捨て犬を拾って帰ったら実家では大天使、巷では堕天使。いや、俺は犬が可愛いだけだからな!?
凶暴な魔獣を使役することから恐れられ、悪虐一族として忌み嫌われるアラゴン辺境伯家。そこの嫡男に転生した俺ーールシェンテス・イゴヤ・アラゴンは、産まれ
た時から悪役貴族としての宿命が定まった。
「ゲーム転生など聞いてない! 死亡フラグ回避? 悪虐の義務教育だけで死にそうなのだが!?」
力こそ正義という家訓のもとで、嫡男には苛烈な試練が課せられる。
初めてのおつかいはゴブリン群の駆除、野盗の討伐……おかしくね?
しかも、特殊な家柄のせいで俺が実家に認められれば周囲に恐れられるという、ゲーム本編まで悪役の定めから逃れられない。
「大丈夫です。坊ちゃまがお優しいのは、わたくしたちがよーく知っていますから」
そばに控える戦闘メイドがそう言うなら大丈夫だろ。たぶん。
死亡フラグを一つ折れば変なフラグが二つ立ってしまう、勘違い悪役貴族ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 16:39:54
6941文字
会話率:23%
風が歌い花が笑う、動物は集まり人々のハートを鷲掴みにして敵を(物理的に)ぶっ飛ばす『最強のフェロモン』を持つ男ジョージ・ハレムンティア。
そしてこの物語は、
ジョージが悪虐の王フェドロを倒し、
フェロモンで悪役令嬢やエルフをはじめ獣人、通
行人、モンスターまでをトリコにしてしまい、
千年栄華を極める『ハーレム帝国ハレムンティア』の初代皇帝となるまでのお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 13:33:35
132219文字
会話率:46%
バレステロス公爵令嬢であるイザベルは、性格が悪く嫌われ者で、悪女と名高い。
社交界でなにかとトラブルを起こす彼女を見かねた父親は、さっさと嫁に出したいと画策。ちょうどそのとき、アンドレウ侯爵のアレックスが後妻を探しているという話を聞きつけ、
爵位を笠に半ば押し付ける形でイザベルを嫁に出す話を進める。アレックスは公爵家からの申し入れを断ることができず、悪女と名高いイザベルを娶ることに。
結婚した当日、この結婚に納得していなかったイザベルは新郎であるアレックスに対し「屋敷がぼろい」「気の利いた言葉も言えない朴念仁」「顔も見たくない」などと罵倒する暴言を吐く。その直後、まさかのタイミングで前世の記憶が復活。ここが乙女ゲーム『グランハートファンタジア~スランの乙女~(略称:グラハン)』の世界であることに気付く。さらにイザベルは、自分に虐待されて育ったせいで愛着障害になりヤンデレと化した報われない当て馬──ルイスの継母になっていた。
まずいと思ったイザベルだが、あとの祭り。
アレックスはイザベルの態度に(噂どおりの悪女だ)と思い、とても冷ややかな目でイザベルを見ている。
(私、一体どうすれば?)
そんなある日、イザベルが出会ったのは天使のように可愛らしい男の子で…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 21:00:00
162747文字
会話率:39%
ヒロインもヒーローも絶賛闇堕ち中。
【主要登場人物】
◯ウェルミナ=ゴルレフ子爵令嬢
前世では王家の暴虐を止めようとした王女。
信じた家臣に裏切られ、拷問の末に全ての罪を着せられ、火炙りとなって死ぬ。
今世はザルハッシュ王太子の婚約者。
前
世の死に際、完全にプチッときた記憶を持つせいで、今世は簡単に人を殺そうとする。
◯ザルハッシュ王太子
前世では王女だったウェルミナを裏切った護衛騎士。
実は殺される運命だった主を救おうとして、それが裏目に出た。
今世でウェルミナが前世の主だったと気づき、常にウェルミナの殺人衝動を防いでいる。
ウェルミナを愛し、妃にする為、ウェルミナの殺意衝動を正道へと捻じ曲げ、評判アップに日夜尽力する。
↑という2人の主要人物の、攻防戦的なお話。
※一万文字弱の完結補償作品ですが、色々と落ち着いたら深堀りして長編にしようと考えている作品です。
※カクヨムに投稿していたのを転載しております。
※サポーター限定記事にて投稿した作品を加筆修正しております。
※今回は1話1,000文字ちょいの全8話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 20:20:00
9194文字
会話率:41%
時は江戸時代
家屋は燃え、人々は死に、阿鼻叫喚の業火の前に
財宝を持ち走り出す男がいた
名前はそう、世一とでも名乗っていたか、、
世に悪虐の名を知られていた
宝を独り占めする為に仲間を殺害し、大層喜んでいた時
目の前に、綺麗
な白い蜘蛛を見つけてしまう
なんとその白い蜘蛛は、焼かれていた火で大木が倒れ
今にも死にそうになっていた
世一は何を思ったか、身を乗り出して、白い蜘蛛を助け
世一は自分で燃やした業火の前で絶命するので有った
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 10:50:29
4689文字
会話率:93%
帝国暦317年11月
辺境銀河第三帝国皇帝クスノキ・パーシェロイ陛下の崩御。
偉大なる皇帝の崩御に伴い第三帝国では、皇帝不在に伴う大混乱が巻き起こっていた。
そんな中、次代の皇帝候補を見出すべく、皇帝の助言者にして不死者たるロズウェル・ク
シュリナーダ准将は、選定者として選定の儀に赴き、次代の皇帝を見出すようパーシェロイより今際の際の願いを託されていた。
だが、次代皇帝候補を見出すべく選定の儀は、私利私欲にまみれた者達の恣意的な権力闘争の舞台となっており、ロズウェル准将も策謀により、VR空間の未開放地域へと強制転移させられてしまう。
だが、そこで……ロズウェル准将は一人の名すら持たない候補者の一人と出会った。
この物語は、銀河帝国史上最高の皇帝と呼ばれる事になる辺境銀河第三帝国皇帝クスノキ・アスカと、彼女を見出し導く師となり、そして……散っていったロズウェル・クシュリナーダと言う師弟の物語である。
注:この作品は「銀河帝国皇帝アスカ陛下、悪虐帝と呼ばれ潔く死を遂げるも、森の精霊に転生したので、ちょっとはのんびりスローに生きてみたい」の前日譚です。
なお、いわゆる後出し前日譚と言うものなので、別にこっち先に読まなくても問題ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 11:57:40
346591文字
会話率:18%
前々世で最強の回復術師と呼ばれていた俺はある日、仲間の囮を引き受けた結果死んでしまう。しかも転生先の日本ではブラック企業に入社してしまい、過労の挙げ句トラックに撥ねられ、またも死んでしまった。哀れに思った女神が、今度は『チート能力』を授けて
くれるとのこと。もう戦いに出るのは嫌だと言うと、テイムとチャームの二種のスキルを貰った……のだが、肝心の俺の種族がスライムってどういうことだ!? そして異を唱える暇もなく転生してしまった俺が遭遇してしまったのは、"悪虐王子"と名高い第四王子(10歳)の暗殺現場。そんな異名を知らない俺は彼を助けようとするも、なぜか自分が王子の姿になってしまい――?! しかも直後に入学した魔法学校ではまさかの追放!? いや、むしろ好都合! スキルの『特殊性』に気づいた俺は、この力で今度こそ気ままに生きてやる! ……と息巻いたは良いものの、なぜか美少女やら珍獣やら変わった人やらが集まってきてしまう。しかも何やらキナ臭い陰謀まで……。これは静かなスローライフを望む俺の、ちょっとドタバタな異世界ライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 18:00:00
66772文字
会話率:50%
ローゼンハイム帝国の皇帝ユリウスは、親しい人たちに裏切られ、死に別れ、孤独の内に破滅した。
――ルティは、そんな皇帝の娘だった。
守られるばかりで、自分は孤独に覇道を歩む彼女を何も助けられなかった。そんな後悔に打ちひしがれ……気が付いたら、
十年前まで時が巻き戻っていた。
今度こそ、悪虐帝として壮絶な最期を遂げてしまうユーリを助けたい!その一念で立ち上がり、やり直しを試みるも、なぜか同じ運命が繰り返されるばかりで……。
※例によって愛憎ドロドロのピカレスクロマンです。ヒロインの貞操観念や倫理観に問題ある部分多め。主人公サイドのキャラも清廉潔白な人間ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 09:00:00
1024797文字
会話率:32%
若くして宰相の座に就いたランドルフ。
拷問好きで罪人に対して情け容赦のない悪虐宰相と噂される彼の元に、敵国の王女であるアシュリーが囚われた。
長く続く冷戦に決着をつけるため情報を吐かせようと迫るランドルフ。
けれどアシュリーはまったく怯え
ないどころか、「痛い拷問は嫌なので幸せになる拷問と引き換えです」とワガママを言い出した。
ランドルフは戸惑いつつも好奇心を刺激され、その条件に乗ることにした。
※虜囚となってもマイペースを崩さない王女様と、それに振り回されながらもだんだん楽しくなってくる宰相が、拷問と称して美味しいものを食べたりデートしたりするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 11:20:00
87310文字
会話率:32%
ルーズベリー王国の公爵令嬢、ミルドレッド・シンフォローサ・ラピスリアの元に、隣国、レイザスラルクの悪虐王子として名高いヴァレンス・テオバルト・レイザスに政略結婚の申し出が…
「願わくは…僕の妻になって欲しい」
実は一途なヴァレンス、寂し
がり屋なミルドレッドの政略結婚。
一緒にいるうちに惹かれあって…
もう恋愛結婚でよくないですか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 09:07:41
42705文字
会話率:41%
「悪虐王」———それはこの世界の全ての憎悪を背負った存在。
世界の2分の1を支配する超大国・リベルオン帝国が、地下資源魔法石と火薬の原料となる硝石を手中に収めるために民主連合国に侵攻を開始してから約300年——最弱の劣等生時沢翔と民主連合
国が誇る不世出の姫エリーゼ・メリアの出会いによって世界の命運がうねり出す。
エリーゼ姫との出会いにより、翔が、実は定期魔力診断では測定できない黒属性の重力魔法の使い手だと判明する。最弱から一転、最強の魔法士になる可能性に胸を膨らましたが、人を傷つけることができない呪いにも縛られいることも分かってしまった——。
平和な世界を望むエリーゼのため、孤児院の妹や弟達が戦争に行かずに済む世界を作るため、翔は世界の憎しみ全てと、自らに課された呪いを背負いこみ、世界への叛逆を誓う。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 23:09:44
40177文字
会話率:31%
かつて世界を統一して大王と呼ばれ、悪虐非道の限りを尽くした男、カール皇帝。これは彼が皇帝になるまでの歩みである。
最終更新:2023-10-02 20:00:00
10672文字
会話率:60%
結界師、それは魔物たちから国を守る者たち――のはずだ。
なのにジェラールというこの男は強大な力を私利私欲に使っている。
凍りつくほどの美しさを持つ彼は各国から悪虐結界師として恐れられていた。
「大国ナヴァルの末姫・ユリア王女。ナヴァル
を手に入れるため、私と結婚してもらう」
そう言って攫われたユリアだったが、ジェラールの態度がどこかおかしく――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 06:11:10
3588文字
会話率:26%
私のお義兄様――侯爵令息ニコラス・ロブソンは、悪役令息と呼ばれている。
フィリス・メアディ伯爵令嬢の婚約者であったにもかかわらず、彼女を虐げていたともっぱらの噂なのだ。フィリス嬢は第二王子殿下に見初められ、妃となることが決定しており、まるで
ヒロインのよう。対して悪虐非道なお義兄様は恋愛劇に出てくるような悪役令息にそっくりだということらしい。
公衆の面前で断罪され悪評が立ったことでロブソン侯爵家の嫡子から外され、行き場を失って自死を選ぼうとさえしていたお義兄様。しかし――。
「じゃあ、こういうのはいかがでしょう? お義兄様が私の、お婿さんになるんです」
私はにっこり微笑んで言った。
※カクヨムにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 11:00:00
13000文字
会話率:34%
異世界に生まれ落ちた無垢な清き魂は。魔物や動植物、人と触れ合うにつれ、やがて純粋な悪へと染まってゆく。5歳の魔王は果たして、世界の救済者か厄災か。かの魂と関わる者たちの選択は。
全ては、魔王の掌の上__。
最終更新:2023-07-29 00:55:19
740文字
会話率:37%
ハイルダ侯爵令嬢クラリッサは、念願のポース侯爵令息バックログルプを口説き落とした。邪魔な令嬢たちは全て陥れて排除。悪虐と噂されようがお構いなしだった。内輪の婚礼で幸せ一杯のクラリッサは、しかし初夜の寝室に閉じ込められてしまう。
過去と未来の
記憶に翻弄されながら、脱出を決意。だが、ここは塔の最上階だ。
復讐を誓い命からがら逃げ出したクラリッサは、冷徹王子と呼ばれるガナイテール国の第二王子フェレルドに拾われた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 12:04:07
8786文字
会話率:37%
タイトルの通りのお話。
ファビエンヌは悪役令嬢であることを思い出した。しかし思い出したのが悪虐の限りを尽くした後、悪役令息に嫁ぐ直前だった。悪役令息であるエルヴェと婚姻して、二人きりになると彼は…。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-03-10 01:33:06
2815文字
会話率:71%
治癒魔術の名家に長女として生まれたリヴ・セラメントは、五つの属性を扱える稀代の才能を持っていたが、治癒魔術だけには恵まれなかった。
適性のある妹が産まれてから十二年、下女ないしは奴隷のように扱われてきたリヴは、かつて世話係だった青年・
ヘリオスを心の支えに暮らしていた。
いつものように屋敷の周りの魔獣を狩っていると、リヴのゴーレムたちを掻い潜り、ノルバ・アッシュが現れる。
ノルバは革命家だった。来るクーデターのため、貴族から金品を奪い取っていた。
その折でひどく虐待されているリヴに出会い、誘拐。魔術の才能を認め、革命の旗印にしていく。
溺愛してくれるノルバのために、と、リヴは悪虐の限りを尽くす貴族たちを次々に燃やしていく。
やがてそれは大きな流れとして、王都を巻き込んでいくものだった。
そうしているうちに、リヴは生家であるセラメントの前に立っていた。
復讐――復讐、である。
家族が自分にしてきたことと、今までの貴族たちがしてきたひどいことと、なにもかわりはない。
実の父であったヘルメスと不貞を隠し続け自分という禍根を生み出した母親、才覚に富みゆくゆくは治癒魔術界に名を残すであろう妹を殺害したリヴは、ノルバの最初の矛先である自らの父をも手にかける。
やがて。
リヴの周りは全て灰になった。
腐ったもの、邪魔なもの全部が更地に還り、そこでやがて花が芽吹くころまで、リヴは止まらなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 09:09:11
8292文字
会話率:48%
少女は物心ついた時から視界が暗闇に覆われていた。
暗い檻の中で数年を過ごしある時、市場で奴隷として売りに出された。
背の高い細身の変な魔術師に買われ全てが終わった。
しかし、彼女を買った魔術師は彼女に人並み以上の生活を与えた。
衣食住が保証
されていない世界で彼女の衣食住は保証された。
それは彼女の目が見えなくなった事に関係していた。
悪虐非道の世界の中で彼女が見る視界はいつも他人のモノだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 16:50:21
48197文字
会話率:13%
婚約者に近づく女は暴力で排除していいと思ってるヤンデレ系令嬢と多分大事なとこの螺子が外れてる婚約者のカップルと、自分は愛されて然るべきだと信じ切ってる男爵令嬢の話
(愛はあるけど倫理観がないです)
最終更新:2022-07-16 21:16:02
11992文字
会話率:35%