「フローラ、すまない……。エミリーは戦地でずっと俺を支えてくれたんだ。俺はそんな彼女を愛してしまった......」
戦地から戻り、聖騎士として英雄になった夫エリオットから、帰還早々に妻であるフローラに突き付けられた離縁状。エリオットの傍ら
には、可憐な容姿の女性が立っている。
周囲の者達も一様に、エリオットと共に数多の死地をくぐり抜け聖女と呼ばれるようになった女性エミリーを称え、安全な王都に暮らし日々祈るばかりだったフローラを庇う者はごく僅かだった。
「……わかりました、旦那様」
反論も無く粛々と離縁を受け入れ、フローラは王都から姿を消した。
その日を境に、エリオットの周囲では異変が起こり始める。
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※他サイト(アルファポリス)で掲載中の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 00:10:00
195165文字
会話率:36%
■ぼくの名は……ライハ、モンスターを狩るガーディアン。
ここは、有機ネットワークで繋がれた世界。
有機物のネットワークを感覚に投影することで仮想空間にいったり、空気中のバイオマシンに伝令を送ることで、電撃や炎を瞬時に起こしたりが容易に
なった世界。
ここに暮らすビーストと呼ばれるものたちは、有機ネットワークからエネルギーを補給し、食べ物すら摂取する必要がなくなっていた。
しかし、ビーストたちの中に有機ネットワークからエネルギーを獲得できないモンスターと呼ばれる存在が現れた。
モンスターは、エネルギーをほかのビーストから奪うために今日もひっそりとどこかに身を潜め、ビーストたちを喰らっている。
そんなモンスターを狩る職業ガーディアン。
モンスターに家族を皆殺しにされたぼくは、復讐をするようにモンスターを狩るガーディアンになった。
だけど、今は……今はピンチかも!
■無事か?命拾いしたな?
討伐対象の狼獣人に追い詰められ、大ピンチ。
そんなピンチを救ったのは、ヴェルディという名の蛇人だった。
胸がどきどき!恋焦がれるが彼もまたモンスターだった!?
恋を振り払い、討伐しようと何度も挑むが敗北してばかり。
そんなある日、復讐にやって来た鷲鳥人。
ライハを庇うヴェルディ、果たして恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 23:01:31
1839文字
会話率:43%
悪役令嬢ジェルトリュード・クライン。
11年後、俺はこの女に殺される。
帰宅途中。車にはねられて死んでしまった高校生の俺。
気が付いたら、俺のお姉二人がアホみたいにはまっていた乙女ゲームの悪役令嬢ジェルトリュードの弟カルヴィン・クラ
イン(5歳)に転生していた。
しかも、攻略対象キャラなのに、ゲーム中、三回死亡フラグがあるらしい。
1回目は、帰省して、姉にぐさっと。
2回目は、ラストバトルで、黒い竜になったジェルトリュードから雑にぷちっと。
3回目は、ラストバトル終了後。かろうじて生き残るも、虫の息でジェルトリュードを庇う言葉を残して……。
悪役令嬢の姉だけやばいことになって、ちゃっかり自分だけ助かる道も考えたが……。
断片的に思い出されたお姉二人の会話から無理と判断した。
俺の輝かしい未来は、姉ジェルトリュードの未来にかかっていることになる。
うまいこと生き残れたとしても、素敵なお貴族様ライフが破綻したらもともこもない!
だから、決めた!
俺は、この姉ジェルトリュードを闇落ちしてラスボス化する悪役令嬢ルートから、薔薇が似合う普通に素敵な貴族令嬢ルートに変えてやる!
ゲームの舞台は、王立魔法学園!
しかし、端からゲームに興じるお姉らを見てたけど、プレイしてないからゲームの内容を俺は全くわかってない。
ヒントは、時々思い出されるわずかな記憶にあるお姉達の会話のみ。
主人公の通称ピンクちゃんの攻略ルートに乗るために、他の攻略対象者を出し抜いて、奴らには合法的に攻略ルートから消えていただく!
で、なかったら、俺、また死んでしまうやないいかい!
もう死ぬのいややー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 18:30:00
55737文字
会話率:33%
「お前は王子に相応しくない」
そう告げられて城を追い出された聖女ゲルダは庶民に身を落とす。
国の為に、何より王子の為に命を捨てて働いてきた彼女を庇う者は誰一人いなかった。
誰もが身一つで出て行く彼女を嘲笑う。その中には新たな聖女に抜
擢された少女もいた。
しかも彼女はゲルダに代わって王子と婚姻を結んだというではないか。
一応、棲み家となる家を与えられたが、ゲルダはそのまま城下町を出て行ってしまうのだった。
とある街に落ち着いたゲルダはその日から浴びるように酒を呑むようになる。
彼女を過去の聖女と知る者達は“酔いどれ”と呼び、笑うのだった。
そして彼女には誰にも打ち明けていない秘密がある。
それは前世の記憶を失わずにこの世へと生まれてきた事だった。
「いやぁ、城から出されたお陰で誰に気兼ねする事なく酒を呑む事が出来るわい。王子サマサマだ」
前世では免許皆伝を許された剣豪にして酒豪だったヒルダは今夜も大酒をかっくらう。
このような日々を過ごしていたが、いつしか身の周りに不審な気配を感じるようになる。
一計を案じて気配の主を捕らえてみれば、なんとそこには見知った顔が……
「今、王子様の御身が危ういのです。何卒ゲルダ様のお力添えを」
自分に成り代わって聖女となった少女の訴えにゲルダは如何なる判断を下すのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 16:52:59
811140文字
会話率:40%
ノルンステ王国王女のアリスティアは一途な愛を評判の悪い婚約者に捧げている。
婚約者を庇う彼女は悪か、それとも…?
最終更新:2024-10-09 08:33:49
9969文字
会話率:18%
夢に挫折した青年は無彩色な日常を過ごす中で一匹の野良犬と出会う。
ある日、事故に遭う野良犬を青年は身を呈して庇う。
死の間際を漂う彼は奇跡的に命を繋ぎ、再び意識を取り戻した彼が見たのは、助けた野良犬と特徴が酷似した少女となった自分の姿であっ
た。
トラウマを抱える青年が獣耳美少女になっちゃった!
様々な困難に直面する彼女は身の周りにいる人達に助けられ、時には振り回されながらも一生懸命に生きる。
***
主人公が獣人美少女に性転換する以外は何の変哲も無い日常譚です。獣らしい特性を少し盛り込んだくらいかな。
個性豊かな人々に振り回される純粋な主人公とそのもふもふをお楽しみください。
***
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 00:18:12
476428文字
会話率:60%
「アリシア・ファーマン侯爵令嬢!貴様と婚約を破棄する!!」
ピンクブロンドにピンク色の瞳。胸が強調されたドレスを身に纏った男爵令嬢の肩を抱き締めながら、我が異母弟はそんなセリフを言ってのけた。
そのセリフは彼女から何度も聞かされていた言葉。
名指しされた彼女はビクリと体を震わせながら、断罪の時を待っている。
「良く言った愚弟!その言葉に二言はないな!!」
私は彼女を庇うように前に立ち、この愚かな異母弟に今の立場をわからせる為、動きだす。
10年前、彼女曰くモブ王女だった私は悪役令嬢(予定)と友人になり、彼女自身やこの国で起こり得る予言のようなものを教えてもらった。
最初は視察中に命を落とすと言われた父の話、次は国中に流行病が広がる話、彼女の言葉通りに世界は周りーーーー
これはモブ王女と呼ばれた私と悪役令嬢アリシア・ファーマンの10年の軌跡
カクヨム様・アルファポリス様にも同じ話を投稿中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 00:23:31
776049文字
会話率:53%
地球とパラレルワールドの第2地球、第3地球、第4地球、第5地球、第6地球、第7地球、第8地球を道に繋がるホーリーワールド群。
第1地球の北米大陸大信帝国第1皇子に産まれた元スナイパーの敗残兵、超能力の未來予測能力者としては普通に産ま
れた。
父親は同じ未來予測能力者、元スナイパーの敗残兵、十回の滅亡を重ねた大信帝国の第140代目に産まれた。
聖騎士レベルが語るホーリーバリア、ホーリースラッシュ、スーパーホーリースラッシュ、ホーリーマシン、ホーリーシップの証。
シン140代目の証は継承した聖騎士レベル10、インファイトレベル9、極、指揮官レベル9、ダッシュレベル9、庇うのスキル。
また人口が継承した力を習う。
地球、月、火星に拡がった人類とニューヒューマン、外太陽系のデューヒューマンと接触した。
国家戦略兵器のランチャーウィズ、ホーリーランチャーウィズ、またウィズショー、ウィズ大戦。
シンの当代は副官のメーサ、ウィズパイロットのミキト、また近衛騎士護衛部隊の二人。
仲良しのヨーロッパ教国法王の長男、またユーラシア王国王子と親しく付き合い。
北と南でウィズ大戦も多かった昔。
転生者のシンの当代、また父親も同じ転生者、この師弟関係も入る未來予測能力者の親子。
大信帝国の未來を予測した先代の皇帝、反乱に戦死する殉職を選び、長男のシンの当代は未來予測から、この回避に動く。
許嫁のメーヌとシンの当代は奔走する。
だが運命の流れは残酷で、反乱軍、宇宙独立派に敗れた大信帝国の正規軍。
この歴史上の未來予測能力者の未來を描く、また代々のシンを描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 11:29:57
22146文字
会話率:22%
主人公の黒川 夏希は友達に勧められた百合ゲーを簡単だからと言われとりあえずやってみることに。
しかし夏希は簡単だと言われていた百合ゲーでBADENDになっ
てしまう。
「いや、このゲーム難しくない?」
そんなことを考えながらその日は終わ
り、次の日友達と大学に登校中にゲームについての話をしていたが突然トラックが突進してきた。
そして友達を突き飛ばし庇うとトラックに轢かれて死んでしまう。
そして次に目が覚めると?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 08:22:31
13423文字
会話率:31%
異世界に勇者として召喚され、早五年。
影鷹月花は、未だ最弱の代名詞たるスライムにさえ勝てずにいた。
多くの人々がそんな月花を見限る中、唯一月花のことを信じ続けるのが月花を召喚した術者でもあるアンシア姫だ。
アンシアの存在を支えにスライムと戦
い続ける月花の日々は、しかし魔王軍の襲撃によって崩れ去る。
震えながらも自分を庇うアンシアの姿に奮起する月花。
その振り抜いた剣が、敵将の首をあっさりと刎ねた。
実のところ、奇跡的なまでに実力が拮抗したままスライムと共に成長し続けた結果、月花は今や世界最強級の実力を持つに至っていたのである。
しかし、月花自身はその事実に気付かない。
かくして、己を史上最弱と認識する最強勇者の冒険は始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 21:20:13
88736文字
会話率:22%
俺、遠野悠斗は平凡な日常をそれなりに受け入れていた。そんなある日、自分の誕生日にほんの些細なご褒美を買ってご機嫌に帰る途中、通り魔に襲われそうになっている女性を見つける。とっさに庇う俺だったが、通り魔に胸を突き刺され、気づけば巨大な竜が目の
前にいた!? しかもなんか俺女の子になってるし!?
退屈を持て余した封印されし竜神と、転生失敗されて女の子にされた俺の織り成す、異世界満喫ストーリー!
アルファポリス様・カクヨム様・ノベルバ様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 17:06:37
373382文字
会話率:49%
アリスは十五歳。王国で高家と呼ばれるう高貴な家の姫だった。しかし、家は貧しく日々の暮らしにも困窮していた。
そんな時、アリスの父に非常に有利な融資をする人物が現れた。その代理人のフーは巧みに父を騙して、莫大な借金を負わせてしまう。
もちろん
返済する目処もない。
「アリス姫と我が主人との婚姻で借財を帳消しにしましょう」
フーの言葉に父は頷いた。アリスもそれを責められなかった。家を守るのは父の責務だと信じたから。
嫁いだドリトルン家は悪徳金貸しとして有名で、アリスは邸の厳しいルールに従うことになる。フーは彼女を監視し自由を許さない。そんな中、夫の愛人が邸に迎え入れることを知る。彼女は庭の隅の離れ住まいを強いられているのに。アリスは嘆き悲しむが、フーに強く諌められてうなだれて受け入れた。
「ご実家への援助はご心配なく。ここでの悪くないお暮らしも保証しましょう」
そういう経緯を仲良しのはとこに打ち明けた。晩餐に招かれ、久しぶりに心の落ち着く時間を過ごした。その席にははとこ夫妻の友人のロエルもいて、彼女に彼の掘った珍しい鉱石を見せてくれた。しかし迎えに現れたフーが、和やかな夜をぶち壊してしまう。彼女を庇うはとこを咎め、フーの無礼を責めたロエルにまで痛烈な侮蔑を吐き捨てた。
厳しい婚家のルールに縛られ、アリスは外出もままならない。
それから五年の月日が流れ、ひょんなことからロエルに再会することになった。金髪の端正な紳士の彼は、彼女に問いかけた。
「お幸せですか?」
アリスはそれに答えられずにそのまま別れた。しかし、その言葉が彼の優しかった印象と共に尾を引いて、彼女の中に残っていく。
五年後、二人は思いがけない再会を果たしてーーーーーー。
世間知らずの高貴な姫とやや強引な公爵家の子息のじれじれなラブストーリーです。
古風な恋愛物語をお好きな方にお読みいただけますと幸いです。
ハッピーエンドを心がけております。読後感のいい物語を努めます。
※アルファポリス様にも投稿させていただいております。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 14:25:04
205837文字
会話率:41%
ある小さな国の王の息子として生まれ、家族と共に平和な日々を送っていた楓奏 翠風。だがある夜中にシャドウと名乗る軍勢に国を襲撃され、国は崩壊し両親や弟は自分を庇うように行方不明となり唯一両親から託されたのは、二本の刀だけ。惨劇を目の当たりにし
絶望しながらも逃げる翠風だったが、ついに倒れ意識を失う。
そして翠風が目覚めると目の前に居たのは、現代最強の荻澤 亮海だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 07:00:00
39093文字
会話率:38%
ファンタジー世界に転生し、自分はきっと悪役令嬢だと思い込んだ少女。王子に婚約破棄を叫ばれた彼女を庇うように出てきたのは、密かに想いを寄せる、銀髪で糸目で色眼鏡をかけた辺境伯の令息だった。微笑みながら物腰柔らかな口調で王子と相対する彼は、その
見目から謀略家の噂を立てられているが、彼女はそうではないことを知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 15:56:37
3907文字
会話率:54%
ワシは地球の学校から異世界の学園へと転校させられたのじゃった。そこで学園長の神依ゴッド先生と、副学園長の世依ワールド先生に、狐の神として本来なら教師に回るところじゃが経験の浅さから高等部から始めることを言われるのじゃ。
説明を受けた後、
ルナという生徒の案内で教室に着き蛇依メデサ先生に委員長にされるのじゃ。学園を見て回るのじゃが、魔王や魔族という種族の人がイジメられておるのじゃ。
中等部の、スライムの魔王ジーナを助けたワシはジーナに懐かれ、よく会うようになったのじゃった。
その後ゴブリンの魔王グーシャと会い、四人でよく食事をするようになるのじゃ。
保健室にて魔族ウェアと出会ったワシは猫依バステト先生に色々話を聞くのじゃ。
学園長補佐の魔依エッセンス先生に腕時計型魔道具を貰い、連絡先を交換した人と連絡が取れるようになったのじゃ。
そして更衣室で魔犬の魔王ジーザスと出会い連絡先を交換するのじゃ。
更にその後、狼の魔王アカミを庇う魔鳥の魔王テンカと出会い助けて、賑やかな仲間たちになっていくのじゃった。
小等部、中等部、高等部、大学部、大学院部が一貫して詰まっておるこの学園は、異世界じゃし『年を越しても歳を取らない方式』をとっていこうかなと思っておりますのじゃ!
また狐依コンの冒険が元なのじゃが、本編では死んでしまったりした者も、この世界では死なない世界なので、色々と別のパラレルワールドを形成していきますのじゃ!
もしよろしければ「狐依コンの冒険 〜異世界転生したら神様になったので魔王となった女の子や男の子たちの心を救う世界救済の旅に出るのじゃ!〜」もよろしくお願いしますのじゃ!
ゆっくり更新しますのでよろしくお願いしますのじゃ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 18:10:00
42798文字
会話率:49%
『ウルガルド物語』
嘗て魔族が存在した場合の近未来が舞台である戦闘描写有りの乙女ゲー。
この世界では所謂ファンタジー世界で使われる様な呪文を用いた魔法は既に失われており、代わりに顕章と呼ばれる独特な進化を遂げた化学と魔法が融合した魔科学
を用いたハイテクノロジーを以て作り出された腕輪型のデバイスを用いる事で魔法に近しい能力を扱う事が可能となる。
周囲のオド(空間に満ちる自然発生した魔力)を顕章を持つ者同士の任意でフィールドを展開し、己の分身とも言える魔力(マナ)を武具として顕現させ戦う事が出来る。(フィールドを展開させずに武具のみを顕現させる事も出来るがその場合使用者の負荷も大きい)
また、一部の特異体質者には魂で結ばれた者、即ちソウルメイトの魔力を武具に出来る者も居るが先祖返りとして先天的に本来の魔族に近い性質を持つ者が大半である。
そんなゲームの世界だとばかり思っていた世界にある日転生する事となった悪役令嬢 アンナ・ノワール、彼女の前世の名は大黒仁(おおぐろじん)。
個人の戦闘力は高く舎弟の信用も厚く15の頃から20年育てられた組の親父にも次期頭に、と名指しで指名される程の極道者であったが、偶然居合わせた火事現場でカタギの女を庇う形で焼死した。
根っからのゲーム好きでもあり狭く深くというよりも広くそこそこ深くといった感じで色々なジャンルを遊んでいたが一見すれば幾ら戦闘パートがありとはいえ乙女ゲーとは思えない『ウルガルド物語』にどっぷり嵌っていた。
そのハマり具合は転生した事で忘れて久しい8歳児の自分がウルガルド物語に出て来ていた、ヒロインに事ある毎に絡むアンナ・ノワールに転生したのを鏡を見て気付く程。
然も、この悪役令嬢、全ルートの共通のライバルキャラでありこの世界の戦いという戦いを支配する大魔王の子孫であり、聖女の力を持つメインヒロインと男を取り合う所謂やんごとなき家の娘なのだ。
前世の記憶を取り戻したアンナ自身は、テンプレ通りの国外追放や死刑は怖くは無いが元男としては男に掘られるのは御免こうむるとばかりに行動を起こすが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 00:11:35
37331文字
会話率:51%
かつて騎士だった主人公クル・メディオは、今日もマナダストの清掃に従事していた。しかし、そこに突然現れた少女パルモに、S級冒険者になることを提案される。クルは自身の実力を疑いつつも、パルモの申し出を一度断る。
そんな中、役人による奴隷の人体
実験の存在が明らかになり、クルは思わずパルモを庇うように行動。この一件をきっかけに、クルはパルモと共に、ミクトラン帝国の闇に迫る冒険に乗り出すのだが...。
魔道具が主流になった世界で繰り広げられる、底辺冒険者の成長物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 19:00:00
37168文字
会話率:43%
ある日主人公の真はいじめられ、大切な父を殺された。好きな子の愛はいじめられる僕を庇うが、嫌われる。そして僕は決意した。この世界はおかしい変えるべきだと。
とっても胸糞わるい青春ストーリーが今始まる!
最終更新:2024-07-08 17:43:06
6162文字
会話率:67%
親殺しの犯罪者。高校三年生の天野陽彦は社会的にそう呼ばれていた。
それが冤罪事件だったとしても一度報道されてしまえば、覆ることはない。所謂社会的な死。
中学生時代少年院で過ごした陽彦は、社会に絶望しつつもおとなしく暮らしていた。
幼馴染であ
る星川織陰。彼女は毎日のように放課後は家事をし、ご飯を作ってくれる。そんな幸せな変化のない日常を生きていた。
しかしある日、町全体を襲う謎の光によって織陰と庇う陽彦も光に包まれて消えてしまう。
気が付くとあたりには織陰はおらず、血の匂いに痛みによって動かせない体。女の子の泣き叫ぶ声に、日本で見ることのない光景。
奴隷の少年に転移してしまった陽彦はこの世界で様々な事件に巻き込まれていく。その中でこの世界でも社会の理不尽さ、抗うことのできない無力さを知らされていくことになる。
そしてこの世界に一緒に飛ばされてしまったはずの織陰は果たしてどこに行ってしまったのか。
世界の醜さに抗いつつも、織陰を探す旅へ
「俺は織陰を守る存在でありたかったんだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 08:30:13
13931文字
会話率:31%
パーティーが始まる直前、ピンクブロンドを庇う殿下と、その婚約者、公爵令嬢が対峙していた。
公爵令嬢が、イジメをしているのだという。
さあ、婚約破棄か?と思いきや。思わぬ方向に行く。
ピンクブロンドは、男爵令嬢で聖女、もっと、地位が高く
てもよいのに、ピンクブロンドには秘密があった。
そう、邪教聖女だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 16:52:26
2529文字
会話率:68%