むかしむかし、あるところに、マチコという小さな女の子がおりました。
おなかをすかせたマチコちゃんは、火炎魔法――「ファイヤ」の巻物を売り歩いていましたが、だれも見向きもしてくれません。
寒さにふるえながら、一枚だけファイヤを発火してみたとこ
ろ……たいへん! 炎が止まらなくなって、お城をうっかり燃やしてしまいました。
おまけに、なりゆきで王女様(幼女)をさらってしまい、なぜかマチコちゃんは「魔王」と呼ばれるようになったのです。
でも、マチコさんの願いはただひとつだけ。
「おなかいっぱい、ごはんが食べたいだけなのに!」
これは、ちょっぴり不運で、ちょっぴり図太い、腹黒幼女のお話です――。
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※カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:00:00
17134文字
会話率:45%
気づいたら、異世界のフロントに立っていた──
しかも接客中。しかも相手、勇者。しかもクレーム中。
「部屋にスライムがいたんだけど!?どういうこと!?」
「……申し訳ございません。それは“仕様”です」
都内のビジネスホテルでクレーム処理に
明け暮れていた男が、
ある日ふと目覚めると、そこは異世界の老舗宿《ミラージュ亭》。
そこでは、
・シャワーから火属性魔法が出たり
・ベッドの中にスライムがいたり
・ドアが勝手に異空間につながったり
クレームのレベルが次元違い。
しかも隣には、狐耳・巨乳・ドS気味な先輩フロント係。
「ユウくん、新人なんだからクレーム処理くらいサクッと終わらせて?」
──異世界でも、俺は今日も謝ってばかりです。
これは、異世界宿屋で繰り広げられる、
苦情・爆笑・時々ほんのり癒しの、ゆる〜いお仕事ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 23:00:00
777文字
会話率:43%
転生チートクソ喰らえスタンス
強敵に挑む、血に塗れた強化兵の物語
ここは科学と魔法が完全に等価、ファンタジーとSFが混ぜて煮こまれたような世界。
大崩壊により国を失い、更に仲間を皆殺しにされた一般兵のラーズ。
全てを失った絶望が
トリガーとなり、限界を越えた体が変異体因子を覚醒。
貴重な被験体として、強化人間である「変異体」の非合法研究施設に強制収容されてしまった。
始まった地獄の日々。
繰り返される人体実験。
選別という名の一対一の殺し合い。
戦場で鍛えた戦闘術、目覚めた変異体の能力で多種多様な異能力に挑む。
「パワードアーマーの装甲を味わえ!」
「火属性魔法でこんがり焼いてやろう」
「サイキックのテレパスハック、試してみる?」
「うわあぁぁぁぁぁ!」
ドッガアァァァァァァァァン!
…死んで……たまる…か………!
※所々、生々しい、痛々しい描写があるので注意
・主人公チート無し(主人公以外は使いますw)
・強くなるための訓練と考察を楽しむ小説
・オリジナル設定と用語を多く使っています
・一話3000字前後で投稿
・漫画みたいな戦闘を書いてみたくて、あえて擬音語や叫び声を多用しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 03:00:00
1311645文字
会話率:43%
異世界に転生したのは、現代日本で「自称・神童」として生きてきた青年、浅倉礼音。
彼はチート能力を与えられ、貧乏貴族の三男・レオンとして新たな人生を歩み始める——はずだった。
だが、転生直後から炸裂するのはその“圧倒的な自信”と“致命的な勘
違い”。
火属性魔法で洗濯物を乾かしては屋敷を焦がし、電子レンジの存在を語っては貴族たちを混乱させる。
そんな彼を、ひたすら裏で支える一人のメイド、セリス。
彼女だけが知っている。坊ちゃまが「転生者」であるということ。
そして、その正体が明らかになれば、この国の秩序が揺らぎかねないことを——。
“最強”なのに“空回り”な坊ちゃまと、
“ただのメイド”なのに“世界を救うかもしれない”少女の、
陰で必死に世界を守る(?)日々が、今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 01:21:09
28954文字
会話率:50%
湖畔のごく小さな村に生まれたフレアは、前世ではブラック企業勤めの社畜だった。
社畜生活10年。残業代すべて未払い。平均20時間勤務。
そんな地獄を抜けた先にあったのは、『火』が存在しない異世界だった。
でも、冬は寒くて凍える
し、食べ物も全部火が通ってないまま食わされるし、おまけに毎日、水風呂地獄。
でも、気づいたことがある。
俺だけ『火』が使えることに。
*『火』という概念が存在しない異世界で、俺だけ火属性系ものがたり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 23:13:23
12751文字
会話率:22%
俺達の一族の女性は先祖の悪行により女神に呪われている為に町外れの教会で暮らしている。
祖母パイアは満月の夜だけヴァンパイアになる。
母親サキは新月の夜だけサキュバスになる。
姉トラは酒の匂いを嗅ぐと虎獣人になる。
妹アドは全身が水に濡れると
ドライアドになる。
祖父ミズチは水属性魔法と地属性魔法が使えるだけの普通の人なので、農業を営んでいる。
父親セイコウは聖属性魔法と光属性魔法が使えるだけの普通の人なので、神父をしている。
俺カゼヒは風属性魔法と火属性魔法が使えるだけの普通の人なので、魔獣討伐をしている
「新人の神父が教会に赴任して来る事になった」
不味い事に新人の神父が教会に赴任して来るとの通知が届いた。
一族の呪いの事がバレるかもしれない。
「父さん、どうするんだよ」
「追い出すしかあるまい」
「農地で開墾をさせてやろう」
「書類整理でこき使ってやろう」
「家事を押し付けましょう」
重労働で追い出す事に決定した。
「サトル神父、貴方に辺境伯領の教会への赴任を命じる」
新人なのに辺境伯領の教会への赴任を命じられてしまった。
完全に嫌がらせである。
実家の治療院が低料金で治療を行っているのが、上層部の方々には目障りだったのだろう。
「分かりました」
理不尽な命令だと思ったが、抗議しても無駄だと分かっているので、仕方なく命令を受けた。
「サトル神父、貴方を女神の御使い候補筆頭と認定します。そして全属性魔法を制御する知識と無制限の魔力と規格外の身体能力を授けます」
白い翼の生えた男性から訳の分からない事を伝えられた。
これは女神に呪われた一族と女神の御使い候補達の恋愛になるかもしれない予定の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 17:08:42
3789文字
会話率:52%
異世界のとある国の王によってマテリは召喚された。
異世界から召喚した人間は強力なスキルを持つはずだが、マテリの持つスキルは『クリア報酬』というもの。
「なんだこのクソみたいなスキルは! 何も起こらんではないか!」
マテリはチャンスを貰おうと
するが、結果的に魔物が徘徊する森に捨てられてしまう。
絶体絶命だとマテリが思った時だった。
《魔の森に到達! 火宿りの杖を手に入れた! 効果:火属性魔法『ファイアーボール』を使える》
《追加ミッション スライムを一匹討伐する。報酬:攻撃の実》
『クリア報酬』はミッションをクリアすれば、この世界では滅多に手に入らないアイテムばかり貰えるものだった。
(これは癖になるぅぅ!)
スキル中毒となったマテリは報酬をもとめて、時には人助けをする。
「あなたこそが聖女!」
「聖女様、魔物を討伐してくださってありがとうございます!」
(いや、ご褒美がもらえるからね……)
マテリは山を越え海を越え、気がつけば盛大に勘違いされるようになっていた。
一方、国王は知らなかった。
追放した少女が狂気に満ちた物欲モンスターと化したことを。
己の過ちを死ぬほど後悔する日がくることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 11:47:18
266960文字
会話率:43%
一人一人個別に備わる能力『スキル』が弱いという名目でパーティーからの追放を告げられた青年ゼル。火属性魔法や回復魔法などという強力なスキルがある中、彼の保有するスキルはーー【無視】という、雑魚魔物のみに存在を気づかれなくなるスキルだった。
追
放したゼルの元パーティーメンバー。その真意は、スキルが弱いという事、そして王女に目を掛けられているということによる嫉妬であった。
失意の中街を彷徨うゼルは、突如として逆賊に襲われた王女を救うため、無謀にも駆け出していく。その時、彼の雑魚と言われたスキル、無視に新たな可能性が開かれる。
これは無能と蔑まれた青年が立ち上がり、行く行くは王国騎士団長に上り詰めていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 14:12:20
13070文字
会話率:45%
要塞都市『ティグロス』――そこは、人々が暮らすことのできる数少ない地であった。『侵植者』によって汚染された大地は、気付けば『巫女』が結界を張る地域でしか、暮らすことができないようになってしまっていたのだ。
そんな地を守る騎士の一人であるレテ
ィアは、今日も侵植者が作り出した魔物を討伐する。
圧倒的な火属性魔法での殲滅力を持つ彼女は、孤独な戦いを続けていた。
そんな時、上司であるステラから、重要任務を言い渡される。それは……この都市を守る結界を作り出している、巫女の護衛。
そして、その巫女こそが不思議な少女――アーネであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 21:48:07
6530文字
会話率:38%
自分は転生者だとか、ここは異世界だとか、たまに言う人がいるが、
俺はこの世界で産まれ、この世界で育ち、この世界しか知らない。
そんなこの世界には、たくさんのスキルが存在する。
例えば
【肉体強化・小】Lv1【剣術見習い】Lv1
【草むしり
の達人】Lv1【調理見習い】Lv1
【火属性魔法】Lv1【剣術士】Lv1【調理師】Lv1
【掃除】Lv1【鑑定見習い】Lv1...等。
最近スキルキラーという悪党が目立つようになった。
この悪党は転生者らしく、珍しいスキルを手に入れた。
【悪属性魔法】《インディア》効果はスキル剥奪。
「貴様か?スキル【鑑定士】を持つ女は。
悪いがそのスキル、貰っていくぞ。《インディア》」
そして、俺の母さんも今、その被害にあった。
俺はスキルキラーを許さない。
転生者だか、なんだか知らないけど、俺の故郷に勝手に来て、好き勝手に暴れているこの悪党を、俺は倒したい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 17:06:38
1117文字
会話率:18%
普通の高校生、龍云《りゅうい》は普通の高校に転校を遂げた。転校先は通普学園の1年A組だ。
「転校生、入ってこい」
そう言われて入ってきたのは茶髪の見た目普通の高校生。誰もがそう思って、これから仲良くなれるかな、などと考えるであろう。
そこで
一言、彼はこう言った。
「俺、龍云。18歳。異世界から帰って来ました。」
クラスのみんなは大爆笑する。
そんな訳ないだろと。中ニ病拗らせたのかよと。
「得意な魔法は転移魔法と火属性魔法です。って言っても分かんないだろうから、」
そこで言葉を区切り、彼は右手の人差し指をピンと立てた。
「《ファイヤボール》」
静かにそう呟いた瞬間ざわついてた教室に静寂が戻る。彼の指の上には火の玉が浮いていた。
「え?」
「な、なにあれぇ!」
やっと出たのはそんな声。
彼は火の玉を消すと最後にこういった。
「異世界に転移することも出来ます。1年間よろしくお願いします」
この言葉をスタートに物語は進んでゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 03:06:43
2056文字
会話率:44%
火属性魔法を使い冒険者のトップを目指すつもりが、自分の魔法属性は見下され続けている無属性?周囲からバカにされ絶望した末に決意したのが自殺?
自殺を失敗したアルシウスが飛び込んだ井戸の底で見たものとは…
最終更新:2018-12-21 01:02:09
6013文字
会話率:37%
主人公の佐久間 麒麟はいわゆるオタクのいじめられっこというやつだった。そんな彼とクラスメイトは、謎の光に包まれて異世界に召喚された。他の生徒がチートなスペックに特殊なスキルを持っている中、彼のスキルは、投剣と火属性魔法だけだった。スペックは
魔力以外は幼稚園児並み、魔力は膨大だが、魔法適性が無く、火属性魔法も使えない。そんな彼は異世界に転移してから3日目でいじめっ子の主犯に迷宮の最奥まで転移させられてしまう。彼は必死に生き残ろうとした時、あるスキルが発動する。そのスキルを駆使して様々な障害を打ち破っていく。これはそんな彼が最弱から最強になる物語である。
見切り発車、ケータイからの更新なので、遅々とした進みになるとおもいます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-03 01:49:07
6733文字
会話率:46%
「剣術、槍術、拳闘術、治癒魔法、火属性魔法、氷属性魔法、風属性魔法、地属性魔法!」勇者マホローンと皇帝エルゴモンは、パリア帝国を危機から救った。マホローンは隠遁し、弟子たちを集めて己の持てる技全てを伝える。十年後、マホローンは去り、エルゴモ
ンは政治的危機に置かれていた。弟子たちは忠誠誓う皇帝と帝国、そして師である勇者のために、神聖なる武具を身につけ戦いに望む――。手に汗握る剣と武勇の王道ファンタジー! 弟子たち――【不屈の剣豪イリアム】【槍の遍歴騎士ロンバロン】【知識の氷河ニンバス】【寺生まれのホセ】。そして他の四人は――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-03 19:00:00
58957文字
会話率:51%