なろう海の片隅に浮かぶ小島『花京院島』。
そこで小さな本屋を営む花京院は、書店に迷い込んだ者たちを相手に、時に縋りつき、時に泣き落としてと、どうにかして自作の素人小説を売りつけようと、日々奮闘していた。
今日もまた、迷い込んだ哀れな冒険
者(スコッパー)に縋りつく花京院の雄叫びが『花京院島』に響き渡る……
『ああぁぁ! お客様ぁーー! 行かないでーー!!』
—— ◇ —— ◇ —— ◇ ——
こちらは『自作品の紹介』を兼ねた作品となっております。
『絵文字』を楽しんでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-03 09:02:22
1272文字
会話率:0%
俺、布津野一矢(ふつのひとや)は夢と希望とラブコメアニメの様な生活を期待しながら高校に入学した。
入学初日に部活の見学に行った俺は見かけは地味だがよく見るとスタイル抜群で超絶黒髪美少女に声をかけられる。
ただ、性格がかなりネガティブなのが
気にはなるが……
そんな彼女から部活名が『ネガティ部』だと聞かされ、嫌な予感しかしない俺は断ろうとしたけど、3年生で部長でもある越智子美代(おちこみよ)部長の美しさと「あなたが入部してくれないと私、死んでしまうんです!!」というほとんど脅しにとも思える泣き落としに負けてしまい俺は渋々、仮入部する事になったのだが……
学園トップクラスだが性格に難ありの美男美女達と普通の少年が繰り広げるドタバタラブコメディ。
笑いあり、涙あり、感動的な場面もありますよ!!
ようこそ、ネガティ部ワールドへ!!
※この作品は私の初期作品『『ネガティ部』~普通の俺が訳アリ美少女ばかりの部活に入部したけどラブコメ展開は起こるのか?~』のリメイク版です。本筋は変わりませんがかなりの加筆、表現の変更等、初期作品を知っている方からすればかなり生まれ変わっていると思いますので、初めて読まれる方もそうでない方もどうぞ楽しんでください。
尚、誤字報告はありがたく頂き直ぐに修正させて頂きますが「こう書いたほうが良いのでは?」等の文章の変更などのご意見は基本的に受けませんのでご了承くださいませm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 00:19:17
300682文字
会話率:51%
孤独のうちにいた国王の前に、残された王族が現れる。
王族らしからぬ王族の従姉妹に、国王は次第に惹かれて行く。
一方、アマーリエもまた、うつくしく穏やかな気質のロベルトに好意を持つ。
「あと一日、もう少し」
その気持ちに、やがて
変化が訪れる。
そのことを知ったロベルトは、大きな愛に包まれていたのを知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 20:00:00
39270文字
会話率:34%
エドウィン辺境伯には3人の息子がいた。
彼は高齢のために引退を考えており、3人の息子にエドウィン家の財産を分与する事となった。
長男アドルフには爵位と領地、次男ランドルには王都の土地の一部領地、そして三男ロッソには・・・
「山を与える」
寝
耳に水の不平等な内容に抗議するが、まずは気位の高い父親が頭を深々と下げてきた。代々エドウィン家は聖地である「山」の管理を任されており、先代の大叔父が高齢のため亡くなりそれを務める人間がいなかった。それがロッソに山を託された理由であった。
そしてロッソにも断りにくい理由があった。実は婚約者に二股をかけられて、より良い条件の方に乗り換えられて酷くフラれてしまったのだ。ロッソは傷心のまま仕事をクビになり、故郷に帰ってずっと引きこもっていた。何も仕事をしていない負目があり、お人好しのロッソは父の泣き落としに屈してしまったのだ。
こうしてロッソはエドウィン領にある手付かずの大自然に一人挑む事となった。ロッソに付き従う者もなく一人寂しく現地に向かう。幼い頃に一度訪れた事のある「山」は変わらず大自然なままだったが、そこで不思議な出来事が起こる。
聖地である山頂の社で「山」の所有を主張する謎の少女コノハナと出会ったのだ。
手付かずの大自然の中で出会った謎の少女と傷心の貴族の三男、なぜか二人の不思議な同居生活が始まってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 19:00:00
22131文字
会話率:56%
「わたし、ソフィアじゃないの!」頭を打って目を覚ましたソフィアは、この世界が前世ではまっていた乙女ゲームの世界で、自分がそこで悪役令嬢と呼ばれていたことを知った。このままだと断罪される!頭を抱えるソフィアに「もしかして、前世の記憶、ある?」
と訊ねて来たのは護衛のオリオン。オリオンはなんとソフィアの前世の親友だった!このまま悪役令嬢として断罪されるなんて冗談じゃない!ソフィアはオリオンと相談して、ゲームのスタート地点である四年後までに、ソフィアが悪役令嬢にならないようにするための計画を立てる。ソフィアたちはヒロインの攻略対象であるランドールに目を付け、彼と結婚して悪役令嬢になる未来を回避しようとする。国王を泣き落として、なんとかランドールとの結婚にこぎ着けたソフィアだったが、もちろん彼は一筋縄ではいかなくて…。
※第5話完結いたしました。お読みいただきありがとうございます!第6話は2月1日よりスタートします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 15:19:40
294501文字
会話率:36%
魔王軍があまりにもアレなのでクレームをつけに行ったら、泣き落としで手伝わされる羽目になった。
最終更新:2022-04-05 03:49:11
1886文字
会話率:87%
「フリージア、……婚約を破棄してくれないか」私をまっすぐに見つめる真摯な瞳には嘘偽りなく。ロイド・クリスタル伯爵はいつもの硬派な雰囲気を纏っていた。彼の漆黒の美しい髪は風にそよぎ、黒曜石の欠片のようにきりりとしたアーモンドアイは私をしっかり
と見つめていた。そこには何一つ恥じない潔さと、決して撤回しないという強い意思が宿っていた。「はい、……仰せのままに」ご令嬢ならここで泣き落としの一つでもやってみせるのだろうが、無駄な労力は使わない主義だ。大いなる運命の風に翻弄されるのならば流されるところまで流されてみたいもの。それが人生の醍醐味というもの。想いつづけるだなんてそんな還元率の低いことしてはいけない。してはいけないのに……。ロイド伯爵の重い愛ゆえの婚約破棄。運命のいたずらか立場逆転からの溺愛。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 18:00:00
50359文字
会話率:38%
私はシオン、霊の声を聞くことができる降霊師です。王太子に婚約を破棄されたのがショックで心臓発作で死んだという悪役令嬢ベルモット嬢が夜な夜な私の寝台に現れて、破棄の原因の一つである階段から今の王妃を突き落としたとかいじめたというのも、自分が死
んだ後、王宮を襲った数々の不幸も私の呪いではなく冤罪だからそれを晴らしてくれと泣き落としをして脅すので私はほとほと参ってしまい、王城で陛下と王妃に謁見をして、冤罪を晴らすことになってしまったのですが…。
報復をしてくれ、冤罪を晴らしてくれという霊のお願いを私はかなえることができるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 16:06:43
4996文字
会話率:54%
駆け出し冒険者アムル・ベルは一流冒険者を志して、始まりの街グラッセルへとやってくる。そして冒険者ギルドへ向かおうとするが勘違いとギルド職員エレナの泣き落としにあった末に〝冒険者ギルド〟ではなく〝農業者ギルド〟に加入する羽目となったのだ。
そして農家となったアムルの周りには「農耕神 クロノス」を筆頭に「炎の猪 エンチョ」「Aランク冒険者 地獄丸」「死霊農家 アンデッコ」「へっぽこ料理人 ジーン」など面倒ごとの匂いのする連中が集まってくるのであった。
この物語はそんな感じの異世界ドタバタコメディ?である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 19:00:00
45597文字
会話率:51%
前作があります。
前回の件で夫婦と社内外に認知されたテンと海斗。しかし、珍しく(というより初めて。幸せボケにもほどがある)海斗がやらかした。怒りのテンさんのお裁きやいかに? (笑)
最終更新:2017-10-13 08:00:00
9140文字
会話率:57%
※本作は未公開の拙作「ふぁみりあ」(仮称)より、戦闘シーンの抜粋です。
冒険者向け情報誌「月刊Battle ManiaX」(毎月9日発売、定価1,500MG(税別)、通称「ビーマニ」)に特典として付属された映像資料、「実録!これがLv99
賢者のバトルだ!」の収録内容。
なお、収録に当たっては編集長が自分の娘をダシに使って泣き落としたとゆー噂も。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-01-29 16:14:03
3921文字
会話率:35%
創作を趣味としている後ろ向き主人公が、有名人の前向きヒロインの泣き落としによって追い込まれていく話
最終更新:2016-01-20 20:43:54
13129文字
会話率:35%
サンタ見習いの私は、先輩からの無茶振りにより、クリスマスイブまでにとある少年の欲しいものを聞き出さなければいけないことに……
でも、聞き出さなければクビになるかも、と泣き落としにかかった私に、
「なら、クビになればいいんじゃないかな」
彼は
にっこりと笑って、そう言った。
こんな生意気な子供だなんて、聞いてないよ先輩!泣
そんなサンタ見習い少女×屈折少年によるクリスマスのお話。
────遠くを見る瞳は、たぶん流星よりももっと遠いものに想いを馳せている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-02 21:58:15
24282文字
会話率:40%
日本が大陸からの侵略により、九州圏における防衛権を放棄せざるを得ない状況となった。
オリンピックイヤーとの兼ね合いで休戦状態となったが、日本政府は、直ちに事態を打開するために、CSA(アメリカ連合)の協力の元、新型の機動兵器の開発を行う。そ
の開発を担ったナナイ工業は、量産を前提とした機体の試作機をロールアウトさせた。それに対し、他の企業が一社独占では不公平であると訴え、コンペティションが開始されることが決定する。
物語は、開発が完了した機体と他企業が開発した機体とのコンペティション直前から始まる。
主人公たちは、普通の高校生。女子が夏休み中は吹奏楽部の合宿、練習のため、遊ぶことができなくなるため、夏休み前に遊びに出かけたところ、コンペティション会場となる場所に踏み入れてしまう。一方、ナナイ工業のスタッフは、テストパイロットとして宇宙植民地より降下させた3人が、食中毒により動けなくなることが判明する。そんなときに、高校生の侵入がわかり、現場は混乱する。
拘束した4人のうち、3名が宇宙のいずれかの場所での出生だと判明する。パイロット特性があると判断したスタッフは、半ば泣き落としという形で出撃をお願いする。
数時間というシミュレーションだけで出撃した彼らは、機体が持つ能力と自信らが持つ適性により、コンペティションを勝ち抜く。
コンペティションが終わったが、軍の機密を知ってしまった彼らは、機密を守るために拘束されるか、テストパイロットとしてナナイ工業に協力するかの選択を迫られる。
そして、彼らは、ナナイ工業のテストパイロット、および、日本軍特別試験部隊として日本軍に協力することを選んだのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-27 11:18:39
14758文字
会話率:45%