仕事一筋のエリート女子は、社内の不思議くんに恋をした。
主人公内海絵里は、とある企業で翻訳の仕事をしている。時は1991年。親の反対を押し切って進学し、やっとの思いで掴み取った仕事。社内恋愛をして数年で寿退社なんて、以ての外だと思っていた。
絵里は参加した社員旅行でサワガニ獲りをしている男性社員を見つける。社内でも不思議くんとして有名な、経理の沢野貴行だった。彼の飾らない人柄に触れ、異性として意識するようになる。
二人の距離は急速に縮まっていく。意地を張っていた絵里も、社内恋愛もして、仕事も頑張りたいという次の目標に向けて心を弾ませる。
その矢先、社長から縁談を持ちかけられる。相手は業界最大手の会社の御曹司。その上、断るとまずいことになると言われてしまう。
好かれないように振舞おうと決め、渋々縁談に出向いた絵里。相手は、ド派手な高級車に乗ったキラキライケメンの金閣寺大和。最初は鼻につく嫌なやつかと思っていた絵里だが、意外と悪い人ではないことがわかる。友達として付き合いたいと思うのだが、その翌日。縁談を進めることになったと社長から告げられる。
沢野への思いを断ち切れない絵里。事が大きくなる前に金閣寺本人に直談判しようと試みるも、同期の女性社員が、絵里が縁談をしたことを沢野にばらしてしまう。
絵里と沢野は気まずくなったまま、会社で顔を合わせることなく数日が過ぎる。そして迎えた金閣寺との二度目のデート。なんと、金閣寺はゲイであり、それを恥じている父親に無理矢理組まされた縁談であること。絵里を利用していたが、やはり結婚は出来ないことを謝罪される。彼と和解し、友人となった絵里。沢野に思いを打ち明けなかったことを後悔した絵里は、泣きながら帰路につく。そこで偶然、会社帰りの沢野と鉢合わせをする。お互い本音をぶつけ合い、誤解が解ける。そして、彼らは思いを伝え、結婚を前提に交際を開始する。
2年ほど前に書いた小説です。
読み返したらわりと好きな設定だったので公開することにしました♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 20:30:33
40005文字
会話率:53%
詩卿――優れた詩作の才によって、貴族と同等の地位を与えられたもの。
コラジ家のサナは、突然顔も知らない年上の詩卿・エルドに嫁ぐことになった。
我が家に居場所がないと思いつめ、やってきた縁談に意地を張って頷いてしまったのだ。
不安を押し隠
しながら嫁ぎ先の城に向かったサナは使用人たちに優しく迎えられたが、なんと花婿は婚礼の場には現れず………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 10:19:19
106300文字
会話率:50%
人間は、ある意味物語を好んで食べる生き物だ。
そんな私達は今日も物語を読む。
他を食い殺す程の魅力的な子に目を輝かせる。
でも、その子が意識出来る相手を見つけられたのならば、も一つ良いだろう。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺
に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
能力が同じくらいの子って、意識し易いんです。
それを他を食い殺す程の子にぶち当てた様が見たいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 09:19:01
915文字
会話率:36%
親友の恋の手助けをきっかけに、クラスの人気者・津山くんと仲を深めた加夏。
彼はいつもヘラヘラと笑いながら女の子を誑かすプレイボーイだ。些細なことが重なって、彼の色んな表情を見つける度に、もどかしくてむず痒い気持ちになる。――もう絶対、恋なん
てするもんか。そんな意地を張っていた心の壁を容易く壊してくるのは、いつだって彼だった。惹かれた、というよりも、絆された、といった方が正しかったかもしれない。とにもかくにも、遊び人だったクラスメートが彼氏になりました。
不器用な二人の、苦くて愛おしい日々の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 18:12:16
114367文字
会話率:44%
ロランは「可愛いラアラ。僕とデートをしてほしい」と会うたびに誘ってくる。だけど私がほしい言葉は言ってくれない。
その一言を口にしてくれるまでは、デートなんてしてあげない。
そう意地を張っていたら、ロランは何も言わずに遠くへ旅立ってしまった。
一晩泣き続け、私は決心した。後悔なんて、したくない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 12:00:00
10619文字
会話率:37%
淡い光の中であの日々を思い出す。意地を張って無茶をしてしなくていい我慢をして。周りの人がどれほど自分のことを考えて心配しているかなんて想像もついていなくて。そんな幼かった自分の一番の反省。
ただ一言伝えたいことのためにわたしは生きる。
最終更新:2019-09-15 12:00:00
2591文字
会話率:10%
彼女と喧嘩をした僕は、意地を張って僕のことを全部無視してくる彼女との戦いを心に決める。
最終更新:2019-07-10 16:38:12
7161文字
会話率:55%
あなたも「意地を張って」いませんか?
これはそんな女性の物語
最終更新:2019-06-26 14:52:10
2416文字
会話率:29%
大学の頃に出会った翔と道香は、お互い憎からず思っているのに関係は進展しないまま早10年。
ついつい意地を張ってしまう道香と、そんな道香がかわいくてわざとそのままにしてる翔の二人のなれそめ話。
「クールなメガネ上司の裏表」のスピンオフになり
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 19:56:22
101892文字
会話率:40%
多種多様な種族が住まう"幻想世界アルカ・オルト"
モンスターが跋扈し魔法と剣戟
が飛び交う世界で最硬の種族である人龍族の青年のしょうもない日常を描いていく。彼はやがて胸を張って帰れるのか…それとも人知れずモンスターの餌になるのか…
「俺は帰らねぇ!でも、働きたくねぇ!ダラダラして一生を終えたいのに…ッ!!!その金がねぇ!!!!!!」
「かかってこいよクソモンスター共が!皆金にしてやる!」
「おや…よく出てきたねゴブリン。え?なんで私の斧が大きいかって?お前の頭をかち割るためだよ…オラァ首よこせ!!!」
そんなどうでもいい意地を張って家出をやめられない馬鹿な男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-18 22:36:55
142904文字
会話率:57%
学生時代に意地を張って、敗けを認めることができない人っていましたよね。そんな哀れなM君の末路は…………。
最終更新:2019-02-14 00:00:00
739文字
会話率:59%
生まれつき馬鹿みたいに霊感が強い霊感少年の弥白は、馬車馬のように扱き使われる日常から脱却するべく、高校生に上がってから憧れの一人暮らしをすることを決意した。しかし、義理の身内より『無料で提供できる家がある』というおいしい話を鵜呑みにした結
果、辿り着いた先にあったのは、まず人が住めるような場所ではないオンボロ屋敷。明らかにコケにされた仕打ちに若干の苛立ちを覚えるも、意地を張ってそのボロ屋敷に住み着くことを決心した。そして屋敷内を見回ると、白装束の着物に身を包んだ世にも珍しい妖怪の美少女、座敷童子――ではなく、座敷荒(ざしきあらし)という先約がいて……。ツンデレ猫又、ドジっ子鬼娘、メンヘラ雪ん子、etcと様々な妖怪達と異常な日常を描く妖怪ラブコメディ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 23:00:00
778389文字
会話率:57%
西暦1999年7月18日。預言の年とされた日に月より現れた恐るべき怪物『|月光獣《ルー・ロウ》』。
既存の近代兵器を悉く無力化したこの恐るべき怪物と対等に戦えるのは月光獣の登場と同時期に現れた、美女のみが操れる異形の武器、美麗装飾を使う『|
絢爛美姫《プリマ・ヒロイン》』のみだった。
しかし、美しき女性のみにしか使えないこの兵器の登場によって現代社会の価値観は女尊男卑の社会構造へと一変していくのであった。
それからおよそ百年後。2101年の現代にて、新たな絢爛美姫が生まれる。100人見れば100人が見惚れる美貌の持ち主、早森ハル。だが彼は百年の沈黙を経て生まれた、美麗装飾を起動させた史上初の『男性』だったのだ。
戦乙女の世界で一人、意地を張っての漢の生き様。喧嘩上等の漢の娘が紡ぐ、剛腕必殺の物語これより開幕!
※この作品はハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-26 21:22:33
56818文字
会話率:45%
才能は努力では覆せない。
彼等には戦うための才能が無かった。だから何度も馬鹿にされた。出来損ないだと罵倒された。落ちこぼれだと指をさされた。才能が無いという生まれつきの欠陥のせいで。
だけど意地があった。
だから、戦って生きると決めた。見返
すためでも、復讐のためでもなく、生きるために戦うと決めた。才能が無くても生きていけるんだと示すため。ただ意地を張って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-26 10:00:00
104288文字
会話率:42%
明日の朝、家を出る姉。
取り残され、意地を張って素直になれない妹。
口をきいてくれない妹に、お礼が言いたい姉。
ふたりで書いた、お互いに宛てた、渡せない手紙。
最終更新:2018-03-30 00:46:20
2801文字
会話率:9%
彼女のために見栄と意地を張ってしまった男、幹雄の失敗談。
最終更新:2018-01-30 23:58:33
1479文字
会話率:32%
最強の勇者と全能の賢者、理想的な組み合わせのパーティを組みながら、全く進展の無いクートとリル。もちろん、お互いに気があり、恋人になりたいと願っている。
けれど、両思いなのに恋人になれないのには理由があった。原因はたった一つ、お互いに《絶対に
相手に告白させる》と意地を張っていたから。負けず嫌いな二人は己の持つ全てのスキルと魔法を使い、互いに相手に告白させようと、ありとあらゆる手段を使って言質を取りあう。双方向に一方通行なすれ違い異世界コメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-17 17:00:00
9451文字
会話率:27%
とある方から、「男の子は妙意地を張って泣かないから良くない。泣いてしまえば素直になれることもあるのに」という話を聞いて。私には涙を流すスイッチの所在が分からないことに気が付いて。
最終更新:2016-08-20 10:15:22
708文字
会話率:0%
大学入学のため新しい住居〝雪割荘〟に引っ越してきた青年〝巻柏秋人〟
転居初日。新居の扉を開けたそこには、首吊り女性が白目を剥いて秋人を出迎えていた。幼い頃から幽霊が見えていた秋人は首吊り女性を観察したのち、影がないことから女性は既に死ん
でいてさらに幽霊であることを見破る。
首吊り幽霊〝立波常夏〟はこの部屋で殺されて自由に動くことが出来ない地縛霊だと自身の状況を語る。
ここから出て行けと憤る秋人に彼女が図々しくもお願いした内容が〝自分を殺した犯人を見つける〟ことで、さらにその犯人はこのアパートに住んでいるのだと言う。
過去に幽霊との接触でトラウマがあり、他人と関わることを極力避けていた秋人であったが、彼女が願いを聞いてくれないと部屋から出て行かないという半ば脅しに近い意地を張っていたため仕方なく犯人を捜すことにする。
非日常を望むには、待っているだけでは駄目みたいだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-15 19:16:47
104460文字
会話率:21%
彼女は意地を張って彼と別れてしまい、3年も引き摺ってしまっていた。
そして、別れた日にその場所にやって来た彼女。
そこで・・・。
最終更新:2016-05-03 11:44:07
5241文字
会話率:9%