異世界に転生したサヤは、職業診断を受けるためギルドに来ていた。
期待に胸を高鳴らせるサヤだったが、適合した仕事はまさかの“殺し屋”で……。
受付に勧められ始めたはいいものの、死体処理の手続きにうんざりしていたサヤは、専属契約を結べるパート
ナーを探し始める。
そんなサヤの元に、とある依頼が舞い込んできた。
──大富豪の息子の暗殺。
規格外の報酬に惹かれ屋敷に潜入したサヤは、そこで人を食う鬼と出会うことになる。
「私の死体処理犯(ビジネスパートナー)になって!」
「俺、けっこう食うけど大丈夫?」
これは、殺し屋(給餌係)× 死体処理業(食人鬼)が紡ぐ、爽快餌付けラブストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:04:21
89844文字
会話率:33%
裏切った侍女を、絶対に許さない――。
牢獄に閉じ込められた領主夫人アリシアは、復讐を固く心に誓った。
ちょうどその頃イオアンという若者が、行方不明になった少年を探して同じ町に潜入していた。
アリシアは、脱獄に協力すればイオアンを手伝うと
提案する。
互いに本心を隠したまま、ふたりは協力することになるのだが、アリシアの存在によって、少年の捜索は思わぬ方向へ転がっていく――。
(過去作と関連していますが独立しています。各種設定の整合性が取れていないところは、お見逃し下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:00:00
92458文字
会話率:63%
現代日本の高校生・**犬養遥(いぬかい・はるか)**は、ある日突然、クラスごと異世界に召喚された。
しかし与えられたスキルは《影が薄い》。
目立たず、存在感もない。まるでモブのように扱われ、「学生C」と呼ばれただけで、王宮の誰の記憶にも残
らなかった。
名も、力も、期待も与えられなかった彼は、王都の片隅――粗末な兵舎送りとなる。
一方、目立つスキルを持った者たちは「勇者」「聖女」として称賛され、豪華な装備と特権を手に入れていく。
剥き出しの格差と無力感。
だが、犬養遥は諦めなかった。
影が薄い――それは“潜入”と“観察”に最適な能力。
見えないことで、見えてくるものがある。
声なき声、裏でうごめく闇。
そして、搾取され続ける弱者の存在。
「助ける気なんてない。
ただ、腐った金は俺が盗った方がマシだろ?」
英雄になれなくても、悪よりマシな存在にはなれる。
遥は静かに決意する――
この世界で成り上がる方法は、“盗む”と決めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:00:00
10105文字
会話率:18%
幼い頃からダンジョン配信者に憧れを持っていたシオンは、探索者資格を取り、幼なじみと共に晴れて探索者になった。
しかし、彼は戦闘において足でまとい……いや、そもそも探索者に向いておらず、皆の足を引っ張ってばかりで、実力の差も日を追うごとに離
れていった。
そんなシオンは探索者を諦め、趣味の演奏を通して、
「演奏配信でもしよう、幼なじみと距離を置こう」
と告げたところ、幼なじみ達は笑って慰め、探索者としてダンジョンに潜入しない代わりに、何故かシオンをリーダーにしてしまった。
流石にそれは申し訳ないと、幼なじみ達のサポートに回ろうと、料理や演奏を身につけたシオン。
自分とは比べ物にならない怪物達とはいえ、同じ高校生。
レベルが低いダンジョンでゆっくり探索するんだろうなと考えていたシオンだったが、あれよあれよという間にシオンのパーティは、高校生にして、世界トップクラスの探索者パーティとなったのだった。
探索者では無いシオンのことを隠していたのだが、ある日、幼なじみの1人がボロっとシオンの存在を口にしたことにより、リーダーはとんでもなく凄い人物だと世間に広まっていく……!?
カクヨムで連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:00:00
15085文字
会話率:35%
ある年の月おわり。
突如として、とある集団が原子力発電施設を占拠、蜂起した。
彼らの要求は国の根幹に関わるものであり、24時間以内にそれが受け入れられない場合、施設を爆破すると、声明を発表した。
――もし施設が爆破されてしまっ
た場合、施設を中心とした半径30km圏内は人が住むことができなくる。
政府は事件解決に向け、現地に警察・自衛隊を派遣しつつ、秘密裏に特殊部隊隊員を送り込む。
――潜入は順調に進むものの、SNSを介して発せられた犯行声明には、それに同調する者、支持する国までもが現れるようになり、国内外に大きく波紋を広げるようになる。
政府は他国等からの干渉を受けながらもテロリストたちと相対し、事件解決に努めていくが……。
※1. この小説はフィクションであり、実在の人物や団体などとは関係ありません。
※2. 前作のリメイクになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 07:15:39
65061文字
会話率:15%
※毎週日曜日更新
✿❀✿❀
華藍(ファラン)国。
王都、華城(ファチォン)。東西南北を囲むようにそれぞれの区域が存在するその王都は、古の時代から穢れが溜まりやすい地のためか、ひとならざる者たちが起こす不可思議な事件に悩まされてきた。
そんな【怪異】に立ち向かえるのは、凡人にはない特別な内功を持ち、厳しい修行をしてある領域以上に達した仙人、もしくはそれを志す道士だけだった。
十五歳で道士見習いの暁玲(シャオリン)は、神仙の嗚嵐(ウーラン)と人里離れたとある山でふたり暮らしをしている。
時折、嗚嵐が王都から頼まれる厄介な【怪異】を解決しつつ、仙になるための修行に励んでいるのだ。
ある日、嗚嵐の旧友で王都の官吏を務めている李清(リーチン)の依頼で、ある事件の解決のため、王宮に女官として潜入することになった暁玲(シャオリン)。
第三皇子である皓懍(ハオリェン)皇子が二日ほど前から死んだように眠り続けたまま、まったく目を覚まさないらしい。
王宮の侍医でも原因がわからず、公にすることもできない。四日目の夜、妃嬪から依頼を受けた王宮の道士が三人合流することになる。病でないのなら【怪異】や呪術の類の可能性もある。
その道士たちの中には、ひと月前に王都を騒がせていた【怪異】事件をともに解決した憂炎(ユーエン)という首席道士の姿もあった。暁玲(シャオリン)は不本意ながら女装姿で再会を果たすはめになるが、それに関して彼がなにか言うこともなく····。
解決できなければ、関わった者たち全員が皇子の母である麗思(リースー)妃に罰せられてしまうという理不尽な状況下で。王宮の道士たちと協力し、王宮内を探索し始める。
そんな中、夜の庭園を散歩していた"自称記憶喪失"の見目麗しい幽鬼に出くわした挙句、なぜか気に入られてしまって····。
口外したら問答無用の極刑。解決できなければ罰せられる。前も後ろも崖っぷちから始まる、理不尽な依頼。
はたして暁玲(シャオリン)は、三日後に行われる公の祭事までに【眠り皇子】を目覚めさせることはできるのか―――。
『忘却』と『記録』が織りなす、中華ブロマンスファンタジー✨
✿❀✿❀
※ルビ有り
※架空の中華風な世界観
※ブロマンス寄りですが、軽いBL要素有
※この作品はネオページさん、カクヨムさんにて先行公開中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 07:00:00
54841文字
会話率:37%
――――Kissから始まる、時空を超えた英雄譚。
やがて襲来する脅威・超次元帝国ゲイザーに対抗すべく、秘密裏に組織された特務諜報部隊スレイプニール。エージェントのウェイン・スカイナイトとフィーネ・エクスクルードの二人に与えられた任務は
、国立エーリス魔術学院に潜入し、潜伏しているゲイザーの内通者を見つけ出すことだった。
しかし転入初日、フィーネは皆の前で突然ウェインにキスをして――――。
「見ての通りだ、覚えておけ――――ウェインは私のモノだ!」
学院で出会った仲間たちとの日々を過ごす傍ら、任務をこなしていく二人が駆るのは、巨大な魔導騎士・ナイトメイル。選ばれた者にのみ与えられたその強大な力を武器に、ウェインとフィーネは暗躍するゲイザーの強大な闇に立ち向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 23:39:42
455014文字
会話率:39%
――――雨の降る夜、俺が出会ったのは忍者の少女だった。
裏通りを生きる闇の傭兵(スイーパー)の青年・戦部戒斗が雨の降る夜に出会ったのは、傷付き倒れていた謎の忍者少女――長月遥だった。
彼女が語ったのはミディエイターという秘密結社の存
在と、彼らが折鶴琴音という少女を……戒斗の幼馴染を狙っているということ。それを聞かされた戒斗は、遥に力を貸すことを決意。遠い過去に別れた彼女を守るべく、学生として潜入する。
十数年振りの琴音との再会、そして彼女や遥と過ごす平穏な日々の傍らで、琴音に迫る脅威を陰ながら排除していく戒斗。しかし琴音には大きな秘密があった。本人すら知らない、大きな秘密が……。
遥との運命的な出逢い、そして琴音との再会。しかしそれは血と硝煙の舞う長い戦いの、ほんの始まりに過ぎなかった――――。
超巨大スケールで描く近未来SFガンアクション小説、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 23:36:50
400607文字
会話率:45%
――――必ず守り抜いてみせる、貴方だけの守護天使として。
青い髪に金色の瞳、レイラ・フェアフィールドの元にひょんなことから舞い込んできたのは、己が師の忘れ形見たる一人の天才少年を何があっても守り抜けというものだった。
護衛対象たるそ
の少年の名は久城憐。そんな彼の通う学園に新任教師として潜入したレイラは、表向きは教師として振る舞いつつ、陰ながら憐を守る日々を送ることになる。
何事もなく続いていく平穏な日々。そんな仮初めの日常が終わりを告げた時、少年は知ることになる。青き乙女の真なる顔を、彼女と自分の間にある因果を、闇の拳銃稼業としてのレイラの真実を…………。
巨大な陰謀の渦に巻き込まれていく二人の前に立ち塞がるのは、謎めいた巨大企業リシアンサス・インターナショナル社。それを率いるエディ・フォーサイスと、二人の前に現れる、レイラの妹を名乗る強敵……ミリア・ウェインライト。
憐は何故狙われなければならないのか。浮かび上がっては消えていく無数の謎と、そしてレイラに付きまとう消せない過去の象徴、『プロジェクト・ペイルライダー』…………。
銃火が弾け、刃と刃が斬り結び、無数の銃弾が空を切り裂く。そんな過酷な戦いの中で、レイラは少年を何があっても守り抜くという誓いを胸に銃火の中を舞い踊る。彼を守るために、己の何もかもを投げうつ覚悟とともに。
そんな戦いの果てで、二人は辿り着けるのか。行きつくべき結末に、巡り巡る数奇な運命のその先に…………。
ハイスピード・ガンアクション小説、イグニッション・スタート。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 18:05:47
199176文字
会話率:35%
大きな声で言えないけれど、少女ルルは魔剣である。主人である無口な青年カイエと数日ぶりに居候先に帰ったら、家主がいなくなっていた。
早速探しに行くのだが、この無法都市ツエドにはやってきたばかりでふたりは全く詳しくない。不穏な話も聞こえてくるし
……。
「潜入したけど…バレちゃって殺されかかってただけなんです……」
目指すは平穏!だけどちょっと物騒なものが多い気もする異世界日常もの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 23:12:25
65174文字
会話率:41%
つらい子ども時代を送る綱分伊吹(つなわき いぶき)だが、ミステリアスな人外お姉さんだけは味方になってくれた。
挽霧(ひきり)さんは一見悪役チックな和風美女。怖くて不気味な雰囲気なのに、どこか儚げで、人間への優しさが隠し切れていない。
そん
な挽霧さんが伊吹の前から突然姿を消した。
大人になった伊吹は、彼女の行方を突き止め再会を果たす。
緑豊かで広大な、常杜の郷公園。のどかな里山の風景が再現され、現代の時間の流れから切り離されたようなその場所の地下深く……。
そこには挽霧さんだけでなく、信仰が衰退してしまった小さな神々が異様な拘束を受けて祀られていた。
大好きなお姉さんを助けるため、成長した伊吹は常杜の郷公園に職員として潜入する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:31:14
91363文字
会話率:27%
エリシア・ファーレンハイト公爵令嬢は現在六歳。前世諜報員だった主人公(男)は、来世は正義の味方になりたいと願いながら息を引き取る。再び目を覚ますと、エリシア・ファーレンハイト公爵令嬢に転生していた。
前世の記憶を持って生まれた彼女は、性別の
違いに戸惑いつつも、すくすく育ち六歳になった。
ある晩、深夜に何者かが屋敷に潜入しようとしているところを目撃した彼女は、前世の経験を活かして追跡する。その正体は父親であるゴルドー・ファーレンハイト公爵だった。
正義の味方に憧れるエリシアは、出来心で父の衣装をこっそりと借りて身につける。その衣装は魔道具になっていて、身に着けると彼女の体にぴったりとフィットした。感動冷めやらぬまま、夜の街に繰り出した彼女は酔っ払いに絡まれている少女を見つける。
※カクヨムにも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:22:42
43472文字
会話率:62%
(冒頭三話以降毎日or隔日の21時に更新)
ある日、東京・新宿に巨大な“樹”が突如として出現した。
その異形の樹は瞬く間に街を飲み込み、同時に“悪魔”と呼ばれる存在たちが出現。新宿は政府によって壁で封鎖され、人々の記憶からも忘れ去られよう
としていた。
だが一年後。
家族の行方を追う高校生たちと、特殊任務を帯びて潜入した二人の工作員が、“黙示樹”の根に覆われた廃墟都市を再び踏みしめる。
希望も、生存も、保証はない。
だが彼らには、それでもなお歩かねばならない理由がある。
一人では歩けない。けれど誰かとなら、踏み出せる。
失われた日常の中、交差していく過去と現在。
終末の都市で芽吹く、小さな絆と決意の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:00:00
25684文字
会話率:18%
帝国一の情報屋が、ただ一つ知らなかったこと
——それは、『自分の正体』だった
カゼルシア帝国の片隅、万屋クアドロで働く少女・ロクスタ。
表の顔は雑貨屋。
裏の顔は、帝国随一の情報網を誇る “情報屋”。
見聞きしたすべてを記憶し、
誰より
も多くの秘密を扱う彼女が知らなかった
——『自分』のこと。
生き別れた家族を探すため、皇宮に潜入した少女は“幽霊”の存在と、“第2皇子の命は長くない”という事実を知る。
家族を探すはずが、気づけば皇子の命を救うことになっていた。
情報屋はまだ知らない。
自分が、帝国と王国の運命を揺るがす《鍵》であることを。
“知ってしまえば、戻れない”
——これは、呪いと祝福の狭間で、ひとりの少女が“真実”にたどり着くまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:10:00
30303文字
会話率:34%
ヴェネツィアの夜、宮殿を改装した秘密カジノの奥で、ひとつの“ゲーム”が静かに幕を開けた。
元MI6の戦略アナリストであり、現在は伝説的ギャンブラーとして暗躍する男――ルシアン “ルーク” グレイヴス。
彼が今夜狙うのは、金でも名声でもない
。
それは、表社会と裏社会を繋ぐ影のネットワーク“マーケド・リング”が動かす、巨額のマネーロンダリング計画――そしてその鍵を握るイタリアン・マフィアの大物、レオナルド・ジアッコ。
この勝負に挑むルークの傍らには、一人の女がいる。
銀髪に氷の瞳を持ち、ディーラーにして天才ハッカー――イヴリン・スカイ。
彼女はカジノの内側に潜入し、裏システムを完全に掌握。ルークの命綱として、そして唯一無二の相棒として勝負を支える。
ふたりの間には言葉を超えた連携と、微かに揺れる想いが存在する。だが、それを口にする余裕など、この世界には存在しない。
ゲームは一度きり。ルールは存在せず、カードの下に隠された“真実”と“嘘”こそが勝敗を分ける。
金、命、秘密、裏切り、すべてが賭けられるこの勝負で、ルークが引き当てるのは――ジャックポットか、それとも奈落か。
そして彼らはまだ知らない。
このカジノで始まった勝負は、ただの序章に過ぎないことを。
舞台はヴェネツィア、マカオ、ベルリン、ニューヨークへと移り、彼らの過去と現在、そして未来が交錯していく。
狙われているのは金ではない。世界の“秩序”だ。
暗躍する組織、追い詰められる情報、揺らぐ信頼――
その中で、仮面の下にある“本当の顔”だけが、生き延びる鍵となる。
この世界で生き残るのは、運の良い者ではない――全てを偽り、そして見抜く者だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:39:19
2996文字
会話率:22%
作家令嬢アンナ・エマール。成金商家出身のアンナだったが、推理ヲタクで、ついには本格ミステリー作家としてデビューした。しかし根強い男尊女卑国家に生きるアンナは、文壇サロンのおじ様達に「推理なんてやめろ」と追放され、作家業も干された。結局、タラ
ント村という田舎へ逃げる事に。
そこではなぜか村長殺人事件が起きていた。アンナは濡れ衣を着せられ、大ピンチ。ちょうど休暇にやってきたハイスペ経営者のクリスと共に殺人事件を調査する事に。アンナの人柄や推理スキルで味方も増えていき、犬猿の仲だったクリスとの関係も深まる中、第一容疑者の絞り込みも成功した。
その時、クリスがこんな賭けを持ち出した。第一容疑者が犯人だったら「俺と結婚しろ」と。その上、村に伝わる伝説と共に予想外の容疑者達が浮上してきた……?この推理も結婚も前途多難!?作家令嬢の田舎追放コージーミステリ開幕。※note等にも掲載中です。
第二部あらすじ
タラント村の事件も解決し、作家活動の営業の為、出版パーティーに訪れたアンナ。そこでなぜかクリスも登場、壁ドンもされ、熱烈プロポーズも受ける。外堀も固められ、クリスと婚約中と噂もたち、もう逃げられなくなったアンナ。
かといって仕事も忙しくクリスとの婚約も考えられないアンナはアサリオン村という田舎へ逃げる事に。賑やかな観光地の村だったが、そこにつくと、早速死体を見つけてしまう。濡れ衣も着せられて大ピンチ。
結局、偶然仕事でやってきたクリスに助けられたが、彼の執着心が、少し怖いほど。
それでも地道に村人の味方につけ、ホテルで潜入バイトもするが、事件を掘れば掘るほどクリスの執着が深まっていく。村に伝わる蒼い鳥伝説も複雑に絡み合い、アンナとクリスの幸せの行方は……。この溺愛の方が事件です!?第二弾開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:00:00
72826文字
会話率:39%
恋愛小説家の夫に不倫され続けていた専業主婦の文花。夫への執着心で愛人の素性も自力で調査し、周囲からメンヘラ地雷女だと噂されるほどだった。
紆余曲折を経てついに不倫を辞めた夫。しかし夫ににちょっかいをかける少女小説家やキラキラ起業家女子が現れ
て文花は気が気じゃない。その上キラキラ起業家女子も何者かに殺されてしまった。
再び殺人事件に巻き込まれた文花は、夫にちょっかいをかけた少女小説家が犯人だと勝手に決めつける。完璧なアリバイがある少女小説家だったが、文花の私怨たっぷりの見込み調査は果たして実を結ぶのか…?文花は少女小説家が卒業したカトリック系お嬢様学校に潜入し、ある手がかりを掴むが…。
本妻が愛人調査スキルで謎を解く、ゆるっと炎上風コージーミステリ。お嬢様学校出身の女達の怨念とクリスマスの奇跡が起きる第三弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 04:00:00
99768文字
会話率:42%
東京の闇に潜む「奪還屋」――失われたものを取り戻すプロフェッショナルたち。
その中でもひときわ異彩を放つのは、身長147cmの女性戦士・咲(さき)と、非殺傷狙撃手・鳴瀬詩音(なるせしおん)の二人組。
彼女たちは、命を奪わずに奪われたものを
奪還することを信条としている。
ある日、声帯を破壊され、話すことも叫ぶこともできなくなった少女の救出依頼が舞い込む。
背後に蠢くは、音を自在に操る異能者を抱える凶悪な闇組織『Voice Sinker』。
殺し合いを禁じる二人は、非殺傷の武器と格闘術で静かに敵陣へと潜入し、失われた“声”を取り戻すべく戦いを挑む。
沈黙の中で繰り広げられる激闘、失われた声が響く時、彼女たちの奪還屋としての誇りと信念が揺るぎなく刻まれる。
命を奪わず、奪われたものだけを静かに撃ち抜く――それが『Silent Trigger』の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:00:00
44771文字
会話率:32%
戦争により文明が滅んだ世界。日本は砂漠化し荒廃していた。
国や政治、経済という概念もなくなった世界では、暴力による支配・強奪が当たり前となっていた。
そんな世界に一人で店を営む男「店長」。
とある目的で店に潜入したがあっけなく捕まり、無
理矢理アルバイトにされてしまった少女「兎」。
店で売る武器を作る姉弟、レズビアンの姉「トラ」とゲイの弟「リュウ」。
そして、近隣の盗賊達を取り纏める「狸」とその一味。
放射能により進化した巨大生物や盗賊団との戦いの数々。
文明崩壊前の科学技術で作られた|遺物《アーティファクト》と荒廃した世界を生きる人の|力技《ゴリ押し》。
終末世界で地球最後の店を中心に繰り広げられるSFアクション。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:30:00
31261文字
会話率:39%
魔王リゼリアとして君臨していた私が目を覚ますと、なぜかルクレシア公爵家の長女リゼナになっていた。
どうやら、気弱で魔法も使えない「落ちこぼれ令嬢」として周囲から軽んじられていたらしい。継母や妹からは露冷遇され、社交界でも笑い物にされる存在だ
ったようだ。
でも、私は元魔王。人間社会を理解するために貴族として潜入した経験もある。魔法の才能?もちろん健在よ。
私らしく優雅に生きていこうと決めた矢先、この世界にはまだ解決すべき問題があることを知る。
北部では魔獣との戦いが続いており、王都との交流も断絶状態。でも私には、元魔王としての知識がある。魔獣の生態も、その対処法も全て知っている。
北部の現状を憂いた私が解決策を提案すると、「北方の英雄」と呼ばれる冷徹な公爵レイアス・アストレイアが興味深そうに私を見つめて——
過去の幼馴染の血を引く皇太子との出会い、そして北部の危機を救う使命など――私の新しい人生は、想像以上に波乱に満ちているようね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 15:58:00
37686文字
会話率:32%
その生徒の名前は、学園内の記録から消えていた。
存在を示すデータも、写真も、証言すら曖昧で──まるで最初から存在しなかったかのように。
「記録の残る限り、罪は裁ける。」
記録管理課所属、風間湊。
警察の中でも地味で無名なその部署に所属す
る彼は、過去の未解決事件や矛盾した報告書の“記録の歪み”を読み解く特異な観察眼を持つ。
今回は“ある学園”で発生した奇妙な失踪事件を再調査するため、臨時の学内派遣として潜入することに。
だが学園には、閉鎖された空間特有の緊張と、教師・生徒たちが共有する“何かを隠している”空気が渦巻いていた。
かつて記録され、そして意図的に消された“罪”とは何か。
残された記録と矛盾の狭間で、風間は真実へと辿りつけるのか──。
これは、「記録」に残された罪と、「記憶」から消された存在をめぐる、静かな戦いの始まりである。
■風間 湊(かざま みなと)
警察庁・記録管理課所属。28歳。
“事件の痕跡は、記録の中にこそ残る”という信条のもと、現場の矛盾や記録の曖昧さから真相に迫る異色の捜査官。
温厚な物腰の奥に、冷徹な論理と観察力を秘めている。過去に起きた“ある事件”をきっかけに、記録に取り憑かれた。
■神代 莉緒(かみしろ りお)
今回の潜入先・私立聖錬学園の臨時教員。20代後半。
表向きは協力者として学園内を案内するが、何かを隠しているような節がある。風間の観察によって、徐々にその過去と正体が明らかになる。
■謎の“消えた生徒”
学園の記録から存在が消えたはずの人物。
しかし一部の生徒は、断片的にその記憶を持っている。果たして彼は実在したのか、それとも…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 15:47:08
95410文字
会話率:23%
人材育成機関《VALHALLA》。
内部では、“危険な才能”たちが集められていた。
主人公・堂園澪は、カウンセラー「柊しずく」としてこの施設に潜入する。
彼女の真の目的は、施設を牛耳る代表・神城の正体を暴くこと。
しずくは訓練生たちの心
に静かに触れ、対話を重ねながら、
少しずつ、この場所の“真実”へと近づいていく。
この場所で、心を守る者は、誰を裁き、誰を救うのか。
その先に待つのは──救いか、破滅か。
毎週日曜連載予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 14:10:00
3913文字
会話率:35%
その日、東京湾の中心――お台場が“独立”を宣言した。
謎の軍事勢力による占拠、遮断された通信、崩壊する橋。
都心は混乱し、国家は沈黙する中、ひとりの男が動き出す。
白石颯太、31歳。通信会社勤務。お台場のタワーマンションに暮らす妊娠中の
妻を救うため、封鎖された海を越え、決死の潜入を試みる。
しかし彼の“帰りたい”という想いは、やがて国家作戦の鍵となり――。
敵の正体も、目的も、誰も知らない。
唯一わかっているのは、彼女があの場所で待っているということ。
国家vs正体不明の独立軍。その真ん中で、「家に帰る」ただそれだけの男が挑む、現代戦場のヒューマンドラマ。
静かに始まり、怒涛のクライマックスへ向かう社会派アクション小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 14:05:20
78726文字
会話率:30%