【あらすじ】
1000年という長い歴史を持つ名門魔法学校、ヴァラール魔法学院。
最高峰の教育機関と名高いこの学院には、創立当初から数々の問題を起こす悪い魔女がいた。
彼女の名前はユフィーリア・エイクトベル。
学院の用務員として勤務
し、面白いことや楽しいことをこよなく愛し、悪戯や問題行動に勤しみ、星の数ほど存在する魔法を自在に操る大天才である。
記念すべき1000度目の入学式をぶち壊し、給料の7割減額を言い渡されても反省の兆しが見えない彼女は、次なる面白さを求めて神々にしか許されない大魔法『異世界召喚魔法』に挑戦する。
用務員の部下であるエドワード、ハルア、アイゼルネと協力して儀式を執り行うのだが……?
「……ここはどこだ?」
「ここ? お前にとっての異世界」
叔父夫婦から虐待を受けて育った異世界人、ショウを新たな用務員の部下に加えて、学院長にメイド服を着せたり、貴重な素材を無断で使ってメイド服を仕立てたり、食い逃げして捕まったり、学院を火事にしたり大暴れ!
悪戯しては怒られて、時に世界を騒然とさせる事件まで起こったり、ヴァラール魔法学院は今日も大波乱の予感。
「ユフィーリア、君って魔女は!!」
「悪い悪い」
魔法と笑いとちょっぴりシリアスなドタバタ魔法学院ラヴコメディー、開幕!
さて、今日の事件は一体何?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:29:54
3253318文字
会話率:49%
「これもう詰んでません!?」
隣国に攻め滅ぼされ、牢に入れられる姫様。メイドの1人が「姫様だけでも……」と、牢屋のカギをくれるのだが…………。
脱出しても、周りは敵兵だらけ!……そもそも牢の番をしてる兵士に捕まったり、殺されてしまう……。
魔法も使えない、剣も持った事さえない姫様。
……あるのは「デスループ」の能力だけ。
脱出出来ないので……これ、もう詰んでません?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:11:39
25246文字
会話率:29%
「彼の首をはねる前に、私の首をはねてください」
快晴の下、響いたのはそんな言葉だった。
サフィーリア・クリスタスは偽物聖女と噂されるハーベリス王国の星聖女である。
そんな彼女が、処刑に割って入り助けたのは自らを毒花と名乗る龍人「ルナス」
だった。
狡猾で、邪悪――なぜ、そう言われる龍が人間に捕まったのだろうか。
疑問は晴れないまま、サフィーはルナスとの日々を過ごすこととなるが、着実にハーベリス王国には暗雲が近づき始めていた。
「――彼女が本物の星聖女だと、私が証明して見せます」
そう語らったルナスの目的はいったい何なのか。
偽物聖女がハーベリス王国にもたらした結末とは。
彼女はサフィーリア・クリスタス。
後に「世紀の星聖女」と語られる、「偽物聖女」である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 21:23:30
19201文字
会話率:20%
この世界には7種類の種族が存在している。
魔神種、天喰種、溟海種、地霊種、妖精種、龍幻種と、全ての種族を従える人類種。
人類種に捕まった他種族は人類種に逆らうことはできず、奴隷として人類種に従って生きていく事しか許されない。
10歳の時に
人類種のハンターに捕まってしまった魔神種のフィール・ルシーラは、レンタル奴隷としての日々を過ごしていた。
主人も入れ替わり立ち替わりし、様々な人類種に奴隷として使われてきた。
そして16歳になった時、1人の少女に買われた。
その少女は人類種でありながら、今までの主人達とはどこか違う、不思議な少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:00:00
3039463文字
会話率:53%
ショートショートです
最終更新:2025-06-20 11:50:00
1681文字
会話率:51%
東京でIT企業に勤める平凡な会社員・有賀タカシは、ある夜の帰り道で異形の怪物と遭遇し、取り込まれてしまう。
次に目覚めた時、彼は異世界で透明なゲル状の身体に錆びた金属片が埋め込まれた、六本足の異形の怪物として異世界に転生していた。
最終更新:2025-06-18 21:00:00
62696文字
会話率:9%
〈はい、ミニゴブリンに転生した貴女の寿命は一ヶ月約三十日です〉
……えーと? マジっすか?
トラックに引かれチートスキル【喰吸】を貰い異世界へ。そんなありふれた転生を果たしたハクアだが、なんと転生先はミニゴブリンだった。
ステータスは
子供にも劣り、寿命も一ヶ月しかなく、生き残る為には進化するしか道は無い。
しかし群れのゴブリンにも奴隷扱いされ、せっかく手に入れた相手の能力を奪うスキルも、最弱のミニゴブリンでは能力を発揮できない。
「ちくしょうそれでも絶対生き延びてやる!」
同じ日に産まれたゴブゑと、捕まったエルフのアリシアを仲間に進化を目指す。
次々に仲間になる吸血鬼、ドワーフ、元魔王、ロボ娘、勇者etc。
そして敵として現れる強力なモンスター、魔族、勇者を相手に生き延びろ!
「いや、私はそんな冒険ファンタジーよりもキャッキャウフフなラブコメスローライフの方が……」
予想外な行動とトラブルに巻き込まれ、巻き起こすハクアのドタバタ成り上がりファンタジーここに開幕。
「ダメだこの作者私の言葉聞く気ねぇ!?」
お楽しみください。
色々な所で投稿してます。
バトル多め、題名がゴブリンだけどゴブリン感は少ないです。
ゴブかみとしてシリーズ登録しハクアのイラストや設定書いた物を別で載せてみました。
http://ncode.syosetu.com/n4513dq/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 00:14:50
2299276文字
会話率:43%
家出した少女、杜若苺來≪かきつばたまいら≫は吸血鬼に囚われてしまう。この世界で人間は食料だ。捕まったら最後──、と自分の運命を覚悟するも、この地の領主である冷血公ヴィクターに助けられた。
元の世界に戻してやろうとするが、家出してきた苺來は全
力で拒否をする。
何千年も生きてきたヴィクターにとって、人間の事情には多少詳しい。帰りたがらないマイラを少しの間だけ置くことにするが、想像以上に居心地の良いヴィクターの元で残りたいと苺來は考えていた。
人間が食料だと言うのであれば、愛玩≪ペット≫にしてもらって可愛がってもらうしかない、と──。
※タイトルはアレですが、えっち展開はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 00:01:23
65737文字
会話率:38%
怪盗稼業を引き継いだばかりの『フローライト』は、三度目の失敗でついに心が折れた。
相棒のアウィン(猫)が気分転換に提案したのは、美術館がひしめく『アシャンゴラ・ビ・アゲート』へ息抜きがてら行くことに。
数多の美術品を目にしている内に、本来自
分が成すべきことを思い出すかと思いきや、連日ここに届く予告状の多さと連日逮捕される同業者に、警官になった方が張り合いのある生活が遅れるのではと本末転倒な考えに至るフローライト。
アウィン(猫)の説得も虚しく、アシャンゴラ・ビ・アゲートの警官になるフローライトだったが、まさかのここに来たばかりのラミナ・クロスフィードの元に配属されてしまう。
三度も彼に捕まったため、トラウマであり天敵でもある相手だ。――その時の悔しさを思い出し、敏腕刑事の元で動向を見つつ攪乱してやろうと奮起する。
そこで『深海の星』に関わる者に死者が出たという話を聞く。それまでは金が盗まれる、側に居る人間がおかしくなるとか、大怪我をするなどいくつもの不幸が持ち主の周りで起きると言われているいわくつきのものだった。
曾祖父が一度その『深海の星』を持ち主に返したことがあったそうだが、今はアシャンゴラ・ビ・アゲート内の美術館を転々と移動しており、不吉なことが続くため、近隣の美術館へ何度も移動された。
ついにすべての美術館を巡ったそれは落ち着くと思いきや、殺人が起きていたという。その解決のためにラミナがこの地に配属されたのだ。
その事件を刑事と元怪盗のコンビが追っていく――。
※コメディ要素多めの短編の予定です。
※念のため『残酷な描写あり』にチェックしていますが、第一話以上のことはないかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 12:00:04
52038文字
会話率:43%
ある時、気がつくと主人公は異世界にいた。
「ワオ」
と主人公。
「こいつはフィクションで言う異世界転移って奴だな。大冒険の始まりだぜ」
その日のうちに奴隷狩りに捕まった。
言葉すら通じない異世界へ、着の身着のまま、どころか何も持た
ずに全裸で来てしまった主人公。
奴隷商人に捕まり、お情けでふんどしを貰って、ボコボコに殴られながら最低限の会話を覚え、売り払われた先は剣闘士団。
奴隷剣闘士として身を立てる羽目になった主人公の周囲には、戦争捕虜上がりの外国人や、女装が似合う元家内奴隷といった一癖もふた癖もある連中ばかり。
頼りになるのは現代日本の衛生環境と栄養学が作り上げた恵まれた体格と、周りの連中よりちょっとはマシな知識のみ。
異世界転移に救いはなかった。裸一貫奴隷スタートです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 23:15:45
148108文字
会話率:34%
魔女の国――ユリリア国。
住んでいるのは女性だけ、魔法と呼ばれる力を扱う存在。
エネミット王国の孤児院で育ったあたしは伯爵家の使用人として働いていた。
跡取りのウィリアムと婚約を果たし、あたしの人生は順風満帆。
と、思っていた。
それは
たった一夜で壊れていく。
どうやらあたしは”魔女”と呼ばれる存在で、エネミット王国からすれば敵となる存在。
衛兵から必死に逃げるも捕まったあたしは王都へと護送される。
絶望に陥る中、現れたのは白馬に乗った一人の少女。
どうやら彼女も魔女であたしを助けに来てくれたみたい。
逃げるには護衛を倒さないといけない。
少女は魔法と呼ばれる力を使って無力化を図る。
でも、少女が魔法を使うにはあたしとの”口づけ”が必要で――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 00:01:46
187213文字
会話率:38%
――今年も宇宙船「地球号」で9億キロの宇宙旅行に出かけましょう。
星新一先生の年賀状に、そう書かれていたというエピソードを読んだ。地球の公転距離は9億キロ、宇宙船「地球号」は一年をかけて太陽の周りを回る。
素晴らしい。たった一文で、しっか
りSFしているし、オチも秀逸だ。こういうのを自分でも書いてみたい。そう思った。
もう一度、星先生のショートショートを読んでみたい。そういう方の為に、一編入魂、精一杯、頑張って書いたショートショート集。
どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く(花火)
そのカリスマ美容師の手にかかれば、黒々とした髪の毛を取り戻すことが出来ると言う(カリスマ美容師)
磯浜村の太郎は山賊の手先として捕まった亀を助け、城塞に連れて行かれ、音宮の姫と恋に落ちた(磯浜村の周郎)
僕は一日に一回、一秒だけ、時間を止めることができる(一秒でできること)
僕は鏡の中の自分と会話する方法を思いついた(鏡)
幼い頃、私には私だけにしか見えないお姉ちゃんがいた(お姉ちゃん)
終電間際の地下鉄の車内、目が覚めると時間が止まっていた(地下鉄)
亡き妻が神社で見守ってくれている(神社)
僕には”なかよしノート”がある(なかよしノート)
目が覚めると部屋には男が三人、テーブルに四つのボタンがあった(ボタン)
山歩きの途中、けもの道を歩んでしまったら・・・一人だけ違う時空に暮らす男の話(けもの道)
お祭りの日、屋台で射的をやって不細工な人形を手に入れた(射的)
アロイカの大宇宙船団が地球を侵略するためにやって来る(アロイカ・インベージョン)
「月光石を持って来た人と結婚する」と美姫は言う(狼の血族)
人の言葉を話す鳩ジョンのお話(伝書鳩ジョン)
深夜、タクシーがお客を拾った~幽霊話をショートショートに(幽霊はタクシーに乗って)
【注】これらの作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 06:40:48
257135文字
会話率:23%
目が覚めたら牢屋の中だった。どうやら俺は何かの罪で捕まったらしいのだが、何も憶えていない。しかも、明日公開処刑されると告げられた。わけがわからず途方に暮れていたら、どこからともなく自称太陽神(虫)が現れ、『このままだと死ぬから、ここから逃げ
ろ』と言い、変な鍵を置いて消えた。何が起こっているのかさっぱりわからんが、何も知らないままで死ぬわけにはいかねえ!この監獄から脱獄して、遠くへ逃げて、それから……とにかく生き延びてやる!看守の目を掻い潜り、強敵に襲われ、さらには俺のピンチに現れた月神なんてのに助けられ……外の世界を夢見て、神に愛された(?)俺の脱獄生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 18:23:43
38021文字
会話率:31%
ビルの窓から眺める風景。
真正面に見える街路樹の枝は、夏には力強い青々とした葉をつけ、秋には淡い黄色い葉になります。冬は葉の代わりに霜や雪で化粧をして、そして春には、淡いピンクの花びらをつけます。
それは、こんなコンクリートの建物が並
ぶ都会の中でも、四季を感じられ、情緒があります。
東京という土地は、周りの街並も慌ただしく姿を変え、形を変えてとしていくけど、この事務所はコンクリートや配線が剥き出しで、昔の姿のまま、時間が止まっているようにも感じます。
あくまでも、原色の赤いソファを除いてですが。
そう、ここは、アルクィン拝み屋探偵事務所です。
所長と、職員が二人だけの、総本山からすれば小さな小さな祓い屋です。
わたしは窓から外を眺め、彼女に色んなことを教えていきます。
「あれ見て、渡り鳥だよ。あの方向は臨海の方に飛んでいくのね。まだ少し寒いから、夏に成ったら見に行こうね。それより、八重洲口の桜がもうすぐだから、先にそっちを見に行こうね」
そう言うと、彼女は心なしか喜んでいる様子でした。
わたしは鼻歌を交えながら、その窓から、変わりゆく街並みを眺めていました。
そこで足音が聞こえ、わたしは慌てて彼女を消します。
古びれた音を立てて扉があき、所長が戻って来ました。
「おい、今、あれを出していただろ!」
そう怒り声を上げる所長の脇をすり抜け、わたしは逃げていく。
所長は長い黒髪をなびかせながら、追ってきました。
必死に逃げる、わたしの名は、折坂………、うわっ、捕まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 02:47:43
49181文字
会話率:27%
人族国家に潜入を試みた魔族のスパイが捕まった。ところがこのスパイ、あまりにも正直者。尋問すると身分も任務もペラペラしゃべる。おまけに人族への害意が皆無。冒険者達が不思議がっていたその時、辺境伯の隠居する古城のメイドが死体で見つかった。人族の
国の殺害事件の謎を、魔族のスパイが解き明かす!? 事件の真相は? そして捕まったスパイの行く末は? ――魔族国家のスパイ、ミーナ・セルニャンキサが、人族国家で事件の謎を解決する長編ハイファンタジー推理小説! 名探偵魔族は潜入当時から頭脳明晰・物腰丁寧・教養十分。足りないのはスパイとしての自覚だけだった!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:10:30
109242文字
会話率:48%
極北帝国の第1軍隊を率いる、美しくも冷酷な女指揮官――アウレリア・ヴァン・アーデルシュタイン元帥。
鋭く光るハイヒールと沈黙の権威を纏い、彼女は戦場を支配していた。
だが、ある日、南地への遠征の時に、辺境の密林で村が滅ぼされた時に連れて
こられたのが黒き素足の戦士、トゥ・コンドだった。
彼が帝国軍の前に現れ、彼女に捕まった。村を襲ったのが彼女の軍かどうか何も分かってない内に、彼女の脅威に晒された無垢の少年!
誇り高き部族の血を引くトゥ・コンドは、アウレリア元帥の鋼の視線と触れるような無表情な手に心を揺さぶられ、戦場の従者となる。
しかし、帝国には語られぬ陰謀が渦巻き、アウレリアの沈黙の中には過去の血と誓いが秘められていた。
これは、世界が火と鉄に包まれる中、踵の響きに導かれた二人――!
鋼鉄の女と、素足の守護者――が歩む、運命の戦争譚、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:36:14
1975文字
会話率:13%
「ならば我が剣に仕えなさい。その命、私のために使い切るのよ」
かつて灼熱の王国で“焔術師”として誇り高く生きていた黒き男・オバシは、今や魔導使いの魔力によって両手の自由を奪われた捕虜として白き王国の大理石の宮殿に跪いていた!
自らの故郷
を滅ぼした貴族の闇を暴くため、祖国を占領してきた『ヴィンテルガルデ王国』が任命した総督の邸宅を調べる際に反逆罪としての濡れ衣を着せられた彼は、戦いに敗れヴィンテルガルデ王国の本土に連れてこられた。囚われの身から脱出するために失敗した34歳の彼は18歳の冷徹な騎士候補生1位・シルヴィアーヌ・フォン・ ファルケンハインに捕まった。
シルヴィアーヌは彼に『下僕』としての命拾いを与える代わりに、忠誠を強いる。「貴族の剣」として生きてきた10代後半の少女と、「焔の守り手」としての誇りを奪われた30代のおっさん――!
最悪の出会いが、やがて運命を変える共闘へと発展していく。
シルヴィアーヌは最初、オバシをただの使い捨ての駒としか見ていなかった。しかし、宮廷に渦巻く陰謀と襲い来る刺客の中で、幾度も命を救われていく彼女は、次第にその強さと信念に心を揺さぶられていく。剣と焔が織りなす連携の中で、2人の心は静かに近づいていく。
やがて少女は王国の偽善と向き合い、自らの信念を賭けて彼を解き放つ――「下僕」ではなく、「対等な騎士」として――!
これは、冷たい雪の貴族と、燃え上がる焔の異邦人が織りなす、愛と反逆の冒険譚。
彼の焔が、彼女の氷を溶かす時、世界は変わる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 14:18:39
63078文字
会話率:30%
──貧しい花売りは囚われの竜騎士に恋をした──
「あの竜騎士は怪我をした自分の竜の命乞いをして捕まったらしい。バカな男だ」
先の大戦でこの国に大損害を与えた隣国の英雄、リカルド・デュマースが王都の広場で檻に入れられ戦犯として見世物になる
ことになった。
敵に囲まれながらも目に光を失わない姿に一目惚れした貧しい生花売りのスイレンは人目のない早朝にリカルドに近づき、彼に幾度となく話しかけた。
懸命に話しかけるスイレンに無言を貫くリカルドは、ある日一度だけスイレンに名前を聞く。
リカルドを救いに隣国の竜騎士たちがやって来て、彼も自らの竜に乗り飛び立ってしまう。その姿を見上げながらせめてものお別れのしるしにと彼に向けて花魔法を使い、たくさんの花を空に浮かべたスイレン。
彼を見送るスイレンはいつの間にか竜に乗ったリカルドの腕の中だった。
「これからは一緒に暮らそう」
そう言ってくれたリカルド。でも彼には美しい婚約者が居た。
それでもただひたむきにリカルドを思い続けるスイレンに彼は独占欲を出して来て?!
ひとりぼっちだった女の子が英雄と呼ばれる竜騎士に溺愛されて幸せになるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 19:10:00
146245文字
会話率:23%
「由兵衛が捕まったらしい」
世間はその話題で賑わっていた。
何故捕まったのか、何故噂と見た目が違うのか。
※この作品はPixiv、カクヨム、アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。
最終更新:2025-05-26 21:36:31
971文字
会話率:68%
「マーガレット・フィーレス公爵令嬢!私は今ここでお前との婚約を破棄し、このマリアとと婚約することをここに宣言する!」
「はい!分かりました!では、さようなら!」
ここはスタルツィア王国。この王国で一番大きなお屋敷でとある夜会が行われた日
、マーガレットは突然、婚約者であるロベルト王子に婚約破棄を突きつけられた。マーガレットはロベルトの浮気に気づいていたこともあり、この夜会で婚約破棄されることを悟っていた。婚約破棄されるならいっそのこと、隣国にでも行って庭がある場所で野菜やお花を育てたり、平和に暮らそうと考えた。
隣国へ向かえば、そこにはマーガレットが望んでいたような広い庭が。
「ここで、新たな生活を始めるのね!早速、庭に植える種と苗を買いに行かないと!」
マーガレットは街へ向かう森の中で待ち伏せをしていた盗賊たちに囲まれる。御者や執事は気絶させられ、マーガレットは盗賊の一人に馬車から引きずり出される。けれど、マーガレットは剣術が得意。剣は持っていないが動きが読める。でも相手は大人数。一人では到底何もできない。そんなとき、後ろから人が次々と殴られ倒れる音が。そして誰かが私に近づいてくる。
「やっと見つけた。俺の愛する人…」
「…はい????」
後ろから現れた男はマントを身にまとい顔がよく見えない。盗賊たちは謎の男を殺せと言って一斉にこちらへ向かってくる。私は謎の男に気を取られていたせいで、馬車から私を引きずり下ろした盗賊の男に後ろを取られ捕まった。そんな私を見て謎の男は威圧感のある声でただ一言こう言った。
「俺の女に触るな。」
何が起きたのか分からなかった。なぜなら、一瞬で圧倒的な数の盗賊たちを謎の男が一人で倒した。
「助けていただきありがとうございます。ところで、あなたは何者なんですか?」
謎の男はマントのフードを取った。
私は顔を見ると驚きが隠せなかった。
「…ユーリス第一王子殿下…」
ユーリス第一王子殿下。彼は私がやって来たこの隣国、「シュタレスティア王国」の第一王子だ。
「やっと見つけたよ。俺の愛する人を。」
「あの…それはどういうことですか…?」
さっきから私を見て俺の愛する人だと言う第一王子。
婚約破棄されたマーガレットはこの隣国でユーリス第一王子に出会いどうなってしまうのか…
この作品はカクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 20:00:00
73139文字
会話率:53%
あーあ、人間助けるの疲れたなー…あ、そうだ!
国宝人間と死刑囚でデスゲームをやらせよう!
そんな神の思い付きで始まったデスゲーム。
死刑囚と国宝人間50人で始まったデスゲーム。
生き残るのはたった3人!
身勝手な人間を助ける
のに飽きた神(主人公)と、人間代表の50人(モブ)、そしてその中の一人、罪を擦り付けられて捕まった鈴里 紅蓮(主人公)。
紅蓮は神によって殺さないことを約束し、代わりに人間の監視を頼まれた。
そしてなぜか勝手に仲間になってきた死刑囚数名!
神&死刑囚に紛れたスパイ×国宝人間&死刑囚!
最強対最強(クズを添えて)の復讐バトル!
登場人物紹介のイラストは完成次第載せます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 09:21:28
7482文字
会話率:29%
考古学を学ぶ大学生マリナは、フィールドワークで訪れた博物館に展示される3千年前の男女の白骨に興味を惹かれる。展示を眺めていると頭痛に襲われ謎の声に導かれ目覚めた先は、砂漠の王国シュメシュだった。
記憶を失ったマリナは、シュメシュの人々に支え
られながら異国での生活を始める。ある日、友人が憲兵に捕まったという知らせを受けマリナは救出に向かう。そこで、シュメシュの暴君アディス王と出会う。傍若無人なアディスに反抗するマリナだが、アディスに気に入られ「メリト・ヌスウト」と呼ばれる王妃候補になってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 21:59:31
83469文字
会話率:20%