朝日直樹は物心付いた頃から人には見えないドアを見ることが出来た。
ドアを開けるとそこには異世界が繋がっていて新しいドアを開けるたびに異なる異世界で新しいスキルが追加され、幾ら異世界にいても地球に戻ると同じ時間に戻ってこれるのだ。
現
在一人暮らしの直樹は、冒険者ギルドでお金を稼いで生活出来る様になった。
メインの世界を楽しみつつ、新たな異世界のドアを開ける。
「明日はどのドアを開けよう?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 16:00:00
2056文字
会話率:31%
ごく普通の女子高生の北原ふゆは、ある日突然両親を失くしてしまう。
住んでいた家は冬場すきま風の吹く暮らしにくい古い日本家屋だが、建っていた土地が一等地だったせいで親戚はふゆを誰が引き取るかで大揉めする。
大人たちの醜い争いにキレた叔母の明菜
が一喝して、女二人暮らしをすることに。
広い家に父と母の気配がしないことに言いようのない寂しさを感じた夜、父の書斎だった星座が彫刻された洋室のドアが開き、銀色の髪のローブ姿の青年が現れる。
青年はエルランディアと名乗り、賢者として世界を救う勇者を探す旅の途中だと語った。
黄昏の世界と日本を繋ぐ扉を挟み、美味しいものを食べながら、ふゆとエルランディアの交流が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 10:00:00
22550文字
会話率:44%