毎週金曜日更新
※この作品は「白石英の玉座 〜異世界に転生して公爵令息になったのでとりあえず好きに生きられる世界にしようと思う〜」を改定したものです。
※別サイト「ノベルアップ+」でも同時公開中。ノベルアップ+ではイラストも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 18:00:00
1702838文字
会話率:47%
小説「白石英の玉座」をベースにした短編集です。
ご要望があれば対応する。。。かもしれません。
最終更新:2024-06-26 21:00:00
32376文字
会話率:41%
中年が一人寂しく酒を飲む。人生の途中で足を止め、目的意識もない。ただ、そこにいるだけの空虚。しかし大いなる、もしくは馬鹿げた陰謀に巻き込まれ、命を狙われる少年と出会った。無価値な玉座から立つ時が来た。人生の責務など果たさなかったが、大人とし
ての面子はまだ残っている。空っぽでも見栄の残骸はある。男の生き方なんてそれがあれば十分。なにも握らなかった手で拳を作る。なにも乗せなかった肩に少年を乗せる。子供を連れた男の旅が始まろうとしていた……が。彼がいないこそ世界は睨み合っていた。彼がいないこそ強者達は栄達を極めていた。彼がいないこそ技術は発展した。結構、大いに結構。這いつくばることはない。惨めな死を迎えることもない。無価値だと捨てられることもない。偉大にして高慢なる国家は我が世の春を謳歌し、強者達は我こそが最強であると謳い、最高の防御手段は詩人達に歌われる。ならばこそ、だからこそ、【もしも】の世界に叩きつけてやろう。教えてやろう。【正史】において列強を真っ正面から粉砕し、強者を屠り、あらゆる手段、戦術が無価値と断じられることになった原因を。最強を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 10:46:16
43947文字
会話率:42%
強大な魔力と豊かな国土を誇る魔法王国アストライア。若くして王位に就いた美貌の女王アリアナは、その圧倒的なカリスマ性、聡明な頭脳、そして絶大な魔力によって、混乱しかけていた王国を見事に立て直した「紅玉の女王」として、国民から深く敬愛されていた
。しかし、玉座の上は孤独であり、想像を絶する重圧が彼女の肩にのしかかっていた。
そんな女王の最も近くに仕えるのが、女王直属護衛騎士団長ゼノスだ。彼は寡黙で真面目、剣技に優れ、文字通りアリアナの「剣」として、幼い頃から彼女の傍らにあり、その命を幾度となく危機から救ってきた。アリアナはゼノスに絶大な信頼を寄せているが、ゼノスが抱える感情は、単なる忠誠心だけではなかった。主であるアリアナへの尊敬、畏怖、そして決して口にできない密やかな恋心。それは、幼い頃、絶望の淵にいた自分に光を与えてくれたアリアナに、その身の全てを捧げると誓った瞬間から芽生えた、禁断の感情だった。
アリアナは、公的な場では完璧な女王だが、心を許せる唯一の存在であるゼノスの前では、素直になれない、少し意地っ張りな一面を見せる。感謝の言葉をツンデレな言い方で伝えたり、心配しているのに突き放すような口ぶりになったり。ゼノスはそんな女王の態度に、真面目すぎるがゆえに内心で混乱し、「きゅん」となったりする。二人の間には、主従関係という絶対的な壁がありながらも、どこかコミカルで、切ないラブコメのような空気が流れていた。美貌の女王が見せる、この人間的な愛らしさを知っているのは、ゼノスだけだった。
これは、カリスマ美少女女王と、彼女に全てを捧げた忠実すぎる騎士の、切なくも愛おしい、命と愛と王国のファンタジーロマン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:49:00
103496文字
会話率:36%
「――役立たずは、ここで朽ちろ!」
陰湿な虐めに耐える日々を送っていた高校生、紫原 吹雪。ある日、教室に突如現れた魔法陣に巻き込まれ、クラスメイトと共に異世界へと転生を果たす。しかし、臆病で頼りない紫原は、勇者一行の足手まといと判断され、
無情にも魔物うごめく死界へと突き落とされてしまう。
底なしの絶望が紫原を包む中、死界の魔物たちは彼の特異な力に気づく。それは、紫原自身も意識していなかった、空間を自在に跳躍するテレポート の能力だった! 生への渇望が眠っていた力を呼び覚ます。魔物たちはいつしか彼を死界の玉座へと担ぎ上げる――!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 22:24:15
127482文字
会話率:43%
魔王討伐から凱旋した勇者を玉座の間で出迎える国王ルーベンス。
しかし勇者の口から放たれた言葉は予想だにしないもので―――
最終更新:2025-05-11 07:00:00
59251文字
会話率:39%
神話と歴史が交差し、魔法が息づく時代、少女シリウスは若干11歳にしてグラン・シャル王国の玉座につき、女王となった。彼女に仕えるオスカーは王国を囲む七つの小国出身の七人の卿「七星卿」と共に女王を支えていく。
毒殺事件、地下闘技場に隠された暗躍
。陰謀渦巻く王都で、オスカーは事件に巻き込まれていく。
シリウスが女王に選ばれた理由、そしてオスカーの正体とは―――?
シリウスが女王として王国を統治し、その歴史の裏に隠された彼女、彼らの生き様。狂王と呼ばれた少女が生む愛と家族の絆の物語。「かつての祈りはいつかの君へ~狂王と呼ばれた少女~」の第二章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 20:00:00
18706文字
会話率:40%
神話と歴史が交差し、魔法が息づく時代、少女シリウスは若干11歳にしてグラン・シャル王国の玉座につき、女王となった。少年オスカーと、王国を囲む七つの小国出身の七人の卿「七星卿」は女王に仕え、シリウスと共に困難を乗り越えていく。
シリウスが女王
として王国を統治する歴史の裏に隠された彼女、彼らの生き様を記していく。王国の統治、女王暗殺計画、戦争のはじまり―――。そして、狂王と呼ばれた女王が生む愛と家族の絆の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 08:00:00
276890文字
会話率:43%
戦場で不意の死を迎えた王の後を継いだのは11歳の幼王だった。
三人の王に仕えた老宰相は王位簒奪を狙う先王の弟を掣肘しながら幼王を支える摂政として辣腕を振るう。
最終更新:2025-05-03 22:23:55
1600文字
会話率:62%