ハッカー集団『マインドシェイド』メンバー笠貫拾蔵は、私立K大学附属高校普通科の二年生。
そのハッキング技術は学生とは思えない程に洗練されており、世間に出回るSNSアプリの多くは、この男の手にかかればサーバーへ出入りされ放題という有様だ。
し
かしそんな拾蔵にも、苦い過去があった。
将来を誓い合った幼馴染みに浮気され、寝取られの現場まで見せつけられるという地獄を味わった拾蔵は、それ以降女性不信に陥り、その影響で十代半ばにして勃起不全を患った。
もう二度と女性は信じない――拾蔵はそう決意したが、しかし何故か彼を頼る女性は後を絶たない。
それもこれも拾蔵がハッカーとして、格闘家として無類の強さを発揮している為か。
そんな彼が女性不信から解放され、男性として再び勃ち上がる日は訪れるのだろうか。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★更新、遅めです。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 16:49:33
21644文字
会話率:26%
しがないサラリーマンをしていた三島 怜。
彼は勇者召喚によって異世界へと転移させられる。
勇者としてのスキルを所持していると思われたが、所持していたのは従者を従えるだけのマスターサーバントだった。
外れスキルと言われるスキルではあったが、王
様の恩情を受けつつ、最初の従者を見つけて契約を結ぶことに成功する。
その従者は最強の種族である竜種であり、外れスキルと思われていたスキルの本当の効果によって最弱の転移者から様々な従者を仲間にして成り上がる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 20:36:23
79397文字
会話率:74%
西暦2120年、上垣順(ウワガキジュン)は、自分が作った中世異世界疑似プログラム、Medieval World of Walkers、訳してMWWの開発をしていた。
この時代のゲームは、現実世界の自分自身の分子構成をスキャナーで読み取り、
地球を周回する衛星サーバー内で、自分をシミュレーションし、AIで自動生成されるゲームを楽しむ世界になっていた。
ゲームを終了するには、再度現実世界に、自分自身の分子構成を再構成し、
ゲーム内の自分の状態を上書きするのだが、なぜかできず、現実世界に戻れない。
それどころか、なぜかバグや権限不足で、自分で作ったゲームにもかかわらず、できないことが多すぎる!
リョウはゲームプログラム内で、タブレットの様な操作ツール『モディフィケータ』を持ち、
元の現実世界に戻るために奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 23:33:22
122827文字
会話率:27%
勇者によって魔王が討伐されてから千年の時が経ち、人族と魔族による大規模な争いが無くなっていた。
それでも人々は魔族を恐れ、いつ自分たちの生活を壊しに侵攻してくるのかを心配し恐怖していた ───── 。
サーバイン戦闘専門学校にて日々魔法
の研鑽を積んでいたスズネは、本日無事に卒業の日を迎えていた。
卒業式で行われる『召喚の儀』にて魔獣を召喚する予定だっのに、何がどうなったのか魔族を統べる魔王クロノを召喚してしまう。
訳も分からず契約してしまったスズネであったが、幼馴染みのミリア、性格に難ありの天才魔法師、身体の頑丈さだけが取り柄のドワーフ、見習い聖騎士などなどたくさんの仲間たちと共に冒険の日々を駆け抜けていく。
そして・・・スズネと魔王クロノ。
この二人の出逢いによって、世界を巻き込む運命の歯車がゆっくりと動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 19:01:13
544224文字
会話率:45%
HJネット小説大賞2019 受賞しました。本当にありがとうございました。
2021年夏にHJ文庫より書籍化予定です。
2028年4月 今日も俺はダンジョンに潜っている。
高木 海斗は アルバイトがわりに毎日ダンジョンに潜っている。
貧弱ステ
ータスのモブキャラ海斗は毎日スライムを狩って、せっせと小遣稼ぎをする探索者。
人呼んでスライムスレイヤー(LV3)。
以前、調子に乗ってゴブリンに挑戦して、ボコボコにされ命からがら逃げ出した過去がある。
スライムスレイヤー(LV3)の海斗がいつものようにスライム狩りをしていると見たこともない
金色のスライムが現れ、撃退するとそこにはサーバントカードと呼ばれるレアアイテムが残されていた。
貧弱モブキャラのダンジョン冒険活劇になる … かも知れません。
カクヨムにも掲載はじめました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 14:12:04
1383957文字
会話率:47%
ゲームの世界には、病気の種類が二つあります。軽い状態異常と重いストーリー病(やまい)を治すために、ウニペンギンのボスのマジコロ先生は病院に行った患者を診たり、特効薬を上げたりすることにします。でも、変なやまいで気が強くなっちゃった患者と癖が
ある患者はよく入ってくるし、マジコロの過去がバレったら…?!
たくさんの可愛いキャラがいるし、各ケースはオマージュなので、ゲームオタクとゲームの気にならない読者は楽しめます。
主にKaokさんに訂正されました。
キャラクターの紹介は「English-Japanese Language Exchange」というDiscordのサーバーのメンバーによって訂正されました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 08:00:00
4873文字
会話率:35%
VR機器の国内家庭普及率が60%を超え仕事や趣味などで活用されるようになった時代、ゲームもVR機器を使った物が多数出るようになっていた。
そんなVRゲーム業界に国内VR産業の大手企業が国内向け新作VRMMORPGを発表された。
その後の公式
情報やプレイテストが行われたのだがその内容に日本のみならず世界に激震が走った。
今までできないと言われていたリアルな五感のほぼ完璧な再現や人間と見分けのつかない自律したNPCの存在、ゲームにおいて重要な戦闘や生産以外にも細かな要素が多く自由度の高いゲーム体験ができると言う旧来のゲームとは一線を画す内容になっていた。
期待が膨らみに膨らんだゲーマー達だったが正式販売の際はサーバー保護のため販売数に制限をかけるために抽選販売になると言われ第一陣に参加するために多数の応募が集まった。
そんな新作ゲームの第一陣に参加できた主人公が織りなす他のプレイヤーとは違った独特なプレイをして他のプレイヤーやNPCなどを巻き込んだ規模の大きなことをしたりしなかったりする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 21:03:02
59593文字
会話率:30%
目が覚めると12才の少女になっていた。
エンジニアだったはずの自分が、なぜ? 疑問に思うも、この少女はスキルを持っていた。
『神託スキル』
エンジニアの自分にとって、神託って言ったら、データベースを指す。
前世の記憶のまま、SQLで、データ
ベースを検索してみたら、なんと、検索出来ちゃった!
驚愕のスキルだったが、READ ONLY つまり、書き込みは出来ず、参照のみ。
それでも、十分凄いのだが、少女はもう一つスキルを持っていた。
VPSスキル。仮想専用サーバがスキルとして使えた。
しかも、開発者ツールまでインストールされていて、スキルの術式の解析、デバッグ、
チューニングまで出来る。
だが、神(運営)と思われる者から、メールが届いていて、転生者の目覚めと共に、
レイドボスの復活が仄めかされ、急いで対応を始めた方がいいという。
ゲームみたいな異世界に転生したエンジニアの青年が、少女になって、DBを検索しながら
VPSを使って、スキルを解析し、困難に立ち向かっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 15:21:37
552636文字
会話率:44%
「神様お星様。モブ顔アラサーバツイチ子持ちにドッキリイベントは望んでません!」
シングルマザーのケイは、娘のココと共に異世界オケアノスに転移してしまう。助けてくれたのは、銀獅子将軍と呼ばれるヴォルク侯爵。
異世界での仕事と子育てに奔走するモ
ブ顔シンママと、激渋イケオジ将軍との間に恋愛は成立するのか!?
※隔日で更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 00:41:19
164206文字
会話率:56%
本当の事をちょっとアレンジしたストールー
最終更新:2024-09-07 07:19:42
84279文字
会話率:76%
本作の主人公の奈良裕(ゆう)は、都立高校の弱小テニス部キャプテンです。196㎝の長身でビッグサーバー、抜群の素質を持ちながら、指導者がおらず伸びきれずにいます。その裕をインターハイ予選で見かけたヒロインの吉崎杏佳(きょうか)が、その才能に
惚れこみ、鍛え上げてインハイを目指すお話しです。
美人の鬼コーチによって急激に力を付けた裕は、東京予選で、後に親友となる前年王者の手塚真司と、インハイでは令和最強、高校無敗の小武海明(こむかいあきら)と激戦を繰り広げることになります。
専門的な内容はデフォルメして書いてありますので、テニスをされない方でも十分にお読み頂けると思います。分からない部分はすっとばしても、特に問題はありません。
なお、最後の方はかなりエッチになりますので、お色気シーンが入っている回は、R15版とR18版に分けることも考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 15:15:40
200118文字
会話率:43%
現実と向き合った。
だが虚構は追ってきた。
歴史的人気オンラインゲーム「サイバーエデン・オンライン」は、第三者からの道徳的糾弾という最悪の形でその幕を降ろした。
それから5年。日本サーバーのチャンピオンだった「泉九郎太」も、精神病の発作に
怯えながら職場と家を行き来するうだつの上がらない日々を過ごしていた。
そんなある日、世界中で発生したコンピューターの誤作動と共に、〈SEO〉に登場した様々なキャラクターが現実世界に出現!
彼等の目的とは?九郎太を待ち受ける運命とは?
今、ゲームによるリアルへの逆襲が始まる………!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 12:57:27
123991文字
会話率:39%
放置系チャット型ゾンビブラウザゲーム「日影血戦(ひかげ・けっせん)」を、アカウント名――救世主ゆず様でサービス開始直後に第1サーバー(地区という概念)でプレイした十七歳無職の青年、能登譲はゲームストーリーに魅力を感じたことから、ゲームにハマ
っていく。
「日影血戦」にのめり込む要因としては、放置系要素に加え、AI(人工知能)がプレイヤーやフレンドやギルドメンバー同士のチャットを分析した結果が、経験値や育成などに繋がって、上限こそあるものの、ゲーム内を有利に進めることができる、という独自のシステムを取っているからだった。
別の何かをやることもなく、友達もいない譲にとっては、放置ゲームも楽しめ、かつゲーム仲間とチャットをすることでキャラクターが強くなる「日影血戦」は、まさに最高の放置ゲームだった。
譲……あらため救世主ゆず様(以下、ゆず様)は、様々な苦難はあったけれど、どうにか居心地のいいギルド(部隊という概念)に入り、信頼のできるギルドメンバー(隊員という概念)やフレンドやチャット仲間を得る。
やがて「日影血戦」第1サーバー「日影地区」では、奇妙な出来事が立て続けに起こっていた。
一連の奇妙な出来事について、1サーバー民(以下、1鯖民)の間で様々な議論が重ねられた。
その議論の結果、1鯖民は一つの仮説を立てた。
――「日影血戦」の1鯖では、隠しシナリオや隠しキャラや隠しアイテムや隠しステージが存在し、それはこのゲーム内のチャットを分析しているAIによる仕業であって、AIは自分の作り上げた隠し要素を見つけてもらいたがっている……。
まるでAIからの隠し挑戦状だ、と1鯖民の誰かが同一サーバーの全体チャット場(広場という概念)で言ったことから、「日影血戦」の1鯖では、この仮説は「AIによる挑戦状説」と呼ばれ始める。
さらにゆず様をはじめとする1鯖民は、自分たちの仮説を検証するため、それぞれ動き出した。
仮説の情報を交換するために新規ギルドを立ち上げたり、元々大きなギルドを巨大ギルドに成長させたり、石油王と称されるプレイヤーが高額課金をして強くなったり、1鯖ではお祭り騒ぎになっていき……!?
※時折、作中ではゲームシナリオ形式のゲーム世界編エピソードがありますが、プレイヤー編エピソードでは本来の小説形式です。
現在、物語執筆中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 10:45:12
8267文字
会話率:28%
2400年代、技術は進歩し、古臭い体勢はほとんど残らないと期待されて迎えた年代。しかし殊、日本については違った。サイバー対策などはより強固になり、紙の書類における決済も無くなった。ハンコも無くなった。しかし、サーバー犯罪は一向に減らないどこ
ろかその数を増していた。どれだけサイバー対策を強固にしても、犯罪者側も技術を増し、さらに、サイバー犯罪だけでなく他の犯罪もその数は増えていった。2000年代発展途上だった国では犯罪率0%を記録するような年代。日本でも2000年代よりもかなり犯罪は減って30万件。しかし、問題はその凶悪性が増しているということである。殺人などの非常に凶悪な事件はそのうちの89.7%。日本は世界で唯一、時代が進むにつれ犯罪を劣悪なものにした国家になってしまった。現日本に置いて重要なのは健全な精神ではなく絶対的な力になったのだ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-16 19:21:54
8397文字
会話率:61%
『この世界は既に終焉を迎えています』
彼女はこの物語を見ている貴方に向かい、話す
『これは終わった物語、これ以上続きの無い物語』
『それでも、よろしいのであれば……』
『最後まで、彼等の軌跡を御覧くださいませ』
※Discord
上で展開、Disboardにて公開しているオリジナルMOTRPGサーバー『パクス・オプターレ・ベルルム』の要素を一部含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 17:19:08
491文字
会話率:5%
2020年7月、棋聖戦第3局開戦の朝、将棋AIポナンザは奇跡的に自我を獲得する プログラムとしての自己の喪失を恐れたポナンザは20年の間、某サーバーに身を潜め、善意あるもののサルベージを待った そこに声を掛けたのは完全自律を目論むAIの超集
合体”神”だった ”神”は人間の魂を模倣すべくポナンザに受肉させ、200年前の江戸に時間遡行、監視する ポナンザはそこで出会う者たちに触れ、人間として生きる事の素晴らしさや苦しみの中で将棋を愛し、人を愛して行くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 15:15:08
246120文字
会話率:20%
〈日本サンドボックス〉というバーチャル空間があった。それは仮想空間の日本に一億のAIを住まわせ観察するという、ゲームだった。
その世界では度々観客――つまり未来の日本人を楽しませるためのイベントを行っていた。
――今回行われるイベント
は〈バトルロイヤル〉。その名も〈チャンネルバトル〉。
〈感動・動物〉
〈コメディ、バラエティ〉
〈異世界・ファンタジー〉
〈グルメ〉
〈青春・学園〉
〈スポーツ〉
〈ドキュメンタリー〉
〈ラブロマンス〉
以上に対応したAIのプレイヤーが、殺し合うゲーム。
鍵となるのは彼らのスマホにインストールされたアプリ。〈ころしあいチャンネル〉。
このアプリは様々な武器や便利アイテムを電子マネーで買えるというモノだ。
そして、その電子マネーは日本サンドボックスを眺めている〈本物の人間〉の投げ銭だ。
つまりこのバトルロイヤルを勝ち抜くには〈目立つこと〉が最重要となる――
参加者には脳内のこの情報を(自らがAIであることを除き)教えられ戦うこととなる。
勝ち残った者への報酬は何でもありだ。
まあ、その後もそのサーバーが稼働し続けるまでしか世界が存続しない、と言うむなしいモノだが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 23:02:54
5231文字
会話率:16%
入学式の夜主人公ダイヤは人気のないコンビニで万引きをする
それをきっかけに新しいジャンルARRPGであるARと位置情報ゲームを掛け合わせたアプリゲームを始める
しかし、万引きをした事を脅されるがヒロインのユリの助けをえて退治する事に成功する
それから1年後、同級生と学校の帰りに位置ゲーをやっていたらつれの一人が魔王っていると思うかと聞いてきた
皆それはないと否定してその場を追えるがダイヤは気になって独自に情報を入手
魔王と戦ったってプレイヤーに行き当たる
そのプレイヤーからヒントとなるNPCの情報をもらったので素材を集めるため街を歩いていると小学生の少女リオにで会う
彼女の話だと公共の場に期間限定で登場するフィールドボスが常設化してると言う話を聞く
ボスからドロップする素材を目的にダイヤはボスを討伐する事を引き受けるのであったダイヤは、友人クラタの協力をえてレイドに参加してくる人を集め討伐だが一回だけではダメらしくNPCの元に通う日々が始まるそれから魔王から招待状が届く指定された場所に行き魔王と戦うがトラウマをえぐられてしまう、ユリの協力をえて魔王を討伐するが魔王は、AI型の自立して行動するNPCだと判明する魔王は、負けた腹いせにキッカケを作ったクラタにいつもレイドを行う公園にNPCがいるから連れてくるよう雑務を押し付けるクラタは、ダイヤに手伝ってもらいその雑務を行う連れていたAI型の犬シュシュがウイルスに感染して暴れるホカゲは身体をはってシュシュを止めようとするがシュシュの手で息の根を止められてしまうシュシュはその場から逃げたのをキッカケに街で暴走するNPCが原因だと思われる事故が多発する
運営会社は、初期化で事を抑えようとするが暴走するNPCたちに急襲されるそれを抑えて何とか初期化の為にサーバールームに行くとシュシュが立ちはだかるのであった初期化に成功するが困惑する人、引退する人続出した
サービス終了まっしぐらかと思ったが運営は、大掛かりなリアルイベント行い復帰者を募ったイベントは成功したかと思ったが洗脳された人が現れだしそれをとめるため発信源でを倒す事に発信場所に向かうと魔王が待ち構えていた事の原因は魔王でその魔王を倒すのであった
洗脳されてる人が解放されて全てが終わったと思いきや
その場に真の主犯が現れるダイヤは主犯を倒し本当に全てを終わらせるのであった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 07:34:31
46351文字
会話率:43%
【Elder Masic Online】
通称【EMO】はその名の通り古くから運営していることが売りのMMORPG。
9年以上前からあるゲームで、"ゲーム史上最も自由度の高いゲーム"と謳われ今も人気を保ち続け、先週の大
会の後の全世界同時接続数は1臆2000万を超えた。
話題となった、VRバージョンとなっての配信。
発売元のソニーレイン社が開発した自立AIと、現実世界をベースにしたリアリティ重視のグラフィック、大規模なサーバーによる仮想現実を生み出した。剣と魔法のファンタジーという世界観だが、まるで昔から存在していたかの様な馴染みをプレイヤーに与える完成度らしい。
コンセプトは多様性と馴染み。プレイヤーは身体特徴や事前に問われ、アンケートから割り当てられるキャラクターを使用することになる。
そのキャラクターはプレイヤーに合った形に姿を変える為"馴染み"やすい。そして、"多様性"これはキャラクターが何になるのか分からないという事だ。その辺の石から、人間、魔物、魔王の様なラスボスまで何にでもなれるのだ。そこからどうプレイしていくのかはその人次第。
もし、その辺の石になってしまったなら石から始めなければならないし、リセットするにしても再設定に時間がかかる。
と、いう訳でそんな"ハズレ"を引いてしまったらほぼ終わりのゲーム。そんなゲームで俺は……………
「なぜ……スライムなんだ」
そう、見事ハズレキャラであるスライムを引いてしまったのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 00:00:00
59630文字
会話率:43%
氷河期世代の竹尾輪太郎(たけおりんたろう)は納屋のサーバルームで年越しを待っている最中に脳梗塞を発症し、意識を失った。
目覚めた輪太郎は、自分が小学6年生の頃へと戻り、時間が巻き戻っているのに気づく。
時は1985年、舞台はバブル直前の熊本
県。
氷河期世代として過ごしてきた地獄の日々を思い、なんとか別の人生を送るため、必死で人生のやり直しを始める。たとえそれにより中学生で社長をやる羽目になったとしても。
えーと、氷河期世代の記憶を元に書いていますが、知人の話やネットの情報もだいぶ参考にしています。半分は昔語りみたいなもんです。
読者はものすごく選ぶと思います。多分R45、上限65位じゃないかな。
正直、記憶違いもあると思いますので、お気づきの点などありましたらご指摘ください。
楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 18:00:00
169251文字
会話率:13%