異世界帰還者大募集!
世界を救って帰ってきたら、住む場所も戸籍も消えていて途方に暮れている異世界帰還者の貴方。
異世界転生応援室で働いてみませんか?
異世界転生応援室は市役所内に来年度から新設される部署です。
業務内容は異世界に関するあ
れこれ。
特に重要な仕事は転生予定者を異世界に転生及び転移させることです。
貴方も神様気取りで雑な仕事をしている上位存在に変わって異世界送りをしてみませんか?
福利厚生完備。土日祝日休日。社宅あり。新たな戸籍の取得(年齢、名前はこちらの一存で決定する場合があります)。
職員は全員同じ境遇のアットホームな職場です。
ご応募がなくとも職員が捜索し、会いに向かいますのでご安心ください。
・トラックの運転経験がある方大募集。
・初心者でもトラウマにならないよう先輩職員が懇切丁寧に教えます。
※事故に遭って記憶を失った少年が、その間実は異世界に行って世界を救った後戻ってきた異世界帰還者だと知らされ、同じ境遇の同僚と共に、市役所に勤めて、現代日本で異世界関係の仕事をする話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 12:15:55
421962文字
会話率:36%
ヴァルハラDC(ダンジョンセンター)は、人間界に『ダンジョン』を実現するための霊魂システムを高度に集積させたデータセンターである。開設以来、千年の間、大きな事故がなく運営出来ているが、他のデータセンターに比べればまだまだ新設のデータセンタ
ーであった。
しかし、千年も運営していると色々な伝説も生まれるもので、ヴァルハラDCにはいくつかの噂がある。
――曰く、DCに住み着いたエンジニアがいる。
――曰く、DCから百年以上退館した記録がない。
――曰く、たぶん妖精。童貞万歳!
などなど。
この物語は、そんなヴァルハラDCを舞台とした、涙、笑い、そして、感動を呼ぶかもしれない、新人ちゃんと先輩さんの業務日誌を再構成した物語である。
■登場人物
・新人ちゃん
一人称:あたし。
主人公。天使。性別なし
いつもAラインのワンピースを着ているチビ天使。でもデータセンターでは重宝される怪力の持ち主。
・先輩さん
一人称:私。
凄腕エンジニア。ヴァルハラでは猪の肉が食い放題と言われてきた煉獄出身の悪魔。おっぱいが大きい。
・妖精さん
ヴァルハラDCに住み着いていると噂の未確認凄腕エンジニア。背が小さいらしい。
・上長さん
一人称:我々
新人ちゃん、先輩さんが所属するチームのリーダー。深淵出身の悪魔。頭が複数あるため、一人称は「我々」と複数形。
・エンちゃん
一人称:僕
スモールダンジョンのエンジニア。スモールダンジョンはM2Wマシン室にサーバーをラッキングしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 21:30:46
44600文字
会話率:40%
異世界転生が増加傾向にある昨今、異世界転生を管理する組織がある。
これはそんな転生者を監視する者の業務報告書
最終更新:2022-09-10 11:00:00
390文字
会話率:0%
異世界でパソコン作ります。
定年退職した元SEが異世界に生まれ変わって、初めての魔法の授業中、主人公は異世界に生まれ変わっていたことを自覚する。
魔法を使うための言語である精霊語のロジックがコンピュータ言語に似ていることから、断片的
だった記憶が繋がり、異世界転生していたことに初めて気がついたのだった。
そして精霊語のロジックがプログラミング言語のロジックと同等であるのなら、精霊語でも元の世界のプログラム言語と同じように使えるのではないかと思い立つ。
もし同じようにできるのであればパソコンだって作れるはず。
そう考えた主人公はこの世界でパソコンを作り、異世界のジョブズになることを誓う。
※注1
主人公の語るうんちくに間違いが多分に含まれる可能性があります。
それはあくまで何十年も昔の主人公の記憶を基にしているゆえの、勘違いや記憶違い、早とちりうろ覚えなどによるもので、作者の知識不足ではないことをここに記しておきます。
なにか間違えたことを書いていてもあくまで主人公のせいであって作者のせいではありません(^^;)
※注2
超久々の完全新作未発表作品です。
ここが初出となりますので、楽しんでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 12:00:00
625063文字
会話率:32%
【二行でわかるあらすじ】可憐でいじらしい聖女(※ヒーロー視点)をブラック労働から救い出しなんとか幸せにしようと暗躍してヒロインを勝ち取ったはいいものの、好きすぎて手が出せない男と結婚したのに上司ヅラを崩さない男にグイグイ迫る歴代最強聖女(※
傍目から見るとバカップル)の話
【真面目なあらすじ】聖女フィオナはある朝突然、「真実の愛に目覚めた」とのたまうダリル王子に婚約破棄を告げられ、その上きちんと聖女の務めを果たしさえすれば、影武者を立てて王宮から出て行って構わない、といわれる。長年のブラック労働と厳しい戒律、バカ王子に嫌気がさしていたフィオナはそれを承諾し、偽聖女としてあえて追放される。しかし自由の身になったフィオナを追ってきたのは王族でもなければ権力者でもなく、聖女管理局の上司であるエドガーだった。てっきり連れ戻しにやってきたのかと思いきや、彼は自分と結婚し、港町で聖女としての業務をこなしながらひっそり暮らそうと語る。思い人からのとんでもな提案にフィオナはいちもにもなく同意し、聖女管理局港湾支部としての活動と新婚生活が同時に始まるものの、現実はトラブル続きであった……。短編「追放聖女の働き方改革」の設定を変更し、その後を書いたものになります※アルファポリスにも掲載しています※最初の数万字は予約投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 22:21:46
116340文字
会話率:50%