学園卒業間近で突然婚約破棄されたロクサーヌ。
相手にはすでに婚約予定の少女がいて、どうやら婚前交渉済みらしい。最悪。
異母弟の提案でバッサリ髪を切ったロクサーヌは、卒業前の休みを利用して観光ガイドのバイトをすることになったのだが、なんそこに
現れたのはお忍びで訪れた高貴な人だった。
(え?見た目は全然違うけど、隣のクラスのユーゴじゃない。いやいや、これはお仕事。お客様の秘密なんて気づいてません)
どうせこちらのことも気づいてないだろうし、相手の正体も気づかないふりをしながらガイドをしていくのに、なぜか甘い空気になっていくのに戸惑って…
これは秋月忍様主催「サマーシンデレラ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 22:03:54
197398文字
会話率:31%
「博人、今日から高校二年生ね」
「は? 母さん、僕は今年から高校三年生だろう?」
「まぁ、何を寝ぼけているのよ!! 今年から二年生でしょう」
僕の名前は薄井博人(うすいひろと)。
何処にでもいる高校生。趣味は読書でライトノベルを読むのが好き
である。――いや、何処にでもいる高校生だったというべきだろうか。
高校三年生に上がるはずであったのだが、気づけばどういうわけなのか、僕は高校二年生にあがっていた。
新学期早々行方不明になっていたクラスメイトが当たり前にいたり、その周りには明らかに場違いな人が佇んでいたり、色々突っ込みどころは多いが、僕は気づかないふりをすることにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 19:00:00
244468文字
会話率:38%
僕は何処にでもいる高校生、薄井博人。しかし、僕の高校はひと月ほど前からおかしい。しかし、どうやらその事に気づいているのは僕だけのようである。面倒なので、僕は気づかないふりをする事にした。
※カクヨムにも短編版掲載してます
最終更新:2019-03-27 16:47:41
2265文字
会話率:10%
幼馴染の男の子、ジオこと大黒時桜(だいこくじおう)は空気が読めない。
私が告白しようとするたびに急に何か思い出したりして中断させられる。
ずっと一緒に育ってきた私が振られるはずないとはいえ、ちゃんと正式にお付き合いしてるって形をとるのは大
切なのに。
元気さが取り柄の脳筋パリピみたいな子だから、そういう機微とかわからないんだろうし、多少空気が読めないのも仕方ないけどさ。
でも、今日は彼の高校の卒業式。良い区切りのタイミングだし。大学に行って変な女に捕まって、いろんなもの卒業させられちゃわないうちに、ちゃんと繋ぎとめておかないとね。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 20:00:00
6359文字
会話率:38%
ラベンロット伯爵家次女のモリリナには双子の姉のアマリリスがいる。よく似た可愛らしい顔だちの双子で幼い頃はとても仲が良かった。7歳の誕生日の朝、アマリリスは階段から落ち、彼女は変わってしまう。目立ちたくないと言いながらドレスではなく乗馬服を普
段着にし、レッツ!スローライフ!と意味不明な事を叫び野菜を庭に植える。沢山の男性に好意を寄せられているのに気づかないふりをしている楽しげなアマリリス。元のアマリリスが大好きだったモリリナのモヤモヤイライラはつのり、性格の悪い子として知られていく。そんな彼女の恋の話。
この作品は別名義でアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 17:00:00
148087文字
会話率:38%
うちのお嬢様は奔放だ。
玉の肌に傷をつけたらどうするのだといくら諭しても懲りずに外に出たがるし、馬には乗るしで全く淑女らしくない。
そんなお嬢様に同行しつつ、守るのが執事である俺の役目だ。
……と言っても俺は元は隣国のスパイで、本当
ならすぐにでもほっぽり出したいところだが、旦那様の持つ重要機密を持ち出すまでは辞められないのである。
「腹黒メガネ! 今日は駆け落ちごっこするわよ!」
「駆け落ちごっこって何ですか」
毎日お嬢様に振り回されるうち、芽生え始めた自分の気持ちに俺は気づかないふりをしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 16:00:00
5100文字
会話率:32%
美貌の王太子ジェラルドが婚約者を選定することになった。
子爵家の長男クリストファーは、新人の王太子補佐官として婚約者選びのサポート業務に励んでいる。
そのクリストファーには重大な秘密があった。
それは、その正体が実は双子の姉・クリスティー
ナだということ。
極度の人見知りゆえに土壇場で出奔した双子の弟の替え玉として、クリスティーナは男装してクリストファーを名乗り、王太子ジェラルドに仕えているのだ。
上司であるジェラルドや同僚達との関係も良好で、仕事が楽しくて仕方がないクリスティーナ。
けれど、替え玉がバレたら自分も家族も破滅する。
正体を隠し、自分の本当の気持ちにも気づかないふりをして、クリスティーナは仕事に励む。
(許される限り殿下にお仕えしたい。私はそれで満足……)
そう思っていたのに――。
「クリスと一緒に過ごすのは心地よいな」
ジェラルドの様子がだんだんおかしくなってきて……!?
*ノーリアリティ、ご都合主義てんこもり。
*2万字程度で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 20:43:32
33872文字
会話率:28%
小さい頃からみる不思議な夢があった。
典型的な悪役令嬢の女の子目線から王道の恋愛映画を見る―そんな夢。
幼いころ、婚約者という王子様に一目ぼれしたところから始まり、今は全寮制の学園で下級貴族のヒロインポジションの女に現を抜かす王子を見て嫉妬
に狂っている。
今ではお決まりすぎて誰も見ないようなつまらないストーリーだが、彼女の人生を追体験しているようで、応援しながら見守っていた。
「今日も見たよ、あの夢。あの子、遂にヒロインに殺し屋を差し向けるみたいだ。」
今日も大好きな親友の隆二にこの話をする。
妻にも言っていない、昔からの二人だけの話題というだけでなんだか嬉しくて、会うたびに話をしていた。
「あの夢か。確か中学の時からずっと言ってるよな?大人になるまで見るなんて、その子と何か縁があるんじゃないか?俺は落ちる夢ぐらいしか定期的に見ないな」
最近、その話題にも反応が薄くなってきたことに気づかないふりをし、毎回付き合ってくれる隆二に甘えていた。それだけでいい。一生思いは伝えずに親友として生きていく。
跡継ぎのため仕方なくお見合いして結婚した妻と5歳になる息子は、家族として愛していることに間違いはない。俺は幸せ者だ、そう思っていた。
「・・・なんで?」
自分の家の風呂場で最愛の親友と妻の不倫現場に遭遇するまでは。
「俺だって・・・俺だって隆二の事が好きなのに!!」
動転して訳も分からず自分の気持ちをぶちまけてしまう。
「最低。彰さんってゲイだったの?」
「俺の事そんな風にみていたのか。気持ち悪い」
俺が被害者の筈なのに罵られ、耐えられず自分の家から逃げ出してしまった。
公園のベンチで泣きつかれうたた寝すると、今日もあの子の夢をみた。
「サイオン様っ違うのです!全てはあの女が悪いのですわ!」
「黙れ。貴様に名前を呼ぶことも許可していない上にリリーの事をあの女呼ばわりするとは。王族不敬罪の罪も背負いたいらしいな。人を殺そうと思う其方らしい下劣な振る舞いだ。見るに堪えん。」
「婚約破棄と合わせて国外追放を命じる。二度とこの国に足を踏み入れるな。同じ空気も吸いたくない。」
そうか。お前も人生の絶望を味わうなんて本当に運命を感じるよ。
でもな、お前の方が俺の人生よりマシだろ。
『本当にそうかしら。じゃあ試してみたら?』
「へ?」
目が覚めると俺はあの夢の悪役令嬢になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 00:00:00
4902文字
会話率:25%
いつも俺に偉そうに言ってくる幼馴染(女)。
俺が口喧嘩の勢いで「黒髪で清楚な子が好みだ」と言ったら、そいつはそんな女の子を紹介してやると言い出した。
//////
待ち合わせに現れたのは、幼馴染そっくりなんだけど黒髪清楚な美少女。
そして彼
女は、幼馴染とは違うと言い張っている。
なかなか面白いことをするじゃないか。
俺は気づかないふりをして、その黒髪の子とデートすることにしたんだけど──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 18:13:01
13546文字
会話率:38%
『毎晩河川敷で食事をする』
共通点から少しずつ仲良くなっていく
昭和生まれ30代のあゆと平成生まれ20代の亮太。
あゆは亮太が自分に好意を寄せている事に気がつきながらも婚約者のいるあゆは気づかないふりをした。
納豆巻きとコーヒーが結ぶ
ラブストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 22:16:09
2697文字
会話率:40%
気づいていたけど 気づかないふりをしていた
それが 幸せを守るためだと信じていた
普通を普通として生活するのは難しい
最終更新:2021-08-13 07:00:00
10911文字
会話率:18%
恋人からの暴力に傷つく私が、ある晩偶然に出会ったのは、名前も教えてくれない年下の男の子だった。
彼の秘密と恋人の執着に怯えながらも、惹かれていく心は……止められない。
あなたは誰ですか。
どうして私の前に現われるの。
私のこと、
本当はどう思っていますか……?
厳しい状況の中、不安に怯える心は次第に彼でいっぱいになって……
【あらすじ】
恋人の過度な束縛から、ようやくのことで逃げ出した夜――真実は夜の街で不思議な少年と出会う。
誘われるままでかけた真昼の海で、今の自分はどれだけ苦しい状況なのかを再認識する。
毎日ふらりと真実の前に現れる少年は、素性はおろか名前さえ教えてくれない。
『海』と名付けた彼と過ごすうち、真実は失っていたものを一つずつとり戻していく。
大学生活、将来の夢、家族との絆、友人たち――。
ただ一緒にいることが楽しくて、幸せで、この日々が続くことだけが望みなのに、周囲には常に不穏な影がつきまとう。
「明日また」という小さな約束だけで、他には何も確証がない海との関係も、時折とても調子が悪そうな彼の様子も、真実を不安にさせる。
大きな秘密を抱えているらしい海の事情に、気づかないふりをして、それでも無視できなくて――。
葛藤を越えた先で手に入れた答えに、真実が得るもの、失うものとは――。
※『それでもキミに恋をした』の真実視点です。
個別にお楽しみいただけますが、あわせて読んでいただけば、それぞれの心情がより理解できるかと……
よろしくお願いいたします。
※ この作品はカクヨム、アルファポリス、エブリスタ等他サイトにも重複掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 21:00:00
224287文字
会話率:22%
自分のコンプレックスさえ持て余しているのに、愛する人のコンプレックスと、どう向き合えばいいのでしょう。気づかないふりをする? 受け止めてあげる? それとも……。
最終更新:2020-02-16 18:07:19
1578文字
会話率:41%
まるで物語の主人公な謎の少女と、まるで悪役令嬢な理事長の娘。そして二人の周りで対立するひとびと。そんな学園の雰囲気にうんざりした男爵令嬢アスタリアは、心の安定を求めて猫を飼い始めた。
「わたくしは猫じゃありませんわよ」「うん、猫何か言った
?」
日和見主義な令嬢と、ひとりの猫(理事長の娘/人間)が、こっそりコイバナ?したり、現状を変えようとしたり、驚きの真実みたいなものを知る話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 19:00:00
47790文字
会話率:32%
自然に百倍返しされても気づかないふりをして、修理できないタワーマンションを建てているのは、ぼくもそうだから。止まるのが怖い、無くなりそうで怖い、やっつけられるのが怖い、だから、いじめも、戦争も、はたまた、原発も無くならない、これだって、ぼく
もそうだから。裸になって、土を耕して、自然に命を預けて、初めて、ぼくは豊かになるとわかっていながら、誰かを海に投げ入れようとしているのかな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 19:50:53
341文字
会話率:0%
私と隣国の王子は幼い頃からの付き合いで、国ぐるみで有効な関係を築いてきた。
私の国にとってはそのつもりだった。
しかし、この数年で事情がかなり変わって来た。
いや、今まで気づかないふりをしていただけなのかもしれない。
最終更新:2019-07-19 06:42:58
983文字
会話率:0%
見栄っ張りな少年とそれに気づかないふりをする少女の物語
最終更新:2019-06-11 19:16:52
999文字
会話率:48%
陰陽太極図のように今日の私と明日の私が膝を抱えて丸まっているの。
最終更新:2018-06-18 16:52:39
402文字
会話率:0%
彼等はそれぞれ別の職業をしていた。お互いに何かしら接点のある職業で、仕事で会う間に親しくなっていった。最後の夜、彼は変わった話をした。主人公は、その意味に気づかないふりをして、いつものように聞いていた。
最終更新:2018-05-30 03:35:52
1026文字
会話率:22%
《休載中》
旧題「ラノベの知識で異世界無双」
卒業間近にクラスごと異世界転移させられたオタクの主人公タケルは、手に入れた力で世界を掻き乱していく。
主人公に惹かれるヒロインと好意に気付きながらも気づかないふりをする主人公。異世界での幸せ
な生活。
だが、主人公はこの世界の人間ではない。
主人公の選択はーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-26 19:33:20
212073文字
会話率:53%
俺の世界は君が全てで、君以外は何も要らない。それなのに
俺の隣で笑ってくれる人はもう居ない。
隣にいてほしい人は彼女だけなのに。
もう、二度と君の声、仕草を見るどころか、
君に触れて温もりを感じることさえ、
二度と会えることさえ出来ないんだ
。
「20X0年 謎の病が流行る。」
その予言が俺らの運命を変えた。
「ねぇ、もし私が凍結病になったらどうする?
一緒に死んでくれる?」
「私のぶんまで生きて。
そして私がいなくなった後の世界を、
貴方が救った後の世界の話を
私に聞かせてね?」
彼女の言葉に隠された想いを知らないまま。
遠くにいる君の声に気づかないふりをして。
「どうせなら俺も死ねばよかったのに。」
何度願ったことだろう。
「俺、愛してる人がいるんだ。ごめん。」
君が居なくなっても、忘れないでいたい。
君の声、君の表情、君の温もり。
君の全てをずっと愛していたい。
「一目惚れって言ったら、信じる?」
俺らはどこにいっても出会う運命で
きっと何度でも君に一目惚れする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-08 12:28:00
2313文字
会話率:29%