善良な者は天へと昇り。
不良な者は地へと堕ちる。
それは幼児から老人まで、知らぬ者の居ないこの世の定義。
果たしてその後の行き先とは……。
これは地に堕ちた1人の悪魔と、1人の人間の物語。
最終更新:2025-06-30 20:22:10
63169文字
会話率:39%
さあ、踊りましょう。燃え尽きるまで、血と炎の中で――
華やかな伯爵家の令嬢・リディアは、婚約破棄の屈辱で狂気へ堕ちる。
彼女を崇拝し命まで捧げる侍女シエラ、裏で微笑みながら駒を操る“親友”カトリーヌ、
見下すように君臨する公爵家レオンハル
トとその愛人シャーロッテ――
すべてが血と裏切りの渦に呑まれ、猛る炎が高貴なドレスも屋敷も焼き尽くす。
復讐と絶望が交差する中、家族同士は罵り合い、味方と思った者も背後から刃を向ける世界。
愛も忠誠も情けなく踏みにじられ、生存を願っても、嘲笑と狂気しか残らない。
令嬢の誇りも花の微笑みも、最後には血だまりの中へ沈むだけ――
堂々たる屋敷が瓦礫と化し、すべてが無へと帰すとき、誰ひとり安息を得られない“地獄”が夜に訪れる。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:20:00
73796文字
会話率:55%
死者はナイフを突き立てる。
この世界で生きていた証を刻むように。
2024年、現代日本。
時の流れとともに文明が発達し、その都度人々の生活は移り変わってきた。しかし古来より現在まで、世界中のありとあらゆる場所において、何百年経ようとも決
して変わらないものがある。
死だ。
死は生きとし生けるもの、全てに平等に訪れる。
決して逃れることができない、それが死。
ゆえに人々は考える。
人は死後どうなるのだろうか。
未知なるものへの恐怖から、あるいは救いを求める期待から、さまざまな幻想を抱くが、多くの場合、このようになるはずだ。
もしも今生に何の未練もなく、怨みや後悔もないならば、天に上がって輪廻転生の輪に入るだろう。その逆ならば、地底に堕ちるだろう。
では、そのどちらにも行けない者は?
怨霊と化して、地上をさまようしかないだろう。
「冗談じゃねえ。怨霊なんて、どいつもこいつももれなくクソだ」
安倍隼人、17歳。
夢は、目立たず平穏に生きること。身長がもう10センチ伸びること。
霊を視、その声を聞き、ぶん殴れる彼は、今日も牛乳パックをすすりながら望まざる怨霊事件に巻き込まれていく――。
※この作品は、ネオページで連載中の作品の転載になります。
ネオページでは現在第6話を連載中です。
https://www.neopage.com/book/30048156910023500折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:00:00
26995文字
会話率:28%
辺境の町、予玖土町で起こる奇怪な事件。
それを解決するために動く少年少女たち。
苦痛、別れ、時には力を合わせ彼ら彼女らは狂気の世界を行く。
——これは快楽の果てに狂気へと堕ちる物語
深淵の楽土、その全ての始まりと終わりへと続く物語
この
作品は今まで投稿した作品群の集合体です。
また、当作品はカクヨム、ハーメルンでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 00:00:00
178303文字
会話率:38%
かつて世界は、最悪の戦争によって崩壊した。
終末戦争の果てに現れた異界のダンジョンと魔王たち。
人類は魔物の脅威に屈し、かつての栄華は黄昏に沈んだ――。
そんな世界で生きる**布藤栄基(ふとうえいき)**は、かつて世界連合軍の兵士だった。
親友を喪い、敗北を知った男は、体内に"魔物"を宿すことで生き延びた。
しかし、それは彼を人間ではなくしていく代償でもあった。
仲間のガルヴェス、ナタリアと共に、布藤は魔王を討つ旅に出る。
戦場の果てで知る真実、魔物がもたらす破滅、そして"魔王"の正体――。
「お前はすでに、人間じゃない」
魔王にそう告げられたとき、布藤の選ぶ未来は……?
魔物を宿した男が黄昏の世界を駆ける、終末バトルアクション!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:38:24
21742文字
会話率:42%
過去にトラウマを持つ娘が、自身の家や過去に囚われつつも自分自身が何かを考え、その道中に同類に出会い変化していく。
そんなお話です。
最終更新:2025-06-28 22:43:30
20725文字
会話率:9%
とある噂を調査すべく訪れた廃神社で出会った神を名乗る存在!?稲荷の神ナヨと名乗る神との出会いが男の人生を狂わせる!!
※エロイベントは殆どなし
カクヨムに投稿あり
ボツを投稿後、修正版を投稿予定。
最終更新:2025-06-28 02:20:33
92362文字
会話率:26%
第一章 鈴鹿一家の血夜
功二が鈴鹿一家に拾われ、兄貴分・覇真と出会う。抗争の血戦、拷問、裏切り。功二の初めての殺しと、極道としての覚醒。
第二章 兄弟盃と裏切りの花
功二と覇真が兄弟盃を交わし、覇真の裏の野望が滲む。教団設立の伏線。抗争に
巻き込まれ、功二の仲間が惨殺される。
第三章 血の浄罪・原初の夜
教団の雛型となる儀式が覇真の手で行われ、功二も巻き込まれる。血と信仰、暴力の地獄。覇真の本性と功二の決裂。
第四章 狂犬の堕ちる場所
鈴鹿一家の壊滅。功二と覇真の最後の兄弟の杯、そして別離。覇真が教祖へ、功二が地獄の道を選ぶ夜。
エピローグ 地獄の舟のはじまり
すべてを失い、孤独と血の中に身を沈めた功二の放浪。老人ホーム「さくらホーム」との因縁の発端。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 17:07:44
4305文字
会話率:29%
荒廃した世界で僕らは生きる。
旅に残したモノで僕らは生きる。
残されたモノが花でも死でも…
僕らは生きる、誰かが紡いだモノで…
自 由 へ の 哀 歌 教師アルケイン より…
壊れた世界、それ以外、それ以上にこの世界を表せる素晴ら
しい言葉は無いだろう、自分は…自分達はこの壊れた世界で生きるしかない、他の世界で生きれるなら喜んで別の世界へ行くだろう、古の灰の散る光の日、死獣の彷徨う影の日、その繰り返し、生きている限り生死を彷徨う、死ねば死の苦しみ、そして人々の紡いできたモノを使い捨てた自分達は地獄に堕ちるだろう、死んでも生きても地獄なら、好きな地獄を選びたい、自分は堕ちる命で楽園求めたい…生きたいと願ってしまう、死にたくないと叫んでしまう…何かを遺したいと足掻いてしまう…これはこんな自分の遺した唄だ、"僕"が残した物語だ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 22:00:00
44033文字
会話率:37%
朝、自転車でパン屋の早朝バイトに向かっていた杏子は、気づいたら赤信号を突っ切り……目を覚ましたら、アンパンになっていた。
(あんっ……が出ちゃう!私のあんっが!)
※あんこが出る描写です
「舌の上でねっとりと絡みつくこの甘さ……なんで、
甘いのに……こんなに、喉が、欲しがる……?」
※食レポです
これは、アンパンとして異世界に転生した私が、
心を凍らせた男に“唯一の甘さ”として愛されて、胃袋の中でとろけ堕ちる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 14:54:22
4890文字
会話率:14%
──その眼が視るのは、希望か、絶望か。
目に莫大な魔力を注ぎ込むことでのみ発現すると言われる、伝説の能力《魔眼》。
長らく都市伝説として語られてきたその力は、少年・**甲斐田薫(かいだ・かおる)**によって、ついに現実となる——。
ダン
ジョン探索者を夢見ていた薫は、九歳のときに不治の病「探索型視神経異常症」と診断される。
ダンジョンに潜るたび視力を失っていくという絶望的な病に、医者は言う。
「ダンジョンに入らなければ悪化はしない。それだけだ」と。
だが、少年は夢を諦めなかった。
六年間の準備。集めたのは百個の魔晶石。
自らの身体に“喰わせ”、魔力を高め続けた彼は、禁断の実験へと挑む——目に、すべての魔力を注ぎ込むという暴挙。
そして覚醒した。
“視界が爆ぜた”その瞬間、彼の眼は“魔眼”へと変わり、世界は歪み始める。
魔眼が視るのは、構造の綻び、感情の流れ、真実の因果線——
それは、希望を導く光か、それとも深淵へと堕ちる呪いか。
やがて迫る、国家の監視、魔眼使い同士の因縁、そしてダンジョンそのものの真実。
視力を失ってでも、少年は夢を貫く。
「たとえこの目が潰れても、俺は——探索者になる。」
世界の“真実”が視える眼が、運命を切り拓くダンジョン・バトルファンタジー、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:00:00
44112文字
会話率:24%
平民出身の令嬢ローズは、婚約者に濡れ衣を着せられ婚約破棄される。
しかしその裏には陰謀が――。
すべてを見抜いた王太子が手を差し伸べ、今、逆転劇が始まる。
ざまぁ。嘲笑したあなたが跪く番よ。
最終更新:2025-06-17 19:13:19
1801文字
会話率:62%
ひょんなことがきっかけで、実在するソーシャルVR/VRゲーム『VRChat』にハマってしまったボクが、紆余曲折を経て、いわゆるメスサキュバスに堕ちるまでを描く、フィクションです。
同時にメタバース『VRChat』の簡単な紹介も兼ねています
ので、気になったかたはサービスのほうも、ぜひ遊んでみてください。本当に新しい世界が、そこには広がっています。
Steamさまにて、VRChatは無料! で、しかもデスクトップでも、遊ぶことができます。
※本作品はあくまでフィクションです。フィクションと言ったらフィクションです。
実在の人物、出来事、イベントなどとは、一切関係ございませんこと、
ここに申し添えさせていただきます。
※無償ネット小説ということで、アバターや衣装、ワールドの画像など、SNSや配信に準ずるという認識で規約などに則って使用させていただいております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 12:10:00
22106文字
会話率:26%
極秘研究所———小惑星基地『ラー』
時は2250年12月17日。海戦から11ヶ月が経ち、とうとうホルス国以外の全てのスペースコロニーが地球へと降伏した。
そんな絶望的な状況で、産声を上げようとするモノがいる。
絶望の渦中、産声に縋る者がい
る。
そして、与えられる者がいる。
それは救済を齎すのか、破滅を齎すのか———その、どちらもなのか。
万物は産まれ落ちて初めて始まる。しかし、それならば生の反対である死は終わりを示すのか?
否。死して初めて ”亡霊” は生まれるのである。
地球を箱庭にした人類は夜の闇など忘れかけていたが、宇宙に上がったことで再び闇を知った。夜の闇を照らしてくれる街灯は宇宙には存在しない。周囲に広がる無限の暗闇は、いつしか人々が亡霊を生み出したあの底なしの闇と同じなのだ。
だからこそ。言葉面が非科学的だと否定されようとも、人々は宇宙にいる限り心のどこかで恐れている。暗闇から現れ、自分を闇へと引き摺り込む亡霊の存在を。
これは彼らが産まれ落ち、亡霊として堕ちるまでの短い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 21:00:00
136302文字
会話率:35%
エリスはヴァルティエ家の長女として帝王学を学び、乳母からは庶民的な慈愛を教わった。
貴族社会での輝かしい未来を約束されていたが叔父の裏切りと父の失脚により家は没落。16歳で家督を継ぎ、下級貴族として生き延び下膳な仕事として辺境討伐部隊
ワイルドハントを率いる。
エリスはストレスと孤立から性愛に溺れ全性愛的気質が覚醒。男女問わず部下や現地民とのハーレムを築き貴族社会から「落ちぶれ姫」「淫乱姫」との嘲笑され噂を流される。これを逆手にこれ以上堕ちることは無いと自由奔放に振る舞う。
高慢な態度で部下を遠ざけるが、戦場での戦果と部下を伸ばす指導力で信頼を獲得。乳母の教えによる優しさと帝王学による洞察力が部下に「推しの姫」としての魅力を与える。
この過程で、部隊はカルト的な小隊へと変貌。
エリスは崇拝を嫌いつつも部隊を率いて辺境を転戦し功績を積み上げ、叔父への逆襲を企てる。
プライドと孤独、慈愛と冷徹さの間で揺れながらも彼女は家名再興と自身の自由を追い求め辺境の討伐任務を続ける。
これは危険かつ曖昧な任務である。
そしてその御令嬢に拾われた現代生まれの男が巻き込まれる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 12:53:00
2987文字
会話率:33%
※性的描写を含みます。
※同性愛がテーマです。
※ご確認の上、お読みください。
都会の片隅で出会った二人の女性。
過去に傷を負い、愛に怯えながらも、それでも求めずにはいられない。
冷静沈着で優雅な予備校講師・**柊木しおり**。
そして
、まっすぐで不器用な会社員・**海野灯(あかり)**。
出会いは偶然――だけど、その出会いは、ふたりの心と身体を深く絡め取っていく。
**これは、20代の女性同士が心を開き、触れ合い、愛し合っていくまでの、甘く切なく、そして時に官能的な軌跡。**
触れるたびに、鼓動が速くなる。
唇が重なるたびに、心の奥が熱を帯びる。
知らなかった世界に、身体がとろけていく――
繊細な心理描写、濃密で美しい性愛の表現、
そして「女であること」「好きになること」の苦しさと悦び。
**この物語は、大人の女性が大人の女性を愛するということ。**
ただの百合ではない。
ただのエロスでもない。
本物の愛を求める、ふたりのレズビアンによる恋愛叙事詩。**
恋に堕ちる瞬間、あなたの鼓動も加速する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 08:57:56
33896文字
会話率:31%
あらすじ
俺は料理人、山田太郎25歳。
中華風の異世界に愛するヨウコを奪われた男だ。
それから、異世界の住人がちょくちょく俺の店に料理を食べに現れるようになった。
知ってるか?
宇宙において、星と星の間で一方的な食べ物の輸出を続けると
、輸出を続けた国の水と資源は枯渇していくんだ。
世界と世界の間でも、おそらく理屈は同じはず。
だから俺は、異世界人達をせっせと餌付けすることにした。
俺の餌付けにより日本国の資源が枯渇したら、日本国がこの中華風異世界を倒してくれるはずだ。
俺の餌付けにより異世界からの移住者が増えたら、異世界の資源が枯渇するはずだ。
どっちに転んでも、勝利するのは俺である。
こうして俺は続ける。
異世界人をせっせと餌付けする日々を……。
※ モテない中二病の成人男性主人公が、愛するヨウコとの再会を夢見ながら、異世界人に餌付けするお話。
※ 愛するヨウコの正体は女帝ですが主人公は一向に気が付きません。
※ 最初の数話で設定を済ませたら、あとは延々と日本料理に堕ちる中華風官僚達を描く予定。完結という概念は今のところ考えていない。
※ たまに中華風異世界に攫われて、女帝に男妾にされかけたり専属料理人にされかけたり事件を解決したりするのもいいと思っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 07:47:39
7603文字
会話率:21%
夜勤明け、睡魔に襲われた俺は事故に遭い死んでしまった。
理由は分からんが、どうやら転生させてくれるらしい。
剣と魔法の世界でチート能力を大発揮!
なんて期待したのだが、現実はどうにも上手くいかない。
「おめでとう!あなたは転生し
ます!」
あの一言から始まった、二度目の人生、女の体。
窮屈だが自由な世界。私はここで生きていく。次はもう、間違わない。
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本章始まりました。
序章を読むのが辛い方は、頭にあらすじがあります。
全てを拾っているわけではありませんが、最初から読み直すのが面倒な場合にも。
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本章2始まりました。
本章3が終わるまで、「三つの世界」から「三つの世界 彼女が魔女に堕ちるまで。」へと改題します。
一部描写の変更が入る場合があります。
※毎週日曜日の週一更新を目標に、たまに連続更新したり、休載したりします。
※タグは現時点でのものであり、進行によって変更される場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 00:00:00
1587243文字
会話率:31%
【*R18の回も作りましたが、そっちはbanされるため別投稿です】―――――抱いて……全部、分からなくなるくらい、おかしくして――
転生少女はある日、魔王を討つための武具が眠る迷宮への探索を命じられ、仲間と共に向かうも、魔物の襲撃に遭い敗走
。
仲間を逃がすため、ひとり囮となった彼女は、命尽きかけたその瞬間――迷宮の奥深くで、人間?の少女と出会う。
これは一人の主人公が、永く生きた魔族の心を動かす物語。
*この小説は最後まで書き切ってます
*R18の回も作りましたが、そっちはカクヨムだとbanされるため別投稿です。
*完結するまで毎日投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 06:02:26
95390文字
会話率:34%
「人は、地上に生まれ、空を夢見て、そして……今、深海へと堕ちる」
世界の海は、まだ95%が未調査領域だ。
最深部――そこは未知が眠る場所。
そして、裏切りと希望が共に脈打つ、真の“人間の過去”が眠る地。
最終更新:2025-05-18 22:00:29
7136文字
会話率:32%