かつて、人類は地球を飛び出した。飛び出すしかなかった。平和は突如終わりを告げたのだ。突如世界全てを巻き込み核戦争が勃発。地球は、死んだ。汚染された水と大気。死の灰に凝結してできた雪。到底人が生きられる環境では無かった。地下に籠った人類の生き
残りは、残り少ない資源を使い、空へと翔んだ。大航宙時代・脱出期だ。そして、テラフォーミングが進んでいた火星に到着、テラフォーミングを完了させ、新たな文明を築いた。だが、戦争は終わっていなかった。10分の1まで減った人口をさらに減らす、新たな大地の奪い合いが発生した。最初に開戦した勢力は【アルトーナ帝国】と【バーディア連邦】の二国だ。バーディア連邦は、かつてアルトーナ帝国に火星を追い出され、太陽系を脱出、宇宙空間にコロニーを形成し、他の星系の星をテラフォーミングして繁栄した国だ。両国共に資源は豊富だった。優位に立つため、様々な兵器が開発された。宇宙・大気圏両用戦闘機に、宇宙戦艦。そして、『人形戦闘兵器』アールディルテ。かつてロマンとして追い求められていた兵器だった。今はもはや現実の物と化し、両国の宇宙空間での主力だ。戦場に一機飛来するだけで、味方に希望が、敵に絶望がもたらされる。そんな世界で、敵国同士のアールディルテパイロットの少年と少女が、戦いながらも心を通わせていき………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 14:10:00
47334文字
会話率:57%
若くして宰相の座に就いたランドルフ。
拷問好きで罪人に対して情け容赦のない悪虐宰相と噂される彼の元に、敵国の王女であるアシュリーが囚われた。
長く続く冷戦に決着をつけるため情報を吐かせようと迫るランドルフ。
けれどアシュリーはまったく怯え
ないどころか、「痛い拷問は嫌なので幸せになる拷問と引き換えです」とワガママを言い出した。
ランドルフは戸惑いつつも好奇心を刺激され、その条件に乗ることにした。
※虜囚となってもマイペースを崩さない王女様と、それに振り回されながらもだんだん楽しくなってくる宰相が、拷問と称して美味しいものを食べたりデートしたりするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 11:20:00
87310文字
会話率:32%
この世界には数多の神々が存在するといわれている。彼らはこの世界に干渉する代償として、生まれてくるものに自身の司るものの加護を授けた。神の加護を受けたものは時に英雄に、時に一国の主に、時に御使いとして奉られ、時に大罪人として畏怖された。
シロとクロも生まれた時に、最上位神である生の神と死の神の加護を授かった。二人は小さな島の敵国同士の有力者の娘として生まれ、戦争の道具として育てられた。だが、二人は互いの手を取り合い、国からそして島から逃亡した。
これはこの少女二人が織りなす、神々が作りし世界の旅路であり、激動の時代の物語である。
一ヶ月更新を目標に投稿する予定です。投稿時間は木曜日の18時となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 18:00:00
12412文字
会話率:53%
十年戦争を続ける敵国同士の英雄、剣帝クラウスと槍姫ノエルは戦争終結により平和の象徴として政略的に婚約させられてしまう。しかも、ノエルは中華世界の転移人の子孫とかで強いが変。
それでも二人は恋愛オンチながら愛を育もうと努力するのだが。。。
。。
※カクヨムにも投稿予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 23:08:04
98921文字
会話率:51%
大臣直属の殺し屋となる事を生まれながらに決定している「アントレダス自治国(全16村)」。
村には全て番号がついており、番号で呼称・管理されている。
彼らは意思を持たず、ただ命令に従うよう教育されてきた。
その内の村のひとつ「16」に住む
少年は、通称「かまいたち」という能力を持つ。
「5」にすむ少女は、少年と同じ年に生まれ、「光の裁き(聖なる光で全てを包み込む)」を扱い、得意とする。
その二つの能力が交じるとき、相殺され、二人は救われる。
その事に気づいたそれぞれの村の長は、二人が一人前になったことを機会に、別の国の大臣にそれぞれを遣わせる。それは、敵国同士 かたきあいであった。
そして戦いの最中、二人の能力は交わりを起こし、二人の心は浄化され愛し合う。
二人は使命を捨て、逃亡をはかる。
幼少期。その能力ゆえに同年代の子どもとは上手く馴染めていなかった二人。 戦いの中で偶然出会った二人は、互いにひかれ合っていく。
人を殺し続けてもなお人であらんと、抗い続ける彼らは、次第に自分たちの過ごした村の仕組みに気付く。
意思を持たない、人を殺す事に何ら違和感を持たないよう教育されてきた二人。自我に目覚めた二人は 、「もう殺し屋なんてしたくない」と逃亡。追っ手から逃れるために仕方なく戦う。
次々に襲いかかる追っ手。逃亡しながら遂に二人は新世界に辿り着く。
そして結婚し、子宝にも恵まれ、仲睦まじくいつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたし。めでたし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 16:07:56
1333文字
会話率:16%
記憶を失った皇女が敵国騎士と出会い世界を変える、とある世界の物語。
海を挟んで向かい合う二つの大国は、それぞれの独自の武力により拮抗し、いくつかの国を従えあるいは連合し、敵国同士としてそこにあった。今は、つかの間の休戦状態となっていた。
ディスタード帝国の第一皇女であるアデレードは、皇帝の父に甘やかされ、ほかに咎めるものもいなかった。17となり、女帝への即位が近い彼女は、帝国の属国一つであるミニエーラ王国など関係国への外遊のため船で海を渡っていた。
順調な航路であったが、その途上、アデレードは船から落ちてしまう。
目が覚めたアデレードは、愛称のアディという名前以外、一切の記憶を失っていた。
彼女が誰なのか。黒い宝石が埋め込まれたペンダントだけが唯一の手掛かりだった。
そして、彼女はレオール王国の軍港都市で、敵国騎士に助けられるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 23:58:40
244702文字
会話率:46%
祖母から受け継がれたボロアパートには、ある秘密がありました……。
最終更新:2020-03-17 21:00:00
580文字
会話率:0%
美しき芸術の国、文国。勇ましき武闘の国、北国。感情の起伏の極端に少ない微快楽主義な"銀の女王"。怜悧冷徹超現実主義な俺様王太子、通称"黒獅子"。二つの国の運命が交わるとき、二人の物語もまた、幕を開ける
───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-19 23:00:00
18194文字
会話率:36%
魔王の国「リドホルグ」と聖女の国「レミリスタ」。
敵国同士であった両国は先代魔王と先代聖女が恋に落ち、婚姻を結んだことにより、和解関係になろうとしていた。
しかし、先代聖女は謎の死を遂げたことから事態は急変する。
両国の関係は悪化し、戦争を
回避するために先代魔王は自らの命を絶った。
先代魔王と先代聖女の間には、双子の女児がおり、それぞれ魔王と聖女の座に着いた。
全ての者に対して冷徹でいて、妖美な「青目の魔王」、全ての者に対して慈愛に満ち、可憐な「赤目の聖女」。2人は誓う、世界を壊し、世界を創り変えると。
これは聖女を食べた、魔王でも聖女でもない彼女の復讐劇。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-26 20:47:37
3648文字
会話率:22%
果てしなく広がる草原の只中で2人は出会う。しかしお互いは敵国同士の出身だった。
最終更新:2013-08-30 10:56:00
1143文字
会話率:39%
果てしなく広がる草原の只中で2人は出会う。しかしお互いは敵国同士の出身だった。
登場人物
ノーラ…緑の国に住む16歳の男の子、国内を転々と移動し暮らしている。
レヴン…紅の国出身の男の子、小さいころに緑の国に捨てられて以来、その日暮しの貧
しい生活を強いられている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-29 00:21:24
749文字
会話率:54%