時は徳川幕府が開かれたる泰平の世。
長きにわたる戦を終え、静謐を迎えし日ノ本に鬼の陰が忍び寄り……
刀を握りし剣士達は何を救い、護れるのか。
人と妖の戦いが幕を開ける———
©️2025 嵬動新九
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カクヨム様と同時に連載しております
※注意
この作品の権利は嵬動新九が有しております。一部であっても盗作、転載、自作発言はおやめください。コピーペースト、スクリーンショットは禁止となります。
歴史上の人物や名所、地名、伝説が登場致しますが、実在とは関係が御座いませんので混同はおやめください。全てフィクションとなります。
暴力(斬り合い、流血)や破壊などの描写が御座いますが、この作品は、法律や法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
ルールをお守りいただきご観覧くださる方々に感謝致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:05:11
42058文字
会話率:26%
【あらすじ】
時は江戸。
天下泰平の世にあって、なお血と欲にまみれた世界があった。
――それが、徳川将軍家に仕える女人たちの城、大奥。
生まれも、地位も、家柄も。
すべてはここでは無意味。
美貌、才覚、策略、そして、誰よりも深い“愛”だけ
が、生き残る鍵だった。
下級武家の娘として生まれた【朝霧(あさぎり)】は、家の命運を背負い、大奥へ上がる。
そこで出会ったのは、神にも比肩すると謳われる女――【雪乃宮(ゆきのみや)】。
高貴なる存在でありながら、どこか哀しみを宿したその人に、朝霧は心奪われる。
一方、雪乃宮もまた、誰にも明かせぬ「ある秘密」を抱え、孤独の中にあった。
甘やかに、鋭く絡み合う視線。
指先がふれ、息が乱れ、心が乱れる。
しかし、大奥は恋を許さぬ世界。
待ち受けるのは、寵愛を巡る陰謀、裏切り、そして非情なる淘汰。
「この身は滅びても、あなたを、護りたい」
華やかな地獄の中で、二人は運命に抗い、手を取り合う。
――これは、
誰にも語られることのなかった、
二人の女たちの、秘められた恋と、誓いの物語。
大奥、花檻の中で咲き誇る、壮絶なる百合絵巻。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:00:00
102251文字
会話率:21%
宇多天皇を祖とする宇多源氏の近江佐々木氏、その嫡流であるである六角氏。血筋的には足利氏を超える貴種であると言っても過言ではない。最盛期である六角定頼は天下の宰相として、足利将軍家の後ろ盾となり畿内の政治に大きな影響力を持っていた。続く、六角
義賢も畿内の政治に大きな影響を与えていた。しかし、六角義治の時代に家中で内紛が起き、弱体化してしまう。その後、織田信長と戦い大名として、没落してしまう。
とある大学生が、史実では存在しなかった義治の兄として生を受けてしまった。没落は嫌だ。近江を保持したまま天下泰平の世を迎えたい。そのために奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 12:46:49
150292文字
会話率:35%
泰平の世が続く水穂の国。その片隅にある小国の藩主の子、光春。武芸は苦手な彼の従者実清は、国で一番の強者と言われる。そんな実清は、実は男のふりをした娘だった。その秘密を、皇子と将軍家の者に知られてしまう。
和風ファンタジーです。
最終更新:2025-03-20 02:21:07
28082文字
会話率:28%
獅子王レオナルドが伝説を残したあの聖戦から、およそ四百年――東の日出ずる国・瑞那では長く続いた戦乱が終結し、泰平の世となって活躍の場を失った武士たちが数多く海を越えて南のナピシム王国へ渡り、傭兵として活躍していた。サムライと呼ばれる強く勇
敢な彼らはいつしかナピシムの軍事力の中核を担うまでになるが、武功を重ねて日に日に王朝内での発言力を増していく彼らを危険視する声もナピシム国内には少なくない。
そんな折、大陸北部の平原地帯を制したゾフカール帝国のコサック軍団が温暖な不凍港を求めて南下しナピシムへ襲来。王国の興廃を賭した大戦争で国王メクスワン六世が斃れ、サムライたちも不穏な動きを見せる中、ルワン王子の護衛を国王から任されていたサムライの剣士・津賀蔵人藤真はたった一人で己の信ずる武士道を貫くためルワンを守って奮戦する。そんな彼の体には、かつて聖地を守って戦ったあのレオナルドと同じ超人的な魔力が目覚めようとしていた――
史実の山田長政が活躍した時代=近世タイ王国を世界観のモデルとした東南アジア風サムライファンタジー戦記、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 20:15:06
49640文字
会話率:59%
国を治める帝が怪死した。その日から国は飢饉に見舞われる。
上天に通じると伝わる洞を守る隠れ里には言伝えが残されていた。『男巫が洞の泉に身を捧げ泰平の世に導いた』
八重は巫女として、言伝えに則り人柱になるよう里長から命じられる。
八重は
粛々とその命を受け入れ、神洞の奥で泉に身を捧げ――――目覚めた先で、動かぬ男神と出逢う。
一章「冬の章 一巡」全六話 毎朝七時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 07:00:00
141697文字
会話率:46%
人と妖(あやかし)が共存共栄した時代、五百年に渡る妖人戦争を1人で終焉させた白楽天は、時代の流れとともに吟遊詩人として刀ではなく筆を取っていた。しかし、争いのない泰平の世で再び不穏な動きが起こり始める。それにより大陸の長より腕を買われ事件解
決の命を受けた白楽天は自身の罪の重さと向き合いながらやがて彼も知らなかった真実への扉を開いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 14:19:20
31782文字
会話率:47%
泰平の世の中に、戦国期に名を馳せた忍者らはその活躍の場を失い、すっかり牙を抜かれた──かに見えた。
しかしながら、そのすべてが活躍の場を失ったわけではなかった。南海道は四國、伊豫松山の地にては、今もなお忍者軍団が健在にて、ご城下の治安と平
和を守っていたのである!
その名を、伊豫忍軍! ある時は不逞の輩を、ある時は人を惑わす妖怪変化を、そしてまたある時は、倒幕を企む長州藩が送る刺客と死闘をくり広げていた彼らの生きた様をここにしるす!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 20:19:26
158623文字
会話率:44%
徳川幕府の体制が盤石の物となって久しい宝永元年。
戦とは無縁な泰平の世に生まれ育った若侍達は、家督を継げる時を待ちながら穏やかに過ごしていた。
若き岸和田藩士である先山光太郎と加茂内膳もまた、そんな泰平の世に生きる若侍の一員である。
今宵も
二人は泉州名物の里芋を肴に差し向かいで飲みながら、四方山話に花を咲かすのだった。
(※本作品は公式企画「秋の歴史2023」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 07:23:37
2098文字
会話率:27%
江戸時代。
天下泰平の世には、今ではとても考えられないような、珍らし〜い商売が数多くありまして……。
例えば、『考え物』。
こいつぁ今でいう、『なぞなぞ屋さん』です。『考え物』はだけど、暇そうな家を見つけちゃあ、無理やりなぞなぞの書かれ
た紙を投げ込んでくる。いやはや、はた迷惑な奴ですなあ。
今回はそんな、『考え物』のお話でございます。
『考え物』な男と少年少女の青春物語……の予定です。どうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 02:00:00
50577文字
会話率:42%
舞台は作者の私、佐村孫千が脳内で描いた完全架空の創天国(そうてんのくに)
この国では、日本の戦国時代に限りなく近い世界観を持っています。
そこでは武家政権の頂点とされる「幕府」が存在してはいるものの近年ではその権威も薄れ、最早その意味をも成
さない状態となってしまいました。
「大名」と呼ばれる権力者たちは、これ幸いとばかりに領土を拡大すべく戦争が各地で勃発。
やがて時代は強き者が弱き者を滅ぼす戦国の世へと突入する事となった。
ある者は、理想とする争い無き「泰平の世」を築く為に…
またある者は私利私欲にまみれた欲望を満たす為に…
そして現将軍は、幕府としての権威を取り戻す為に…
様々な思いを胸に各地の権力者たちが「天下統一」を目指して戦いに明け暮れる日々。
この乱世の中で彼らは一体、どのような生き様を見せるのであろうか。
それは、貴方自身の目で見届けて欲しい…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 00:26:47
660519文字
会話率:27%
この物語では、善悪の表裏と紙一重を“正義”と“悪”の両側から描いて行きます。
※今作「【悪逆の翼】~road dark~」では“悪側”の視点から世界を観測しています。
現在制作中の「【悪逆の翼】~road shine~」では“正義側”の視点
から世界を観測していこうと思います。
物語は一つの世界で同時進行しています。
似た心を持った人間が、似た体験を経て何を思うのか。その結論は対極だった。全ては彼らの置かれた立場が織りなす数奇に他ならない。
この物語の主人公、終夜鴉紋(しゅうやあもん)が転移したのは、赤い瞳の人間を『ロチアート』と呼び、家畜の様に管理して喰らう絶望の世界であった。
秩序の守られた泰平の世。その世界に何の悪意もなく大切なモノを奪われた鴉紋は、腕を黒く変化させ、人ならざる剛力を発現した。
怒り迸り何もかもを破壊しながら、鴉紋は世界を統治する九人の“天使の子”を殺し尽くし、自らの願う世界を創造する事を決意する。
――しかし彼がこの世界に訪れてしまった事も、その世界を破壊するといったある種異常に思える意志すらもが、彼の内に潜む“別の人格”による因果である事を彼は知らない。
――そして壊れていく。
ロチアートも同じ人間だと言いながら、ロチアートの為に人間を殺戮していく悪魔へと。
平和な世界に堕ちて来た、ただ一つの悪意として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 22:17:01
121051文字
会話率:47%
この物語の主人公、終夜鴉紋(しゅうやあもん)が転移したのは、赤い瞳の人間を『ロチアート』と呼び、家畜の様に管理して喰らう絶望の世界であった。
秩序の守られた泰平の世。その世界に何の悪意もなく大切なモノを奪われた鴉紋は、腕を黒く変化させ、人な
らざる剛力を発現した。
怒り迸り何もかもを破壊しながら、鴉紋は世界を統治する9人の“天使の子”を殺し尽くし、自らの願う世界を創造する事を決意する。
――しかし彼がこの世界に訪れてしまった事も、その世界を破壊するといったある種異常に思える意志すらもが、彼の内に潜む“別の人格”による因果である事を彼は知らない。
――そして壊れていく。
ロチアートも同じ人間だと言いながら、ロチアートの為に人間を殺戮していく悪魔へと。
平和な世界に堕ちて来た、ただ一つの悪意として。
そして同じ時、同じ世界にて、一つの“正義”が産声をあげる……
鴉紋に大切な者を殺し尽くされた黄金の騎士
この世界の主人公、ダルフ・ロードシャインは、煮え滾る執念に“不死”の能力を発現して心に復讐の大火を逆巻かせる。
何度も死に、何度も死に……地獄の様な責め苦にあえぎ苦しみ続けながら、ダルフは力に手を伸ばし続ける。
正義を宿した豪快極まる巨大剣、鉄塊の如きクレイモアを振るい、修羅となっていきながら……
悪魔を滅し、安寧を取り戻す為に。
452話453話あとがきにて、世界観や赤目達の正体についての種明かしがあります。
キリスト神話、アルマゲドンや生命の樹、ソロモン72柱など、天使と悪魔との闘争を題材にしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 22:07:12
1344692文字
会話率:56%
(第一回のあらすじ)
はるか昔、三界二十八天を治める玉皇上帝は、天下泰平の世に諸仙の持っている宝貝比べを催すこと思いたち、『三界通明会』をおこなう。このとき竜王は自分の宝貝を貶され、兵をあげ馬耳大王と戦う。そして竜王達は……
最終更新:2023-04-28 08:36:59
101735文字
会話率:32%
魔王が現れ、それを封印しようと巫が立ち上がるーー
そんな御伽噺のような現実離れした話を信じる者など居る筈もないくらいの泰平の世に、突如として御上が「巫を見付けた」と言う。
海璃と宵ノ月は、巫と供に魔王の鳥居へと向かう事になる。が、果たして魔
王など本当に存在するのだろうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 17:21:50
5472文字
会話率:43%
不運な中学2年生2人が戦国時代の謀将に逆行転生し協力して泰平の世を作ることを目指して奮闘する物語です。
初投稿なのでミスも大目に見てください( ¯꒳¯ㅅ)オネガイ
週2投稿を目標にしていきます!
最終更新:2022-08-18 15:55:46
11760文字
会話率:96%
霞も断つと謳われし、天下無双の女武芸、その名もマーシャ・グレンヴィル。闇を引き裂く剣閃が、王都に蠢く悪を斬る!
古来より武勇が尊ばれる島国、シーラント王国。
天下泰平の世にあっても、この国では武術というものが非常に盛んであり、人
々にとっては欠かせぬ存在である。
マーシャ・グレンヴィルは、そんなシーラントにあって、齢二十にして無双と謳われた女剣士であった。ゆえあって、彼女が若くして一線を退いてから数年。二十八歳になったマーシャは、王都レンにて貸し部屋業を営みながら毎日を暮らしている。
現在、繁栄の只中にあるシーラントだが、繁栄の裏には必ず闇が生まれる。貴族や有力者たちの思惑が絡み合い、陰謀策術渦巻く王都レンでは、市民の暮らしを脅かす怪事件に難事件が日々巻き起こっていた。
剣士マーシャは、愛すべき人々を護るため、その卓越した剣技をもって王都にはびこる巨悪に立ち向かう。
※本作は、基本的に章ごとにエピソードが完結する一話完結タイプとなっております。
第一章 剣士マーシャの酔憶
マーシャは、馴染みの酒場で近頃王都を騒がせているという通り魔の噂を耳にする。
友人が通り魔の犠牲となったことをきっかけに、通り魔の正体を追うことになったマーシャであったが、この事件の裏には大きな陰謀が隠されていて――
※外部投稿サイト「カクヨム」「星空文庫」「エブリスタ」にて同内容の小説を投稿中。
※外部サイト「ツギクル」登録中。よろしければページ下部のバナークリックお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 00:51:07
813470文字
会話率:42%
鬼が跳梁跋扈する日本によく似た異世界、東ツ國。
そこは異形の鬼が人界を侵略す、中世の日本に似た異世界だった。
鬼を斬れぬ主人公は、許嫁に支えられ遂に鬼を斬る。
すべての鬼を切り捨て、泰平の世を築く男の名はーー。
※日本をイメージした架
空の世界の架空の戦記です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 22:09:31
25032文字
会話率:26%
天下泰平の世
活躍の場を失いつつも、日々の修業に明け暮れる若き忍者達。
なんの為に修業をしているのか。
この修業の成果を試せる時が、はたしてやってくるのか。
そんな疑問を抱きながら修業をしていた山中で、彼らは突然奈落へ
落ちた。
そしてたどり着いた先は、数百年後の現代。
ひょんな事から、なんでも屋として働く事になった彼らは、
『派遣部隊<月光>』
を命名される。
そして、様々な場面に派遣されると、
彼等の能力が次々と発揮され、活躍の場を見いだしていくドタバタコメディー。
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この作品は魔法のiらんどにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 23:25:46
85640文字
会話率:44%
江戸中期の剣豪・十澄 懐(ナツカ)は、泰平の世にはめずらしい実戦派の剣豪としてその名を轟かせていた。生活と修行のため、依頼のままに時に人を斬る日々。無敵と謳われた彼だが、心中ある不満を感じていたのだった。そして今日も依頼を果たすために昼日中
の江戸の町を歩いていると、着いたところは「南蛮か?紅毛か?一体どこなんだここは!」魔物がうろつく夜の森であった。とりあえず襲ってきたゴブリンを一蹴すると、さらに面妖な「えるふ」の女が現れて「あなたを召還したのは、わたし」と。ふざけるな!還せ!と刀を突きつけるも、それはもう不可能であるというのだ…。
どてらいエルフ・エレナとパーティーを組み、斬って稼いで強くなるほか生きる道はない!
異国どころか異世界に戸惑いつつ、一太刀では死なない強敵たちの存在を喜び、ひたすら斬り進む剣豪の転移ライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 21:04:32
6010文字
会話率:36%
『爾を“異世界”へ派遣する!』
本能寺の変で死ぬはずだった織田信長の息子・織田信忠は、突如目の前に現れた黒い生き物の手によって異世界へ“派遣”させられる。
派遣された先の世界は、乱世真っ只中だった。
信忠は派遣された先の王国に仕官し、
傾きかけた王国を再建して、天下泰平の世を創るために戦うことを決意した。
持ち前の合理主義的な思考と政策、父・信長から受け継いだ天下布武の志を胸に天下泰平の世を目指す!
若くして亡くなった英傑の異世界英雄譚です。是非見て下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 13:27:16
32202文字
会話率:46%