流星群の夜、星読みのマスターに拾われたアウローラは、長命種ばかりの弟子の中ではまだまだひよっこ。でも筋はいい。マスターと姉兄弟子たちとともに、持ち込まれる国家レベルの依頼を読み解きながら成長中。いつかは姉兄弟子たちのように独り立ちして、世
界の謎を解くような星読みになるのが目標。
ある日、兄弟子のジェロームが失踪したと連絡があり、突然その代理を務めることになったアウローラは、大陸一番の大帝国、ディレクトラへ。五千年に一度の星巡りに起きた謎解きを任され、突然の大抜擢。がんばります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 10:30:00
136352文字
会話率:35%
王都セリオスの西、雲海の果てに浮かぶ断崖の街カリュネア。ここに一人の魔術師見習い、リーナは暮らしていた。塔の最上層にある彼女の部屋からは、朝になると銀の靄と空に漂う星々が見える。星が地上に落ちることがある世界──それがこのアルディエルだ。
リーナには恋人がいた。騎士団所属の青年、カイル。容姿端麗、剣技優秀、街の誰もが一目置く存在だったが、リーナにとっては息苦しい存在でもあった。
「お前には危険な任務は似合わない」「塔から出るな」「星読みばかりして、何になる?」
カイルの言葉はいつも優しさを装っていたが、リーナにはその裏にある支配欲が見えていた。ずっと我慢してきた。なぜなら、リーナの家系は魔力の暴走体質を持ち、定期的にカイルの持つ封印の剣によって魔力を抑える必要があったからだ。
──彼の力がなければ、生きていけない。
それが、彼女が別れられない理由だった。
しかし、ある日、リーナの体内で眠っていた「真の星核(アストラ・コア)」が覚醒した。魔力の暴走を自ら制御できるようになったのだ。もう彼の剣も、制約も、必要ない。
「これで、私は……自由になれる」
そう思った。もうカイルに従う理由も、そばにいる理由もない。彼に別れを告げようと、リーナは騎士団の砦へと向かった。
だが──その日、運命は再びねじれた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-16 18:54:29
4610文字
会話率:33%
街はずれの丘の上に、小さな占い小屋がある。
そこで暮らすのは、若き占い師リュミ。師匠の遺した魔道具《星霊盤》を使い、人々の未来を静かに占っている。
恋に悩む少女、家族に秘密を抱えた少年、進む道を迷う青年。
訪れるのは、どこにでもいる、けれ
ど誰かにとっては世界そのもののような人たち。
リュミはただ結果を告げるのではなく、一人ひとりの“心”に向き合いながら、占いという力に迷い、悩み、そして少しずつ成長していく。
たとえ未来が望んだものではなかったとしても――
人はそれを越えて、自分の物語を紡いでいける。
占いとは、絶望ではなく“始まり”なのだ。
これは、未来を知ることで、今を大切に生きようとする人々と、
彼らをそっと照らす一人の少女の、静かであたたかな日々の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 08:40:00
45848文字
会話率:32%
ベテラン占い師、星野佳子は帰宅中に車に
ハネられて異世界転移してしまいます。
美少女に変貌したのは良いものの
なんとか生活していかねばならず
異世界でも占いでやっていこうかと思うのですが
「天の秘密を漏らす罪、甚だ重し」とあるように
天罰
のようなひどい試練が待ち構えている
のでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 12:16:39
88990文字
会話率:18%
婚約破棄、暗殺未遂、奴隷落ち――三重苦の星読み令嬢ジョセフィーナ。命からがら辿り着いた蒸気と魔導の帝国で、才覚と推理を武器に生き延びる。
――家族との絆、信仰と理性、そして恋。運命を星と共に読み替える痛快ロマン。
最終更新:2025-05-02 19:31:14
12569文字
会話率:35%
異国の国から青い瞳が印象的な姫が政略結婚で嫁いできた。
その姫は、以前国から出てミズキと一座にいた歌姫で有名な女性だった。
偶然ではあるが、星の宮は一気に明るくなる。
式は挙げても星ふりは起きなかった。
そんなアンテの義理の兄と姫は新婚旅行
に出かけることとなった。
なんとなく意思が通ってくる二人。
だが、姫は陰謀でさらわれてしまう。
星読みカエムは姫を無事助けられるか。そして星降りは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 23:41:26
17059文字
会話率:57%
星々の都アスタナは、裏切りの炎に焼かれ墜ちた。
唯一生き残った王女ファラは、全てを失い、砂塵舞う荒野へと追放される。傍らに立つのは、王家に伝わる「星の守護者」、雷鳴の如き戦斧を振るう寡黙な巨漢バシュのみ。執拗な追手、過酷な自然、そして絶望が
二人を襲う。
だが、ファラは諦めなかった。彼女の内に眠る、戦場の流れを読み、未来の断片すら「視る」星読みの力が覚醒を始める。世間知らずの王女は、民の痛みを知り、運命に抗う決意を固める。バシュはその絶対的な武力で道を切り開き、彼女の「光」を守り抜くことを誓う。
自由都市ザルバードで、彼らは知略に長けた賢者ナディール、弓の名手カーラ、俊足の密偵ジンといったかけがえのない仲間を得る。絶望の淵から立ち上がり、反撃の狼煙を上げる時が来た。目標は、敵の補給線を断つ要衝アク・マラル砦。
裏切りと罠が待ち受ける中、ファラの天啓の采配が炸裂し、バシュの戦斧が敵を粉砕する。虐げられた民衆も呼応し、不可能と思われた砦奪還を成し遂げる。だが、勝利の代償は大きかった。仲間の死、そしてバシュが負った癒えぬ傷。
アク・マラルは「希望の砦」となったが、叔父ジャファルの陰謀とアグニ教国の狂信は、さらに巨大な脅威となって迫る。ファラの力の謎、バシュの宿命、そしてパルサニアの未来は?
これは、砂塵の中から立ち上がった王女と仲間たちが、絶望的な世界で希望を紡ぎ出す、始まりの物語。彼らの戦いは、まだ始まったばかりだ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 09:13:37
68813文字
会話率:30%
私の家は代々この血を守る魔女の家系らしい。
ふらっと現れた星読みが言った。星降る夜に運命は変わり行く。
その言葉通り、双葉連の運命は慌ただしく変わっていくけど、こんなの聞いてなーーーい!!
最終更新:2024-11-06 12:02:04
507文字
会話率:32%
私、アデル・ラーバントは、たまに予知夢を見ることがある。
それを友人と話していたところを、うっかりこの国の王子かつ、生徒会長に聞かれてしまった!
私の見ていた夢は、生徒会長の兄である、王太子をはじめとする、国の将来を担う、要人の子息た
ちが、1人の女生徒に籠絡されるというものだ。
それをどうにか食い止めようとする王子に、私は夢の話を洗いざらい吐かされることに。
それを話したら、王子は私を次世代の星読みの聖女だと言ってきた!
私はたまに予知夢が見られるだけで、聖女なんかじゃありませんよ!?
長編を書いては完結までに時間がかかる為、習作の為に、たまには短編を書いてみようと思いました。
(短編苦手ですが……)
流行りの溺愛系でも、最初にヒロインがひどい目に合わされるような話でもないですが、女性向けを意識して書いてみました。
正ヒロインvs正ヒロインの作品は少なかった為、そこが自分のオリジナリティでしょうか。
完結まで作成済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 20:57:39
90432文字
会話率:41%
アトリは草原で旅をしながら暮らしている。赤ん坊のころ星読みの里で拾われた彼は他の誰ともちがう青い瞳を持ち、人と深く関わるのを避けながらあてのない放浪をしていた。そんなアトリが、あるとき一人の少女を預かることになった。少女は狼の耳と尻尾を持っ
ていた。
ほかのだれともちがうから、すぐとなりにいるひとともちがうから、
だからこそ、いまちかくにいるひとと一緒にいたい。
青い瞳の遊牧民の青年と、狼の耳と尻尾を持つ少女の、異種族間疑似親子小説。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-24 21:43:39
145754文字
会話率:49%
天文物理学者だった主人公は研究成果を横取りされ、酒に溺れ、ショタ沼にはまり、気が付いたら異世界の令嬢に転生していた。そこで前世の知識を活かし、社交界で知識を披露すると、一躍注目の的へ。調子にのって日食を預言して的中させたところ、一転して『
蝕みの魔女』とされ処刑台送りに。
だが、処刑される寸前で主人公は別の世界へ召喚された。その世界は太陽が五つあり、夜がなく、これまでの常識がまったく通じない。しかも、人々は発狂するほど暗闇が苦手。
そこで主人公は、外見はショタだが中身は成人越えのラディと生活をしていたが、ここでも日食が起きる。すると、ラディの姿が黒髪の青年へと変わり……
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 08:00:00
99528文字
会話率:44%
星読み占師の飊鏜翠李(ひょうとうすいり)。方位、風水を使って悩める人たちを指南するのが運命。時々お節介、吉方位はわかるのに現実では方向音痴、ちょっと難ありな彼女に出会った人々の人生の物語。
最終更新:2024-01-22 14:50:52
3959文字
会話率:37%
星読み占師の飊鏜翠李(ひょうとうすいり)。方位、風水を使って悩める人たちを指南するのが運命。時々お節介、吉方位はわかるのに現実では方向音痴、ちょっと難ありな彼女に出会った人々の人生の物語。
最終更新:2024-01-15 10:38:17
4501文字
会話率:55%
龍級冒険者の自称「良心」担当である『果てなき大渦潮』は、後回しにしてきた途方も無い大仕事「龍狩り」の目処が立たず、夜の浜辺にて独り黄昏れていた。そこに現れたのは、同じく龍級冒険者の『星読み』。
『星読み』もまた、どちらかといえば善良な存在
ではあったが、その人間性には、些か問題があるようでもあった。……特に、『果てなき大渦潮』に対しては。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-04-13 17:16:19
3242文字
会話率:61%
西の領地の姫君、四の宮は、生まれ持った先見の力を、皇后から厭われ、幼い頃に産みの母と共に、星読みの屋敷へと下がった。母を亡くし、御殿に住まう皆からは厭われ、頼みの綱の帝である父親は、母親そっくりの面影を見るのが辛いと遠ざかり……。
しか
し人型を気紛れにとる良き憑きモノ達と先祖が作った木人式神、侍従と共に将来、尼寺の門跡になるべくひっそりと、目立たず、困窮生活にも屈することなく暮らしていたのだが。
姉様の病が治りはったから、鬼の住処との縁談を押し付けられてもた。なんでやねん。あかん。
一方、鬼の住処と西から恐れられる、東の領地の若君は、突然、障り有りと西の姫君との婚約が流れて大喜び。しかし!
妹宮を娶るように。
はい?四の宮ってどこから湧いて出たのか。母上様と、同郷のお育ちだぞ?茶筒占いでガラガラやってる、母上様とだぞ?父上を見ろ。悟っておられるのだぞ。
高貴なる姫との結婚とは、妻の下僕になることなり
一難去ってまた一難、神も仏もないのか、娶る前から幻滅をしていた。ある日表方から、話が決まったので、贈り物に添えて、文を出すよう命じられ。
まあいい、適当に書こうか。人形用の反物と文を出せば、間髪入れず、四の宮から返事と品が贈り届けられ。そこから、文のやり取りが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 18:00:00
56711文字
会話率:53%
もふもふと行く、いのちだいじに冒険ファンタジー!
開いた扉の先にあるのは天国か地獄か。
開けてみないと分からない、一か八かの異世界への扉。運が良ければ金と栄誉を、運が悪ければ死を。危険な扉には今日も野望を胸に冒険者が足を踏み入れて
ゆく。そんな冒険者を描いた冒険譚。
…ではなく、主人公は冒険者相手に商売する案内人!
金? 栄誉? 一番大切なのは命です! もふもふな仲間と繰り広げる楽しい(?)異世界冒険ライフ!
2021.12.27 新作始めました! 以前から前作からいらして頂いた方はまたよろしくお願いいたします。初めての方は初めまして! ひろしたよだかと申します。過去に後述のような作品を書いております。時間潰しにお楽しみいただけると嬉しいです!
【完結】オーラン騎士軍事学園 1- C ルクスの狙撃にっき https://ncode.syosetu.com/n1988gz/
【不定期更新】 うまい物を喰わせたい魔王軍幹部と、うまい物を喰いたい第11王女 https://ncode.syosetu.com/n4335hb/
【完結】エドラックは通りかかった「だけ」なのに!? https://ncode.syosetu.com/n0642gr/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 00:00:00
394502文字
会話率:37%
『聖女レイナ。君との婚約はここで破棄させてもらう!』
【星見の聖女】として与えられた一月に一度の『星詠み』で聖女レイナが見たのは自らが第4王子のエリアルに婚約破棄され、惨たらしく死んでいく未来だった。『星読み』で見る未来は変えようのない未来
。そんな死に方をするなら、いっそのこと自ら死のうと決意したレイナだったが、彼女の婚姻相手は第4王子ではなく、第2王子のシルヴァだという。変わるはずのない未来が変わっていることに不思議と思いながら彼女は冷酷と噂されるシルヴァと出会うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 18:20:13
7189文字
会話率:44%
秩序が世界を支配する可能性が管理された世界。
そんな世界を支える6柱の使徒の1柱、ニュサ・レウスの治める星読みたちの総本山アストラル天文台。そこに外れものと呼ばれる奇妙な集団がいた。
その集団に所属する一人、人狼のローボは奉仕願望を持つ青年
だ。そんなローボはある日突然、謎の遺跡群である〈始まりの神殿〉で発見されたあるものの世話を任されることになる。
喜んで引き受けた彼だったが、案内された先で見たものは透明な角が体のところどころを貫通したヒトの姿をした謎の生物だった。
カクヨムでも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 14:00:00
74395文字
会話率:34%
"星の子"として育てられてきたセイラには、誰にも相談できない悩みを抱えていた。毎晩不思議な夢を見ては、翌朝鏡に自分ではない少女が映る。
もしかして、自分はあの子と何か繋がりがあるのではないか?
星読みとして王城で働き始め
たセイラは、第二王子ヨルハと共に、自分探しを始める。
…ざっくりそんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 21:03:23
4334文字
会話率:47%
おばさんの家の裏庭でハチドリを追いかけて、魔法の森に迷い込んでしまったオリ。もとの世界に戻りたいけれど、オリを連れてきた妖精は誰かに拐われてしまいました。オリは、黒い犬のシドと仲間たちと一緒に、妖精を探す旅に出ます。
出会
うのは妖精の一家の他にも、星読みの魔女、エルフの騎士、喋るコヨーテや熊や鹿、それにドラゴンも……?果たしてオリは妖精を見つけて、もとの世界に戻れるのでしょうか?
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森の中の小さな牧場にホームステイしていた時の思い出を詰め込んで、童話にしています。冬の童話企画に参加したかったのですが、締め切りに間に合わず……でも完結までプロットは完成済みです。数話ごとに更新する予定ですが、不定期です。カクヨムにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 07:00:00
15218文字
会話率:34%
ごく普通の女子高生の北原ふゆは、ある日突然両親を失くしてしまう。
住んでいた家は冬場すきま風の吹く暮らしにくい古い日本家屋だが、建っていた土地が一等地だったせいで親戚はふゆを誰が引き取るかで大揉めする。
大人たちの醜い争いにキレた叔母の明菜
が一喝して、女二人暮らしをすることに。
広い家に父と母の気配がしないことに言いようのない寂しさを感じた夜、父の書斎だった星座が彫刻された洋室のドアが開き、銀色の髪のローブ姿の青年が現れる。
青年はエルランディアと名乗り、賢者として世界を救う勇者を探す旅の途中だと語った。
黄昏の世界と日本を繋ぐ扉を挟み、美味しいものを食べながら、ふゆとエルランディアの交流が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 10:00:00
22550文字
会話率:44%