本所の片隅に、夫婦神を祀る小さな社がある。この由来を紐解けば、ひとりの男の名が浮かぶ。
常州浪人、巾木宗介。
本所は方相長屋に籍を置き、縁切り宗介、或いは悪縁斬りとして知られる剣士である。
佩刀を号して、おから村正。
縁切りとは人
妖いずれへも絡みつく因縁を、この愛刀を以て斬り払う仕業を言った。
これは妖魅に関わり怪事へ携わった彼が、|そう《・・》なるまでの物語。
※一章終了の7/9まで、毎日午前9時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 09:00:00
41113文字
会話率:14%
私こと主人公の妖魅(ようみ)は昔からもののけが見えてしまう。
昔から周りには少し気味悪がられ、妖魅自身もそれらとは関わらないように生きてきた。
しかし、ある日の帰り道に『彼』――幽霊の少年・生田と出くわしてしまったことから、物語は動き出す。
妖魅は生田を無事に成仏させようとする一方、強い恋心を抱いてしまうのだった……。
霊の幼女、都市伝説のメリーさん、最恐の都市伝説を求めるオカルト女子高生、狼人まで……。
生田の他にも次々と妖魅の前に現れる人ならざるものたち。
葛藤を抱えつつ、やはり彼らを愛してしまう妖魅の人生の行先は?
『オカルト✖️恋愛✖️たまにホラー』の日常系ファンタジー。
※朝四時に毎日投稿です。
※この小説は、
『人ならざるものに愛を寄せて』
https://ncode.syosetu.com/n5337hr/
の連載版となります。
第一章は加筆修正したもの、第二章以降は連載版オリジナルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 07:00:00
118000文字
会話率:33%
私こと主人公の妖魅(ようみ)は昔からもののけが見えてしまう。
昔から周りには少し気味悪がられ、妖魅自身もそれらとは関わらないように生きてきた。
しかし、ある日の帰り道に『彼』――幽霊の少年・生田と出くわしてしまったことから、物語は動き出す。
無事に妖魅は生田を成仏させようとする一方、強い恋心を抱き始めていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 14:02:27
8900文字
会話率:32%
世に名高いリューンの大祭を見るため、中央の大国リューンを訪れたディーンと九曜は、首都オファリスで少女の失踪事件を調べるレイと再会する。どうやら妖魔が絡んでいるらしいが、同じく異変を感じてやって来た妖魔狩人のギガースにも、事件の真の姿は視えて
こない。事件解決の糸口を掴むため、ディーンらは知り合いになった東国曲技団の護衛を引き受けるが、逆に曲技団の少女とレイが連れ去られてしまう。地面から現われた妖魅に屍人形、怪しげな教派と行方不明の少女たち、頻発する地震――そして浮上する幻の王国。予測不可能な危険の待つ其処へ、ディーンは無謀とも言える強引さで乗り込むのだった――〝友〟である少女を救うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 00:00:00
192957文字
会話率:45%
昭和初期、とある山の頂に、妖魔を引き寄せる血を持つ女がいた。
彼女の名は籠野朱鷺子(かごのときこ)。その能力は代々女にしか継承されず、政府にひそかに保護される存在だった。
夜毎集まってくる妖魔たちを、彼女の屋敷の使用人たちが切り伏せる
。屋敷一の腕を持つ、有明(ありあけ)の目を通して語られる籠野家の各顛末。
これは生者と死者すべてを魅惑する、血の宴の物語――。
※当作品は秋月忍さま主催の「和語り」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 12:00:00
7062文字
会話率:53%
容姿端麗、成績優秀、運動神経に格闘能力抜群。身長167cm
スリーサイズは (88(E)・58・88) 胸まで伸ばした黒髪に姫カット。
自他ともに認めるお姫様キャラ(少し内弁慶)、やや方向音痴が玉に瑕の高校二年生、
三滝涼子(みたきり
ょうこ)はある朝修練中に滝壺から青い水晶を拾う。
十数年前、同じ滝壺で溺れかけた涼子は、普通の人間には視えないこの世ならざるモノ――――
妖魅に生命を救われていた。
五月のある日、涼子は全身黒ずくめの少年に出会った。少年は涼子に告げる。
「僕は虚神(ウツロがみ)。早く覚醒して君の能力を見せてよ」
伝承に曰く『人の世に妖(あやかし)ならざる魔、顕れ世が乱れし時、人の身でありながら妖魅を駆り。魔を滅ぼす美しき戦姫が現われる。
その名前は「夜叉姫」』
妖怪サバイバルアクションの幕が、今開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-18 05:26:32
218578文字
会話率:34%
かつて峰国を襲った大妖魅は、二人の勇士によって封印された。だがひとりは命を落とし、もうひとりだけが生き残った。
十年後、亡き勇士の息子・虹玉髄は、<騎龍>という特殊部隊のサポート役として活躍していた。龍とともに生きる彼には、か
けがえのない仲間と秘密の友人がいた。
秘密の友人のひとり、一角娘は生き残りの勇士の弟子にして、騎龍と対立する勢力<琥師>の若手である。
そしてもうひとり。虹家の奥深くにひっそりと息づく少女――青玉。玉髄は彼女に想いをよせ、不思議な関係を築いていた。
そんな中、宮廷で妖魅を巡る事件が起こり、峰国に再び不穏な影が忍びよる――。
■この小説のもととなったテキストは、筆者が運営するサイトでも掲載中です。
オリジナル創作物サイト「Nanayo-Duki」
http://nanayoduki.michikusa.jp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-25 16:37:32
102939文字
会話率:52%
無音の領する深更の街で、老いた斧使いが妖魅の刀と死闘する。
CardWirthシナリオのノベライズ版。漢語多用。
最終更新:2013-02-23 00:20:02
13613文字
会話率:28%
いとこの少女から突然の連絡をうけ、大学生、青峰佐鳥(あおみねさとり)は亡き父の故郷である化粧町を、六年ぶりに訪れる。待っていたのは、美しく成長した少女と、古くから伝わる奇妙な儀式、そして人を惑わす妖魅そのもののような、狐面の少女。儀式に潜む
七つの不思議と、それにまつわる古い縁起。しだいに不気味で奇妙な色彩を帯びてゆく化粧町に、佐鳥は挑んでゆく。
※この作品は、Arcadia様にも投稿させて頂いております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-13 00:00:43
67619文字
会話率:26%
まだ妖魅が人間たちと混ざっていた時代、偶然出会った貴と彼に気に入られた少年の話。(転載)
最終更新:2011-07-21 00:00:00
11458文字
会話率:0%